『怒涛の鯨のタタキ』
2011年2月の犬バカ愛日記

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2011/2/1（火）
今日は何をしたの？
「まず、昼寝したの」 午前中、電気屋さんが工事にきたらしく、ジェリーは車庫で工事中のオニイサンとなんとかコンタクトを取ろうと、書斎のベッドに何度も飛び乗り、飛び降り、吠えて駆け回ったらしい。私のベッドのカバーがずれて散々なことになっていた。 その後、ジェリーは母を送って行く車に乗ってついていった。こういう時のために準備しておいた胴輪を装着し、シートベルトとつないで、座布団を敷いて座面を高くした助手席に乗って。帰りは窓を少し開けてもらったらしく、そこから外を見て、「そりゃぁ楽しそうだった」とのこと。 木曜日の夜、喉に違和感。金曜日の朝、咳込んだ。風邪をひいたつもりはなかったが、寒くてたまらないので、とりあえず葛根湯を飲んでみた。この日はジェリーと一緒に7時半には就寝。驚いたことに、翌朝6時までほぼノンストップで眠っていた。土曜も日曜も月曜も9時半には就寝。薬局で見立ててもらった「喉からくる風邪用総合風邪薬」が効いたようだ。そして、今日から、アルバイト。フルタイムのバイト（？）である。厳しい世の中でも、したたかにしなやかに順応していけばよいのだ。

　 　

2011/2/5（土）
空を見る犬
「いいなぁ・・・」 「・・・飛びたいなぁ」 これは2月3日の画像。近所の観音さんでの節分行事をラジコン飛行機でアナウンスするという昔ながらの宣伝方法がいまだ見られる我が町内。庭先をうろうろしていたジェリーが、それに気づいて、いつまでも空を見上げていたらしい。 ジェリーは空を飛ぶものが気になるらしい。飛ぶ鳥を見るジェリーの様子には、獲物を見つめる緊張感というより、「いいなぁ」とあこがれているようなゆるみが見られる・・・気がする。 テレビで琉球犬の2か月の子犬（体重５〜6キロ）たちが、沖縄の島豆腐をオヤツにすごい勢いで食べていた。生後２０日の赤ちゃん犬たちのお乳の飲みっぷりもすごかった。すごい食欲は生命力のあかし。ジェリーももっともっと食べたいんだろうなぁ。

　 　

2011/2/6（日）
選挙の日曜日
「行ってみる？」 なんだか物のわかったような生意気そうな顔なので、ひょっとしたらそんなことを言っているのかもしれない。 10時頃、まず父が投票に出かけた。3分後、母と私とジェリーがあとを追う。もちろん、ジェリーにとっては「ヤッホー！　いつもよりお散歩が早いっ！」という喜び。途中で、投票を終えて帰ってくる父を見つけて大喜びだが、そのまま投票所である役場まで付き合わせた。母と私が交代で投票する間、役場の前でおとなしく待つことができるジェリーはとてもお利口さん。 今日は、「田んぼに入りたがって、あがってこようとしないんだ」というジェリー。節分も過ぎたことだし、きっと春はそこまできていて、ジェリーは田んぼに春を見つけたのに違いない。

　 　

2011/2/10（木）
何を食べたの？
「自分で見つけるから！」 画像は、爪先立って（？）ラティスの向こう側をのぞいているジェリー。何を見つけたのか、見つけたものを口にしたのか？ 午前中、庭先をウロウロしていたジェリーは何かを食べたらしく、「昼前に吐いていたから、昼飯抜きにした」と、スパルタ父。空腹すぎて吐いたのでは？という疑問はあるが、健康体なら週に一度の絶食は体にいいらしいから、昼飯抜きはむしろ当然。「遊びに夢中になっていたら、食べるの忘れちゃった！」レベルの話か。 インフルエンザの予防注射を受けようかなと思っていた11月下旬に風邪を引き、それが治ったかと思った1月下旬にまた風邪を引いた。2年ほど前から、風邪をひくようになってしまって、トシを感じる・・・。そろそろインフルエンザの予防注射を受けようか。大人にインフルエンザが流行っていて、高熱が出ないので、風邪かと思って手当が遅れて重症化する場合もあるのだそうだ。

　 　

2011/2/11（金）/
今日の収穫
「見つけたよ」 天気予報通りに、午前中は雪になった。残念なことに、ジェリーの朝の散歩が終わってから雪が降り出したので、多分、ジェリーは数時間だけだが外が白い世界になったのを知らない。 「娘たちはバイト、パパは仕事、私はヒマだから」、と、昼前に妹がやってきた。「久しぶりに、ネーチャンとしゃべりたいし」と言っていたが、昼食後、ソファで眠ってしまっていた。風邪なんか引かなきゃいいんだけど。 妹が帰る時に、ジェリーの夕方散歩に出かけることにした。全然寒くない。最後に寄った公園で、ジェリーはボールを見つけた。子供用の小さなボール。いったんは取り上げて、帰宅してから洗ってからジェリーに与えた。ジェリーは、「アタシが見つけたんだよ！ボールだよ！」と、何度も持ってきてボールを見せてはひとり遊びを繰り返していた。そのボールは、今、リビングに転がっている。

