『怒涛の鯨のタタキ』
2010年4月の犬バカ愛日記



4月には2度も京都へ行った。
「・・・京都は犬が少ない?」
日本一の観光地、観光客が多すぎて、
犬が目立たなかっただけなのかも。

ジェリーはじわじわと体重を増やして、ようやく8.7キロ。
もう少し大きくなるといいね。

〔トップページへ〕 〔犬バカ愛日記目次ページへ〕

掲示板に行ってみる?



   
2010/4/1(木)/
ジェリーの習慣
「散歩?!」

昼前の散歩は、ヌートリアの巣巡りコース。50分間。ジェリーにはお茶の子さいさい、私と母にとってはちょっとぐったりな早足散歩である。

ジェリーが昼寝をする時には、ラウンドベッドを使うこともあるが、ちょっと薄暗くて、周りを囲まれた感じのする私のベッドを使うことが多くなった。ちょうどよいフカフカ加減なのだろうか。ジェリーがいない時は、たいていここで寝ている。今日も私が買い物に出かけた間、ベッドから外を見たり、昼寝したりしていたらしい。

夕食の支度が終わり、テーブルに料理が並ぶと、「つまり、ご飯の時間なのね!」ということがわかるらしく、ジェリーは家族を呼びに走る。「ジーチャン、まだかな?」という様子で風呂場の前まで行って戻ってくるし、母が2階にいる場合は、階段の下に行って「ワンッ」と甲高く吠えて呼んでいる。そして台所に戻ってきて、まだ誰もテーブルについていないと、またそわそわと風呂場と階段の下に呼びに行くのだ。




               
2010/4/2(金)@京都
1泊2日京都桜さくらサクラ
「トンネルを抜けるとそこは・・・」

・・・南禅寺だった。

「清水寺夜間拝観だって! 行こう!」と、ケーコちゃんが提案し計画。新幹線のぞみでわずか38分、我々は9時前に京都駅に降り立った。

蹴上の駅で降りて、少し行くとトンネルが・・・そこを抜けると南禅寺だった。数年前に行った時は12月で紅葉の南禅寺だった。今度は桜、急階段の山門を登って見る風景は、絶景。

お堂では、何人ものお坊さんが、ぐるぐると歩き回りながら読経中。初めて見る光景で、印象的だった。お坊さんのシューズは、赤い布製の室内履きみたいな・・・仏像の履物と同じだった。

「インクラインって・・・」

南禅寺の本堂脇を見上げると、インクラインの赤レンガの陸橋のような建築物が見える。琵琶湖から水を引いた疎水(インクライン)だ。ここから琵琶湖の水位の差はわずかに36メートル。明治18年着工。5年後の1890年に完成。お雇い外国人技師の反対を押し切って、すべて日本人の考案で、巨費を投じて完成したというからすごい。今も満々と琵琶湖からの水を流し続け、同時にシックな赤レンガの浄水場もあわせてりっぱな観光資源。京都人の「伝統と歴史を踏まえながら、新しいものを取り入れる自由とのびやかな力」を見る思いがした。日本初の水力発電所と市電は古都京都で生まれたというのがおもしろい。

桜満開のインクライン散策路から、森の中の水辺の散歩道のような水路脇を歩いて、再び南禅寺境内のこの水路閣に戻ってきた。

「舞妓さんはとてもカワイイ」

祇園はどっちだ、多分あっちだ、と、途中、適当なお店でうどんなど食べながら、花見小路を目指す。巽橋そばの甘味処「小森」でわらびもちパフェを賞味。

巽橋すぐそばで観光客との記念撮影に応じていた舞妓さんを見つけ、「かわいい〜」とため息混じりの歓声が自然派生。日本人であることを誇りに思える・・・意味不明なまでの感激を誘うかわいさ。

