『怒涛の鯨のタタキ』
2009年9月の日記



ジェリーのジャンプ力、恐るべし。
着地の衝撃が背骨全体に及んでいるのでは・・・
と、気になって仕方がない。
アジリティスポーツ向きと思わせる元気さだが、
飼い主はかなりのインドア系なので・・・
ごめんね。

〔トップページへ〕 〔怒涛の日記目次ページへ〕

掲示板に行ってみる?



   
2009/9/1(火)
ジェリー=まれに見るいいワンコ(←親バカ?)
「アタシの目を見てっ!」
「元気だよっ!」


今日は廊下と玄関と庭で大半の時間を過ごしたらしい。外の空気はワンコをいい子に育ててくれる。

昨夜いろいろ調べて、やはりフードの量を減らすことにした。「ゆるいウンチは食べ過ぎ、コロコロウンチは食べなさ過ぎ」というのはアルの時からよくわかっていたことなのだが、育ち盛りの時期に食べる量を減らすのは、まずいのではないか、と思い、せめて標準の下限くらいは食べさせようとしていたのだった。

いつもは朝夕にドライフードを一合カップ1杯ずつ与えていた。これで一日160グラムだった。そこで今朝からは7分目〜8分目与えることにした。2〜3割減ることになるが、ほぼ成犬なので、そろそろ減らしていっても良いころだろう。朝の散歩で、最初は良く、後のほうはゆるいウンチ。午後の散歩では文句なしのウンチが1本半。そして、父が予想した通り、夜、私の帰宅後に冷蔵庫の前に上出来のウンチ1本。「缶詰フードの時は、できの良いウンチが少量だった」と父、「プリモーディアルのドライフードだけを少なめに与えた時は、軟便の状態は軽かった」と母。3人で話し合った結果、これからは、「プリモーディアルを8分目、時々缶詰フード」で行ってみることにした。

ジェリーの実家のおかあさん(スマイルアンジョーの村瀬さん)から、電話があったそうだ。この日記を読んでくださっているようで、「下痢ですか?」と心配してくださったのだ。ありがたい。ジェリーは大丈夫です! これからは、消化の良い、胃腸に負担の少ない食べ物を適量与えて、しっかりした筋肉の元気なワンコに育てますから。




   
2009/9/2(水)
ジェリーは丸々8ヶ月
「バーーーン!」
「・・・って、何?」


「いつも何か考え事してる?」と明和治療院の先生に突然聞かれる。何も考えていない。リラックス下手なだけ。そういえば、最近、深呼吸をしていない。気がつけば呼吸が浅い。

ジェリーに遠慮せずに、パヴァロッティのCDを聴くことにした。のびやかな気分になるから。もちろん、ジェリーもパヴァロッティのCDは好きらしく、何も文句を言わずに、足元でよく寝ている。他のCDではこうはいかない。フォークやロック系の曲には文句を言う。耳慣れない「音」が聞こえた時の反応と似ている。

昨日、フードを2〜3割減らした結果、今朝のウンチは・・・ゆるかった。・・・ダメじゃん。夕方のウンチもゆるかった。そこで、夕方のごはんは脂肪分を減らしてみた。ササミ2本(80グラム)を熱湯にくぐらせて霜降りにしたものを刻み、牛乳とレモン汁で作ったカッテージチーズ大さじ1杯で和えたもの。カロリーが少なすぎるのが気になるが、おなかにはやさしいはず。夕食後、ジェリーと、「伏せ」の変形の「バーーン!」(西部劇ごっこ)遊びをした。




   
2009/9/3(木)
ごはんを変えてみた
「おいしい?」

今朝は、手作りごはん。ササミ2本(90グラムほど)を霜降りにして切ったものに、野菜のみじん切りを混ぜたもの。野菜は、キャベツをフードプロセッサーにかけて細かくし、ニンジンのすりおろしを混ぜた。ニンジンがビタミンCを破壊しないように、酢をほんの少々混ぜる。胡麻油を1滴、カテージチーズを大さじ1杯。肉と野菜の割合は、見た目で7対3というところ。いつものフードの分量より、見た目で少々少なかった。

問題なく、きれいに食べてくれた。そして、午後のウンチはOK。夕食は、缶詰フード。「ポチの幸せ」でおまけでもらった「ディーンズの缶詰」である。これもきれいに食べてくれたらしい。夜のボール投げ遊びは、それはそれは元気いっぱいだった。