　 　

2011/2/12（土）
ジェリーになりたい
「キラキラ！」 昨日見つけたボールが投げられるのを待ち構え、ジャンプする寸前のジェリー。お目目、キラキラ。こんな画像を見ると、「あぁ、私はジェリーになりたい」と、ジェリーの若さや元気さや生命力にあこがれる。 「ジェリー、少しくさいよ」と、昨日妹に言われていたっけ、と、今日はジェリーの歯磨きをすることにした。赤ちゃん用歯ブラシ「やわらかめ」と薄い塩水を用意し、ジェリーを捕まえて軽く歯磨き。歯ブラシがうっすら赤く染まる。おや、血が出たか？　軽くやわらかく、そして丁寧に、前歯から犬歯、奥歯に至るまで一応歯ブラシを当てた。口の中に指を入れて、唇をまくりあげてブラッシングすると、ジェリーはかえっておとなしい。あきらめたか？　おとなしく歯磨きさせたごほうびにドライフードを3粒。 チュニジアに続きエジプトも変革を迎えた。周辺の国々も、次々と体制が変わろうとしている。日本も政治体制の変化があったのに、なんだかちっとも変った気がしないのは、憲法を変えるなどの「本気」が見られないから・・・だろうか。

　 　

2011/2/13（日）/
晴れたり曇ったり
「寒くないね」 昨日より冷たい風の、晴れたり曇ったりの日曜日。ジェリーの散歩以外には外にも出ずに、次の土曜日までの常備菜や副菜を作ったり、少しばかり本や新聞など読んでみたり。ジェリーはもちろん、いつものように、父や母の膝の上で眠っていた。 ジェリーは当然のように、膝の上でぬくぬくと眠ってしまうのだが、30分ほどすると、父でさえも「ジェリー、重い〜」。「私の肉の薄いひざにも乗ってくるんだよ〜、たいしてあったかくもないだろうに。ジェリー、重い〜」と、母も言う。ジェリーは安心して、すっかり身を預けて眠ってしまうのだ。その重さは、ジェリーの信頼の重さだよ。

　 　

2011/2/19（土）
コーギーの証明
「眠いのに・・・」 例によって、午後７時半の寝ぼけ顔。夕食後のひと眠りを邪魔された時の顔。 画像を見て、「ジェリーの耳の長さと前足の長さはほぼ同じ？」と気付いた。この耳の大きさ、あるいは顔の大きさ、というか、脚の短さがコーギーの証明。いや、コーギーのかわいさの裏付け。・・・裏付けを表に出してどうするんだ。（というCMが、今、私のお気に入りナンバーワンだ。） 妹がやってきた。「ちょっと早いけど」と、父の誕生日のプレゼントを持ってきた。焼酎のミニボトルセットとチョコレート。「値段は安いんだよ。申し訳ないけど」と言っていたが、値段じゃないんだよ、その気持ちが嬉しいんだよ。 「用事があってもなくても、最低でも月に一度くらいはこうやって遊びに来てくれると、嬉しいな」と、父が素直なことを言っていた。

　 　

2011/2/20（日）
春散歩
「バーチャンも！」 ３か月ぶりに美容院。家から駅への途中、去年の秋にオープンしたペットグッズの店の前を通りかかると、お店のオーナーさんが掃除をしていた。コーギーのシャンプーをしてもらえるかを尋ねたら、OK。年々、風呂場でのワンワンシャンプーが腰に響くようになっていたが、これで安心。 名古屋の街中では、ダウンジャケットやファー付きジャケットの人も多く見かけたが、すっかり空気は春の暖かさ。もう厚手のものやダークな色合いのものを身につけるのは気分が許さない。デパートやショッピングアーケードは、冬物の最終セールと、春物新着商品が混在し、買い物客でにぎわっていた。私もしばらくは見て回ったのだが、婦人服専門店に勤めていた２年弱で一生分の洋服に触ってしまったようで、どうにも興味がわかない。結局、ユニクロに行って、メンズのカーディガンを購入。もちろん、私が着るのだ。 帰宅後の午後散歩には、「寒くないでしょ？　風、吹いてないよね」と風恐怖症の母もついてきた。今日は全く寒くなくて気持ちがいい。ジェリーはどんどん遠くへ行きたがるが、いつも通りの田んぼ道コース、今日の春散歩は３０分で終了。

　 　

