『怒涛の鯨のタタキ』
2011年9月の犬バカ愛日記



レンタルサーバスペースを引越しした。
それをきっかけにブログを始めた。
ブログは操作が簡単だ。
新しいことには挑戦するものだ、と実感。

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2011/9/3(土)
モノは言い様
「ネーチャンのお気に入りは・・・」
「・・・『E・R』と『フレンズ』」


昨夜はジェリーがびくびくと空を見上げるほどの強風。今日も一日、時折私でも吹き飛ばされそうな強風。ジェリーは風にあおられるビニール袋や雑草に時々びくつきながらもいつまでも外を楽しんでいた。

友人のご近所さんの趣味は占いなのだそうだ。「プロを意識している」らしく、芸名(?)を持っているらしい。「でも、鑑定の文章が腹立つ〜」と言って見せてくれた彼女を鑑定した文章は確かにネガティブ。おもしろがって、私の名前と生年月日を教えてタダで見てもらい、その鑑定文を読んで彼女の腹立ちに納得した。これではプロは無理だって・・・。

生年月日によると、「性格は迷いやすく決断力に欠けています。その上、生気がなく消耗しているといわれがちです。とにかく態度や行動面において元気さに欠けるところがあります。煮え切らない点がこの人の一番の欠点です」・・・という欠点の指摘で始まり、「縁は薄いかもしれない」という指摘で終わるのである。

そして、名前の鑑定では、「20歳頃までは人生の浮沈が多く、諸事不調な凶運。一見物静かでおとなしそうですが、人付き合いはあまり上手だとはいえません。23歳頃からは元気が出てきて活動的です。女性にしては活動的、女性としては気が強い」と言われたあげくに、大凶の名前なので「改名をおすすめします」とのこと。生年月日の占いと名前占いの鑑定文は矛盾している気もするが・・・。

友人は、「全然あたっていませんよ!」と言ってきたそうだが、無料鑑定なので文句は言うまい。表現はネガティブだが、全然当たっていないとは思わない。決断力はないと思うし、アクティブではい。23歳頃というのには心当たりがある。一人暮らしをしていて、それなりの自由を満喫していた時期だ。

ただ、この占い師は自分自身がこんな言われ方をしたいのだろうか、と不思議に思う。表現力に難ありの人は、池波正太郎を読むべし。1995年頃の人気テレビドラマ『フレンズ』もいい。ユーモア・だじゃれと、「ああ言えばこう言う」めげないポジティブ志向が詰まっている。




        
2011/9/5(月)
平日のドライブ?
「アタシも車が好きだよ!」

今日は休みを取った。父の病院につきあうためだ。
頑健な健康人は、病人や半病人の気持ちは想像できるまい。せいぜい、「夜更かし、朝寝坊は体に良くない」などと、説教をたれるくらいだ。そして、自分自身が少しでも調子が悪いと、最悪の状態を想像して、不幸のどん底に落ち込む・・・というタイプの健康人もいる。
父がそんなタイプ。

結果は『E・R』ファンの私の見立て通り(?)で、なんということもなく、昼前に診察も終わり、すっかり元気を取り戻した父は、「先に帰る! ありがとうっ!」。

こんな日にこそ、と、東急ハンズで発泡スチロールの板を買い、初めてのお店で服を見たりして1時間後、私も帰宅。

ジェリーのためのステップを作ったが、ジェリーのお気に召さない。作り直そう。

すると、昼寝からガバと跳ね起きた母が、「しまった!治療院だ!」。3分で支度して電車に乗れるわけがないので、車で送ることにした。

ヴィッツの後部座席は、マットやクッションを積み上げて高くして、ジェリーの専用席になっている。往復40分間のドライブで、ジェリーは少し疲れた・・・かな。




        
2011/9/6(火)
体の声を聞こう
「体の中の悪い脂肪の仕業だよ」

午後4時過ぎ、仕事中にふとラーメンが食べたくなった。
ラーメン・・・、それもカップヌードルを。
それも、3分間待たずに食べ始めて、少しアルデンテな感じのカップヌードルを。

食べた後いつも、食べなきゃ良かったと後悔することが多いカップヌードルの、その後悔する味を想像しつつ、「食べたい・・・」と。

しかし、結局、食べなかった。
理性が勝ったか?