   
2009/9/4(金)
ごはんの食べ方・・・ジェリー流
「最初のひと口は、最後に」

アルも同じような食べ方をした。最初のひと口を器の外に出して、おもむろに食べ始める。最後に、あるいは途中で、「あら、こんなところにごはんのオマケが! ラッキー!」と残しておいたひと口を食べるのだ。

今日も手作りごはん。鳥胸肉皮付き180グラム、キャベツ1枚弱、マイタケ3分の1株が一日分。肉は、酢と塩を混ぜた水につけて殺菌消毒。野菜はフードプロセッサーで刻む。刻んだ生肉と野菜に、胡麻油1滴、スリゴマ小さじ半分弱、酢小さじ半分弱を混ぜてできあがり。完全な生肉は初めて与えたのだが、ジェリーの食いつきは良く、きれいに食べてくれた。

朝のウンチ、OK。夕方のウンチ、OK。キレもよく、ウエットティッシュの出番はなかった、とのこと。ビオフェルミンは、朝2粒、夜2粒を続けている。




   
2009/9/5(土)
ジェリー流食べ方
「夏バテ・・・?」
「そんなの知らない〜」


ジェリーに夏バテはない。感染症予防ワクチン注射のあとも、狂犬病予防注射のあとも、具合が悪くなる様子もなく、ひたすら元気だった。たとえ軟便の日が続いた時でさえも。

鳥胸肉180グラム、キャベツ半枚、ニンジン2センチ、マイタケ3分の1株、ピーマン半分。野菜をフードプロセッサーで刻んで、肉を加えて5秒ほどフードプロセッサーにかけた。ニンジンのすりおろし、酢小さじ半分弱、胡麻油数滴、スリゴマ小さじ半分弱を混ぜる。消化酵素の粉末を少々加えた。これを半分に分け、朝夕に与える。今日は、最初のひと口を外に出すことなく、ジェリーらしく丁寧に熱心に食べていた。

ウンチの状態は、朝も夕も「非常によろしい!」とのこと。いざという時に困るから、「良さそうなフードがあるといいのだが」と父が言う。手作りはまったく苦にならないのだが、いざという時に困るのはジェリー及び家族なので、缶詰フードを探しておこう。

梨を2センチ角与えてみた。アルならば、ひと口で食べてしまうところだが、ジェリーは、小さく食いちぎり、少しずつ食べるのだ。15秒もかかっただろうか。ビオフェルミンもカリカリと噛み砕いて食べるし、フィラリアの薬も噛み砕くのだ。・・・ネコみたい?




     
2009/9/6(日)
甘え上手
「ユミちゃんって・・・」

佐賀の伯父から大きな梨が送ってきた。おいしいうちに、と、妹一家にも分ける。やってきた妹に、たっぷりなでてもらっているジェリーだ。アルも妹になでてもらうのが好きだった。ジェリーも遠慮なく甘えている様子。

朝、ウンチなし。ごはんが少なすぎたか? 

鶏胸肉400グラム、鶏レバー200グラム、マイタケ3分の1株、ニンジン3分の1本。マイタケをフードプロセッサーで細かくして、肉とレバーを加えてさらにフードプロセッサーを10秒動かす。ニンジンのすりおろしを加えて、耐熱容器に入れ、蒸すこと18分間。5等分して、ジェリーのごはんのできあがり。レバーのテリーヌ・・・というにはキメが粗すぎるが、それらしいものができた。レバーに関しては、生を与えるには抵抗があったので、加熱してみた。とても気に入った様子で食べてくれた。

夕方には、良いウンチが10センチ×2本だったそうだ。




   
2009/9/7(月)
ゆがんだ月
「残暑でも膝枕」

ジェリーは人にくっつくのが好き。たとえ暑い季節でも抱っこされるのを嫌がらないようだ。今日のデジカメデータには、父が座っている椅子のすきまにはまって、父の膝にアゴをのせてすっかり落ち着いているジェリーの姿が残っていた。

今日のジェリーは朝散歩ではウンチせず、帰宅後にリビングのペットシーツの上で、「15センチ」。状態、良し。夕方散歩でもウンチせず。朝夕のごはんは、昨日作った鶏肉とレバーのテリーヌ風。少し分量が少ないのかな・・・。

