『怒涛の鯨のタタキ』
2010年2月の犬バカ愛日記



健康的に正しく減量するには、
運動しかないっ!

ジェリーとの散歩は、
大急ぎの早足散歩。
効果がありそうな予感。

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2010/2/1(月)
ウォーキングする人たち
「午後の散歩は?」

昼から雨。ぐんぐん気温が下がる感じ。暖房しても室温はせいぜい15度。足元から冷えるので、昼食後、湯たんぽ入れて、デスクに向かう。途中、ショウガ紅茶も作って保温。ジェリーはぬくぬくのリビングで、ソファから滑り落ち、「そのままカーペットの上で寝てるよ。ふて寝?暑いの?」と母に笑われていた。

午前10時過ぎからの私のウォーキングにジェリーが付き合ってくれた。途中、ウォーキングするおばあちゃん、ランニングするオジサンとおじいちゃんとすれ違った。おしゃれな黒のショート丈ダウンジャケットとミニスカート、黒のショートブーツ姿の若い女性は、駅から歩いて帰るのかな、と見たのだが、ウォーキングの最中だった。みんな、続けようね〜! そして、私はジェリーに引っ張られて、歩いたり走ったりで30分間、3444歩の散歩をすませた。




   
2010/2/2(火)/
お散歩と頚椎ヘルニアの関係
「お散歩、好きだよ」

ジェリーの散歩は一日3回。アルの散歩が「三歩」だったのに比べると、驚異的な距離とスピードを誇る。午前10時半からの私のウォーキングは、ジェリーといっしょに30分間3600歩だった。結構な早足。

散歩の間中、ジェリーが引っ張っているわけではない。後半は、ピタリと横に着いた見事な散歩姿である。しかし、前半は、「散歩嬉しくってたまんないっ」と全身で表現する。つまり、引っ張る。走る。走るのは構わないが、リードは最長5メートルである。ダーーーッと走って、「ジェリー!停まれーっ!」と引っ張られたりして、その度にガクッと首に衝撃が走っているはずである。この衝撃が重なることで、頚椎ヘルニアを発症する・・・なんてことはないのだろうか? 胴輪は骨格に悪い影響を与える(かもしれない)と読んだこともあるし、胴輪より首輪の方が、飼い主の意思が良く伝わるのは事実だ。飼い主が意思をしっかり持って、犬に伝えなくては・・・。ジェリーの健康的ドッグライフのために。




   
2010/2/3(水)//
春の前日、ジェリーは絶好調
「オモチャと遊んだよ」

午前中、郵便局へ郵便を投函しに行くついでにジェリーとお散歩30分間。とても寒かった。体は温まったが、足の先はついに冷たいままだった。ジェリーは平気なのだろうか。

近所の甚目寺観音は恒例の節分豆まき。明日は立春。普段は静かな境内も、この日ばかりは混雑する。「さのさのさ!おしゃしゃのしゃ!よよいのよい!」と、豆まきの後の掛け声は意味不明だが独特で楽しい。ジェリーを連れていくと大変なことになりそうだったので、断念。

夕食後、テレビを見ながら片手でジェリーのボール遊びに付き合っていたが、ふと手がお留守になり、気付いたらジェリーが草もち型ピーピーぬいぐるみを破壊していた。「あらっ!ジェリー、これは何?」と指差したが、「なんだろね〜?」ととぼけた顔していた。




   
2010/2/4(木)/
犯罪の痕跡@農道兼学童通学路
「それで、どうなったの?」

ジェリーの2回目の散歩の途中、いつもの小学校への農道兼学童通学路におまわりさんがバイクを止めて立っていた。タイヤの代わりにコンクリートブロックを履いた外車が、田んぼの中の農道兼通学路のど真ん中に放置されていたのだ。「お?何だ何だ?何か変だぞ」と寄っていく私たちにおまわりさんが近づく。つまり、それ以上近づくな、という意味。「盗難車らしいんですよ」と。どこぞで盗んできた車から、タイヤやナンバープレートや、車内の売れそうなものをごっそりはずし、後部座席の窓ガラスを割られた車には消火器が吹き付けられていた。「指紋を消すためですかっ?!」、『相棒』と『シャーロックホームズ』ファンの私は質問せずにおられない。小学校のすぐそばで、こんな犯罪が起きている。

