『怒涛の鯨のタタキ』
2006年12月の日記



この一年を総括してみれば、
アルにとっては、「生きているっておいしいことなのね☆」、
私にとっては、すべてに中途半端だった一年、でした。

マイペースで生きるにしても、
マイペースのレベル底上げを図らねば、
そのためには体力をつけねば・・・、
と、実感した年の暮れでありました。

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2006/12/1(金)
光と影・・・今夜のご飯は
「日差しが強いから」
「影も強いね」


気温は下がったけれど、晴れていたから外の日なたは暖かい。アルの体に、柵の影がくっきり映る。アルは午前中はいつものように車庫の前。だけど、「眠いよ、家の中で寝るよ」と弱音を吐いていた。午前中の散歩で、道路を渡って、取り壊し中の古いスーパーの様子を見に行った。途中、コンビニの前で、仕事に行く途中、コンビニでオヤツを買ったらしい勤め人(40歳そこそこだろうか)が、「おっ!頑張ってるね!」と近づいてきた。アルをなでながら、「うちにも柴がいて、17歳まで生きたよ。最後は喉にガンができて、かわいそうだった。でも、散歩は好きだったなぁ」と話をしてくれて、「じゃ、頑張れよ」と車で去って行った。

造反議員の復党問題で、再び岐阜一区がねじれている。岐阜県人ではないので、どうでもいいことではあるが、この問題をテレビで見るたびに、いや〜な思いがする。参議院議長の自民党議員の笑い顔を見ると、またまたいや〜な感じがする。「これでオイラの当選確実」と思っているのだろうが、来年の選挙、自民党は負けるのだろうな。自民党が壊れて、民主党が力をつかんだかと思うと、あっというまに民主党が壊れるのだろう、かつての社会党のように。


朝ごはんの材料

馬肉120グラム、キャベツ、マイタケ、消化酵素、ドライハーブ、核酸。



夕ご飯の材料

馬肉90グラム、マイタケ、大根、卵、消化酵素、ドライハーブ、核酸。

人間用は、白菜と豚肉の柔らか煮(白菜、豚肉)。




   
2006/12/2(土)//
まだまだ甘い・・・今夜のご飯は
「腹減ったから・・・」
「・・・煮干しの夢でも見よう」


夕食に煮干しの粉をかけてやったら、いつもにも増してピカピカに食器をなめ上げてくれた。今度の馬肉1キロ入りは、1枚90グラム平均でスライスされている。そのせいかどうか、アルの「ご飯ちょうだいっ」の要求がますます声高となっている。良質のタンパク質で量を増やしてみるか。・・・麩、とか。

数日前、トレーニング室で「私はここらへんのスーパーではお買い物しないの。高島屋とか名鉄の売り場で野菜でも肉でも魚でも買うのよ。水も調味料も国産のものしか買わないし、できあいのお惣菜や加工食品やお菓子も買わない。シンプルな和食を作ります」としゃべりながら年配のご婦人がエアロバイクをこいでいた。「・・・すごいなー、それにしても努力が体型や顔に表れていないなー、年を取るということは厳しいことなんだなー」と思いつつ私はストレッチ。腰の辺りを入念に伸ばすのだ。用心しないとぎっくり腰の季節がやってきたのだ。

本日、近所のスーパーで、レジに買い物カゴを置いたとたん、「ググ・・・」とぎっくり腰注意報が鳴った。と、その瞬間、レジ袋に買い物した品を詰め込んでいるご婦人が目に入った。あ、あのご婦人! できあいのお惣菜ばっかり買ってるやんっっ、お菓子もチーズも詰め込んでるやんっっ! ・・・信じた私が甘かった。


朝ごはんの材料

馬肉90グラム、ブロッコリ、マイタケ、消化酵素、ドライハーブ、核酸。



夕ご飯の材料

馬肉90グラム、白菜、ニンジン、春菊、煮干の粉、消化酵素、ドライハーブ、核酸。

人間用は、イワシの塩焼き、味噌汁(カキ、豆腐、白菜、ネギ、大根、ニンジン、春菊)。




   
2006/12/3(日)
お達者倶楽部・・・今夜のご飯は
「のんびりしないで」
「あのネコをつかまえるよっ!」


日本海側の北陸では雪だろうと思わせる、真っ黒な雲の北の空。今日の風は冷たかった。散歩の時以外、アルは自分の毛布の上から動かず、ひたすら寝ていた。

夕方散歩で久しぶりに、11歳8ヶ月のミックスのトモちゃん、11歳6ヶ月のコーギーのマックス君と会った。住所も同じ町内会の、アルとほとんど同い年のワンコたち。まさに、お達者倶楽部である。ワンコたちはお互い挨拶も適当で気が乗らない様子。彼らが去った後、アルは白いネコを見つけた。茂みの中にいる! アルは階段を登り(私が後ろから歩行車を持ち上げる)、茂みに上半身を突っ込み、歩行車から抜け出しそうな勢いでネコを威嚇する。その大きなシロネコは、しばらくアルとにらみ合っていたが、アルの隙を見て、3次元で逃げた。アルはすごい勢いで、その場を走り回り、スロープを駆け下り、ネコのいた茂みを下から見上げ、さらに走り回った。「・・・アル、ネコはとっくにあっちの方向に行ったよ・・・。」

昨夜、ふと思い立って、今日はプチ断食を決行した。昨夜の予定では、野菜ジュースとヨーグルトのソフトプチ断食をするつもりだったが、今朝、野菜ジュースに豆乳を少し混ぜて飲んだら、なんだか面倒になって、その後は水とお茶だけ飲んで過ごすことにした。午前中は、手の指がとても冷たかったが、午後になったら温かくなって来た。空腹に悩まされるというほどでもなく、ごく普通に過ごし、両親とアルの夕食の支度もした。久しぶりにおなかが平らになった。前回のプチ断食後は、自分をかなり甘やかしてしまったが、同じ失敗はしたくない。