帰宅時、最寄り駅からうちまで歩く時、見上げるとそこにはなんとゆがんだ月が。右側にゆがんだオニギリのような形。目を細めると、丸い月になった。・・・軽い乱視か。近頃また老眼の度合いがすすんだようで、天変地異の前触れでなくてよかったこと。




   
2009/9/8(火)
明日に備えて
「ごはんもおわったし・・・」

ジェリーは夕食後はしばらく遊んでから、いつもは玄関で寝ているらしい。「今日はネーチャンがいるからか、珍しくリビング滞在時間が長い」ジェリーは、めくれあがったソファのカバーに顔をつっこんで眠ったりしていた。

さて、朝の散歩ではウンチなし。今朝のごはんは、鶏肉とレバーのテリーヌ風。夕方散歩でウンチ。状態、よし。夕食は、牛肉120グラム、キャベツ半枚、ニンジン2センチ、ヒジキひとつまみ、ピーマン半分。キャベツとヒジキとピーマンをフードプロセッサーにかけて細かくする。脂を切り取った牛肉を熱したフライパンで表面だけ油なしで焼き、フードプロセッサーに投入。荒めに細かくする。ニンジンのすりおろしに酢小さじ半分を加えて混ぜる。

明日は避妊手術を受けさせる。ジェリーはまだ何も知らない。明日は水もごはんも無し。




   
2009/9/9(水)
重陽の節句はジェリーの試練の日
「なんか変だよね」

ジェリーは、今朝は8時半までケージから出してもらえなかった。・・・いつもなら7時前にお散歩に飛び出すのに。ジェリーの散歩は、最初はダッシュ! 走ると腰に響く飼い主(私)は、「ちょっと待った!」を叫びながら引っ張られる始末。途中、ウンチ。昨日の夕ごはんの牛肉の量が多いのではと心配していたが、いいウンチだった。結局、40分間も早足で散歩するジェリーにつきあい、帰宅したのが9時半。

帰宅後、ジェリーは水を飲ませてもらえなかった。・・・いつもならグルーミングの前に、洗面器に水を入れてもらうのに。わざとゆっくりとブラッシングをしたり、お尻回りの毛をバリカンで刈ったりして10時半まで外にいた。

今日はジェリーの避妊手術の日。手術は午後。今朝はごはんはもちろん水もダメ。ジェリーは今夜は病院に一泊。何の連絡もないので、手術は問題なく終わったのだろう。




   
2009/9/10(木)
試練の日は今日から始まる
「目が笑っていないって?」

帰宅したらほぼいつも通りあいさつしてくれたが、ジャンプは控え目だった。それもそのはず、昨日、避妊手術を受けたばかりなのだ。ジェリーが少しおとなしい。ジェリーの目は笑っていない。

午前中に迎えに行った父によると、少し動きが鈍かったジェリーは、お昼に「紅鮭のシチュー」(『ポチの幸せ』のおまけ)を食べて、ラウンドベッドで1時間半お昼寝。目が覚めたら、「う〜っ!イライラする〜!」とばかりにおなかを気にして暴れそうな勢いだったのを心配した母が、「おとーさん、ジェリーの気がまぎれるように何かしてやって!」と焦ったらしい。いつもより多めにミートクッキーをもらい、うとうと眠る。夕食には、ササミ2本を霜降りにしたのをペロリとたいらげたそうだ。

傷口を見ると、14年前のアルの時とはずいぶん違っていた。傷口の保護はガーゼと絆創膏だったアルに対して、ジェリーは大きなバンドエイドみたいなものでピッタリと傷口を保護してもらっていた。アルはあっというまにガーゼをむしってしまい、むき出しの縫合糸はまるで針金だったのに驚いたものだったが、ジェリーの場合はバンドエイドの下の縫合糸が見えない。連休明けの抜糸まで、バンドエイドはぴったりくっついたままかもしれない。機材はずいぶん進歩したようだ。




   
2009/9/11(金)
アルのおもちゃ
「これもいいねぇ」

帰宅したらジェリーが出迎えてくれなかった。ケージに閉じ込められているのかしら、と思ったら、父と一緒にソファに座っていた。「玄関に行こうかな」とジャンプする構えはしたけれど、「やっぱりやめとこう」と元の位置に座った、とのこと。おなかに響くのかな。