ジェリーの3回目の散歩で、父は当然事件現場の様子を見に行った。パトカーと被害者らしいふたりの若者。「車、自分で持って帰ってね」という話でもしていたのだろうか。

人生初のハローワーク体験。8時31分に到着。受付でもらった書類に記入している数分のうちに所内は満員となった。しかし、よく聞いていたような「すっごい人だよ」という感じではなかった。他の地域の職安、他の時代の職安を知らないので、比較しようがない。私を救うのは、バリバリのスキルアップのみ。




   
2010/2/5(金)
ジェリーはとっても野性的
「サッカーも好きだけど・・・」
「・・・引張りっこも好きだよ」


ジェリーが私の膝にぬいぐるみをのせる。あるいは、テーブルの私の手元にボールを持ってくる。「ネーチャンは投げてくれるだけでいいんだよ! ジェリーがボールを持ってくるよ。ほら、投げてよ」、と。

ジェリーのゴールキーパー姿は動画で残しておきたいものだ。ジェリーがボールやぬいぐるみを私の足元に落とす。「行くよ〜、イチ、ニーィ、サンッ!」とキックする。それを待つジェリーは、前脚を片方浮かして、右にも左にも前にも後ろにも跳べるように待ち構えている。・・・笑える。

昼の散歩は40分間。ジェリーは警察犬のように、田んぼの中の道を匂いを追いかけどんどん進み、初めての道に踏み込み、そして突如、顔や首を道端の枯れ草にスリスリとこすりつけた。「ひからびたウンチにスリスリしちゃダメッ!」・・・油断できない。夕方の散歩では、公園近くでジェリーの口の動きに気付いた。「ジェリー!出して!」とリードを引くと、赤い実をポロンと口から出した。・・・油断できない。




   
2010/2/6(土)//
ジェリーは少し不満?
「動けないんだよ」

ジェリーが少し不満顔? 夕方散歩で、拾い食いをして私にひどく叱られ、散歩の距離もいつもより少なく、ほとんど走ることができなかったのだ。

フレキシリードをつけたまま「待て」。動くと、フレキシリードのハンドル部分が地面にこすれてガラガラと音を立てる。ジェリーはその音が苦手なので、お座りして待つのだ。

そういえば、昨夜、私が台所に立つと、いつもは必ず足元で邪魔するジェリーなのだが、魚焼きグリルでイワシの丸干しを焼いていた時に、魚の脂がバチッと音を立てるのを、初めのうちはビクビクしながらもグリルを見つめていたが、いつの間にか、離れたところから台所の方を見ていた。ジェリーは音に敏感だ。




   
2010/2/7(日)
初めての味
「この噛み応え・・・」
「この味・・・」
「食べてるって感じ〜」


朝の散歩30分。昼の散歩45分。そして現在夕方の散歩中で、1時間経過、まだ帰ってこない。(結局、1時間20分後、散歩を堪能した様子で帰ってきた。)

先月の奈良土産の葛餅を食べた。しっかりもっちりプルプルの葛餅に黒蜜ときな粉をかけて、ついでに抹茶を立てていただく。うまい! 味わうためにはジェリーの熱視線が邪魔である。時間稼ぎにオヤツを与えた。『ポチの幸せ』のオヤツビックリ箱に入っていたオヤツ、牛スジスティック。下痢するんじゃないかと怖くて与えることができずにいた牛スジスティック。ジェリーの大好物になりそうな予感。




   
2010/2/8(月)
禁断の味
「ごはんは大好き」
「散歩はもっと好き」


私の健康作りのための一日30分の早足散歩は、ジェリーが付き合うようになって以来、30分が40分に、40分が50分にと時間と距離を伸ばしつつある。スピードは衰えず、時々ジョギングが入るのだ。