朝ごはんの材料

馬肉90グラム、ブロッコリ、白菜、リンゴ、麩、煮干し粉、消化酵素、ドライハーブ、核酸。



夕ご飯の材料

馬肉90グラム、キャベツ、マイタケ、鶏肉、煮干し粉、消化酵素、ドライハーブ、核酸。

人間用は、うどん(鶏肉、ネギ、マイタケ)、酢牡蠣、白菜と大根の浅漬け。




   
2006/12/4(月)
幸せワンコのアウトドアーな一日・・・今夜のご飯は
「たっぷり走った!」
「ご飯も食べた!」
「アタシは幸せワンコだ!」


寒いけれどよく晴れた朝、8時半からアルの散歩が始まった。昨日の公園でのネコとの遭遇で、アルの野性が目覚めたか、今朝は何度も田んぼに入り、家の前まで来てまた道路に引き返し、200メートル先のスーパーのそばまで行った。「そうだ! 久しぶりに縄張りを確認しなければ! どんなやつらが荒らしまわっているかもしれないっっ!」と思ったのかもしれない。そんな元気なアルの散歩につきあいながら、突如、「そうだ、今日はアルを連れてドライブしよう!」と思い立った。9時半に散歩を終了して帰宅し、「アルを連れて、養老公園に行く人、この指とまれ!」と提案。家族の賛同を得て、決行。アルには卵の朝食を食べさせ、さっさと洗濯物を干し、お水とマットと紙コップと紙皿だけバッグに入れて出発。

養老公園は月曜日は休園だったので、木曽3川公園に向かう。駐車場から公園に向かう時、「幸せな犬ね」、「幸せそうな顔したワンちゃんね」と声をかけてもらった。私は、前を行く見事なフラットコーティッドレトリーバーにケンカを売ろうとするアルを押さえながら、「ありがとうございますー!」。この公園は2度めのアル、元気いっぱい、余裕しゃくしゃく、走り回って、「さぁ、お弁当でしょ!」とすっかり分かっている様子。アルを歩行車から降ろしてやって、芝生に座らせ、途中のコンビニで調達したおにぎりでお昼にした。


朝ごはんの材料

半熟目玉焼き、ニンジンリンゴジュース(これは結局飲まなかった。)

昼ごはんに、おにぎり(ご飯部分)1個。



夕ご飯の材料

馬肉90グラム、キャベツ、ニンジン、カボチャ、煮干し粉、消化酵素、ドライハーブ、核酸。

人間用は、白粥、野菜スープ(キャベツ、タマネギ、ニンジン、カボチャ)、ネギ入り卵焼き、イワシの塩焼き。




   
2006/12/5(火)
ぐったりワンコはインドア派・・・今夜のご飯は
「疲れた・・・」

昨日の運動量は、アルには多すぎたか。今日のアルは、車に乗るのもイヤ、動物病院もイヤ、ご飯もイヤ、という様子。室内のいつものスペースにアルをのせると、ホッとしたように眠る。

食事も、結局はいつものように食べてしまうのだが、食べる前に、一瞬、食べるのよそうかな、という様子を見せるのだ。動物病院に向かう車の中ではガタガタ震えていた。当然、動物病院でもガタガタ震える。こんな震え方は、膀胱炎で犬山動物病院に行った時、たくさんの犬猫たちの中で順番待ちした時以来だ。「これ、精神的なものでしょうねぇ、先生」と尋ね、診察台に伏せているアルをなでながら他にもいろいろと質問している間に、アルの震えはおさまった。アルを診察する先生を、小さくガルルッと威嚇していたから、いつものアルには違いない。アルの体重は、12.05キロ。やはり太らせてしまった。また少し、食事のあとのみんなから一口ずつのご飯を減らすことにしよう。


朝ごはんの材料

馬肉90グラム、キャベツ、ニンジン、マイタケ、煮干し粉、消化酵素、ドライハーブ、核酸。

昼ごはんに、半熟目玉焼き1個。



夕ご飯の材料

馬肉90グラム、白菜、マイタケ、煮干し粉、消化酵素、ドライハーブ、核酸。




   
2006/12/6(水)
久しぶりに・・・今夜のご飯は
「・・・久しぶりに?」

・・・アルの夕食は牛肉だった。もうほとんど事件である。
豪州産牛肉ではあるが。
青梗菜(頂き物)とガッと炒めただけだが、実にうまかったらしい。

「うっひょ〜ぉ、塊じゃんっ、肉汁がしたたるじゃんっ」という様子で、飛びつくようにして食べていた。
・・・ちょっとは味わってよね。


牛肉100グラムを作るのに、とうもろこしが700グラム必要だとか。すごいカロリーを必要とする食物である。人口爆発したら、肉のようなカロリーを必要とする食料はなくなってしまうのかもしれないな。


朝ごはんの材料

馬肉100グラム、マイタケ、カボチャ、煮干し粉、消化酵素、ドライハーブ、核酸。



夕ご飯の材料

牛肉110グラム、青梗菜、消化酵素。

人間用は、青梗菜と牛肉のオイスターソース炒め。笹寿司(頂き物)。




   
2006/12/7(木)
12歳と1ヶ月・・・今夜のご飯は
「いい夢見るから」
「・・・起こさないで」


夕食前に、ひと眠り。今日のアルは、日中1時間ほどひとりで留守番していた。台所の所定の敷物の上から、多分1歩も動かずに・・・。

夕方散歩の時、ポツポツと雨が降っていた。公園に到着し車から降りた時、アルのお気に入りの「コーギーちゃん」が通りかかった。アルはこの年下の男の子が大好きなのだ。元気ねぇ、若々しい可愛い顔してるわねぇ、と、言ってもらったアルは、12歳と1ヶ月。


朝ごはんの材料

馬肉100グラム、マイタケ、青梗菜、消化酵素。



夕ご飯の材料

馬肉100グラム、青梗菜、カボチャ、マイタケ、煮干し粉、ドライハーブ、消化酵素。

人間用は、白菜と牡蠣と豚肉の蒸し物、お寿司(お土産)。




   
2006/12/8(金)
のびのびするために・・・今夜のご飯は
「これは4日前のアタシ」
「木曽三川公園の芝生での〜びのび」


今年の春から初秋頃までは、アルは夕食後夜中にかけて、室内のペットシーツで何度も何度もオシッコしていたものだ。洗濯物が間に合わなくて、防水ペットマットなどずいぶんと準備した。しかし、ここひと月、ふた月、アル用の洗濯ものは激減。先日の動物病院で、「アルの後ろ足は別にしたら、アルの状態は?」と聞いたら、「とっても元気です!」と先生のお墨付きだ。