書斎でボール投げ遊びをした。アルのおもちゃカゴから、アルのお気に入りだったぬいぐるみをいくつか出してみた。桜もち型ぬいぐるみ、ウサギ饅頭型ぬいぐるみ、きのこ型ぬいぐるみ、ヒツジのぬいぐるみ。どれもそれなりに気に入った様子で、「投げてよ」と何度も持ってきた。おなかが破けるんじゃないか、と、かなり気遣ってしまった。




   
2009/9/12(土)
すっかり元気
「クッション大好き」

ソファに座る父の足をアゴ枕にしているようだ。すっかりリラックスした表情で、我が家になじんでいる。

帰宅したら、今日もジェリーは出迎えてくれなかった。洗面所で手洗いとうがいをしていたら、ジェリーがジャンプして膝裏カックン攻撃。「ねーちゃん、おかえりーっ! すっかり眠っちゃってて、気付かなかったよ!」てな勢い。

昨日は、ササミと野菜。今日は馬肉と野菜。いずれも生野菜は刻んだりすりおろしたものと、肉は生のまま荒目に切って混ぜたもの。スリゴマ、胡麻油、消化酵素を少々混ぜた。今日の馬肉は朝夕それぞれ80グラムずつ。今回は、『ポチの幸せ』で購入。昨日も今日もいいウンチだったそうだ。今日、『ビッグウッド』で注文したフードが届いた。少しずつ試すことにしよう。




   
2009/9/14(月)
敬老・・・?
「今さら・・・ねぇ」
「とっくに泥足で廊下を走ったよ」


昨日は帰宅が遅すぎて日記の更新ができなかった。これもまたストレス。

昨夜遅く、「ビリッ」と音がしたので見ると、ジェリーがおなかの絆創膏をはがそうとしていた。そして今朝、ケージの隅に、ジェリーの絆創膏が落ちていた。夜の間に、すっかりはがしてしまったらしい。

今朝、駅の近くで「ベッ」とツバを吐くお年寄りを見かけた。道路の角に(違法に)停めてあったバイクを数歩通り過ぎてから戻って、「ベッ」である。なんとバイクのハンドルに下がっていたヘルメットの中に「ベッ」・・・・。なんという根性悪な・・・。白くて小さくて、80ぐらいに見えたその人はせかせかと歩き去った。こんな光景、見たくなかった。ああ、さわやかな秋はいずこに?




   
2009/9/15(火)
ジェリーの新しいごはん
「・・・で、遊ばないの?」
「写真を撮るだけなの?」


おや〜? ちょっとアルに似てるねぇ。

ビッグウッドのドッグフード『スパミール』をおとといから食べさせている。例によって、「少しずつ切り替える」のではなく、いきなり切り替えてしまったが、軟便になることもなく、ウンチの状態は非常によい。昨日は、スパミール1袋(200グラム)と馬肉80グラムを一日分として朝夕に分けて与えた。今日は、スパミール1袋と手作りカッテージチーズを与えた。フードの量はジェリーの体重ならば、240グラムは必要らしいが、1袋が200グラム入りなので、他の食材で不足分を補っているつもり。体重は、昨夜も今夜も7.8キロ。この『スパミール』は、見た目は黒いのだが、いい匂いがする。ジェリーも嫌がらずにきれいに食べてくれる。

ジェリーがおなかの絆創膏をはがしてしまった。「少しプックリと腫れているような気がする」と、ジェリーに抗生物質を飲ませるのをすっかり忘れていた父は化膿を恐れて、動物病院に連れて行ったそうだ。「飲ませなくても大丈夫ですよ。傷口も大丈夫です。これなら今度の土曜日あたりに抜糸してもよさそうですね」と、新しい絆創膏を貼ってもらって帰宅。ジェリーはさっそく絆創膏はがしに熱中。




   
2009/9/16(水)
ジェリーは全力でお散歩する
「今日は張り切りすぎちゃった」

今日の夕方散歩に付き合った。カメラを持って、靴紐を結んでいる私を見て、「ネーチャンも来るんだね!」とジャンプ。「さぁ行くよ」と門を出ると、ジェリーはいつものようにダッシュして、振り返って数歩戻り、「ネーチャン、ついてきてるね!」と確認すると、またはずむように走り出す。三度ほどそんなかわいい仕草をしてからは、いつものお散歩ペース。とにかく大急ぎの前半が始まった。

