『怒涛の鯨のタタキ』
2009年3月の日記



私は自分を誤解していた。
私は堅物・真面目・堅実な人間・・・
・・・ではなかったのだ。

マイペース「天然」・・・だったのだ。

・・・アル、すまなかった!
キミはこんなネーチャンに付き合っていてくれたのだな。
キミは偉大なるワンコだった!


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2009/3/4(水)
久しぶりのコーギーと茶トラネコ
「怪しげ・・・な、茶トラネコ?」

午前中、役場まで税金の申告に出かけた。去年、めでたく仕事について給与収入があったからだ。その帰り、奇跡の長生きコーギー姉妹(血のつながりはない)マリちゃんとユウちゃんに出会った。2月4日の日記にも書いた2匹である。「マリちゃ〜ん、ユウちゃ〜ん」と駆け寄るマスク姿の私を二匹は悠然と迎えてくれた。マリちゃん、15歳超。ユウちゃん、14歳。毛並みは輝き、白っぽくなった毛もほとんどない。ユウちゃんの動きはまるで若犬。マリちゃんはさすがにヨタヨタとしていて、おなかにできた腫瘍から出る血膿のための腹巻包帯が痛々しいが、それでもツヤツヤすべすべの被毛であった。久しぶりのコーギーの手触り。たっぷりなでさせてくれて、「もっとなでてよ!」、と甘えてくれた。マリちゃんは私の手をなめ、ピッタリと寄り添って座ってくれ、私をいつまでも見送ってくれた。

例によって、モノ減量作戦中の我が家、特に私の部屋はえらいことになっている。イライラして落ち着かないし、時間も足りないので、3月いっぱい英会話をお休みして片付けに専念する予定。・・・旅行もしたいし、時間が足りないってば。

そんな中、珍しく5週間目で美容院に出かけた。前回も行った、栄の「Brooch(ブローチ)」さんである。カットとヘアマニキュアを施してもらった。実は人生初のヘアカラーである。人生初のヘアカラーにして、いきなりメッシュである。頭全部染めるより、部分的なほうがいいんじゃないの?と常々思っていたのだ。白髪はチラホラ程度なので、ヘアマニキュアしてもたいしておもしろくない、というか、目立たないとのことだったので、メッシュ入れちゃおう、と。メッシュというのは、部分的にブリーチして色を抜くんだそうだ。(そんなことも知らなかったのかっ!⇒自分。)それから全体にローズオレンジ(だったかな?)のヘアマニキュアをつけて、この頭が完成。ふっふっふ、気に入った。

頭皮も乾燥肌のトラブル肌な上に、2年前にようやく腕のよい美容院(塩釜口の虹の丘さん)にめぐりあうまでは、美容院の技術とセンスを疑っていたものだった。ここBrooch(ブローチ)さんのマネージャーの上原氏は、髪に優しいことにこだわり、研究熱心、おまけに技術は一級品とのウワサ。名古屋、栄の大津通り沿いのアパホテルの隣と、場所もいい。栄までの地下鉄定期券を持っている私には行きやすい店だ。

画像は、茶トラネコ的髪の私。サングラスとマスクはこの時期の必需品である。




   
2009/3/11(水)
アルのおもちゃ
「オモチャは好きだけど・・・」
「・・・アタシにこだわりはないっ」


靴の箱を開けてみたら、アルのお気に入りのピーピーオモチャが出てきた。箱のふたを閉じて、元に戻してしまった。こんなことでは片付かないな。

3月は英会話を休んでまで、休日は不用品整理と部屋の模様替えに没頭中。服を処分した。30年前の服、やせたら着れるかも・・・な服、なんとなく苦手だった服、最近5年は着ていない服、などなど大量に古着買取屋さん(ファミリーキング)に持っていった。タンスとチェストを2階の元自室から下ろして書斎兼現自室に納めた。ずいぶん処分して、ずいぶん片付いたのだが、分別整理のついていないこまごまとしたものがダンボール箱に二つ分。それから、20代30代のころに好きで集めていたアクセサリー、今はまったく使わないのだが、きれいなだけに処分できない。ひとつずつ小さなジップ袋に入れてみた。システマチックなスッキリとした部屋にはほど遠い。私の頭の中が、まだまだごちゃごちゃしているのだろう。