食べ物のことを書いていたら、ご飯と味噌汁と梅干を食べたくなった。味噌汁の具はキャベツと油揚げ。最高のご馳走のような気がする。

ラーメン、味噌汁、梅干・・・・体が塩分を欲しているのだろうか。

「だから、体が太りたがっているんだよ〜」




        
2011/9/8(木)
さわやか系は好きですか?
「おもしろがりのめんどくさがり?」

朝方は、昨日に引き続き涼しかったが、夕方は蒸し暑さを感じた。どうやらまた三重県には雨が降るらしい。

職場のお昼時、たくさんの人の中から、私はめざとく苦手な人を見つけてしまった。 ひと目会ったその日から、私はその人が嫌い、てなタイプ。好き嫌いは激しくないつもりだが、これだけ人がいると3人くらいは嫌いな人がいてもしかたあるまい。

「つまり、さわやか系が嫌いなんですね」と友人A子がずばり言う。そういえば、ポジティブさわやか系は気に食わないタイプ・・・。

またA子がずばり言う。
「さわやかだけでつまんなそう」、と。
そして、「めんどくさくない人がいいですよね〜」と、とどめの一言。

そうそう、と同意しつつ、お互いニヤリ。

ジェリーは基本的に犬も人もたいてい好き。小さい犬より大きな犬が好きらしく、散歩中に会うとテンションが高くなる。50センチまで近づけば、あいさつできなくても、「やったやった〜!」と、はしゃいで走り出す。

そして飼い主たちは、「犬の挨拶はよくわからん」とおもしろがる。

ジェリーはかわいい。毎日がうれしくて楽しくて、ジェリーはキラキラしている。




        
2011/9/10(土)
ダニ退治
「動き始める瞬間が攻撃のチャンスだよ!」

先週中頃から、私の皮膚に異変が生じた。一度に2ヶ所、二日おいて更に2ヶ所、合計6ヶ所。二の腕、太もも、背中などなど。それぞれ二日ほどでかゆみは消えるものの、皮膚の柔らかいところに猛烈なかゆみ。

・・・ダニ? フローリングなのに?

ジェリー、これがダニに食われたかゆみなの?

そこで、今朝はまず掃除機をかけた。洗濯4回分、それから昼前に明和治療院。

腰に鍼を打とうと、Tシャツをめくった先生、「ダニだね」と明言。「バルサン炊いて。それから、ダニに食われない強靭な体を作ってください」とのこと。

ちなみに、年を取ると皮膚が堅くなるのでダニに食われにくいのだそうだ。とりあえず、バルサンなら何年か前に買ったのがある。

帰宅後、部屋にバルサンをセットし、ドアに「開けるな。ダニ退治中」の張り紙をして、タオルケット・シーツ・カバーなど大物を洗いにコインランドリーへ。洗濯と乾燥終了を待ちながら、2時間弱を読書で過ごして、きっちり読了。
『一升枡の度量』(池波正太郎著)

バルサン点火(?)の2時間半後、ドアを開けると、「・・・白い!」

「ジェリー、入るな!」

それからまた掃除機をかけた。ジェリー、掃除機のスイッチを入れた瞬間に、ほえながら、掃除機のヘッドに攻撃。そして、すかさず退却。しばらく様子を見ているが、スイッチを切ったら近づいてきて、またスイッチを入れたとたんに、「ガウッ!」

ジェリー、掃除機に波状攻撃。

すごい顔・・・。




        
2011/9/11(日)
エコな暮らし方のために・・・昼寝
「それは無駄な芸だと思う・・・」

「ジェリーは賢いからすぐに覚えるはずだよ」、と、母が近頃教えたがっているのが、鼻パク。

鼻の上にオヤツをのせて、「待て」→「よし!」。ジェリーは、それを覚えたくないらしい。

そんなことより、ボール遊びしてくれるといいのに。
・・・と、ジェリーはきっと思っている。

今朝の散歩でまたボールを拾ってきた。ドッジボールサイズのゴムボール。ジェリーとふたりで蹴りながら帰宅したが、ジェリーが興奮してうるさいので、ボールは棚に隠した。

金曜日、DVD(『フレンズ』V)を12時まで観て夜更かし。土曜日、ホームページのサーバ引越しのあれこれでまた夜更かし。そして今朝、目の奥と頭と首筋に痛みが・・・。睡眠時間5時間弱では疲れは取れない。正午少し前になって、どうにも耐えられず2階の和室に退却。昼間、ゴロリと横になれる場所は、リビングのソファか2階の和室しかない。

