『怒涛の鯨のタタキ』
2012年1月の犬バカ愛日記

ジェリーがおいしく楽しく暮らすために、
ごはんはとっても大切。
そのフード選びにひと苦労。

なまじ手作り食の経験があるだけに、
情報に振り回された1月だった。

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2012/1/1(日)
いつもと違う一日
「見上げるのが楽な角度」

「あけましておめでとうございます」 ・・・なんて言っていそうなポーズに見えなくもない。

名古屋市近郊はほのぼのと晴れております。 車も通らず、静か〜な感じです。 みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

さて、ジェリーはいつものように朝の散歩に出かけ、 「お仕事」(=検温)をして、朝ごはん。 そして、人間たちの行動がいつもと違うのに気づいて、 朝から走り回って大忙し。

おとその時はリビングに入れなかったけれど、 おせち料理を並べた時は、ジェリーを部屋に入れてみた。 ジェリー、突入するかと思いきや、 「あ、いいんですか? ほんとに?」と私の顔を見上げ、 私のあとについて、リビングに入ってきて、父のとなりに座った。

「くれ!」とも言わず、座卓に飛び乗ることもせず、 ただひたすらいい子のジェリー。 砂肝ジャーキーを3個もらっただけ。 なんていい子なの、ジェリー。

いい子のジェリーに、いいことがたくさんたくさん訪れますように。



        
2012/1/2(月)
初詣にジェリーもお供する
「みんな、こっちだよ」

午前中、近所の神社やお寺に初詣。 ジェリーの昼前散歩も兼ねて、往復30分弱を歩く。 妹一家4人も引き連れて、ジェリーは大張り切り。

「こっちだよ」
「みんな、付いて来てる?」
「うわ、人がいっぱい」
「あれ、みんなはどこ?」

ジェリー、いつもと違う散歩に疲れた。 ジェリー、みんなの相手をして疲れた。

昼食後に妹一家を見送ったら、ゆっくりお昼寝。 そして夕食後は、パソコンに向かっている私の膝の上にいたが、 ようやくハウスして明日に備える気になったらしい。

明日から日常を取り戻そうね、ジェリー。



        
2012/1/3(火)
いろいろ混ぜご飯
「たくさん歩いたよ」

昼前散歩は母と私で。 大晦日に切れたリードの代わりに、予備に買っておいたフレキシリード「紐」タイプの登場。

ジェリーの歩く姿を見ると、ウエストあたりにお肉が。 人間でいうと、ウエストの背中よりのあのぜい肉。 ジェリーにとっては10.8キロは太りすぎか?

散歩中のウンチはゆるめだった。 食べさせすぎかもしれないし、野菜の量が多いのかもしれない。 あるいは、ヒルズのn/dのせいもあるかもしれない。

今日作った9食分の材料:
鶏モモ肉(皮付き)400グラム・・・(800キロカロリー)
鶏レバー200グラム・・・(260キロカロリー)
牛スジ肉160グラム・・・(250キロカロリー)
野菜は、小松菜・ブロッコリ・シメジ・マイタケ・リンゴ少々。

材料分のカロリーは、合計1300キロカロリー程度 9食分として、1食分144キロカロリー。。 野菜のカロリーはゼロに近いだろうから計算に入れない。

このほかに、4日分のおやつとして砂肝200グラムでジャーキーを作る。 砂肝200グラムは190カロリー程度。

ヒルズの缶詰は、100グラムあたり141キロカロリー。 1日150グラム与えるので、210キロカロリー。 したがって、1日に、手作り食を2食で288キロカロリー、 缶詰とあわせて、一日分のごはんは、約500キロカロリー。

体重10キロの子には、600キロカロリーほど必要らしい。 やせずにむしろ増量中だから、こんな感じで悪くはないのだろう。 ただ、ウンチゆるめ、である。 なぜだ? そうだ、ここ3日ほど納豆を食べさせていない。 明日から、私の朝ごはんにも、納豆復活だ。



        
2012/1/4(木)
昨日はジェリーの誕生日
「そうだよ、3歳だよ」

夕食後、ジェリーがベッドで仰向けになって満足ダンスをしていたので、 カメラを構えて「もう一回やって、ジェリー」と頼んだら、 「こんなもんでいい?」と仰向けになってくれた。

前日までは覚えていたのに、当日はすっかり忘れていた。 昨日、1月3日は、ジェリーの3歳の誕生日だった。

アルの10歳時の知恵をはるかにしのぐ(・・・って親バカ?)かしこいワンコ、ジェリー。 かしこくて、いい子過ぎて、かわいそうな気がする。(・・・ってやっぱり親バカ?)

毎朝、「ジェリーのお昼と晩ごはん、冷蔵庫のタッパーに入ってるから」と頼んで出かける。 今日もそうした。 ただ今日は、「これが昼で、これとこれが夜」と見せることはしなかった。 いつも通りだから、と、見ればわかることだから、と油断した。

私が帰宅した時は、いつもジェリーと両親の夕食は済んでいる。 自分の分を済ませ、台所を片付けて冷蔵庫の中を整理すると、 どうも様子がおかしい・・・。 「つかぬことを伺いますが、ジェリーに何を食べさせた? 「昼は青いフタのタッパー(缶詰50グラム入り)ひとつ? 「夜は青いフタのと、中身が半分入った緑のフタ(手作り食)のタッパー?」