応仁の乱でも焼けなかった八坂の塔の足元でも舞妓さん姿の2名を発見。坂も石段もきついが、さすが京都。楽しい。

「高台寺の方丈前庭」

しだれ桜が満開で、モダンな雰囲気でなにやら愉快な気分になる庭だった。いったいどういう人がデザインしたのだろう。

京都は見所が多すぎて、「今回は、こことここだけ」と決めなくては、時間に追われて楽しめない。「また来ようっと」、と、せいぜい長生きしなくちゃと思うのである。


「坂の上と下」

『坂の上の雲』という本があるが、我々の宿は、坂の上にあった。「高台寺 東山温泉 ホテルりょうぜん」は、産寧坂からイノダコーヒーの角を曲がり、有名なミステリー作家(故人、しかし女優である娘さん在住)の家の前を通り、それからさらにきつい坂をあがったところにあった。なんという急な坂。

宿での夕食後、夜間ライトアップの清水寺夜間拝観に出かけた。朱色の仁王門、ライトに映えてゴージャス。清水寺本堂手前にある「弁慶の鉄下駄」を「重たい〜」と持ち上げようとしている男の子がいた。・・・ふっふっふ、それに男子が触れると浮気をしなくなるんだぞ。

坂と石段と階段の、2万4千歩の一日の疲れを温泉で癒して、早々に就寝。

「どこから見ても優美」

疲れすぎて眠りが浅かった私と、熟睡したけれど筋肉痛が出現したケーコちゃん。二日目の予定は、その体調ゆえに、欲張りコースから無理のないコースへとあっさり変更し、宇治の平等院へ向かった。

平等院鳳凰堂はどこから見ても優美だった。何枚も写真を撮ったが、思うような一枚は取れていない。画像は、ケーコちゃんからもらったもの。「鳳翔館ミュージアム」では、コンピューター技術による彩色映像が観られる。古代の戦火で何度も焼かれて、今残っているのは、平等院という広大な寺院群のなかのほんの一部の阿弥陀堂である鳳凰堂。

1052年、末法の世の始まりを信じた貴族たち。信じるしかないほどのひどい世の中が貴族の屋敷の内外には広がっていたのだろう・・・と、別料金を払って、国宝の鳳凰堂に入り、阿弥陀仏を見上げて思った。

平等院を出て、宇治川を渡り、宇治上神社に行く。桜と濃い緑にかこまれて、国宝の拝殿がある。日本最古の神社建築スタイルの内殿を持つ。おみくじを引いてみた。中吉。

再び、宇治川を渡り、中の島の桜祭りのにぎわいに、屋台で買った「宮崎名物肉巻き」と桜を堪能。

京都へ戻り、予定より1時間半早いのぞみで帰宅。1日半振りのジェリーはフカフカの手触りだった。




   
2010/4/6(火)/
禁じられた遊び
「じゃんけん、ガブッ」

今日は暑かった。23度。5月中旬の気温らしい。ジェリーとの昼前散歩は、ジェリーにとっては暑すぎる季節がやってきたようだ。そんな季節がやってきたら、私のウォーキングも朝にするか、昼間ならば車庫内でのステップ運動にしなくては。

ジェリーはいつまでも子どものようで、時折、私の手を甘噛みしようとする。それはいけないよ、ジェリー。禁じられた遊びなのだよ。まったく痛くはないのだが、うっとりと噛んでいるうちに、私の手をガムや骨と勘違いして本気でカミカミする瞬間が来ないとは断言できないので、「ガブはダメ」と躾けてはいるのだが・・・。「ウン、わかったよ」と今度はそっと噛もうとする。しかたないので、「ジェリー、歯のチェックをしようか」と、ついでに、口の中に手を突っ込んでやる。さすがにそれはイヤなことらしく、「ネーチャン、なんてことするの?」と困った顔して逃げるのだ。




   
2010/4/8(木)
タンポポ、スミレ、ヌートリア
「たくさん歩こうよ」

今日の昼前散歩にはデジカメを携帯。いつもと同じ、田んぼの中の散歩コース。

散歩スタート後、2分もしないうちにまずウンチ。たっぷり、そしてゆるい・・・が、下痢ということはない。水、ガブ飲みの季節がやってきたから、多少ゆるくなることもあるだろう。しかし、一応、昼ごはんは半分に減らして15グラムにした。一日150グラム程度がちょうどよさそうである。体重は8.6キロ。

