『怒涛の鯨のタタキ』
2010年1月の犬バカ愛日記



2010年寅年は、
元気に飛び出す年、なのだそうだ。

元気印ジェリーにふさわしい年だね。

走って、走って、輝こうね。

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2010/1/1(金)
あけましておめでとう
「雪がちらついていて」
「散歩には最高だねっ!」


あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。ジェリーは元気に過ごすことを約束します。

庭の雪景色を見ながら、まずはお茶と梅干。そして、お屠蘇。新年の抱負をひと言ずつ述べ、お節料理に突入。それからお雑煮。餅は2個ずつ。食事が終わって、テーブルの上を片付けるために開けたドアの隙間からジェリーがリビングに乱入。

年賀状をチェック。賀状を3通作成し、昼過ぎに、郵便局経由で近所の甚目寺観音と塗部神社と大徳院に初詣。ジェリー、本日2度目のお散歩である。路面の雪はすっかり融けていたが、雪がちらつき、寒いのに晴れていてとてもいい気分。観音さんの方角には初めて出かけるので、ジェリーはやや緊張気味。境内にはハトも多いし、人も多く、線香の煙やたき火のススなど初体験がジェリーに押し寄せた。緊張してはいるものの、パニックになることはなく、吠えもせず、駆け出しもせず、いい子にしていた。1時間弱、4300歩分の散歩だった。

いつも通りに3時半頃からの午後散歩もこなし、夕方やってきた妹一家とも遊び、ジェリーは9時前にキャリーケースのベッドで就寝。お疲れさま、ジェリー。

おみくじは『吉』。やるべきことをコツコツと続けよ、と。人にまどわされるな、心迷うな、と。私なりに言い換えれば、「強気でGO!」だ。いつも、大徳院のおみくじは、私の欲しい言葉、私に必要な言葉を告げてくれる。




   
2010/1/2(土)
一日にひとつずつ
「眠れるってシアワセ」

ジェリーの「遊んで遊んで攻撃」は妹一家の全員に及んだ。眠る暇もなく遊んでもらったジェリーは、彼らが帰った後、熟睡した。

机の上が片付いた状態が2日間も続いている。すばらしい!・・・と思ったが、小さいとはいえ段ボール箱6個分の未分類の不要かもしれないものが残っていた。明日、箱を開けてみよう。一日にひとつずつ、あるいは、一日に30分ずつ整理整頓してみよう。一気にやってしまいたいところだが、無理は禁物、無理はリバウンドの元。ダイエットと同じで、「継続は力なり」である。続けること、完璧をめざしてコツコツと続けること。

3ヶ日は料理しない。おせちとレンコンとシイタケの煮物とお刺身がある。今日、パーシャルから刺身を出して血合い部分を取り除こうとしていたら、端っこが床に落ちてしまった。「あっ、ジェリー、待て!」と言った時には、ジェリーはマグロの血合い肉の断片を飲み込んでしまっていた。・・・ついでだから、刺身をひと切れ、熱湯で霜降りにして、いつものフードにのせてやった。「お正月のごちそうだね」、と。




   
2010/1/3(日)
ジェリー1歳の横顔
「この白い部分が気になる・・・」

この直後、ジェリーはボールの白い栓の部分をはずしてしまった。すると、ボールがボールでなくなり、つまり、正体不明な物体となり、ジェリーは正体不明な物体を怖がりワンワン吠え立てた。おもしろい子だ。

今日はジェリーの誕生日。1歳。誕生日のごちそうもなければ、プレゼントも用意していない。忘れちゃったよ、ごめんね、ジェリー。リビングのチェストから出てきたバランスボール(小)を投げてやったら、ラウンドベッドに持ち込み、旺盛な探究心の結果、すぐにこわしてしまった。

ロビー君のメグママさんから(リアル)年賀状をいただいた。美しい画像だ、・・・この人はプロかもしれん・・・と思いながら、ロビー君の写真に見入った。1月生まれで12歳になるロビー君は、病気と闘いながらも、飼い主さんたちのそばにいることを楽しんでいるのだろうな。