トーストと卵、タマネギのマリネ、ホットミルク、それにバナナ。父の朝定食洋食バージョンである。我が家の食卓は簡素。このバナナ、今日は半分を「食べる?」と母に渡し、新聞を広げ、「近頃耳が遠いので、この集音器が欲しい」と広告を見せたりしているうちに、我々の注意は一瞬ジェリーからそれた。そして母がバナナを食べようと、「あら、バナナは?ネーチャン、片付けちゃったの?」、「いや、まだそこまでボケてはいないと思うんだけど」、と、流しを見に行く私の後ろで母の声。「まさか、ジェリー?」、「あっ、ジェリーだ!」、と母の足元の床にあったのは、バナナの皮。そう、ジェリーは、みんなの注意が食卓からそれた瞬間に、テーブルの上にあったバナナをくわえて、悠々と食べてしまったのだ。うまかったろうねぇ、「完熟王」。最高だよね、盗み食いの味。

体重9キロ未満でバナナ半分一気食い。うちに来た当初ならば、すぐに下痢しただろうが、今のジェリーは大丈夫。




   
2010/2/9(火)
犬カロリー計算
「コンパクトな寝姿?」

『ペピィ通販』の福袋セットに入っていたカバーをベッドにかけてみた。子どもっぽいほどに明るい 「梅とウグイス」柄である。ジェリーが「遊ぼう」とうるさいので、ベッドに載せてやった。ジェリーはフワフワしたところに載るのを嫌がるのだ。ベッドの隅に行って、ちょっと掘るマネをして居場所を作り、眠ってしまった。

昨日から、ドライフードだけを与えている。『ビッグウッド』のドライフード「華」は、100グラムで411キロカロリー。体重10キロの犬には130グラム、5キロの犬には70グラムが一日分の目安量である。ジェリーならば、110グラムか120グラム程度。昨日は120グラム与えてみた。少なすぎるのはかわいそう、肥満にもさせたくない、ジェリーは育ち盛りが遅れてやってきているのでは?などと迷う。「犬カロリー計算」のサイトを見つけた。「不妊手術済み、体重9キロ」で計算すると、100グラム411キロカロリーのフードは140グラム与えることになる。「不妊手術済み、軽度労働犬、体重9キロ」で計算すると、170グラムになる。軽度労働犬というのはどのくらいの運動量の犬なのだろう。ジェリーは運動量は多いが、労働しているわけではないので、やはり140グラムが目安だろう・・・、ということで、今日は朝60グラム、昼40グラム、夕50グラムを与えることにした。




   
2010/2/10(水)/
ジェリーのごはん再考
「大事なお話?」

ふたりで秘密のお話をしているかのような画像。実際は、ジェリーが私の手元に注目しているのだ。私が、チョコレートの包装のリボンをいじっていたのが気になったらしい。

昨夜、再びジェリーの食糞を確認。「だって、おいしそうだったんだもん」という立派な理由があるのだろうが、それはジェリーの消化能力に難有りということなのだ。

「元気な酵素」を与えてもまだ、ジェリーのおなかには酵素が足りないのだ。『ビッグウッド』さんに相談メールを出したら、丁寧な返事をいただいた。ジェリーがおいしく食べて、中距離選手のようなかっこいいボディのスタイリッシュなワンコになれるように、食事をもう一工夫しよう。ドライフードにかけるスープや、消化酵素のサプリメント「エンザイム」など、まだまだ打つ手はある。食事を見直せば、ジェリーの今後はもっと明るく、ジェリーの老後は間違いなくスーパーワンコだ。「食」は体を作る。「食」は、体という宇宙を作るための可能性のかたまりなのだから。




   
2010/2/11(木)/
祝日の遊び方
「え?カワイイの?」
「ホントに?」


「滋賀県に行ったから」と、お土産のチーズケーキを持って妹がやってきた。妹と私では、ジェリーとの遊び方が違う。ジェリーはすっかり気に入ったようで、妹から離れない。「遊んで、遊んで、もっと遊んで〜」と、おもちゃをとっかえひっかえ持ってくる。引っ張りっこしたくて持ってきたゴムバンドだが、妹はそのゴムバンドをジェリーの口に巻きつけたり、ヘアバンドにしたり、ジェリーがくわえたところを「歯磨き〜」と両端を持ってゴシゴシしたりする。さらに、ゴムパッチン遊びもしていた。このゴムパッチン遊びもジェリーは大変気に入ったようだった。