2011/2/21（月）
賢さ爆発
「次の行動を読め！」 画像は、父が構える手を見つめるジェリー。なにかいいものが落ちてくるはず、と、片足を浮かせて、どの方向にも跳べるように待ち構えている。 今週から９時〜６時勤務。６時４０分に帰宅すると、両親が「今日のジェリーの賢さ」を教えてくれる。 ジェリーが膝の上で寝ていて、重くなったので、「ジェリー、自分のハウスでねんねしなさい、と言ったら、トコトコと寝に行ったんだよ！」、とのこと。ジェリー、賢い。 それから、夕食時。「アタシ、ごはんもらってないっ！」と、ジェリーのごはんを忘れて先に食べ始めていた両親の足もとで、「わんっ！」と教えていた。ジェリー、賢い。「ネーチャンっ！お帰りっ！」の挨拶は、相変わらずのプッツン状態だけれど。

　 　

2011/2/22（火）
容赦ない変化
「いつもと同じだけど？」 画像は、今日の午後４時頃に撮影されたもの。夕方散歩の前に、存分に庭で遊んでいる様子。 家の中に置いたラウンドベッドで昼寝中のジェリーの画像もカメラにはおさまっていた。日差しを浴びて、ゆるみきった表情で眠っていた。 いろいろな国で政変が起きて、人が人の生活を変化させているかと思えば、安定した国では自然が猛威をふるい、人々の生活に容赦ない変化を求める。とにかく、変わらなければならないのだ。

　 　

2011/2/23（水）
じゃがいも、あひる、おさかな、うま、その他いろいろ
「なんでもいいよ」 はらぺこジェリーのおやつは、今まではドライフード。日曜日に吟味に吟味を重ねて買ってきたおやつが、「獣医さん推奨『フィッシュミートキューブ』」、ナチュラルバランス社の『ポテト＆ダックトリーツ』、『自然派宣言・馬のアキレス』である。ヨコイ動物病院からもらった試供品「ユーカヌバ社の体重管理用のドライフード」もおやつグループに参加。どれを食べさせても、もうジェリーのおなかはゆるくならない。よかったよかった。 ジェリーのおなかはすっかり健康体。分量にさえ気をつければ大丈夫だ。いろいろとりあわせて３０グラムを一日分のおやつとして与えることにした。 「馬のアキレス」は留守番の時の特別なおやつだ。それに「グリニーズ」。上あご、左犬歯付近から歯磨きの時にうっすら出血する。歯周病か。その対策として、グリニーズを与えてみて、おなかがゆるくならないようだったら、一日か二日おきに１本だ。自分の歯は自分で守るんだよ、ジェリー。

　 　

2011/2/24（木）
休むのに忙しくて
「眠るのも仕事だし」 今日の画像は、読書中の母の膝の上のジェリー。ちょっときゅうくつそうだが、「それもまた快適」てな顔してまどろんでいるようだ。耳は半分起きている。 夕食後、ムービープラスチャンネルで『荒野のストレンジャー』を観ていた父がつぶやいた。「あと１日でまた休みだね」、と。「そうだね、週に二日、休んでるよ。働く暇がない、ってなくらいに休んでるよ」、と、私。こんなふうに感じること自体、仕事にやりがいを感じていない証拠だろう。この仕事に意義は・・・ある。しかし、この仕事に生産性は・・・ない。 明日も私は出勤するのだ。笑うぜ。食うために、納税のために、ジェリーのために。

　 　

2011/2/26（土）
ジェリーの春姿
「まだまだこれから？」 ジェリーのＳ字曲線・・・？　ブラッシングの途中で、撮影。 かなり長い・・・。りっぱなコーギー体型だ。 しかし、体重９キロ。太く見えるとしたら、それはふかふかの毛皮のせいである。今日は、久しぶりにジェリーのグルーミング。 （１）ブラシを軽く当てる。 （２）ファーミネーターでなでて、ふわふわのアンダーコートを除去。 （３）ブラッシング。手にまとわりつくようにやわらかいアンダーコートがいくらでもふわふわと出てくる。 （４）ついでに爪切り。 （５）お尻にバリカンをあて、直径３センチの円状に毛を刈り取る。ウンチがくっつかないように・・・。 （６）ブラッシング、さらにブラッシング、とことんブラッシング。・・・ふぅ。

　 　

2011/2/27（日）
ゲット！
「アイガッタボーーールッ！」 本日早朝、いつもの起床時刻近くの５時３８分、地震の揺れを感じて目が覚めた。高山で震度４の地震だったそうで、愛知県も広い範囲で震度２から３だった。２階が寝室の父は「震度２から３の感じだった」と言ったが、階下の部屋の私は「震度１くらい？」と感じていた。そして母は、「えーーー？全然わからなかった！」と、爆睡していた模様。 １０時半に大須観音駅で姪っ子と待ち合わせ。高校を卒業する彼女の、「専門学校の入学式と、すぐにやってくる就活のためのスーツ」を見立てるためである。明日までのセール価格で、彼女の（多分）期待通りのものを注文できてラッキー。今日が誕生日の父も、「院展に行こうかな」とついてきていたが、「これいいなぁ、こんなの着たいなぁ」と、気に入った生地を見つけて注文していた。誕生日だもんね。 帰宅したら、ジェリーが走り回って大歓迎。そのあと、室内に敷いたペットシーツにダッシュして、ピー。ジェリーは興奮するとおしっこするね。

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