   
2010/1/5(火)/
ジェリーは熱中型
「もう一回投げてよ!」

散歩道の途中、道路と田んぼの高低差が1.5メートルほどのところがある。田んぼにカラスたちがいるのを、ジェリーが気にしているのは毎度のことだが、まさか飛び降りて追いかけたいほどに気にしているとは思わなかった。リードを持っていたのが父だったから、瞬時にフレキシリードをゆるめて、ジェリーの可動範囲を広げることができたのだろう。これがもし私だったら、母だったら、・・・ジェリー、キミの首は・・・、そしてキミは今頃・・・。

日中は外の方が暖かい。家の中は冷えるが、デスクワーク時にエアコンで暖房すると足はますます冷たいので、湯たんぽを使うことにした。膝から下がしっかり温まって最高。ジェリーがそばで何かしていると思ったら、湯たんぽをくるんでおいた毛布をかじって破壊していた。・・・ジェリー。

午後、母とお正月の客用寝具を片付けた。ついでに、たくさんの寝具を整理整頓した。これはいる、これはもう使えない、と、ずいぶんすっきりさせることができた。少しずつ身軽になっていきたい。




   
2010/1/6(水)/
道なき道を散歩
「ワイルドな散歩だった」

天気が良い日のジェリーの散歩は、早朝、お昼、午後の一日3回。お昼の散歩は10分弱の短時間コース。今日の午後散歩は私がジェリーの相棒。

アルとよく歩いた田んぼ道を選んで歩いた。アルが絶好調の頃の長時間コースだ。5〜6年ぶりだろうか。あの頃はまだ整備されていたあぜ道が、農業用機械が踏み荒らしたままのでこぼこ道になっていた。しかし、それはジェリーにとっては、とてもワイルドな血沸き肉踊る散歩道ということだ。モグラや鳥や、マングース・・・じゃなくてヌートリアなどの野生の匂いがするのだろう。勢い良く駆け出したり、「ちょっと待って!」と立ち戻ったりの40分間だった。




   
2010/1/7(木)//
平成不況を血肉とする若者
「ユミチャン、ガッチリ・・・」

妹とヨーコがやってきた。ちょっとした助っ人である。はしゃいだジェリーは妹にがっちりと捕まえられてしまった。

ヨーコのような現代の若者(20歳以下)は好景気の時代をほとんどしらない。平成不況の時代に生まれ育っている。その親たる我々世代との感覚のズレは大きい。彼らのほうがよほどしっかりしている。「何も言わずに当然のように貯金する」のが彼らである。コンビニなどで『20円引き』のシールにつられて手を出すのは、いい年した大人であって、彼らは「『20円引き』には訳がある、消費期限が迫っているものを必要もないのに買うのは無駄」と考えるのだ。彼らを師匠とすれば、これからも延々と続くデフレの時代を生き抜くことができるかも。

節約のテーマで話を始めているのに、新年早々、CDラジカセが壊れた。勝手に途中のトラックでストップするのだ。仕方ないので、ネットでシンプルなCDラジカセを探して注文。5000円以下で好みのスタイルのは見つからなかったが、1万円以下で見つかったので良しとしよう。




   
2010/1/8(金)
モノの整理
「ジーチャンっ!オモチャ持って来たよ!」

火曜日に寝具類を片付けた時に出てきたのが、「ヨーコ・ワカコたちも『重いからいらない』って言うのよ〜」、と、ついに母が処分を決めた新品アクリル毛布。これらを犬猫の保護センターであるアークに寄付することにした。以前から興味があったアークの活動に、ほんの少し協力ができる。

今日は過去の年賀状の整理をした。直近の3年分だけ残してあとは処分。日向ぼっこしながら、10年分を年賀状ホルダーからはずすのに1時間弱。年賀状って、もらった時にしか見ないものなんだな、手描きでもなく、近況報告もない年賀状ってかわいくない・・・。