朝の散歩は1時間弱、昼前の散歩は40分。雨が降りそうだったので、雨ガッパを着て、ジェリーにはエプロンをかけさせて、いつもの昼前の散歩に出かけた。途中から雨が降り出したが、ジェリーは時々ブルブルッと水を切り飛ばしながら、いつもより多めに散歩をこなした。おかげで今日も私はノルマの散歩を済ませることができた。




   
2010/2/13(土)
散歩の途中で
「パスパスパスッ!」

3個500円で買ったテニスボール、拾ってきた野球のボール2個、拾ってきたソフトボール2個・・・我が家には何個ものボールが転がっている。このソフトボールはジェリーが見つけてきたもの。

投げてやったボールを追いかけ、くわえるには大きすぎるソフトボールを、なんとかくわえ上げては落とし、追いかけて前足で止めたりしながら、「もう一回投げて」と持ってくる。

昨日は頭痛。冷えて頭が凝った感じ。今日も頭痛が残って、時折電気が走る感じがあるが、今日も散歩のノルマは果たすのだ。バファリンを飲んで、カメラを持って散歩に出かけることにした。

「あれ、欲しいよねぇ」

近所の高校のグラウンドのフェンス外の溝には、ゴミに混じっていろいろなものが落ちている。たくさんのボールも、誰にも探されず、拾われずに、変色し、朽ちていく。「在庫数を確認しないのだろうか。部費で購入しているのではないだろうか。豊かだなぁ」と見捨てられたボールに同情してしまう。

今年になってから、サッカーボールが1個落ちているのだ。ジェリーはとっくに気付いている。「いつかきっと・・・」、「ここを降りてあそこまで・・・」と距離を測っているに違いない。




   
2010/2/14(日)/
気の毒で見ていられない
「じゃ、遊ぼうか?」

「メダル、金メダル!」と根拠なく騒がれて、追い掛け回されて、プレッシャーをかけられる選手たちを「気の毒に」と思う気持ち半分、「きっちり結果を出してくれぃ」と期待する気持ち半分、オリンピックの季節はテレビ観戦したいようなしたくないような複雑な気分。

結局、中継を見たがらない自分は、現実逃避型。それよりは、聞き取りやすい英語の字幕つきの映画はないかいな、と番組を探すのだ。・・・そんなことより勉強しろって。

朝、オヤツを目の前に置かれて「待て」させられていたジェリー、父が戻ってきた時には、オヤツを食べてしまっていた。「・・・しまった」と失敗したことはわかっていたらしく、こそこそと逃げたらしい。「ここへおいで」と言われるとそばへ来るものの、叱られると思ってか、「お座り」と言われると、来た・座った・逃げる、という素早さ。「ジェリー、来い」と呼ばれると、行かなくちゃ・・・と行きかけて、でもやっぱり叱られるかも・・・と逃げ腰になっていた。「そんなに厳しく叱ったことはないんだけどな」と父が気にしていたが、父をボスと認識しているジェリーには、「期待を裏切ったアタシってダメな子?」と自分で自分が許せなかったのかも。(どうなの?)犬の躾は、犬との付き合い方や自分自身を見直すことなのだ。めげるな、くさるな、あせるな、お父さん。




   
2010/2/15(月)/
願いが通じて
「空が明るくなったよ」

車庫にしいたペットシーツでオシッコ、台所のペットシーツでもオシッコ、取り替えたペットシーツの上でウンチ。よくできました、ジェリー。いい子いい子。

朝ごはんには「ビッグウッド」のドライフード『華』50グラム、『元気な酵素』スプーン1・『イースト』スプーン半分・『愛犬活力源』2振り・『エンザイム』スプーン1。昼ごはんは同じく『華』30グラム、『エンザイム』スプーン1。オヤツに馬肉ジャーキー少々、『華』焙煎タイプ数粒。元気に食べたね、ジェリー。いい子いい子。