少し前までは、地面にはいつくばって咲いていたタンポポは、茎がぐっと長くなってきた。スミレの花が目立ってきた。そして、日向ぼっこをしていたヌートリアは、ジェリーの急襲を受けて、機敏に走り、水路にダイブ! ジャッポーン! なかなかの勇姿であった。もしもリードがなかったなら、ジェリーも追いかけてダイブしただろうか? ジェリーは水陸両用タイプだろうか?




   
2010/4/10(土)
いい匂い、春散歩
「この匂い、好き〜!」

小学校の桜を、「まだまだ見頃だねぇ」と立ち止まって見上げていたら、ジェリーはこんなことをしていた。何の匂いが気に入ったのか、しきりに匂いをかいだあと、体をこすりつけている始末。ヌートリアか、それともお気に入りワンコの匂いか。

ジェリーが近づいていくと、吠えるワンコが多い中、黒いアメリカン(?)コッカースパニエルのロンちゃんは、ジェリーの相手をしてくれる。飼い主さんもやさしげな、私とほぼ同世代のご夫婦である。コッカースパニエルの被毛はやわらかいんだね。垂れ耳のワンコの耳ってこんな感じなのか、と、たっぷりと触らせてもらった。相手してもらって嬉しいジェリーは、元気いっぱい、自宅まで駆け戻った。




   
2010/4/12(月)
レンゲやスミレのために
「レンゲの向こうに・・・」
「・・・白いスミレがあるよ!」


今日は、雨。画像は、土曜日の散歩での一枚。レンゲ畑が広がっているように錯覚させる一枚。実はこの一角だけのレンゲだが、ふんわりと元気いっぱいに咲いている。この近くには、白いスミレの群れがあり、散歩道の反対側には、紫色のスミレの群落。ちょっと遠い散歩道には、見渡す限り白いスミレ。「引っこ抜かれてたまるもんか」とばかりに、ぎっしりと絡み合うように根を張って咲いている。今日の雨は、そんなレンゲやスミレのための慈雨・・・かな。

昼前、雨がやんだのを見はからってジェリーを散歩に連れ出した。300メートルほど行ったところで再び雨。1キロ強のコースを大急ぎで回って帰宅。ジェリーに不満は残るだろうが、こんな日はゆったり昼寝して過ごすようにできている。




   
2010/4/14(水)
ジェリーは留守番は寂しいらしい
「人が好き」

黒豆をたくさんもらった。甘い煮豆や甘納豆や砂糖衣のかかった豆菓子が大好きだが、ふっくら黒豆を煮るのは難しい。いつもの豚肉と黒豆のカレー煮以外に簡単料理はないものかと、出かけたついでに本屋で料理本を眺めた。「黒豆ダイエット」なる本を見つけて立ち読み。昔はやった酢大豆ダイエットの黒豆版である。執筆者が韓国イケメン(?)スターというところがいかにも当世風である。甘煮用、調理用、黒豆ダイエット用に豆を使い分けることにして、さっそく下準備。

今日は、3時間ほどひとりで留守番したジェリーは、母が帰宅した時に、「キュンキュン」と出迎えたらしい。今日は風が強かったから、いつもより心細かったのかもしれない。私のベッドで眠ったり、外を眺めたりして過ごしていたらしい気配が、ベッドカバーに残っていた。




   
2010/4/16(金)
よい習慣のジェリー
「体はやわらかくて当たり前」

ジェリーの首、どうなってんの?・・・まるで直角。「ジェリジェリジェリ、こっちむいてぇぇぇぇ」、カメラを手に背後から呼ぶ私の変な声を聞きつけ、首をねじって振り向いて、そのまま不思議そうに首を傾けた。