今日も今日とて模様替え。大掃除兼用である。なんとなく居心地が悪い、使い勝手が悪い、掃除しにくい、全体の色彩バランスが悪い・・・と少しでも感じたら、のびのびできない。何かをしていても気が散ってしまう。今日は気温もあまり低くなく、掃除にはちょうど良かった。明日はしとしと弱い雨の一日らしいから、机とファイルケースの中を片付け、2階のマンガ専用本棚を何とかしよう。


朝ごはんの材料

馬肉100グラム、ニンジン、青梗菜、煮干し粉、消化酵素、ドライハーブ。



夕ご飯の材料

馬肉100グラム、キャベツ、ニンジン、煮干し粉、ドライハーブ、消化酵素。

人間用は、チキン竜田揚げ千切りキャベツ添え、緑黄色野菜のスープ。(チキンとスープはお惣菜とインスタント利用。)




   
2006/12/9(土)
昔と今と・・・今夜のご飯は
「アタシはますます」
「かわいいワンコ」


・・・アル自身がそう言っているのではない。近頃、「みゃんこさんちのアルちゃんは、とってもいい顔しています」と回覧板が回っている・・・というわけでもあるまいが、散歩に出るたび、「いい顔してるねぇ」とか「かわいい顔してるねぇ」と言われるのである。
うっふっふ。

ちょっと考えていることがあって、今朝、ここ数年のアルバムをひっくりかえして探し物をした。そんなこともあって、予定の机の整理はできなかったのだが、午後、やってきた妹一家(下の姪っ子の「骨折の全快、じゃないけれど、一応の快復途中経過報告」でやってきたのだ)、上の姪っ子が「自分の小さい時の写真を見たい」と言う。不思議なものだ、アルバムを見ているとアルバムを見る用事ができる。(大根を買うと翌日に大根をもらうし、サツマイモを買うとやはり翌日にサツマイモをもらう・・・。)

不思議だ。私にとってほとんど同じことの繰り返しのようだったこの18年間だが、姪っ子たちにとっては、「無」から始まり身長160センチ近くまで成長した日々だったのだ。下の姪っ子曰く、「ネーチャンは、8年前の方が今より老けてる」、と。・・・そーかそーか、ネーチャンは8歳若返ったのか、と都合よく解釈することにしよう。

朝ごはんの材料

馬肉100グラム、マイタケ、青梗菜、ニンジン、煮干し粉、消化酵素、ドライハーブ。



夕ご飯の材料

馬肉100グラム、マイタケ、カボチャ、青梗菜、煮干し粉、ドライハーブ、消化酵素、核酸。

人間用は、大根と牛肉の煮物、油揚げのツナのせ焼き。




   
2006/12/10(日)
デザイン画・・・今夜のご飯は
「お留守番ならまかせて」
「ジーチャンと一緒だし」


まみちゃんの作品展の最終日。昨日の雨がウソのような気持ちよく晴れた暖かい日だった。今日は、母を作品展に連れて行った。普段から、「絵はわからない、芸術はわからない」と言っていた母だが、まみちゃんとその仲間たちの作品を心から楽しんだ様子だった。若い製作者たちやまみちゃんの母上との会話を楽しんで、「楽しかった、若返った気がする!」と言っていた。そんな母の姿が新鮮だった。

北国の友人に、手袋を編もうか、いやちょっと待て、同じようなものをふたつ作るという作業は短気な私には無理かもしれない、手袋は諦めて腹巻にしようか、それとも、腹巻にもなるマフラーにしようか、と、アーティストのまみちゃんに、「腹巻のデザイン画を描いて」と頼んでみた。着用する人は、「スナフキンになりたいムーミン」というイメージの(多分)男性、と言ったら、サラサラサラと描いた図案が面白い。・・・やってみるかな。


朝ごはんの材料

馬肉100グラム、マイタケ、青梗菜、ニンジン、煮干し粉、消化酵素、ドライハーブ、核酸。



夕ご飯の材料

馬肉100グラム、キャベツ、煮干し粉、ドライハーブ、消化酵素、核酸。




   
2006/12/11(月)
何が食べたい?・・・今夜のご飯は
「とりあえず・・・」
「肉・・・」


昨夜、遊べ遊べと要求するアルと遊んだり、撫で回したりしていたら、アルはコロンとおなかを見せる。おなかをグルグルマッサージしたら、おなかキュルキュル、おならPupupu・・・。今朝、朝の散歩に出かける前に、実にいいウンチを2本、ペットシーツに残してくれた。

2時ごろまで外にいたアルは、当然寝不足だから、夕食前にかなり熟睡。夕食には、いつもの肉と野菜の蒸し煮を食べて、全然足りないような顔をしていた。いなり寿司1個分の寿司飯をもらってうまそうに食べていた。

買い物に行く時、玄関で靴を履きながら「なんか食べたいものは?」と聞くと、「生牡蠣と刺身〜」と父、「おいなりさん!」と母。「それじゃ、お米を2合、『固め』で設定しといて」と言い残して出かける。小松菜をたくさんもらったから、今日も明日も小松菜料理だ。


朝ごはんの材料

馬肉100グラム、マイタケ、キャベツ、ニンジン、煮干し粉、消化酵素、ドライハーブ、核酸。



夕ご飯の材料

馬肉100グラム、小松菜、シイタケ、煮干し粉、ドライハーブ、消化酵素、核酸。

人間用は、青菜と卵とベーコン炒め(小松菜、ホウレンソウ、卵、ベーコン)、いなり寿司、酢牡蠣、刺身(ひらめ)。




   
2006/12/12(火)
ネーチャン寝不足?・・・今夜のご飯は
「洗濯物の室内干しは・・・」
「お肌を保護します」


昨夜3時、アルのオシッコの気配で目が覚めた。あ〜ら、ちょっとだけオシッコしたのね、と思ったら、たっぷりしていた。毛布はピンポイントで濡れていただけだったが、その下のクッションも、さらにその下の妹手作りのアル用ベッドもしっとりと濡れていた。・・・アル、いったいどうしたの?