暇そう、と見るや、ジェリーはおもちゃを持ってきて、「遊べ」と要求する。ソファからソファに飛び移り、「ジーチャン遊べ、バーチャン遊べ、いいよひとりで遊ぶよ」と超活発。大怪我する前にいい子になってくれるといいのだが。




   
2010/1/9(土)
20年ぶりに使用したもの
「お湯で拭いてもらってるの」

留守番中の犬はどんな様子だろう、と思っていたが、これほどリラックスしていないとは、かわいそうな気がした。父が明和治療院に出かけ、母が近所のスーパーに出かけたあとのジェリーは、私の部屋にやってきて、私が遊んでやらないということがわかると、部屋の引き戸の前で、耳を立て、全身を耳にした様子で座っていた。私とふたりでは、安心できないらしい。

毛布6枚を布団袋に入れて、アークに送った。こういう場合、ヤマト宅急便ではなくて、ヤマトの引越し便になるんだそうだ。この布団袋は30年前に当時のご近所さんにいただいて、私の引越しに3度使い、20年前にこの家に来る時に使って以来の登場だ。赤地に白の唐草模様。とても頑丈で、今時、どこにも売っていなさそうなもの。最後に役に立ってよかった。

ジェリーが、近所の高校の近くからソフトボールを拾って帰ってきた。ここにはソフトボール、野球のボール、テニスボールなどたくさん落ちている。ジェリーが、ついに、「ここはアタシの狩場」と認識したようだ。




   
2010/1/10(日)
1時間の散歩
「ハイッ、これはアタシのボールですっ」

「ジェリー、ボールは?」と聞いたら、パシッとボールにタッチした。偶然だが、まるで百人一首の女流名人戦のような・・・。

好天に誘われて、両親が熱田神宮に出かけた。大須観音から、栄あたりまで足を伸ばすタウンウォーキングである。その間、私とジェリーはのんびり留守番。暖かいリビングのデスクで勉強したり居眠りしたり。時々、ジェリーとボール投げして遊んだり。暖かいうちにと、2時40分に散歩スタート。

田んぼ道を選んでの40分間の後、ジェリーはうちへ向かわずに、散歩を続行する気配。道路を横断し、駅への道を進む。この道は何度か歩いたことがあるらしい。駅のすぐそばで、ちょうど帰ってきた両親がジェリーを見つけ、ジェリーを呼んだ。ジェリーは、「え?どこどこ?」と、耳を立て、きょろきょろしながら、急ぎ足で直進。両親の手前5メートルでようやく目視したようで、飛び込んでいった。散歩の終わりは、留守番の終わりだった。




   
2010/1/11(月)
成人の日
「ヨーコチャンにごあいさつしたいのっ!」

アルが、1歳2ヶ月を境に、吠えないワンコから吠えるワンコへと変身したように、1歳になったとたんに、ジェリーは玄関の物音に反応するガウガウワンコへなったような気がする。番犬としての使命感に目覚めたのか?

今日は成人の日。上の姪っ子のヨーコが振袖姿を見せにきてくれた。その間、ジェリーは私がガシッと捕まえておいたが、門から入ってくるヨーコにジェリーはしばらく吠えていた。着物姿には母で見慣れているはずだが、振袖のヒラヒラに反応したのだろうか。ジェリーは、フワフワヒラヒラと動くものが苦手のようだ。

メモリーディスクを差し込むと、画像が画面にスライドショーで映し出される、ソニーの何とかいう機器に、スタジオで撮影してもらった60枚以上の画像を入れて持ってきてくれた。パソコンも要らない時代になったのかも。さっそく、手持ちのCFディスクに、今日の画像やアルの画像など入れて、スライドショーで楽しんだ。