モノを捨てられないタイプの私。インテリアにあまり興味のなかった私だが、近頃、ちぐはぐな色合いや素材感の部屋にいると落ち着かなくなってきた。中年になって、不条理(?)に耐える体力がなくなってきたのだろう。というわけで、昨日木曜日、またもや掃除と模様替え。部屋にジェリーの大きな木製ケージがあると、私のほうが檻に入っているような、ジェリーの部屋にお世話になっているような気がして落ち着かないのだ。木製ケージをたたんで、部屋の隅にジェリーのキャリーケースを置いた。ケースの扉ははずしたままだ。

昨夜、ジェリーはいつものようにケースの寝床で眠り、私がベッドに入る頃、「ネーチャン、寝るの? ちょっとだけ遊ぼうよ」とやってきたので、体中をガシガシとなでてやって電気を消すと、またケースに入っていって眠る様子。朝、6時頃、「ネーチャン、そろそろ起きてもいい頃だよ」と頭に鼻先を突っ込んできた。ブリーダーさんのところで、「ネンネはケースで」と躾けられていたジェリーは、とても良い眠りの習慣を持っている。精神的に非常に安定している子で、飼い主はとても楽だ。




   
2010/4/19(月)/
ジェリーは鳥が好き
「ちょうちょも好きだよ」

暖かい日と寒い日が交互にやってきて、軟弱な私はすっかり頭痛のとりこ(?)。暖かい日にひとりで寒がっているので、「おかしいんじゃないの?」と言われる始末。

ジェリーはそんな私にやさしい。「おかしいんじゃないの?」などと言わない。夜以外の時間帯に私が寝ていると、そばにやってきて、ベッドの上で眠っている。・・・重い。散歩も「短いコースで勘弁してあげる」と自主的に20分コースに短縮してくれる。だが、ちょうちょや鳥を見るとダッシュする。今日は、ハトを追いかけた。ハトは遠くへ逃げたくない理由があったらしく、数メートル離れたところでジェリーとにらめっこ。

ジェリーの冬毛が抜ける季節。ファーミネーターを少し使うとフワフワとアンダーコートだけが取れる。そのあと、全身にコームを使うとスッキリする。簡単ラクチン、かわいいジェリーのできあがり。




   
2010/4/21(水)
ジェリーの寝床
「まずは散歩!」

おお、今日のジェリーは一段とかわいい。ジェリー、8.7キロ。順調に肉をつけつつある。

19日夜、ジェリーは7時半頃から私のベッドの上で眠っており、私がベッドに入ってもやはりそのままで、結局朝まで自分のケースには戻らなかった。おかげで、掛け布団が重くて、寝返りが打てなかった。

20日は昼前から雨で、昼と夕方の散歩は中止する予定だったが、「ジーチャン、どこなの?」と旅行に出かけた父を探す様子のジェリーのために、雨の中2時半頃、散歩に出かけた。さて、この夜は部屋にラウンドベッドを持ってきておいたら、一晩中そこで寝ていた。ひょっとしたら前夜、私に蹴飛ばされたのだろうか? 

今夜も、ラウンドベッドで眠る様子。ジェリーのケージを撤去して以来、特にこの2日間は5時半に、「ネーチャンそろそろ起きてもいい頃だよ」、と勢い良く起こしてくれるが、「あと、1時間半!」と、襲い掛かるジェリーを突き飛ばして寝直す。・・・が、ジェリーのように早寝早起きしてみたい。




   
2010/4/23(金)
雨の京都
「しまった!戻れないっ」

21日遅くに旅行から帰宅した父とすれ違いに、22日は私と母が早朝から外出した。ジェリーは父とふたりで家から出ることなく、のんびり寝て過ごしたらしい。

「御室仁和寺と清水寺に行きたい。(連れて行ってくれなきゃ)死ぬかもしれないよ!(だって年寄りだからっ!)」と母の要望。「ネーチャンひとりじゃかわいそう」と妹が助っ人を申し出てくれた。天気予報では22日は雨。当日はやっぱり雨で、結局まとまった雨の京都だった。この日にしか予定を入れられなかった母と妹、これも何かの縁だろう。