3時から1週間分の食料の買い出し。1時間後に帰宅して、とりあえずお茶タイム。今日は、コーヒーと柿の種。大好物の亀田の柿の種。ジェリーにもふた粒。

テレビでは「年齢であきらめたくない」とサプリメントのCMが流れていた。ゴマのセサミン。45歳のモデルさんが、ランニングしていた。

「・・・ゴマの99.9%が輸入〜」と茶々を入れる。

海外で栽培し、船で輸送し、工場で生産し、各地に車で配送されたサプリを摂取し、そしてさらに、ランニング。なんとすごい熱量がセサミン1粒に込められていることか。

罪深い。

「年齢を受け入れよう〜」と再び茶々を入れ、ジェリーを見ると、ゴロリと横になっている。

「暑い時は寝るのが一番」・・・と体で示す私の師匠(=ジェリー)。そうだ、今夜は11時までには眠ることにしよう。




        
2011/9/14(水)
遠近法


「『2歳の誕生日』」

14日の水曜日、仕事帰りに職場近くの電気文化会館へ行った。そこのギャラリーで、父が通っているカルチャーセンターの作品展が開かれている。

「今度のはうまく描けたほうかもしれん」、と遠慮がちなようで、『ぜひにも見てくるように!』というプレッシャーもかけられた気がして・・・。

同期の友人A子が「見る見る〜見ます〜」と付き合ってくれた。彼女の真似して、携帯のカメラで写した父の絵の一部。



「アタシの顔の方がジーチャンよりでかい?」

・・・と、ジェリーは多分気にしていないだろうけれど。

「ジェリー、それは遠近法の問題だから」と慰めてみる。

66歳頃から始めた油絵だが、飽きっぽい父にしては珍しく続いている。「最初からもっとまじめに研究して真剣に取り組むべきだった」と、妙に後悔じみたことを言うので、「『飽きっぽい自分がよくぞここまで続けているなぁ』と自分をほめてやりましょう」と茶化す。

そう、続けることが大事なのだ。

たとえ一日15分でも・・・。(・・・と、中断しているあれやこれやを思い出す・・・)




        
2011/9/17(土)
歯磨き習慣
「隙あらば逃げてやる」

ジェリーの息がほんのり生臭い・・・
歯周病のサインかも。

休みの日はジェリーの歯磨きの日。
薄い塩水と、赤ちゃん用の歯ブラシと、ごほうびおやつのグリーニーズを準備。ジェリーは逃げ出したい。しかし、思いっきり指をつっこんで、歯ブラシを歯に当てて、軽くゴシゴシ。すると、「ネーチャンの指を咬んではイケナイ」と思うのか、観念したかのように抵抗をやめる。

・・・ほんの1分程度だが。

あぁ・・・すでに歯石がついている。 犬グッズの通販雑誌によると、「歯垢はたった3日で歯石に変わるから!」とのこと。

『リーバスリー』(LebaV)¥9870・・・カナダ製

主な材料:蒸留水、25%エチルアルコール、植物抽出物(バラ科・しそ科)

『ナチュラルマウスフレッシュ』¥1260・・・日本製
主な材料:オーブス高密度安定純水

『らくらく歯みがきシート用ジェル』¥680・・・韓国製
主な材料:精製水、グリセリン、フラクトオリゴ糖、カルボキシメチルセルロースナトリウム、その他

『マウスクリーナー』¥2625・・・アメリカ製
主な材料:蒸留水、天然レッドビート抽出液、亜鉛、ビタミンB、野菜のグリセリン

どれが一番安全で、効果的だろうか?アルにさせてしまった苦労をジェリーにはできるだけさせたくないものだ。




        
2011/9/18(日)
ぎっくり腰


「三連休が2回もある! 旅行だ!」

「そうだ! 仙台へ行こう!」、と、思い立ったのはほんの一週間前。準備不足で、決行は後半の3日間にずれ込むことになった。

しかし、事態は急変した。今朝、10時半、掃除をしていて立ち上がろうとして、ぎっくり腰。

真っ青。

「青? ピンクになってますけど?」

くの字になったまま、まっすぐ立てない。そばの机にすがって立つ。そのまま事態が好転するのを待つ。

・・・変化なし。腰は伸びない。キャスター付きの椅子の背は、デスクより高い。今度は椅子につかまり、腰をさらに5センチ伸ばそうと試みる。ぐぐぐぐ・・・4。

助けを呼ぼうかとも思ったが、「何やってんの」とか、「こんなことでは将来が」とか、「うちで一番若いのに一番年寄り」とか、いろいろいわれるのがますますストレスになって悪化しそうだったので、黙って横になって休むことにした。

そのまま、椅子を手押し車のように転がし、折りたたみベッドに近づく。エイヤッとベッドを使用可能状態に開く。

ガッターン!・・・と音を立てても、リビングの家族はもちろん気づかない。

両親は気づかなくても当然だが、ジェリーはなぜこないのだ?