   
2010/1/12(火)/
ジェリーの推理能力
「そこが『イタイ!』なの?」

ジェリーと引っ張りっこしていて、ジェリーの歯が手の甲に当たった。「痛いっ、痛い痛いよ〜」と、手の甲をさすり泣きまねをしてみせると、ジェリーが手の甲と私の顔を交互に見て首をかしげた。「痛い」というと、まずい事をしてしまった、と思うのか、くわえていたボールや紐を放すようになった。

引っ張りっこやボール投げをしていて、もうおしまいというつもりで、「ない」と言うと、ボールや紐などを持ってきて、私の手や膝の上にのせるのだ。「ほら、ここにあるよ」とでも言っているかのように。

教えたつもりもないのに、「交換」と言うと、口の中のものを出すようになった。さっきも、私の足元でわざとらしく何かをカミカミしているので、「交換、それからハウス」というと、紙切れを出し、ハウスに入って私を見上げた。「交換、でしょ?」と言われているような気がして、中骨ボーンを与えて、キャリーケースをロック。お休み、ジェリー、また明日。




   
2010/1/13(水)//
異音と落ちた歯車
「クッキーのかけらに・・・」
「・・・届かないっ」


んごごごごごぉぉぉぉ〜。夕食後、パソコンを起動したら、しばらくしてものすごい異音がした。ついに来たか? 画像を外付けハードディスクにバックアップ。ついでに、「筆ぐるめ」の住所録もバックアップ。アウトルックエクスプレスのアドレス帳はバックアップ方法がわからなかったので、プリントアウトした。こういう時にメル友が少ないのが吉となる。パソコンの動きは、最初は鈍いが、次第に順調となり、こうして日記を打ち込んでいる時はなんのストレスもない。

大丈夫だ、多分・・・と思いながら、プリントアウトした紙を取ろうとプリンターを見たら、小さな歯車が二つ、用紙の排出口に落ちていた。プリンターの部品と思われる。異音と歯車、予想外の出費の嫌〜な予感。パソコンは予備があるが、ウィルス対策ソフトの予備はない。ウィルス対策ソフトを手配して、パソコンを交換することになるのかなぁ。ホープページを始める直前に、それまでのレッツノートが壊れて、今のダイナブックにしたのだが、もう6年近く前のことだ。すっかり忘れてしまった。段取り良くやれる自信がないや・・・。

今夜は雪になるらしい。10センチは積もるのだとか。ジェリーが喜ぶだろうな。




   
2010/1/14(木)
寒波、地震、火事
「ここは平穏」

台所で料理中、ふと気付くと、ジェリーが足元にいたり、ジェリーが置いたオモチャを踏んでしまうことがよくある。今朝は、包丁を持った手に届く勢いで「おはよっ!」とジャンプしてきたのには驚いた。いーかげんにしなさいっ、ジェリーっ!

待望の適度な雪は降らなかった。しかし、ハイチのような地震はなかったし、別府のような巻き込まれ大規模火災もなかった。ただ冷蔵庫の中のような寒さが数日間続いているだけ。季節相応のシアワセを味わっているんだな、ってことで。




   
2010/1/15(金)
ネタ探し
「見つかった?」

今日のネタはないかいな、と、暖かいリビングに行くと、父はデッサンの練習中、母は池波正太郎の『蝶の戦記』を読書中、ジェリーはソファで午後の陽射しを堪能中であった。大人の風景だな。カメラを構えると、ジェリーがソファから飛び降りて、ネタ探しを手伝う様子。

昼前に、ネットで注文した本が届いた。中古だが美品。定価は1200円と1300円で、同一のお店から買って、送料込みで1100円である。この2冊は、さっそく読了。そういえば、昨年暮れに買った1本190円(!これでいいのか日本!)のヒッチコック物のDVD3本はまだ観ていなかった。いろいろとデフレだ。買い手に極楽、売り手に地獄。