午前7時54分発のぞみで8時29分に京都着。まずJR嵯峨野線9時発各駅停車で花園まで行き、そこからタクシー。9時20分には御室仁和寺の境内にいた。前日まで半分ほどは残っていたらしい遅咲きの御室桜、雨の中、思いのほか花が残っていて、母を喜ばせた。

嵐電と地下鉄を乗り継ぎ、四条に出た。アーケード街の錦小路散策である。錦小路内のお店で早めの昼食も済ませた。

錦小路を抜けたところの四条河原町から市バスで清水道へ。修学旅行か遠足の小・中・高校生のグループなどで混み合う清水坂をのぼって、母念願の清水寺へ。茶店のぜんざいがうまかった。産寧坂(三年坂)、二寧坂(二年坂)、一年坂と下って、この時点でまだ2時少し過ぎ。

バス停に戻ったら程なくしてバスがやってきたので、三十三間堂へ向かった。京都駅に戻ったのが3時40分頃。なんと東寺行きのバスが数分後に出る。これは、イケメンの帝釈天に会いに行けというお告げだっ!

東寺講堂の仏像は21体。オールスター総出演という感じで素敵だ。牡丹もきれいに咲いていた。再び京都駅に戻ったのが5時。地下街でピザやケーキを食べて元気回復、残り時間をお土産購入等に費やし、7時15分ののぞみに乗車。8時半には自宅でジェリーを撮影していた。4月に2度の京都。晴でも雨でも京都は楽しめる。公共交通機関も発達し乗り継ぎもスムーズで、さすが京都。日本一の観光地だ。




   
2010/4/24(土)
ジェリーは走りたい
「付いてこれないの?」

わーい!散歩だーーーっ!とジェリーは飛び出す。用を足したいから急いでいる、という様子ではなくて、走るんだ走るんだ走るんだぞーーー、と嬉しくてたまらない様子だ。

まっすぐの道路(田んぼ道)に出ると、ジェリーは「うっひょーー☆」と突然走り出そうとする。悪いけれど、飼い主は付いていけない。この辺一帯、ドッグランだったら、ジェリーの好きに走らせてやれるのだけれど。走ってくる自動車に飛びかかろうとするジェリーのリードは何があっても放すことはできない。

明日こそ散歩道全部全力疾走を夢見て(?)、ジェリーは今、ラウンドベッドですやすやと眠っている。




   
2010/4/25(日)
ジェリーも飛びたい
「あ〜、黒いヤツだ〜」

濃いピンクのアザレアがとても美しかったのでカメラを向けたら、笑える顔のジェリーがいた。

カァ〜、と、カラスが飛んでいく。ハトがやってきて、クックゥ〜と誰かを呼んでいる。今日の散歩中には、田んぼのあぜの水路から、突然カモのつがいが飛び立ってびっくりした。シラサギはさすがに大きく、ゴイサギ(アオサギ?)はもっと大きくてちょっと怖い。ジェリーはその度に上を見上げて、「いいなぁ」とうっとりしたような表情(に見える)。

ターシャ・チューダーの絵本「コーギー村大誘拐事件」で、コーギーがタヌキと闘って気球に乗ったけど、ジェリーが気球に乗ったらどんな顔するんだろう。




   
2010/4/26(月)/
ジェリーのレインコート製作準備
「まずは採寸?」

明日は雨の予報。先週の雨天散歩の際、「レインコートを作ろう!」と思い立ったが、まだできていない。

コート用の生地の準備はできている。壊れた傘の生地を利用。ジェリーのエプロンとおそろいのカーキ色、偶然の一致。アメリカンスナップというものも200円で買ってきた。あとは生地を切ってスナップを付けるだけだ!(え?それだけ?)