ちょっとサビシイ。

数年前の、私のぎっくり腰史上最悪の「ほぼ椎間板ヘルニア」的ぎっくり腰ほどではないが、近い。この三連休は、体を休めるためのものだったらしい。

ああ、いいタイミングだった、と思うことにしよう。




        
2011/9/19(月)敬老の日
『体の疲れをとる本』
「痛いうちが治りやすいって」

ゆったり昼寝していたジェリーの鼻先にこの本を置いて写真を撮っていたら、ジェリーが目を覚まして迷惑顔。

本の角度を変えたりして何枚も撮っているうちに、本がバサッとジェリーに襲い掛かって、ジェリーは飛び起きた。ジェリー、ごめんね。

昨夜は、チューブを腰に巻いて骨盤運動。

数年前の『ほぼ椎間板ヘルニア』の時は、激痛で寝返りも打てず、トイレに行くにも壁を伝って半歩ずつ歩くひどさだった。今回は、それほどではなくて楽だが、スッキリ腰が伸びない姿は、「長年の農作業で腰を痛めたバアサン風」の情けなさ。

昨夜寝る前に思い出したのが、この『体の疲れをとる本』。1981年出版である。若かった私が、こんな本を必要としていたのだろうか・・・。当時の事情は思い出せないが、切羽詰ってこれを買い、処分もせずにとっておいたのだろう。

この本を買って数年後、人に紹介されて行った骨盤調整の道場が、この本の方式を実践するところだったのはまったくの偶然。

そうしてみると、私はずいぶん昔から腰痛に悩まされていたのだ。・・・20代前半に、トランポリンで着地に失敗したのが関係あるのだろうか?




        
2011/9/20(火)
台風接近
「見事にガラガラ」

仕事中、大雨に関する情報と交通情報が、続々ともたらされる。

「庄内川が氾濫」
「JR○○線が運転見合わせ」
「名鉄線○○〜○○間、運転見合わせ」

「名鉄、全線で運転見合わせ」

・・・ありゃりゃ、帰れない。電車が動いていないのがわかってから駅に向かってもしかたがない。どうするの?と聞かれたが、「家には帰らない。名鉄が動かないから」、と、続々と早退する人を横目に、普通に6時まで仕事して、名古屋市内の桜山に住む妹宅に向かった。

泊まるつもりだったが、8時前に「名鉄が突然動き出した」という情報を得て、帰宅決定。2時間ほどの妹宅滞在であった。桜通線で名古屋駅まで向かわずに、御器所と上前津で乗り換えてわざわざ金山へ。混雑は解消されていると思ってはいたが、念を入れて名古屋の手前で電車に乗ろうと思って。毎週火曜日は帰宅が9時半になるのだが、今日も結局、9時半+10分でほぼいつも通りの帰宅。

ジェリーは「信じて待ってたよ〜」とばかりに、ジャンプして出迎えてくれた。さすがジェリーだ。うれしいよ。




        
2011/9/21(水)
台風一過
「さっさと眠って明日に備えますから!」

今日は用事があって昼から出勤する予定だった。しかし、二日続けて帰宅困難者になるのがいやで、結局、欠勤した。そして、その用事は翌週に繰り延べになった。なんてこったい。

午前中は、3日分の洗濯しながら、テレビで台風情報。あっというまに過ぎ去る台風。ついでに頼まれた町内会の用事ごときはてきぱきと済ませて、午後はDVDざんまい。

『フレンズ』を観て3時間弱、笑って過ごした。第3シーズンのチャンドラーは心配なほど激ヤセしていたのに、第4シーズンの彼は顔がふっくら。

夕方散歩、外の空気はきりっとひんやり。ジェリー、気分がいいねぇ。明日からきっと涼しくなるよ。

「さあ、ジェリー。ねんねするよ」と声をかけると、書斎のハウスに入って、待つ。一日おりこうさんだったご褒美。ドライフードを5〜10粒。

今日は、台所のペットシーツにオシッコできたから、ご褒美を増やしてあげよう。ジェリーは、おうちの中でもオシッコできるんだものね。




        
2011/9/23(金)秋分の日
素朴な疑問


「アタシって、胴長なの?」

・・・と、食事中にジェリーがやってきて、私に尋ねる。

散歩中に、ミニチュアシュナウザーの愛ちゃんに会った。「ジェリーちゃんは、ホントに胴が長いわ〜」、と飼い主さんに言われたのだが、これで3度目?

かかりつけの獣医さんも、「ジェリーちゃんは胴が長い」と言うし・・・。

コーギーなのだから胴長は当然だが、改めて言われると妙な気分。

ジェリーは胴長コーギー?
ひょっとしたら、脚も長い?