   
2010/1/16(土)
ワキが甘い!
「至近距離!」

「ジーチャン、ワキが甘いよ」と言わんばかりに、ワキからスポッと顔を出すのはジェリー。「キミはアルか?」と思わせる食欲。これぞ正しいコーギーである。

昼間は自室に暖房を入れないので、ヒートテックにエアーテック、ひざ掛け、足元には湯たんぽでデスクに向かうことにしている。湯たんぽのお湯を沸かしている時に、ふと気になった台所の汚れを「激落ち君」でこすり取る。ああ、あそこもここも・・・と気になるが、湯が沸いたので、切りの良いところで中止。自室では、パソコンの起動待ちの間に、ふと部屋の引き戸の敷居が気になった。ジェリーの毛とホコリが詰まって・・・白い。綿棒で汚れをかき出し、さらに、引き戸の桟も拭き終わった頃、ようやくパソコンが使用可能になった。隙間時間でいろいろなことができるものだ。




   
2010/1/17(日)
ヒマじゃないよ
「ヒマ? 遊ぶ?」

両手が動いていないと見ると、ジェリーがボールをくわえて近づく。遊んでも遊んでも遊び足りないジェリー。

今日から、ビッグウッドから購入した「元気な酵素」と「イースト」の粉末をフードに混ぜて与えることにした。「愛犬活力源」も二振り、加える。これで3ヶ月もすれば、ますます元気な鉄壁の胃腸のワンコになること間違いない。

昨夜、台所を片付けた。賞味期限がはるか昔に切れた食品がまたもや出てきた。・・・罪悪感。今日は車庫を片付けた。2年ほど放っていた間に、大変なことになっていた。昨日と今日の片付けのために、100均でカゴや突っ張り棒やビニール袋を合計2000円分ほど購入し、無事、終了した。




   
2010/1/19(火)
寒さ疲れ
「ネーチャン肉布団はひんやり?」

日曜日に半日がかりで車庫を片付けた。寒かった。ホカロン2個貼って大丈夫だと思ったのだが。夕食後、どうにも体が動かなくて、ソファにゴロンと寝転んだら、ジェリーが私を敷布団に見立てて、熟睡していた。いつもならジェリーの体温を「あったかい〜!」と感じるのだが、この日はそれではとても足りなかった。

体がガチガチに硬くて寒くて、葛根湯を飲んで寝たのに効かず、18日の月曜日は、この私が食欲ゼロ。胃腸の働きが鈍っていたのを1週間ほど前から感じていたし、紅茶を飲んでも胃部につっかえて入っていかなかったので、朝と昼を抜いて、湯たんぽを入れて寝ることにした。体の中に寒さと疲れが入ってしまって抜けない状態、か。年を取るって、こういうことなのね。夕食は、白がゆに梅干、鯛のアラのスープ。アリナミンEXを3粒飲んで、7時半に寝た。今朝、起きてすっきりというわけにはいかなかったが、自室のエアコンを入れて、おとなしくしている。

ビッグウッドからドライフードの『華』を取り寄せた。「スパミール」(200グラム)と「華」(40グラム)を一日分として、3回に分け、朝夕の2回には(ノミダニ予防に)「イースト」粉末と(胃腸の活性化のために)「元気な酵素」粉末と「愛犬活力源」2ふり、を加えている。どうやらとてもうまいらしく、ごはんを食べるジェリーの後ろ姿は、元気いっぱいなのである。




   
2010/1/20(水)
錠剤よりも食品で
「『お手』の次は『はい後ろ』だよ」

昼、出かける前に、ジェリーを散歩に連れ出した。「散歩に連れ出すか」、「ペットシーツを2枚ずつ3ヶ所に敷くか」なのだそうだ。ぐるっと一周1キロ弱のコースで、オシッコとウンチを済ませる。惚れ惚れするようないいウンチだ。

