『怒涛の鯨のタタキ』
2008年12月の日記



「100年に一度の」金融危機が、
日本にも津波のようにやってきた。

しかし、私の12月はまるで陽だまりの中・・・、
そんな感じの、ある意味平常心?な日々。


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2008/12/3(水)/
健康の素
「雪雪雪!」

1999年1月9日の写真。雪の日のアルの写真。犬はこうして雪を食う。雪に顔を突っ込み、雪玉を投げてくれとせがみ、雪に喰らいつき、雪を蹴散らして遊ぶ。若かったねぇ、アル。

あれから私も10歳は年をとったわけで、さて新しい犬を迎えることができるかどうか、体力的に自信がない。もともと根性がないからなのか、無責任だからなのか、不摂生しているのか、それともこれが年を取るということなのか、「・・・疲れる」という実感がひしひしと・・・。それなりに健康なつもりなのだが。

頭痛なのか耳鳴りなのか頭がスッキリしないし、今日も舌の荒れは治っていないし、散々な休日。英会話を休んで、日当たりのよいリビングで、しっかりメガネをかけて『剣客商売』を読みふけった。早めに夕食の支度をした。新鮮な大根をもらったので、葉っぱを刻んでイリコと炒めたのと、大根とイカを煮付けたのと、ゆでた大豆をキンピラ風に炒めたのと。焼酎を多めにお湯割りにして飲んだら、頭スッキリしたような・・・。




   
2008/12/10(水)
10月並みの暖かさ
「怒らない怒らない」
「人のことは自分のこと、でしょ?」


1999年6月9日の写真。呼ばれて振り向いたアルは笑っているような顔だ。

昨日は雨、今日は晴れ、そして10月下旬並みの暖かさ。動物や植物たちはとまどっていることだろう。

さて、朝から町内会の月に一度の資源ゴミの分別整理。今回、私はペットボトル担当。ラベルがついたままなのはもちろんだが、蓋をつけたままのものも多く、作業は困難を極める。「糊付けしてんのかーっ、このペットボトルの蓋ーーーっ」てなほどにキツく締めるなっ!!

いろいろ不満はあるが、それもこれも心に余裕のない時代ゆえのこと・・・と諦めよう。今回は、作業終盤、形ばかりのお手伝いにやってきた町役場の職員ふたりに、「ちょっとちょっと、このペットボトルの蓋、開けて〜! 固くて開かないんだ。ホラ、これも! 」と、手伝わせてやったぜ、フッフッフ。

今回は、冬という季節のせいもあるだろうが、資源ゴミの量は減っていた。ビンと缶の量は激減。ペットボトルに関しても、前回手伝った時に、あれほど大量だった「ヘルシア緑茶」のペットボトルが1本もなかった。ヘルシア緑茶を飲んでいた人、引っ越したのかしら。飲む必要がなくなったのかしら。値段が高いからかな。・・・不景気はゴミの量と質に現れていたように感じる。




   
2008/12/17(水)
アルの死亡届とアルのいない年賀状
「へへへ・・・」
「アタシ、ソファに乗っちゃっているんですけど」


1999年6月19日の写真。アルの耳の角度で、アルがとてもリラックスしているのがわかる。

今日は、部屋を片付けてから、近所の総合福祉会館と郵便局と電気屋さんに出かけた。ぐるっと歩いて15分。アルの死亡届を提出し、年賀葉書(インクジェット写真用)とキャノン純正インクカートリッジを購入。

しばらく使っていなかったプリンターの調整に手間取り、1年ぶりの年賀状作成に手間取ったが、アルの写真を使わないということは、ああでもないこうでもないと楽しく迷うことがないということなので、あっさりスッキリ完了した。




   
2008/12/23(水)
東京タワーの誕生日
「・・・もうやだ、こんな生活・・・」

今日は東京タワーの誕生日。偶然だが、天皇陛下も私も同じ。確か、宮部みゆきもそう。私は彼女の小説が大好きだ。

さて、今日は「大阪に行こう!」と妹を誘って8時台の新幹線で出発し、夜8時近くの新幹線で帰宅するまで、大阪を歩き回った。万歩計は31907歩を示していた。前回の大阪行きは15000歩ほどだったがいろいろ気を使ってグッタリ疲れたのに対し、今回はスッキリ爽快。今回は同行者がくどくど文句を言わない健脚の妹。旅の友として最適。

大阪港(天保山付近散策+観覧車)⇒天神橋商店街(1丁目から7丁目まで踏破)⇒道頓堀散策と食事⇒通天閣(難波まで迷いながら歩いてしまった)⇒梅田から歩いて中之島のイルミネーションを堪能⇒新大阪(地下街ぐるぐる)。

道頓堀で食事した後、ドッグカフェを見つけて入った。画像はそこの犬。年齢1歳前後の小型犬たちが多数、店内を走り回っていた。犬を触りたくて入ったのだが、かわいい犬たちを見ているうちにかわいそうに思えてきた。走り回って疲れて眠りたいのに、客にかまわれているワンコ。椅子の下で眠りたいのに他の犬に追いかけられて「・・・ウザイな・・・しまいにはブチギレルぞ・・・」とイライラしているワンコ。おなかペコペコなワンコ。走り回って興奮したあげく、もよおして排泄したウンチを食べてるワンコ。この子たちが、いつか落ち着いた家庭に引き取られて、静かな生活を送ることができることを祈る。




   
2008/12/31(水)/
宝の持ち腐れ
「求む、被写体っ!」

年の最後につくづく思う・・・。被写体がいないなぁ、と。デジカメの出番がほとんどないなぁ、と。これではまったく宝の持ち腐れではないか。革ケースが美しいライカのデジカメが泣いている・・・。

今日から4連休。掃除をしてから買い物に行った。自分用のアンダーウェアを久しぶりに新調。初心(?)に戻って基本色(?)で揃えた。妙に新鮮な気分。

アルがいなくなって思う、私はとことん犬好きだ、と。私の前世は犬だったか、あるいは犬とともに山を駆け回って暮らしたマタギではなかったか、と。ごくたまに熊や猪をしとめて「ホレ、食え、うまいぞ」と犬と一緒に同じものを食っていたのではないか、と妄想。

アルがいなくなって単調極まりないものとなった日記に付き合ってくださった方々に、虹の橋のアルとともに感謝します。皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。




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