   
2009/3/18(水)
模様替え、ようやく完了
「やっとのことで、リラックス〜」

2000年4月頃の写真。母になでてもらっているアルは、仰向け大の字リラックスポーズ。

先週のタンスに引き続き、今日は簡易ベッドを撤去し、2階の元自室のベッドを下ろした。書斎兼自室に納めたベッドを見て、「アル〜、ネーチャン久しぶりに自分のベッドで寝るんだよ〜」と叫んだ。2005年の夏、私はついに根負けしてアルのいた書斎で眠ることにしたから、3年半ぶりだ。

2005年6月、10歳のアルは、夜に私を呼ぶようになった。当時は、アルのわがまま、と思い、飼い主の権威を示さねばと、ずいぶん無駄な努力をしたものだ。8月には歩行車を装着することになったアルは、6月には「調子が悪いんだよ、なんだか怖いんだよ、ネーチャンそばにいてよ」と訴えていたのだ。犬が吠えるのには必ず意味があるのだ。

車庫においていた整理ダンスも室内に納めた。整理ダンスの引き出しに敷いていた新聞紙は、1989年8月のものだった。この家に引っ越してきて数日後の新聞紙だった。「金大中氏拘引」とか、130円台で「円高!」と騒いでいる。当時の株価欄を見ると、建設業の株価は現在とは桁違いの高値で、時代の移り変わりを実感した。栄枯盛衰だねぇ、と、しばしシミジミ。整理ダンスをきれいに拭き上げ、引き出しに昨日の新聞紙を敷いた。不用品を捨て、なんとか部屋らしくなったのは、夜の10時過ぎ。「相棒」も「キイナ不可能捜査官」も見ることができなかったが、気分はすっきりした。




   
2009/3/25(水)
長浜・彦根ドライブ
「トンボ玉、作った!」
24日と25日、1泊2日でケーコちゃんと琵琶湖へ行ってきた。運転はもちろんケーコちゃん。イギリスをドライブ旅行した猛者である。長浜城を楽しみ、お昼は鮎茶屋かわせで鮎料理を堪能し、長浜鉄道スクエアや慶雲館を訪問した。黒壁スクエアでトンボ玉製作体験した。好みの色のガラス棒を溶かしてトンボ玉を作るのだが、最初の説明を聞いているだけで緊張。そんなのできるわけないって・・・と軽い絶望感。実際、緊張で手に汗握りつつ、かわいい指導教官に励まされ、手伝ってもらい、なんとか仕上げた作品がこれ。かわいい!ケーコちゃんは、その指導教官の師匠である、「すごい先生」にみっちりしごかれてすごい作品を作り上げた。

「彦根城でございます」

世界にひとつだけの自分だけのトンボ玉を作って、すっかりハッピーになった我々は、北ビワコホテル・グラツィエでゆったりと過ごし、翌25日、彦根に向かった。彦根城にはすでに咲いている桜もあり、お堀には白鳥も泳ぎ、庭園もきれいだった。そこから近江八幡に向かい、酒遊館で昼食。ドライバーのケーコちゃんの分の食前酒は私がいただく。道の駅のマーガレットステーションに立ち寄り、606年創建と言われる百済寺に向かった。

「ミツマタの花! 群生地!」

この百済寺(ひゃくさいじ)の庭園は「天下遠望の名園」。見事だった。ミツマタの花を初めて見た。ほんのりいい匂いがした。

休日の旅行は、人が少なく(ほとんどいない)、ゆったりとしてとてもリラックスできる。初めての体験で始まり、初めての花を見て終わった今回のドライブ旅行は、「洗心」(リフレッシュ)の時間だった。ケーコちゃんに感謝!




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