朝からポツポツと冷たい雨だったので、アルの洗濯物は室内干し。私の乾燥肌対策にはちょうどよかった。クレジットカードのVISAの雑誌が届いた。今月号の特集のひとつは、佐賀のスィーツ。一口香(いっこっこう)、丸ぼうろ、小城羊羹(おぎようかん)、松露饅頭、・・・いずれも我が家の大好きなお菓子たち。そんな記事を眺めていたら、甘いものが欲しくなって、減量中にもかかわらず、小麦粉と砂糖とバターと卵でクッキーを作ることにした。リンゴを半個刻んでまぜたら、ふんわりソフトな甘いクッキーになった。もちろんアルもお相伴。「もっと欲しい!」と、かなりうるさかった。


朝ごはんの材料

馬肉100グラム、小松菜、マイタケ、煮干し粉、消化酵素、ドライハーブ、核酸。



夕ご飯の材料

馬肉100グラム、小松菜、シイタケ、キャベツ、ニンジン、煮干し粉、ドライハーブ、消化酵素、核酸。

人間用は、具沢山のチャーハンオムレツのせ。




   
2006/12/13(水)
ネーチャン隔離?・・・今夜のご飯は
「ネーチャン、変だよ」

火曜の夜は、英会話サークルの忘年会だった。名古屋ヒルトンホテル近くのお店で、軽くワインをグラス1〜2杯ほどで切り上げて帰宅。二日酔いの心配もなかった・・・はずだった。

13日午前6時半、嘔吐。お店で食べたトマトの煮込み、牡蠣の燻製が、ほとんど消化されずに出てきた。食べてから10時間後に嘔吐・・・食べ物に当たったわけでもあるまい。二日酔いしている感覚もないのだが、まさか「ノロ・ウィルス」? 

アルの朝の散歩は、アルの歩行車を積んだまま父が車で出かけていたので、アルを抱っこして、トイレポイントまで連れて行き、アルを支えてオシッコさせた。それからまた抱っこして帰宅。・・・これがずっしりと重く、腰に来た。お昼には炊飯器でお粥を炊いて、家族とは食事の時間をずらして食べた。・・・食欲がない。午後いっぱい、書斎で画像をプリントアウトしたり、プリンターをチェックして過ごす。・・・食欲がない。夕食の支度は「しません、好きなもの買ってきて食べといて」と宣言。アルは「アタシのご飯はどうなるの? ねぇ、バーチャン、どうなるの?」と、リビングから台所まで必死の匍匐前進。アルの分だけは、手抜きではあるが準備した。

午後8時半、嘔吐。7時間前のお粥が出てきた。熱はないし、気分はごく普通なのに、嘔吐だけ。今のところ下痢もなし。食中毒ではなさそうだ、まさか・・・「ノロ・ウィルス」か? 嘔吐の時は、我が家では「必殺梅酢」を飲まされる。梅を砂糖で漬けた時に出てくるエキスである。これを飲めば、悪いものは全部出てしまう。これを飲まされたのが9時半。

午前4時、下痢。午前4時半、下痢。午前5時半、下痢。午前7時、下痢。午前8時半、下痢。

こりゃ、「ノロ・ウィルス」だっ! おとうさんっ、まずは石鹸で真剣に手洗いしてっ、ワイドハイターを薄めた液で、このリストに書いた場所を拭いて消毒しといてっ! 使った古タオルは全部捨てといてねっ!

・・・と私は再び書斎に引きこもり、消毒されたパソコンを開いたのであった。

(12月14日午前9時半更新。)


朝ごはんの材料

馬肉100グラム、キャベツ、シイタケ、煮干し粉、消化酵素、ドライハーブ、核酸。

夕ごはんの材料:
馬肉100グラムを胡麻油でいためて、消化酵素を混ぜた。




   
2006/12/14(木)/
ネーチャン2日目・・・今夜のご飯は
「はいはいはい」
「ちゃんと聞いてるよ」


今日の画像を、とカメラを向けて、「アル、こっち向いて」と声をかけるが、一瞬振り向き、すぐにテーブルの両親に注目。何度か声をかけるうちに、振り向きもしなくなった。耳だけ、意識を向けているらしい。

朝は、しっかり手洗いしてアルのご飯を作ったが、夕食はすべて母にまかせた。「あら〜、私が作ったものでもちゃんと食べてくれるねぇ」と喜ぶ母の声が・・・。これも親孝行のひとつか?

私が本日口にしたものは、白湯のみ。いやぁ、白湯の甘いこと。それも、しばらくすると、ゴロゴロゴロ〜と急流くだりの音がするのだ・・・。食欲はまだほとんどない。「食べたくて食べたくて、寝床から這い出すくらいに食欲が回復するまで食べちゃダメ」というのが、我が家流病気の治し方であるから、焦らず、明日を待とう。アルもいい子で、ジーチャンバーチャンに甘えていることだし。


朝ごはんの材料

馬肉100グラム、キャベツ、シイタケ、煮干し粉、消化酵素、ドライハーブ。

夕ごはんの材料:
馬肉100グラム、大根の葉。




   
2006/12/15(金)
整腸剤・・・今夜のご飯は
「アタシの整腸剤は・・・」
「マヨネーズ味っ!」


今朝4時から6時にかけて、アルはオシッコしたり、吐き気をもよおしたりで、落ち着かない様子だった。オシッコの後、アルをコロンと転がして、下腹部を拭いてやると、・・・あぁ可哀想に、人間の赤ちゃんでいうならば、これがオムツかぶれか、アルはオムツはしていないけれど・・・。真っ赤、ところどころは、小さなキズのように痛々しい。熱めのお湯でもういちどタオルを絞って、下腹部に当ててやると、ほわぁ〜んとした様子で目を閉じて両脚全開でリラックス。傷の部分にステロイドの塗り薬を綿棒でほんの少々塗ってやる。7時半、父の目前で、アルが黄色い胆汁をわりと大量に吐いた。それから朝のトイレ散歩に出たが、オヤツに見向きもしない。オシッコは少々。帰宅後、いつもの肉野菜蒸し煮のご飯を嫌がる。嘔吐と食欲不振・・・病院だ。

「この時期、普通の健康なコでも、食べなかったりすることはありますよ」ということらしい。それに、やはり「人間のノロウィルスが犬に感染することは、まずない」そうだ。こんな時のいつもの注射と、一日置きに錠剤で取っているステロイドを、今日は注射で入れてくれた。体重は11.8キロ。200グラム減っている。両親の一口ご飯が順調に減っている証拠だ。2日ほどは、粉状の整腸剤をマヨネーズ少量に練りこんで与える。病院から帰ったら、即元気なワンコに戻った。