ほめられてもジェリーは満たされない。ジェリーは散歩したいのに、ジーチャンは時代劇、バーチャンは『火の国の城』、ネーチャンはベンキョー。そして外は雨。

しかし午後3時。ついにジェリーの願いが通じ、雨が上がって、ジェリーはエプロンをかけてお散歩に連れ出してもらった。よかったね、ジェリー。




   
2010/2/16(火)
職人技?テキトー?
「カミサマの言うとおり、だよ」

ドライフードに酵素など各種サプリメントを加えて与えている。酵素の与え方に不安があったので、ビッグウッドのコンサルティングサポートルームに電話して聞いてみた。

私の与え方では、酵素の働きを弱めてしまっていたのがわかった。日曜日に到着したもののまだ与えずにいた滋養スープ『天然猪骨コラーゲンスープ』も今夜からフードにかけてみよう。滋養スープが体の中からジェリーの潜在力を引き出し、食べたものを消化し、栄養をすっかり吸収できる力がつけば、食糞行動も改まるだろう。(昨夜もちょっと食べちゃったの。)ジェリーは、過去の経緯から見てもかなり消化力が低いと思われるが、半年経って、ウンチの形状だけは正常になった。消化吸収のレベルアップが今年のジェリーの目標だ。

オリンピックのスピードスケートトラックで、係員が氷の表面をならしていた。トラックに膝を付き、金属製のスクレイパーみたいなもので細かい氷の破片をかき集め、ならし、息をかけて仕上げて(?)いた。神業的職人技を持つ製氷の達人なのかもしれない・・・。




   
2010/2/17(水)
おもしろコンパス
「ネーチャン、料理中?」

私が台所に立つと、ジェリーもウキウキとオモチャを持ってやってくる。「投げなくていいからさ、ボールを蹴ってよ」という感じ。相手にされないと、いつの間にか足元で眠っている。・・・危ない。

オリンピック女子カーリングの「どっちがより中心に近いか計測器」はまるでコンパスのようだ。原始的ゆえに説得力があって、とてもおもしろい。

今日は、昼と夕方にジェリーと散歩。13日に日記でサッカーボールのことを書いたら、14日にはボールがなくなっていたのだが、そのタイミングはまるで誰かが私の心を見透かしているようで、妙な気分。「今日も誰かが見ているかもしれないねぇ」とジェリーに引っ張られながらの夕方散歩では、何十年ぶりかで中学時代のクラスメートに遭遇。うわっ。彼女が我が家の所在地まで知っているのには驚いた。なぜだっ。




   
2010/2/18(木)
鳥は大胆
「飛びたいなぁ」

昼の散歩タイムは、スズメやカラスの群れの中を通る。ジェリーが通ると、田んぼでさざめいていたスズメがザーッと飛び立ち、近くの木に止まり、遠くから見るとまるで木の葉のよう。一斉に飛び掛ってきたら、怖いぞきっと。

カラスはジェリーが近づくまで逃げようともしない。近づくと、チョンチョンと数歩跳んで距離を置き、カァカァ。ジェリーはさっきまでカラスがいたところに走り寄り、しきりに匂いを嗅ぐ。悔しいねぇ、ジェリー。




   
2010/2/19(金)/
ご機嫌な理由
「デニッシュドーナツっていうの?」

名前を呼ぶとご機嫌な顔をして見上げるので、叱る気にもなれない。それに、1分前の出来事はもう時効だし。

ジェリーが見つけて拾い食いしたのはデニッシュツイストドーナツパン。草むらに顔を突っ込んで、何を熱心に匂いを嗅いでいるのかと思ってジェリーのリードを引いたら、「ほら、ネーチャン、あげるよっ」とパンを半分くわえて来た。・・・半分以上食ったのか? 下痢したらどーする?

オリンピックで高橋が銅メダル。よかったよかった。




   
2010/2/20(土)
フサフサのジェリー
「エリマキみたいでしょ」

何の音を聞いているのか、難しい顔をして、両耳をピンと立てている。遠くにパトカーの音が聞こえるのかな。

ジェリーの被毛はフサフサ。ジェリーの本体は被毛の奥深くに隠されている・・・。ブラッシングしても、地肌にまで櫛の歯は届かないほどだ。

「きれいに手入れしているね」と散歩中に声をかけられることもあるが、申し訳ないほどに何もしていない。時たま、オレンジエックスの薄め液でゴシゴシ拭くだけである。ブラッシングも丁寧にやっているとは言いがたい。それでも、体臭もなく、ツヤツヤだけどべたつかない被毛は健康そのもの。おなかの調子も絶好調で、善玉菌が増殖中なのだ、きっと。