今朝になったら、頭痛も治まっていた。おまけに4月並みの暖かさ。冷えもすっかり抜けたようで、残るは胃もたれのみ。まだコーヒーは飲めないが、抹茶ラテなら飲める気がしたのだが、やはり甘すぎてダメだった。夕食は、再び鯛のアラ汁、おかゆ。それと、あの小泉武夫博士が胃もたれを起こした時に、大根おろしを丼いっぱい食べたら治った!という記事を思い出し、天然の消化酵素たっぷりの大根おろし。丼ではなく、小鉢に盛った程度だが、さっぱりとおいしかった。エビオス錠はおいしくないけど、大根おろしはおいしい。




   
2010/1/21(木)/
同じ目をしてる
「遊ぼうよ、遊ばないの?」

こんな目をして見上げるジェリー。「アタシを見てよ」という目かもしれないね。

父のあとを付いて回るジェリーの姿に、母が「アルそっくりだね。アルを思い出すね」と笑う。



「天気いいよね」

2007年5月8日のアル。「ちょっとネーチャン!」と訴える。

「こっち見てくれないかな〜」、「アタシ、いいたいことがあるんだけどな〜」、いつもそんな顔して見上げていた気がする。



「マンマ、のんびりしなよ」

これはケビン君の最近の姿。

後ろ足が動かなくなったけど、すっかり落ち着いて、「こんな時間もあっていいよね」と語りかけている感じ。こんな時間が、アルと一緒の時にも流れていたっけ。




   
2010/1/22(金)
ジェリーの好みは
「きょう、もらったよ」
「ちょっとだけ食いちぎったよ」
「汚れちゃったよ!」


『ペピィ通販』から、ペットシーツとフェッチとオモチャが届いた。フェッチとペンギンのぬいぐるみを両方渡すと、ペンギンをくわえて、ラウンドベッドへ。ふと気付くと、車庫の日のあたる場所で、ペンギンをかじりながら父を待っていた。

ジェリーはフワフワ系が好きなんだね。

今日の30分片付けは、冷蔵庫。気になっていた汚れを掃除。期限切れの忘れ去られていた調味料など処分。我が家で、さっさと消費される食品は何かといえば、お菓子だ。それ以外の食品は、使いこなせず、残っていることが多いのに気付いた。これからは、お土産などは、お菓子に限定することにしよう!




   
2010/1/23(土)そして・・・・2010/1/24(日)
奈良、若草山焼き
「奈良の主役その1」

この土日、ケーコちゃんと奈良に行った。

「新名神高速はきれいでストレスなく走れるんだよ」とケーコちゃんは順調に飛ばし、まず土山サービスエリアで休憩を取った。それから目的地を奈良の若草山近くの宿泊地に設定し、ドライブを再開した。

カーナビの推奨ルートはケーコちゃんの予想と違い、「信楽」で降りて山道を走るというものだった。「これは日本の原風景か?はたまた昭和の風景か?」というドキドキのドライブの後、あっさりと奈良の市街地に入った。

「若草山焼き」

今回の旅のメインは、この若草山焼きを見ること。

昼前に目的地に到着し、葛餅を食べ、若草山に向かった。中学1年の時のバス旅行以来の若草山だ。山焼きのイベントのひとつである「鹿せんべい飛ばし大会」に参加!ぐぐっと気分が盛り上がる!

夜、若草山近くの宿の屋上展望台から若草山焼きを見学した。豪華な打ち上げ花火のあと、山が燃えた。一気に燃え上がっていく様子は想像以上にきれいだった。

「20年ぶり?」

朝、若草山を見ると、黒かった。これできれいな芝の山になるんだね。

奈良といえば平城京遷都以来1300年、奈良といえば大仏と鹿、奈良といえば法隆寺。

忘れちゃいけない中宮寺の弥勒菩薩。約20年前と、お堂の中の様子は変わっていた。昔よりも離れた位置から、私の永遠のアイドルの半跏思惟の菩薩様は微笑んでおられた。

「広い空!」

久しぶりで訪れたので、奈良市街はもちろん斑鳩の法隆寺も西の京の薬師寺も、いろいろと変わっていた。法隆寺から少し歩いたあたりの風景も、住宅が立ち並びずいぶん変っていた。しかし、こんな、のびやかな空と風景の、昔ながらの斑鳩の風景もあってとても嬉しかった。