途中、1歳3ヶ月のおとなしいシェルティとあいさつし、いろいろな匂いを確認しながら40分間のお散歩終了。足や体を拭いてもらいながら、ジェリーは寝転んでしまう。お昼寝をほとんどしていなかったようだから、疲れたことだろう。

朝のウンチはOKだったが、夕方散歩前のウンチはゆるく、散歩中のウンチもゆるかった。・・・朝ごはんの「スパミール」100グラムに混ぜたスクランブルドエッグのせいか? 調理の時のサラダ油が多かった、との自覚があるので、多分そのせいだと思う。夕ごはんはスパミール100グラムのみ。




   
2009/9/17(木)
いつでもどこでも迷子札
「寝床は狭い方がいいね」

ジェリーの体は軽い。8キロほどしかない。画像のように、こうして脚に前足を乗せたとしても重さは感じない。

今朝、ケージの中にしいたペットシーツを見ると、なんとなく汚れていた。しかし、ウンチは見当たらない。・・・まさか、食ったのか? 以前、「ホラ見て、ネーチャン」、と、くわえてきたウンチを私の目の前に落としてみせたことがあるジェリーなだけに、ひょっとしたら、の思いは抜けない。・・・食ったのかもしれないなぁ。

星型の迷子札が「見つからない」と父が言う。仕方がないので、昨日、東急ハンズで「手作りストラップキット、丸」を買ってきた。そして、7月初めのころの画像を利用してプリントアウトして、透明ケースの中に入れて、オリジナル迷子札を作った。裏面には名前と電話番号を入れた。いざという時のために、いつでもどこでも迷子札☆




   
2009/9/18(金)
エリザベスカラー装着顛末記
「わかってると思うけど・・・」
「ワタシ、怒ってますっ!」


2度目の絆創膏も、当然のようにジェリーははがしてしまった。そして、(針金のような)縫合糸に取りかかった。4針のうち1本、はずれて見当たらない。ジェリーよ、どうやってはずしたのだ?

気付くとジェリーがいない。我々の目の届かないところで、糸はずしに熱中しているのだ。「・・・ジェリー、やめなさい」、と、言えば止めるのだが、別の場所に行ってまたやっている。「エリザベスカラーをつけよう!」と、アルのために準備したものをジェリーに装着。瞬間、ジェリーが固まった。顔は怒っている。スポッとかぶせただけなので、すぐにはずしてしまった。

そのあと昼頃、ジェリーはゆるゆるウンチ。それも2度。早めに午後散歩に出かけたら、再び軟便。そして、もうちょっと出したいけど出ない!という様子だったらしい。帰宅してまた軟便。それも血が混じっていたとのことで、両親は驚いたらしい。「ジェリーが縫合糸の針金を食ってしまったかもっ!」と病院へ。フードが悪いわけではないし、もちろん糸を食ったわけではないし、食欲もある。注射と缶詰フードを処方されて、ついでに「抜糸しちゃいましょう」と抜糸してもらって帰宅。多分、ストレスだ。アルもストレスで血便したことがあるし。エリザベスカラーショック性軟便および血便、・・・と名付けることにしよう。

この後、エリザベスカラーはジェリーのえじきになりました、とさ。




   
2009/9/20(日)
振り向かないで
「呼んだっ?」

ジェリーが水を飲んでいる途中で、ジェリーを呼んではいけない。口に水が入ったままで振り向くのだ。・・・ほら水が・・・。室内でもおかまいなしにやってくれる。アルはこんなことは一度もやったことがないぞ。

犬にとって気持ちの良い季節がやってきた。ジェリーの散歩は日々長くなる。30分間のお散歩は当然で、こちらがのんびり付き合う様子を見せると、途端に家の前を通り過ぎて新規路線を開拓しようとする。