   
2010/2/21(日)
初めての匂い
「バーチャン、これ何?」

母が足の甲に保冷材を巻きつけた。すかさずジェリーがやってきて、匂いを嗅ぐ。手ぬぐいの結び目をくわえてほどこうとする。ほどけないと思ったのか、ガシガシと前脚で掘るようにひっかく。

「痛いって、ジェリー」、昼の散歩に付き合った母はちょいとした段差で転んだのだ。なんともなかったし、見た目も何の変化もないのだが、夜になって痛くなったようだ。明日になれば治っているさ、私がつい先日転んだ時もそうだったから。

1週間早かったが、妹一家を呼んで、自宅で父の誕生祝いの食事会をした。ジェリーは一気に増えた遊び相手に大興奮。食事会の時はリビングから締め出されて、ひとりで台所でおとなしく待っていたが、リビングが片付いた途端、乱入。かなり嬉しかったらしい。




   
2010/2/22(月)
ヌートリアはネズミ対策?
「いつでも来いっ!」

ジェリーが迎え撃とうとしているのは、ボール。いつでも跳びかかることができるように、前足をちょいと浮かして、後ろ足には十分に力がみなぎっている。静止画像では確認できないが、わずかに残ったしっぽが左右に動くのだ。

今日は、ジェリーは朝と夕方の2回散歩。夕方散歩で、父から聞いていたヌートリアを目撃。近くの高校の、サッカーボールが落ちていた水路の近くで、ジェリーが「ネーチャン、ほら、あそこにいるよ」と立ち止まって教えてくれた。大きい! 体重5〜6キロはありそうなずんぐりとしたヌートリアが、フンフンと空気の匂いを嗅いでいた。ほんの3メートルを隔てたところに犬と人間がいるのに、まったく気にする様子もなく、悠然として、のそのそと数歩歩き、また立ち止まってもぐもぐと草を食べるのだった。デジカメも携帯も持っていなかったのが残念っ。




   
2010/2/23(火)
春、家庭菜園
「ずっと外にいてもいいよ」

今日の気温は3月下旬から4月上旬並みだとか。昼間の散歩はジェリーには暑い季節がやってきたかも。

散歩の途中、家庭菜園をあちこちに見かける。どこも同じような野菜が生長中。定年退職後のご主人の趣味で作った野菜が、「オレが作った野菜を食べないのかっ」と家庭内バトルを引き起こすという笑い話もよく聞く。イチゴとか花とかだったらバトルにならないだろうけど、盗まれるだろうな。米とか麦なら保存も利くけど、家庭菜園では作ってはいけないのかしら。食管法かなにか制限したり取り締まる法律でもあるのかしら。




   
2010/2/26(金)
進歩
「全身で遊ぶよ」

近頃、ジェリーは人の言うことをよく聞き分けるようになってきた。全身で学習しているらしく、人間世界で生きる犬の知恵も着々と積み上げている様子。

私のベッドに載ると、何回かは「はい、ころ〜ん」と私に転がされて、それから前足の付け根をなでてもらって、眠る、ということになることを理解しているのが、ジェリーの目に現れている。

バンクーバー五輪の女子フィギュアをドキドキしながら観た。何もかもすごい進歩、採点方法も変化。真央ちゃんの悔し涙に、私はむしろ勇気付けられた。




   
2010/2/28(日)
春はぬかるみ
「エプロン付けてるし」

朝の散歩は雨で中止。雨は9時半頃あがり、昼前の散歩には、泥ハネ防止のエプロンをつけさせて出かけた。Mサイズのエプロン、アルならば小さすぎたサイズが、ジェリーには余裕。ジェリーはやっぱり小柄なんだね。

雨上がりの田んぼ道はぬかるんで、人間にとって危険なので、ジェリーには悪いが、できるだけ街中の舗装道路を選んだ。ふと気付くと、ツクシンボもにょきにょきと伸びているし、レンゲも咲いている。ジェリーの散歩はたっぷり50分間。帰宅するとすぐに、「ボールを投げてよ!」とオモチャを持ってきた。ジェリーの元気さは底なし。




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