帰路、カーナビの指示をちょいと聞き間違えた我々は、渋滞に巻き込まれつつ宇治平等院のそばに行ってしまったが、ほぼ予定時刻に無事に家に帰りついた。




 
2010/1/25(月)/
使い分け
「フェッチの意味?」

撮影の時も、フェッチを手放さない様子がとてもおかしい。ひとりで遊ぶ時は、しょっちゅうかじっているのだろう。フェッチがずいぶん変形してきた。

そしてペンギンは人間と遊ぶ時のおもちゃ。さっき、部屋の外で、ペンギンをピーピー鳴らしていた。遊びに誘っていたのかもしれない。

ジェリーが食欲旺盛、ウンチの状態も絶好調で、「太ってきたのではないか?」と父が心配するので、体重測定してみた。予想通りの8.4キロ。太りすぎの心配をする必要はない。しなやかで強靭な筋肉のかたまり、と言っても言いすぎではあるまい。後ろ足など、外側も内側も弾き返すような筋肉だ。




   
2010/1/26(火)
パジャマ
「遊ぶ時にもラウンドベッド」

「お座り」と言うと、敷物の上に移動してからお座りした。冷え性? いやいや、あくまでも快適を求めるワンコ、なのだろう。

テレビで、上海のパジャマ禁止令のことをおもしろがっていた。パジャマで寒くないのだろうか・・・。寒くないように、パジャマの下にいろいろ着こんでから出かけるのだろうか。つまりわざわざパジャマに着替えるのだろうか。・・・疑問は尽きない。

旅行の後、いつも「パジャマを持っていくべきだった」と反省する。着慣れたパジャマでないと、何度も目が覚めてしまう。特に今愛用している「小池さんのパジャマ」は、タテ糸シルク、横糸綿の、肌に触れる部分がシルクの朱子織になっているもの。極上の肌触り、肌より優しく柔らかく、しかし糸に特殊な撚りがかかっていてそれが肌の角質を取ってくれる。足利の頑固な染物屋『小池経編染工所』のオヤジが、眠りを研究し、開発したこのシルクコットンのパジャマ、もっとファンが増えるといいな。




   
2010/1/27(水)
ドッグトレーニングマニュアル
「犬は飼い主に似るんだよね」

「犬のしつけのビデオを買う!」と父が言う。「犬が飛びつくのはいけないんだ」、と。「犬が車に飛びかかろうとするのはいけないんだ」、と。

「はいはい、わかりました。注文の品が届くまでの間、この本を参考にしてくださいな」、と、『フォーグル先生のドッグトレーニングマニュアル』を渡して、私は眼科に出かけた。今日は4ヶ月に1度の目の検査である。

私がしつけようとするのを、「かわいそうではないか」となし崩しにしてきたのはいったい誰か。・・・ということは横においといて、今からでも遅くはない。人間はいつからでも変ることができるのだ。もちろん、ジェリーは賢いからいつでもしつけを入れることができる。

しつけのビデオも、見るのは人間なのである。犬ではない。見て勉強するのは人間なのである。飼い主の意識改革ができれば、犬はいつでも名犬になるのだ。犬はいつだって飼い主を見ているのだから。




   
2010/1/28(木)/
ジェリーのごはん
「お昼ごはんを待つの」

ビッグウッドのドライフード『華』を混ぜるようになって1週間。消化に問題はなさそうなので、今日はドライフード中心にしてみた。『華』は100グラムで411キロカロリー。体重5キロの犬に70グラム、10キロの犬に130グラム与えるといいらしい。8.4キロのジェリーには110グラムか。ジェリーにとって、8.4キロが維持すべき体重なのか、もっと大きくなるべきなのか・・・。ジェリーの実家のスマイルアンジョーさんでは、小さすぎるのでは、と心配のご様子だが、他と比較できないのでよくわからない。