私は、といえば、朝は片栗粉小さじ1で作ったくず湯、昼は梅干入りの白かゆ。そこまでは調子良かった。夕食はもっと減らしておくべきだったか・・・ぐぐっと少量なのに、胸につかえている感じ。

アルの朝ごはん:半熟目玉焼き1個。

アルの夕ごはん:鶏ササミ2本(120グラムほど)を軽く湯がいて裂いてほぐしたもの。


人間用は、ブリ大根、大根葉と油揚げとツナ缶炒め。




   
2006/12/16(土)
今日のお土産・・・今夜のご飯は
「キノコだーーー!」

ノロウィルスの話題がすごい。この私がかかったくらいだから、脅威の感染力だ。・・・とはいえ、手洗いが一番大事で、それさえすればまず大丈夫だろうと信じる。

今日は出かけたが、地下街のクレープ屋さんの前で、若いカップルが手をつないで行列を作っていた。クレープを彼らはどこで食べるのだろう。以前は、すぐそばにある階段にずらりと座り込んで食べ散らかしていたものだが、今や地べたに座り込む連中は少数派。帰りの電車で、乗った途端にしゃがみこんで携帯を取り出した、今時珍しい一部ヤマンバ化粧の薄汚い少女を「 あらま、 なつかしいタイプ」と感じた。

・・・とにかく、どっちも「手、洗えよっ!」と言いたい光景。

さて、諸方の皆様方に御心配をおかけした(?)感染性胃腸炎、36時間ですべての症状は消失。以来48時間をすでに経過。完治しております(多分)。ただ、精神的に「外食が怖い」という後遺症が残っております。

強制的に1日絶食の結果、めでたく1キロ減量成功。今朝は朝から再び部屋の掃除に取り組み、掃除半ばで、昼食後、あれこれの用事を済ませに名古屋に出かけた。3時間半ほどほとんど駆けるようにして大荷物で帰宅。帰宅後、食事のしたく、夕食、部屋の片づけをようやく済ませ、9時半にパソコンの前に座ったところ。今日は、もちろんアルのオヤツとおもちゃも忘れずに購入。どーです、この喜びよう。

アルの朝ごはん:鶏ササミ2本(110グラムほど)を湯がいて裂いてほぐしたもの。

アルの夕ごはん:鶏ササミ2本(120グラムほど)を軽く湯がいて裂いてほぐしたもの+鯛のアラ汁(調味前)を50cc。


人間用は、鯛のアラ汁。




   
2006/12/17(日)
掃除で見つけた・・・今夜のご飯は
「ネーチャン、またも大掃除」
「アタシは昼寝、マッサージ付き」


アルの毛がセーターに付かないように、丹前に後ろ前に袖を通し、「なでろ」とうるさいアルを抱っこして、後ろ足をマッサージしながら、テレビを観ている父。アルはすっかり熟睡。

昨夜、遅くにベッドに入り、「なんで私は、やらなきゃいけない勉強をしようとしないのかしら」とうんざりしながら、スッキリしない部屋を見回しているうちに、ひらめいた! 「机にパソコンが載ってるから、つい遊んでしまうんだ! パソコン用のデスクと、勉強用のデスクと2台を並べたらいいじゃんっ! 2階の元自室のあのデスクを、あれとあれをどけたスペースに入れて、あれはあっちに置いて・・・」と翌日の段取りを考えていたら、目がさえざえとしてしまった。

さて、本日、父に手伝ってもらって、2階から、昔、東急ハンズで買った「米軍放出品(だったかな)の重いデスク」を下ろし、無事に予定通りの位置に収めた。これで、2階の元自室現母の寝室と、1階の書斎兼私の寝室兼アルの部屋が一挙に片付いたぞ。

さて、そのデスクの中はほぼ不用品。スーパーの袋4袋分のゴミが出た。そして、引き出しに敷いていた新聞紙はなんと、「1990年2月10日(土)の中日新聞」ときたもんだ。一面トップは、「両独再統一など協議、ベーカー国務長官、ゴルバチョフ議長と会談」、「北方領土早期返還を、米長官ソ連外相に要請」だ。当時の首相は、海部首相。チェイニー国防長官は極東駐留軍削減を探っているし、土曜ワイドでは叶和貴子が主役を張っている。下の姪っ子はまだ生まれていないし、アルもまだいない。そんな日々があったのだ。

アルの朝ごはん:鶏ササミ2本(110グラムほど)を湯がいて裂いてほぐしたもの、消化酵素

アルの夕ごはん:馬肉100グラム、消化酵素、食後にリンゴ。


人間用は、焼きソバ。




   
2006/12/18(月)
大棚卸し・・・今夜のご飯は
「ネーチャン・・・」
「6年前の秋の日の・・・」
「アタシの丸ベッドはどこへいったんでしょうね」


パソコンのファイルを開いていたら、6年前の9月27日のアルの画像が出てきた。後ろ脚が太く力強い。カタログで見たら素敵だったけど、実物を見たら、値段相応の安っぽさ。アルはけっこう気に入っていたっけ。

このベッドは去年だったか、ようやく処分した。去年まで使っていたふかふかゴージャスベッドは、アルのお気に入りだったから、アルが使うことができない状態になってもまだ処分できずにいるけれど、やはりもう処分しよう。画像にたくさん残っているから、現物はもういらない。

今日は洗面所の収納棚をチェックしたら、あきれる量のゴミが出た。同じようなものがいくつも出てきた・・・。夕食後、台所の食品棚をチェックしたら、あぁあれもこれも賞味期限切れ・・・。冷蔵庫はいつもスカスカだというのに。仕事では、月に2度、棚卸しをしていた。家庭でも、時々は棚卸しをして、自分にふさわしい数量のものだけを持つようにしていかなければ、欲望や勘違いや無理やムダやムラに押しつぶされて、結局はいらないものばかりのゴミの中で、自分自身を忘れて暮らすことになってしまうと実感。