ジェリーが思いっきり走り回ってボール遊びができるように、10メートルのロングリードを用意した。いつか時間ができたら、木曽三川公園か養老公園にでも連れて行こう。




   
2009/9/21(月)
運動量と軟便あるいは下痢の関係
「瞬間的に爆睡」

本日午後2時の写真。こんなかっこうで昼寝しているんだな。おなかの手術痕もよく見えること。

今日は9時に帰宅した。私が食事をとっていると、すぐそばにきて「何かくれ」視線を投げかける。「お座り、お手、おかわり、伏せ、コロン」の一連の芸をさせてから、ごほうびにビオフェルミンSを2粒与える。すると今度は、「投げてくれ」と、テニスボールを持ってくる。10回ぐらい投げて遊ぶと、ジェリーはボールを隠して水を飲んだ。私が『おくりびと』を観ていたら、ジェリーがリビングから戻ってきた。なにやらコソコソとした気配。・・・ウンチだ! 下痢? 運動しすぎて、明日の朝出る予定だったウンチが大急ぎで下ってきてしまったか? ジェリーをつかまえ、(流さないけど)流せるウェットティッシュと消臭スプレーとで丹念にお尻の始末をした。

「この子は内臓が全部、普通より下の方についてます」、と、手術してくれた動物病院の先生が言ったそうだ。だからどうということはないけれど、なにもかもがアルとは違うんだなと感じる。ジェリーは何の因果かおなかが弱いようだから、少し配慮が必要だ。ジェリーのためにも、我々飼い主のためにも。




   
2009/9/22(火)/
多少の涙は疲れ目を癒す
「納得いくまであいさつしたいのーーーっ!」

妹を熱烈歓迎するジェリーの図。

今朝5時50分、サークル内を歩き回る、ジェリーの落ち着かない足音で目が覚めた。サークル内のペットシーツにオシッコした形跡があったので、「ジェリー、ウンチか?」と、ケージの戸を開けてやる。「ネーチャン、頼むよ、なんとかしてよ」と、ジェリーは私の手を欲しがる。そして、部屋の入り口近くに敷いたペットシーツで、ウンチ。・・・ほぼ下痢に近い軟便ではないか。「おっと、動くなジェリー、・・・あ、ウンチが点々と、そのまま『待て』、ウェットティッシュを持ってくるから『待て』」。昨日の夜ほどではないが、すっぱい匂いがする。黒い泥状。昨日の朝、黒っぽいフードをササミに混ぜたが、その色だろうか。それとも、血が混じった時の黒色だろうか。これは小腸で起きる下痢だろうか・・・と考えてみたものの、ジェリーは元気で、連休中の早朝であることだし、ジタバタしても始まらないので、きれいにしてやったジェリーを再びサークルに入れて、もう一眠りすることにした。ジェリーは眠ったが、ウンチの匂いが部屋に残っているようで気になった私は結局眠れなかった。

「手作りしていた時は、ジェリーのウンチがよかった」と父が言う。・・・手作りしようとしていた私をとどめたのはオヤジ殿ではなかったか?と思いつつ、今日は、朝は卵1個にレタスのみじん切りを混ぜたスクランブルドエッグ、馬肉40グラム、スリゴマ少々に、葛湯を大さじ2杯混ぜた。葛湯は下痢に効くらしい。もっとも、今日使った葛粉は、本葛にジャガイモのでんぷんが混じっているが。夕食は、鶏腿肉110グラムをゆでたものに、大根菜とシメジとブロッコリスプラウトのみじん切りと、鶏肉のゆで汁大さじ2杯を混ぜた。

劇団「東京セレソンでラックス」の芝居『流れ星』を観た。「探してるのは星ですか、それとも愛ですか」という副題からわかるように、純愛がテーマのコメディだ。この劇団の芝居『夕ーゆうー』も純愛を描いていた。笑って笑って最後に泣いたら、涙が疲れ目を癒してくれたようだった。今月末から10月4日まで、大阪公演があるのだそうだ。この芝居は確実に楽しめる。




   
2009/9/23(水)/
スナギモジャーキーの作り方
「ジェリーと遊ぼうよ」

新聞を読む父の隙をねらって、なんとか遊んでもらおうとしているジェリーの写真。

今日のジェリーの一日分のごはんは、ゆがいた鶏モモ肉220グラム、大根葉、ブロッコリスプラウト、ゆでたニンジン、ゆでた里芋1個。フードプロセッサーで野菜を細かくしてから、肉を入れて2秒ずつを3回ほどフードプロセッサーを回す。スリゴマ、消化酵素などを加える。

朝のウンチはやわらかめながらもOKだったらしい。夕方散歩ではウンチをせず、夕食後、7時半頃にウンチ。・・・軟便だった。黒い理由は? 肉だから? 脂肪分が多いから?・・・スナギモジャーキーを食べさせ過ぎたか?