ドライフードだけではいかにも少なそうで、私だったら物足りないと思ったので、今日のところは、ドライフード100グラム、鶏皮なしムネ肉100グラムを1日分として、3等分して与えることにした。ちなみに鶏皮なしムネ肉は100グラムで約100キロカロリーである。




   
2010/1/29(金)
答えはない、ただ、あるがままを
「カリントならいいかな?」

「今朝の散歩で、2度のウンチはとても良かったが、3度目が見たことのないようなベターッとした黄色で。どうしたんだろ?」、との父の問いに、「・・・白菜だっ!」と昨夜の調理中の出来事を思い出した。

まるでアルのように、いや、アルよりもはるかに積極的にジェリーは調理中の足元をうろつく。大根サラダを作っている時に大根を、白菜と鶏の蒸し煮を作っている時には白菜の軸を、サツマイモとリンゴの甘煮を作っている時にはリンゴを与えたのだった。食物繊維、多すぎ。今日は、『スパミール』100グラム、『華』90グラムが一日分だ。

星ヶ丘三越の映画館で『私の中のあなた』を見てきた。とてもいい映画だった。「なぜ」と何度も問われているような気がした。答えはない、ただあるがままを受け入れよ・・・ということかな。

そしてジェリーは、たっぷり1時間の午後散歩。家の近くに来てから、カラスが「コワッ」とカラスじゃないような声で鳴いたらしく、ジェリーが「呼んだ?」と振り向き、さらに散歩の距離を伸ばしたのだとか。




   
2010/1/30(土)
平均か個性か
「アタシ、小さいの?」
「それとも太ってるの?」


「ジェリーは太ったんじゃないか」、と言いながら、父は「ジェリーは食べたもの全部ウンチになるんじゃないか」とも言う。矛盾?

美人は、その時代の平均なのだそうだ。鼻、高すぎず低すぎず、目、大きすぎず小さすぎず、体重、重すぎず軽すぎず、背、高すぎず低すぎず。平均よりちょいと、あるいはとてもずれたのを個性的、と言うのだ。私は「個性的ね」とよく言われるのだが・・・。さて、犬の場合はどうか。犬の場合の美人コンテスト(ドッグショー)は、よいオトウサン・オカアサンになれる犬が優勝するのだ。

ジェリーは、ちょっと小さいかもしれない。でも、たっぷり元気だし、ハイテンションでジャンプしている最中でも「お座り」のコマンドに従うことができるし、とてもいい子だ。だから、今夜も明日もおいしく食べようね。




   
2010/1/31(日)/
ブルームーン
「めったにないこと?」

そういえば昨日は満月で、1月に2度目の満月だった。ブルームーン。ジュリー・ロンドンのハスキーセクシーボイスの♪『ブルームーン』♪が脳裏をよぎる。

2年4ヶ月ぶりにTOEICを受けた。会場の名古屋駅前の愛知県産業労働センターはきれいだったが、寒かった。スコアが上がった感じはまったくしなかったから、多分落ちたのだろうな。会場を出て、周辺の地下街をうろついた。大名古屋ビルヂング地下の『ハーブス』でコーヒーとケーキ。姪っ子のバイト先である。ちょっと値段が高いが、ひいきしなくては、と伯母の私は思うのである。支払い時に、いると思わなかった姪っ子が勤務中で、私に気付いて小さく手を振ってくれた。

午前中の30分散歩と午後の1時間のタウンウォーキングで、考え事をするでもなく、マンウォッチングをするでもなく、「私って何も考えないんだな」と少しばかり自分にあきれた。

今夜もシャーロック・ホームズのDVDを観よう。そして動物が出ると、ジェリーが画面を真剣に見るのだ。




 

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