朝ごはんの材料

馬肉100グラム、白菜、カボチャ、消化酵素、ドライハーブ。

昼に、半熟目玉焼き1個。



夕ごはんの材料

馬肉100グラム、シイタケ、白菜、ニンジン、大根、すりゴマ、消化酵素。

人間用は、豚汁(豚肉、白菜、シイタケ、ニンジン、大根、里芋、シラタキ、ネギ、豆腐)。




   
2006/12/19(火)
またもや失敗・・・今夜のご飯は
「ネーチャンの失敗のツケは・・・」
「アタシのおなかで払うの」


先週金曜日の食欲不振が、たちまちのうちに消えたのは、注射と薬のおかげにすぎないのに、私は、油断してしまった。食事内容を元のペースに戻すのが、1日、早すぎた。月曜日いっぱいまでは、消化の良い肉だけを与えるべきだった。朝の散歩で、アルはゆるゆるウンチ。あぁ、アルの腸はろくに仕事していないではないか。かわいそうなことをしてしまった。食欲旺盛なのに、また半日、胃腸を休めさせなくては。

今年の1月末に嘔吐・下痢・食欲不振、それから食事を見直してずっと調子は良かったので、5月から生肉生野菜を与えるようになった。8月末に、急に生の食材を嫌がるようになって食欲不振。それで、加熱食に戻して調子が戻ったが、この12月半ばに嘔吐と食欲不振、そして下痢。今回の特徴は、おなかのキュルキュル音が聞こえない、ということ。今日は病院に診せていないが、しばらくは無理に野菜を食べさせるまい。

朝ごはん:なし。マヨネーズに練りこんだ整腸剤と、チーズに包んだいつものステロイドの錠剤のみ。

昼ごはん:マヨネーズに練りこんだ整腸剤のみ。

夕ごはん:鳥胸肉100グラムをゆでて裂いてほぐしたものと、マヨネーズに練りこんだ整腸剤。





   
2006/12/20(水)
夢じゃないよ・・・今夜のご飯は
「2年前に走った道」
「今日、久しぶりに走ったよ」


朝、6時半、「オシッコしたよ」と一声知らせるので、見ると、ペットシーツに命中。よーしよし、よくやった、いい子ね、とほめる。もちろん、外れたところにもオシッコはあったけれど。

夕方散歩、家から歩行車をつけて、2年前まで歩いていた「水辺の散歩道」に向かう。アルにとっては久しぶりのコース。元気に歩いて散歩完了。疲れが残って、明日は散歩を拒否するだろうか。それでも、いい感じに筋肉が張って、腹筋も力強い手触りだ。はやばやと衰えてなるものか。そうだよね、アル。

朝ごはん:馬肉100グラム、消化酵素。

夕ごはん:鶏ササミ100グラム。





   
2006/12/21(木)
もっと食べるよ・・・今夜のご飯は
「ごはん、ないよ」
「食べていません〜」
「・・・」
「せめて、お代わりくださーい」


昨夜、久しぶりに名古屋の「牛尾」に出かけた父が、アルにお土産をもらって帰ってきた。牛肉である! 和牛である! 「ワンちゃんに少しずつ食べさせてやってよ」との豪勢な肉を、脂身を除いて、生で食べさせた。

ほぼ4ヶ月ぶりの生肉だが、アルは迷うことなくペロリと平らげた。・・・そうなのか、アル、汁気の出ていないしっとりした食べごろの生肉ならば平気で食べるのだね。ぴかぴかの食器を前に、「ごはん、まだ食べてないよ」という顔をして、行儀よく座っている。

生肉はビタミン豊富だ。生肉は、消化も良い。牛のパワーのおかげかどうか、夕方散歩は、数百メートル、のんびりとことこ歩いたようだ。

朝ごはん:牛肉100グラム。

夕ごはん:牛肉100グラム。





   
2006/12/22(金)
ふたりは寝不足・・・今夜のご飯は
「夕食前のうたたね」

昨夜2時、アルが「オシッコしたよ」と知らせる。アルをベッドに戻してやろうとすると、「イヤッ、自分でやるっ」と気が荒い。

4時、アルが「ちょっとちょっとネーチャン」と呼ぶ。おなかが激しくキュルキュルと音を立てている。オシッコを2度、それでもスッキリした様子ではない。私がベッドに戻ろうとすると、「ダメだよ、ネーチャン、ここにいてよ、アルはウンチしたいんだよ」と要求する。そこで私は寝直すのをあきらめて、着替えてしまう。アルの背中をツボマッサージしながら、その時を待つ。筋肉が落ちているのは後ろ足だけでなく、腰のあたりも、ずいぶん手触りが変わってしまってのに、少々ショックを受ける。6時半、アル、たっぷりのウンチ。火曜の朝以来、溜め込んでいた分が全部出たか。

朝の散歩では、とんがった草が生えているところに直行して、しばらく食べていた。朝ごはんは、最初口をつけず、食欲不振かっ!?と私を心配させてから、「え〜、コレ(いつもの鶏ササミ)? アレ(牛の生肉)じゃないの? ・・・しかたないや、食べるか」といった様子ながらも全部食べた。

朝ごはん:鶏ササミ100グラム、煮干し粉。湯がいて裂いてほぐす。

夕ごはん:鶏ササミ100グラム弱、砂肝50グラム、大根おろし。サイコロカットにして、胡麻油少々で炒め、大根おろしで和える。目新しかったらしく、嫌がらずに食べた。





   
2006/12/23(土)
6年前も今日も・・・今夜のご飯は
「こんな風に見つめます」

夜、忘年会から帰宅したら、アルが「おかえり。で、当然、何かくれるよね」と私を見る。小さなビスケットひとつ与えて、風呂上りにパソコンに向かっていると、「アタシをなでてくれるのを忘れてない?」と催促する。6年半前の、この画像と同じようなポーズのアルと、同じように床に横になって、アルをなでる。

なでているうちに、右の首の付け根あたりにグリグリを見つけた。左の同じ位置にはない。・・・人間でいうと、首筋のリンパが腫れた、というやつか? 人間ならば、風邪引いた? ちょっとケガした? というようなことだろうか。しかし、これがもしも悪い病気だったなら・・・、と、つい先ごろ、まだ7歳半の若さで、「悪性リンパ腫」で急逝した、「ポチタマ」の人気犬、ラブラドールのまさお君を思い出す。もしアルが、悪い病気だったとしたら、私は治療を受けさせるだろうか? 投薬治療は受けさせるとしても、体に負担がかかる手術などは受けさせるだろうか? アルは12歳だ。いかに長く生きるかよりも、どれだけ多くのおいしいご飯を食べるかのほうが大事だ。「ネーチャン、今日のご飯は何?」、「ご飯食べたいから、今日も明日も元気でいるよ」、そんな思いが生命力を倍加させると信じる。明日からは、以前のように、いろいろなご飯を作って食べさせよう。