        
2011/9/24(土)
遊び相手がやってきた!
「見てて! つかまえるよ!」

できることなら、前足でキャッチしたいんだよね、ジェリー。

妹一家がやってきた。いつものように「山田餅」がおみやげ。ジェリーと遊んで、昼ごはんを食べて、昼寝して、3時間ほどで去ってゆく。

私は、町内会の活動記録を作っていたが、ワカコに指示を仰ぐ。

「コントロールキー+Zキー」で、「一つ前の操作に戻る」、という技を習得。

ジェリーは、ヨーコとワカコになでてもらってすっかり甘えて、ヨーコとトシクンにボールを投げてもらって大興奮。

彼らが帰る時は、「アタシも行く!」とばかりに、彼らの足元をすり抜け、門から飛び出した。

みんな、また来てね。また、ジェリーと遊んでね。




        
2011/9/25(日)
遊びたかったのに
「遊ばれてるの?」

ジェリーはこんなふうに姪っ子たちにグニグニされても怒らず嫌がらず、「こんなことってめったにないんだも〜ん」と、ゆったりしていた。非日常って、わくわくするんだよね。

この9月のシルバーウィークの前には、「遊びたい! 旅行したい!」と、仙台行きを計画しようとした。しかし、ぎっくり腰で断念。3連休第1弾は、洗濯と掃除とぎっくり腰でむなしく過ぎていった。

そして、間の3日間の勤務は、台風来襲で少しばかり非日常感。

さて、3連休第2弾。初日の金曜日は、DVD三昧。『フレンズ』第5シーズン。 二日目は、町内会の活動記録半年分をまとめ、書類整理。

「・・・とりあえず何でも残しとけばいいってもんじゃないのだ」
「なんなのだ、この不要書類の突っ込み具合は・・・」

「遊びたい! そうだ、明日は美術館に人形を見に行こうか」と思いながら、夜11時にようやく書類整理まで済ませた頃には、遊びたい気持ちがさっぱりと消えていた。

なぜか。

書類整理で気分転換になったのか?
書類整理でストレス解消したのか?

ありえない。

しかし、結構おもしろがって処理したかもしれない。
つまり、楽しんだのかもしれない。




        
2011/9/27(火)
年をとるということ
「あちこち痛いのね?」

駅前広場がほぼ整備されて以来、ここはジェリーのお気に入り。ベンチの前で、いつもフードをいくつかもらうらしい。

ジェリーは本当はいろんなところを走り回りたいだろうが、飼い主の都合上、かなり妥協してもらっている。

なぜならば我が家は中高年ファミリーだから。

父は80にしてようやく老いを自覚し、老いの恐怖に目覚め(?)、ゆったりする努力を始めた。母は、本人は自覚が足りないようだが、実は長年「体が弱い人」で、気の強さで持ってる人。

「座るのが痛いのよ、横になってる分には楽だけど」と、暇さえあればソファに寝転んで本を読んでいる。整形外科では、「坐骨神経痛」と診断されるはずの状態。少し前までは3〜4週間に一度だった治療院通いを、週1に増やしているが、さらに日々の手入れが必要な様子。

「痛いからと言って体を動かさないと、ますます筋肉が衰えて縮んで、そのうち、横になっていても腰から足首までズンズン痛い状態になっちゃうよ」と、夜、15分ほどマッサージしてやる。筋肉が衰え、縮こまってしまえば、筋肉についている血管や神経も引っ張られてしまうのだ。

「なんで、筋肉が弱って硬くなるのかしら」と母が言うので、「それが年を取る、ということではないでしょうか」と、つぶやいてみる。

体に向き合い、体の声を聞き、自分の体のメンテナンスに時間とお金を使って、それでようやく普通の活動ができるお年頃になった・・・ということかな。




        
2011/9/28(水)
ジェリーの元気は底なし
「全力疾走したいの」

いつものジェリーより子どもっぽく写っているようで、これまたカワイイ。

ジェリーの元気さは破壊的で、私が帰宅した時の出迎え垂直跳びは毎日が世界記録更新。

ジャンプしないように、私が低くしゃがんでジェリーをガシッとつかまえる。
ジェリーは動きを止める。
ジェリーの興奮がおさまった・・・。
ジェリーを離して立ち上がる。

・・・と、ジェリーのジャンプ再開。やれやれ。

ジェリーは元気の出し惜しみをしない。ジャンプして走って、ボールを追いかけて、それなりに納得したら自分の寝床で眠る。

そして元気をチャージして、また走る、走る。エンドレス。




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