「1月9日生まれ、6歳」

ケーコチャンちのリリちゃんである。ジェリーが1月3日生まれ、リリちゃんは1月9日。同じ山羊座のワンコたち。ちなみにそれぞれの飼い主であるケーコチャンと私も山羊座である。

今日は、スナギモジャーキーを作ってリリちゃんへのお土産にした。食が細いリリちゃんも、これなら好きなはず。だって、食にうるさかった晩年のアルも好きだったから。ジェリーももちろん好きだから。ちなみに、リリちゃんも喜んで食べてくれた。

スナギモジャーキの作り方は簡単。スナギモを軽くゆでる。スライスする。(うちにはオーブントースターしかないので)オーブントースターの天板にクッキングシートを敷き、重ならないようにスナギモを並べる。ジャーキーは「低温で乾燥」させて作る。140度で30分。裏返ししてさらに140度で30分。さらに、160度で20分ほど。固めが好きなら、もう少し長めに。これで、どんなワンコも大好きなスナギモジャーキーのできあがり。




   
2009/9/24(木)
なぜキミは・・・
「水はたっぷり飲まなくちゃ」

ジェリーはよく水を飲む。手作り食にすると、やや水の量は減るようだ。よく遊び、よく食べ、よく水を飲み・・・しかし、オシッコの回数も多い・・・ような気がする。アルと比較するから「多い」ような気がするだけかもしれない。

帰宅して、部屋にバッグを置く。その時、ベッドカバーをチェックする。「よし、無事だ。ジェリーは私のベッドをトイレにしていないようだ」、と、安心して、私はトイレへ。戻ってきて、部屋で着替え始めたら・・・なんだこの足の裏のベッチョリ感は。あああっ!ベッドカバーとして使っている「防水ペットマット」から床にしたたり落ちているのはなんなのだっ! ・・・オシッコだ。私がトイレに行ったら、君もトイレしたというのか、ジェリーよ!「ジェリィィィッ!」、理由を説明しなさいっ!

今日も手作りごはん、昨日とほぼ同じ材料だが、今日は里芋は使わずピーマンを使った。ウンチがゆるかった、という報告はなかったが、非常に良かった、という報告もなかったので、「被害がない程度の軟便」だったのかな。




 
2009/9/25(金)
夜の味
「夜ってこんな感じなのかぁ」

夜8時の画像。アルもそうだったが、ジェリーも夜の戸外が気に入ったらしい。しかし、お散歩には連れ出さない。庭をウロウロしただけ。弾丸娘のジェリーに夜の散歩を覚えさせたら、きっと大変だ。

今日のごはんは、朝は鶏モモ肉100グラム、野菜は大根菜、白菜、マイタケ。フードプロセッサーで細かくした野菜に、軽くゆがいた鶏モモ肉を混ぜる。スリゴマ、消化酵素を混ぜる。夜は、ササミ100グラムと野菜は同じもの。ウンチの状態は、おとといはやわらかめ。昨日はやややわらかめだがつまんで処理できる硬さ。やはり、手作り食にするとウンチの状態は良くなる。

いつも手作りでは大変だろうと、父が動物病院から缶詰フードを買ってきてくれた。アルも時々処方された「ヒルズのプリスクリプションi/d」。これはジェリーの災害時の非常食にしよう。アイムスの特別療法食の「腸管アシスト」というドライフードも買ってきてくれたが、このフードの材料名のトップに記述されているのが、粗びきトウモロコシ、次が米、そして鶏副産物脂肪、である。・・・こっちの方は、なんだかなぁ。




   
2009/9/26(土)
ジェリー、パワーアップ
「ほぼ全員集合、だよ」

ジェリー、ちょっと得意気? 帰宅すると、あらビックリ。ダイニングにジェリーのオモチャがほぼ全員集合していた。書斎やリビングにあったはずのオモチャが全部ここにやってきている。写っていないところに、カモのぬいぐるみと靴下に入れたテニスボールが転がっていた。アルが使っていたぬいぐるみも3個、参加している。母によると、「ジェリーが全部持ってきた」のだそうだ。