高校の同窓会実行委員会の忘年会。我々学年のオフィシャルな活動はすべて終わった。もうやることはない、と思っているせいか、淡々とした気分。この会に関しては、私は燃え尽きたんだろうな。

朝ごはん:馬肉100グラムをオリーブオイルで炒めて、大根おろしと和える。

夕ごはん:馬肉100グラムを胡麻油で炒める。





   
2006/12/24(日)
クリスマス・イヴ・・・今夜のご飯は
「これがイブのご馳走???」

肉と野菜の蒸し煮にも飽きたろう、とのネーチャンの親心だよ、アル。今夜の夕食はアルとふたり、似たようなオムレツを作って食べた。

流行の歌もドラマも知らず、世間のイベントに乗らなくても、けっこう楽しく過ごせるもので、今日もアルとふたりで、陽射しの差し込むリビングでぐーたら。これで昼風呂に入れば最高のリラックスかも・・・。

夕食後、アルは外の物音を意識していた。東京日帰りの両親の帰宅を今か今かと待っているのだ。両親の帰宅で、グータラタイムは終わり。アルの張り詰めた神経もゆるんで、何度もペットシーツにオシッコしてから、日付が変わった時間になった今、ようやく眠りについた。


朝ごはん:馬肉100グラム、リンゴ(8分の1個)を蒸し煮。

夕ごはん:砂肝オムレツ。
砂肝60グラム、ニンジン少々、卵1個、チーズ半個。




   
2006/12/25(月)
クリスマスのご馳走は?・・・今夜のご飯は
「それより・・・」
「ネーチャン、やる気あるの?」


やる気? どこへ消えたのでしょうねぇ。暖冬で、やたら元気よく、早めに大掃除し始めたのはいいけれど、ちょっと休憩を1日入れて、ついでに年賀状作りに2日費やしたら、なんだかがっくり。ちょっと寒くなると、冬眠したくなるんだな。当然、ご馳走作りはなし。日本人は、「一汁一菜」の粗食でいいのだっ。土曜日に食べ過ぎて、舌先にポツンと出来物が痛い。日曜日にぐうたらしすぎて、今日は頭痛。明日からまじめに地味な食事作りに戻ろう。

ほとんどの日本人にとっては、宗教的意味のない、ケーキとご馳走とプレゼントのクリスマスである。「クリスマスにこんな(死刑執行)ことを・・・」と、とある議員が言っていたが、もうちょっとマシな論戦を展開しなさい、と苦笑してしまった。苦笑と言えばもうひとつ、とある証券会社が組織ぐるみで利益水増しかなにかで、社長が辞任することになったらしく、テレビで頭を下げて謝罪していた。その社長(?)のネクタイの色が・・・ピンク。謝罪という目的にかなった色?

アルの朝ごはん:馬肉100グラムを炒めて、大根おろしで和える。
アルの夕ごはん:馬肉100グラムとキャベツの蒸し煮。消化酵素、ドライハーブ、煮干粉をふりかける。





   
2006/12/26(火)
風邪の治し方・・・今夜のご飯は
「風邪引いたの?」
「どこが?」


風邪など引いてはいない。風邪引き前の頭痛の段階。ほんとだったら、こんな時は、早起きして、たっぷりのバターと蜂蜜を塗ったトーストと熱いショウガ紅茶の朝食を済ませ、車庫の片付けなどして汗をかいて、それから、1時間ほどのウォーキングに出かけるといいのだ。途中で、熱い缶入り紅茶を買えるように小銭入れと、iPod nano をポケットに入れて、指先が冷えないように、ぎがちゃんが編んでくれたミトンをはめて。

憂うつな時は汗をかこう。歩いて、新しい空気を体にまとうのだ。

でも、今日は雨。まるで台風のような低気圧。冬とは思えないような雨が今(午後8時)も降っている。こんな日、アルはあわてず騒がず、じっと寝ている。アルの真似して、私も最小限のことだけをして、じっとしている。そうして、自分の不機嫌の原因を見つめる。


アルの朝ごはん:ササミ100グラムと大根のみじん切りを炒め、ミルク30ccを加えて煮込む。消化酵素、煮干し粉をふりかける。

アルの夕ごはん:ササミ100グラム、小松菜、シイタケ、白菜のみじん切りを炒め、水につけてふやかして絞った麩を加え、ミルク30ccで煮込む。消化酵素、煮干し粉、ドライハーブをふりかける。





   
2006/12/27(水)
年末の風景・・・今夜のご飯は
「6年前にあったもの・・・」
「コタツとみかん!」


またも6年前の画像。アルはコタツ布団にもたれかかるのが好きで、ミカンも好きだった。ここ3年ほど、コタツは出していない。それに、今年はまだミカンを食べていない! リンゴばかりを箱買いして食べている。

昨夜は、天気予報どおりに、日付が変わったあたりでピタリと雨がやんだ。冬とは思えない大雨で、気味が悪かったが、おかげで今日は快晴の掃除洗濯日和であった。そして、年末と言えば大掃除。日本人のDNAに書き込まれている伝統、習慣である。ついに車庫の掃除を済ませた。炊きたてご飯のおにぎりと味噌汁で、お昼ご飯もしっかりいただき、掃除を頑張る。洗剤のいらない「落ちるんです!」という名前のスポンジを使ったら、台所のレンジフードの油汚れが信じられないほどにきれいに落ちた。明日は、天井の掃除機かけ、各所の水拭きカラ拭き、窓拭き鏡拭き、それで大掃除終了としよう。


アルの朝ごはん:馬肉100グラムとマイタケを蒸し煮。消化酵素、ドライハーブ、煮干し粉をふりかける。

アルの夕ごはん:馬肉100グラム、白菜、シイタケ、餅麩を刻んで蒸し煮。消化酵素と煮干し粉をふりかける。





   
2006/12/28(木)
やっぱりテレビは耳障り・・・今夜のご飯は
「テレビより」
「寝るのが極楽〜」


夕食後、リビングにいる父に、「ちょっとちょっと! いつものアレ、お願いっ」と要求して、アルは抱っこしてもらって、長々と伸びきって完全熟睡。1時間ほどはこうやって、「当然でしょ」といった様子。