次は採寸。ジェリーの鼻先からお尻までは77cm。・・・先代犬アルとほぼ同じ、やや長め。首の付け根(キ甲?)から尾の付け根あたりまでは40cm弱。胸囲と腹回りと首周りは、メジャーを持って近づくとジェリーが逃げ回るので、正確なところは不明。

長方形2枚でおしゃれなレインコートができるはず。来週あたりには・・・きっと。




   
2010/4/27(火)
シナモンの香り
「今日は何を飲むの?」

今日は雨、時折強風。ジェリーは朝散歩少々、あとは家の中でボール遊びに明け暮れた。

バタートーストにシナモンシュガーを振り掛けるのが近頃の父のマイブームなら、インスタントコーヒーにシナモンシュガーを一振りが母のマイブーム。そして母が発見して曰く、「ジェリーはシナモンコーヒーが大好きだよ! 飲ませろ、なめさせろって大変な騒ぎだよ」、と。「まさか飲ませたんじゃないでしょうねっ!」と聞くと、「飲ませないよ、もちろん。でも、飲んだ後のカップに顔を突っ込んでなめてた」と言う。・・・なめさせたんだな。

・・・実は、数日前、ミロを豆乳で溶いて飲んでいたら、ジェリーが非常に熱心にアピールするので、飲ませたのだ。大さじ1杯ほど。「ジェリーも強い子になるんだもんねぇ」と言い訳しながら。




   
2010/4/28(水)
大の字
「熟睡です」

お行儀良く眠るイメージが強いジェリーが、こんな格好で寝ていた。フラッシュ撮影でも目を覚まさない。

雨の火曜日から一転、水曜日は暑かった。日中の暑さ対応の服装が災いしたか、夜にはぐぐっと疲労感。例によって軽い頭痛。さっさと入浴、さっさと寝るぞと見てみれば、ジェリーはとっくに熟睡。ジェリーを下ろして、カバーをはずして、眠ろうとしたらジェリーが、大の字に眠る私の足元三角地帯に位置決めした模様。食べすぎと頭痛で眠れない私、一方、足元からはジェリーの健康的な寝息が聞こえる。12時、起き出してバファリンを飲んでベッドに戻ったら、ジェリーが枕元に移動していた。「それはイヤだよ、ジェリー」と、ジェリーをラウンドベッドに下ろす。ほんのしばらく、「ネーチャン、なでろ」と鼻先で私の手をさぐっていたが、すぐにおとなしく眠ったようだ。健康なジェリーは、よい眠りを楽しんでいるね。




   
2010/4/29(木)
ジェリーは大人だから
「あ? 留守番?」

午前中、先週の京都行きの画像を、近所のスーパーのカメラのアマノでフォトブックに仕立ててもらった。1冊は妹用。今日の妹一家との食事会で渡した。

・・・ということはジェリーはお留守番なのだ。いつもより1時間はやめの夕食を与え、特別のオヤツの牛スジジャーキーを与えて、「ジェリー、お留守番、お願いね」。

3時間の留守番をこなしたジェリーは元気いっぱいで我々の帰宅を迎えた。そして今夜もジェリーは、私のベッドの上で眠っている。・・・今夜も重いかも。




   
2010/4/30(金)
遠慮のないワンコ
「使い分けるよ」

ジェリーは2階に上がったことがないが、階段を2段ほどあがったところを、つい先日、母に目撃されている。おとなしいワンコだったアルでさえ、絶好調の1歳半の頃には、階段を上まで駆け上がったことがある。このままジェリーが遠慮しているはずがない。ジェリーが階段を駆け上がり、危険な事故を起こす前に階段下に柵を設置しよう。

私のベッドを、ジェリーは「自分用の寝床兼遊び場」と認識している。上でボール遊びされては羽毛掛け布団がかわいそう・・・今日は、掛け布団を縦長に折り、その上にカバーをかけた。掛け布団側にのるなよ、という意思表示のつもり。さて、ジェリーはフカフカの掛け布団部分と、ペッタンコのマットレス部分のどちらを選ぶか。写真ではペッタンコ部分にのっているが、今見ると、フカフカ部分で寝ている。遠慮しないねぇ、ジェリー。




他の月分も読んでね☆〔日記目次へ〕