何を考えてオモチャを運んできたのかと想像すると、たまらなくかわいい。「遊ぼう」、「遊んで」と精いっぱい気を引こうとしたのだろうか。「いいもんっ、ひとりで遊ぶもんっ」と遊び始めたうちに夢中になってしまったのだろうか。好きなことに夢中になっている姿はきっといいものだろうな。




   
2009/9/28(月)/
けだるい午後?
「日曜って・・・」
「・・・静かだよねぇ」


父のデジカメにはジェリーのこんな姿が。これは昨日の日曜日の画像。カメラを意識せずに、おっとりと過ごしている様子。

昨夜はパソコンの調子がおかしく、なかなかネットにつながらなかった。ウィンドウズの自動更新後、メールの送受信ができなくなったことがあるが、昨夜はメールの送受信はできたが、ネットにつながらない状態。しかたないので、画像ファイルを外付けのHDDに逃がしたり、デフラグしたりして、いざという時に備えた。私にとって、このホームページのデータはとても大事。アルやジェリーの何千枚もの画像も大事。今夜は、パソコンを立ち上げたら、「自動更新前の状態に自動復旧しました」とのメッセージ。今夜は日記を更新できそうだ。

今日、月曜日、帰宅したら、相変わらずジェリーは大歓迎してくれた。玄関におりて、廊下に上がって、降りて、上がって・・・、靴を脱いでいる私を邪魔して膝に乗り・・・。しかし、遅い夕食を待っているジェリーは腹ばいで寝そべっていた。ビオフェルミンのビンの蓋を開ける音で起き出して足元にやってきたが、とても眠そうな表情。書斎に連れて行って、しばらくなでてやる。それからサークルに入れると文句も言わずに、コトンと寝てしまった。今日もたくさん遊んだようだね。




   
2009/9/29(火)
ジェリーの新技
「遊んだ後は・・・」
「・・・眠いよね」


ジェリーの今朝の散歩はほぼ1時間。父によると、「家の前まで帰ってきたけど、知らん顔して通り過ぎて、今度は南の方へ」急ぎ足で行こうとするのだそうだ。ついに帰宅してからは、水を飲んでほんのひと休みしてから、台所へダッシュ! 自分のごはんの準備ができるまで、ボールを投げてつかまえてのひとり遊び。そして、画像のように、昼前には、眠くてたまらない時間を過ごしているようだ。

昨日のごはんは、ビッグウッドの「スパミール」1袋、霜降りにしたササミ2本(80グラム程度)、消化酵素。今日のごはんは、「スパミール」1袋、ナチュラルバランスのドライフード「プリモーディアル」大さじ2杯、カッテージチーズ大さじ2杯、これらを混ぜて2度に分けて与えた。消化酵素のパウダーも混ぜた。ウンチの状態は良好。手作り食、レトルトフード、ドライフード、いろいろ試行錯誤中。

近頃、ジェリーは力強い引っ張りっこ遊びを覚えた。ぬいぐるみを「投げてよ」と持ってくる。投げる前に、よいしょよいしょと引っ張りっこ。そして、思いっきり投げてやると全力疾走で追いかけつかまえ持ってくる。そして、引っ張りっこして、また投げて・・・最低10回は繰り返す。ジェリーは元気。よく眠るために、よく遊ぶのだ。




   
2009/9/30(水)
何に忠実であるか
「もう少し・・・」
「・・・スナギモジャーキー!」


スナギモジャーキーの作り方は簡単。ゆでて、切って、低温(140度)で乾燥させる。先週作ったスナギモジャーキーはとっくになくなっていたので、今日も作った。今日は、前回よりカリッと仕上がった。ジェリーは食欲に忠実である。

時代劇専門のチャンネル(チャンネル銀河?)で、夜8時から『藤枝梅安―梅安迷い箸』を見た。緒方拳のシリーズと違って、この渡辺謙の梅安は、原作に(ほぼ)忠実である。池波正太郎ファンとしては嬉しい。

電車の中では、池波正太郎の小説をなにかしら読み返しているが、今は忍者物。『忍びの風』で、戦国時代末期の空気にどっぷり浸っている。『蝶の戦記』、『忍びの風』、『火の国の城』、これら忍者シリーズ3部作は時代がつながり、ひとりの女忍者「於蝶」がかかわっていて実におもしろい。年中、池波正太郎の小説を読み返して飽きない。・・・こんな私は何に忠実なのかな?




他の月分も読んでね☆〔日記目次へ〕