どこのテレビ局だったか、あるいはすべてのテレビ局だったか、アナウンサーが、「○○しちゃって」と連発。なんだかとっても耳障り。唯一正しい日本語を話すはずの国営放送のアナウンサーまでが、原稿無しのいわゆるトークの場面では、「○○しちゃって」と言う。こうやって標準の日本語は変化していくのだろうなぁ。


アルの朝ごはん:鶏ササミ100グラムとマイタケを炒めて、豆乳30ccで煮込み、消化酵素と煮干し粉をふりかける。

アルの夕ごはん:鶏肉80グラム、鶏レバー50グラム、マイタケ、大根の葉。野菜を刻み、肉とレバーは一口大に切り、胡麻油少々で炒め、水30ccと煮干し粉で煮込む。消化酵素をふりかける。





   
2006/12/29(金)/
要求は必ず実現・・・今夜のご飯は
「ジーチャン☆」
「なんかくれっ☆」


アル得意の、下から見上げる「おねだりのポーズ」。「お手」と命じられてもいないのに、勝手に「お手」してみせて、「ついでにおなかも見せてあげよ〜か?」とポーズ。筋肉が落ちてしまった後ろ足がアッチをむいているので、アルの思い通りのポーズを取れないのが、ちょっと悔しい・・・かな。

こんなことをされると、「お〜お〜、かわいいかわいい」、と、ホイとクッキーをひとつ与えてしまう。アルに躾けされてしまった飼い主たちである。

名古屋の駅前の柳橋市場に正月用のお刺身を買いに行った。魚選びは父に任せて、私はお財布担当である。バッグは斜め掛けが基本、体の前でしっかり抱え込む。買い物はものの30分で済ませ、品物はホクホク顔の父に先に持ち帰ってもらい、私は、東急ハンズに立ち寄り防水シールやコーキングはがしなどを買った。洗面台と台所のコーキングがそろそろ限界なのである。

昼食に立ち寄った店で、BGMが変なのに気づいた。店員も他の客も気づいていないのか、気にしていないようだが、私はどうにも気になるので、注文した料理が来た時に聞いた。「今聞こえているコレ、このお店のBGM? いつもこの曲? CDがひっかかっていない? ボボボボボって聞こえるけど。」 彼女が奥に入ったらすぐに音がまともになった。こんな音にも気づかないほど、人は一心不乱に働いているのだ。そして、一心不乱にしゃべり、食べているのだ・・・。

アルの朝ごはん:鶏肉70グラム、鶏レバー50グラム、大根、大根の葉。
野菜を刻み、肉とレバーは一口大に切り、オリーブ油少々で炒め、水30ccと煮干し粉で煮込む。消化酵素とドライハーブをふりかける。


アルの夕ごはん:鶏肉70グラム、鶏レバー50グラム、ヒラタケ、大根の葉。
野菜を刻み、肉とレバーは一口大に切り、オリーブ油少々で炒め、水30ccと煮干し粉で煮込む。




   
2006/12/30(土)
喜怒哀楽のどれ?・・・今夜のご飯は
「ヤダって言ってるじゃんっ!」
「ネーチャン、触らないでよっっ!」


まぁ何ということでしょう。アルが私に歯をむいて、文句を言っております。

私=うっとうしい・くどい・アルの嫌いなことをする人・アルがわがまま言ってもいい人、かな。抱き上げてベッドに運ぼうとするとこんな様子。

明日、紅白は見ないが、夜更かしをしなければならない予定。夜の11時から翌2時過ぎまで、近所の神社のお手伝いの当番である。なんだかおもしろそうではないか。ここ数日、夜更かしの練習(?)をしているが、就寝が2時過ぎの日が4日も続くと・・・座ると眠気が襲う。

アルの朝ごはん:鶏肉100グラム、マイタケ、大根の葉。
野菜を刻み、肉は一口大に切り、オリーブ油少々で炒め、水30ccと煮干し粉で煮込む。消化酵素とドライハーブをふりかける。

アルの夕ごはん:鶏肉120グラム、大根。
肉を一口大に切り、オリーブ油で炒め、水30ccと煮干し粉、おろし大根で煮込む。消化酵素をふりかける。




   
2006/12/31(日)
大晦日はモーツァルト・・・今夜のご飯は
「掃除機を放り出して・・・」
「みんなでお茶してモーツァルト?」


あとは掃除機をかけるだけ・・・のはずだったが、ふと気づいたホコリを払ったり、拭いたりしているうちに、お昼ご飯が延び延びの1時半。お正月の道具を出して磨いたり飾ったりの両親と、山崎パンでお昼。白アンパンもバナナダブルロールもうまいっ。CDなんぞかけてのんびりタイム。

車庫の陽だまりにいたアルも台所に連れてきてもらって、バターロールをお相伴。アルはモーツァルトを嫌がらない。耳をCDに向け、オーボエやチェロの音に合わせて歌う。ステロイド離脱の激しい皮膚症状がいったんは治まったが、半年前から一部ぶりかえした母の免疫力を高める一助になろうかと導入したモーツァルトの音楽。母だけでなく、父も私もそしてアルもなごんでリラックスできるひと時である。

後ろ足の状態を別にすれば、非常に元気なワンコに変身した今年のアル。らくらくと12歳の壁を越え、マイペースで13歳への日々を過ごしております。私はといえば、体力不足を痛感した一年でありましたが、なんとか無事にひとつ年を取りました。


アルの食事・オシッコ日記と化したこのサイトに来てくださった皆さまに感謝いたします。
来年はパワーアップしたいものです。(どんなパワーアップ?)
どうぞよろしくお願いいたします☆

・・・あ、
アルのシャンプー・・・、
5月頃に一度洗っただけだ・・・。


アルの朝ごはん:馬肉100グラム、大根葉、大根。
大根葉を刻み、肉は一口大に切り、オリーブ油少々で炒め、水30ccと大根おろしと煮干し粉で煮込む。

アルの夕ごはん:馬肉100グラム、マイタケ。
マイタケはみじん切り、肉を一口大に切り、オリーブ油で炒め、水30ccと煮干し粉で煮込む。消化酵素をふりかける。




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