すると父が答えるには、 「昼は緑のタッパー、半分入ったやつ」

母が答えるには、 「夜は青のタッパーだけでは少ないな、おかしいなと思ったので、 「いっぱい入った緑のタッパーのも入れた、多いなと思ったよ」

両親が言うには、 「それでも『もっとくれ』てな顔してたよ。 「そうそう、『ちょっと多いよ』とは言っていなかった」・・・と。 いっぱい入った緑のタッパー、とは、明日1日分の手作り食2回分である。 あらら・・・。

うわはははは、ジェリー、許してね。 ごはん一日分プラスが、1日遅れの誕生日プレゼントだよ。



        
2012/1/5(木)
犬と人間、どちらが賢い?
「世の中を観察中」

私のベッドのヘッド部分に座って、外を観察中のジェリー。

私が近所のスーパーに買い物に出かけたりすると、 いつまでもこうして眺めているらしい。 なんてかわいいのでしょうか。

さて、本日、2階で来客用の布団を片付けていた母、 羽毛掛け布団2組1パックを、 「下ろすのは簡単だったから、上げることもできると思ったんだけど」、 なかなか押入れ上段に上げることができなかったらしく、 階段の下で2階の様子を伺っていたジェリーに、 「ジェリー、おじいちゃんを呼んで来て!」と叫んだら、 ジェリー、リビングの父の元に行ったらしい。 そして、ワン、と言ったらしい。(両親ともに証言。)

ジェリーなら、「ここ掘れ、ワンワン」もできそうではないか。

ジェリーは母の言葉を理解したのだが、 父はジェリーの言葉を理解できなかったようで、 「おじいちゃん、待っててもやってこないからさ〜、 「下に降りて行って、おじいちゃんに言ってやったのよ〜、 「ジェリーが何か言ったら、なんだ?と様子を見に行かなきゃ!ってね」、と母。 結局、布団は無事に片付いたらしい。

犬と人間のどちらが賢いか?

答え・・・犬!

理由・・・犬は人間の言葉を理解するが、人間は犬の言葉を理解できないから! そんなことを実感させる本日のできごと、でした。



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2012/1/7(土)
抗がん治療8週目、脱毛?
「そういえばおひげがないの」

抗がん治療8週目、抗がん剤の点滴。

「ヒゲが減ったんじゃないですか?」と先生に言われて、ジェリーを見ると、 ・・・ 「あ〜!」

今まで気づかなかったのか!って話だ。 右側のヒゲは1本を残すのみ。 左側は少々残ってはいるが、少ない。

「毛ヅヤはどうですか?」と言われて、 「あ〜!そういえば、ちょっとパサついてるかも!」 ・・・


9月頃の画像を見ると、ヒゲボーボーなジェリー。 今日の画像は、ツルンとした顔のジェリー。

ジェリー、抗がん治療してるんだもんね。 ジェリーの体に、抗がん剤が影響しているんだね・・・。

来週の土曜日に、「3週間効く抗がん剤」を投与して、 2クール9週のプロトコルは一旦終了する。 「完全に切ってしまうか、間隔をあけて投与を続けていくか」、と、 これからの方針を相談された。

一旦抗がん剤を完全に切って、「再発したらまた同じプロトコルで始めりゃいいじゃねぇか」という実にアメリカらしい方法か、 人間の例だが、「完全に薬を切ると、がん細胞が勢いづく例がある」こともあるので、 「間隔をあけて続けていく方法」か、である。

がん細胞が勢いづく、と聞いて、ピースケちゃんを思い出した。 『ほのぼのPちゃんねる』のチワワのピースケちゃんだ。 4歳半でリンパ腫になって、1度目のプロトコルでガンが消えたのに、 終了後すぐに再発、そして再び抗がん治療。 完全寛解、再発、と、リンパ腫と闘い、4年以上5年近く生きたピースケちゃんの例を先生に話した。

「・・・だから、先生、すぐに再発するかも、と、私が不安を感じている。 「飼い主の不安対策として、間隔をあけての抗がん剤を希望!」・・・と。 なかなか覚悟というものはできないものだ。


抗がん治療を終えたジェリーを迎えに、再び動物病院に行った。

「フード、変えました?」と先生。 フードはずっとn/dだけど・・・ 「あ〜! 変えたかも! 「n/dに手作りのトッピングというスタイルは変わらないけど、 「使った肉の種類がこの1週間は変わった!」

牛肉と鶏モモ肉だったのが、 今週は、「いろいろ混ぜご飯」で牛スジと鶏モモと鶏レバーだった。 それに、ゆるいウンチ対策で全体量を1割ほど減らしていた。 その結果がこれか?

体重は10.9キロで、増量しているのに、 総タンパクが「7.0以上だったのが、5.0台に」なっていたらしい。 低栄養。 反省、おおいに反省。

こういう時に、手作り食を与えていると、責任を感じる。 恐怖さえ感じる。 でも、負けない。 あきらめないぞ。

「ササミとか豆腐とかたんぱく質を与えてください」、と、先生。 「今朝は、ササミ2本とn/dとカッテージチーズでしたが」と言うと、 「それ、いいですねぇ」とのこと。

さっそく、たんぱく質について調べた。 肉の約20%がたんぱく質なのだそうだ。 体重10キロの犬に必要なたんぱく質は、20〜30グラム。 肉にすると、100〜150グラムということになる。 今までなんとなく、一日に150グラムの肉、と考えていたのは正解だった。 でも、ジェリーは10キロではない・・・ほぼ11キロだ。 たんぱく質が一番多いのは、鶏ササミだ。 というわけで、今日からおやつは砂肝ジャーキーではなくて、ササミジャーキーだ! 牛赤身肉430グラム、鶏ムネ肉330グラム、ササミ250グラム、 合計約1キロの肉類で5日分のご飯を作った。(材料費は1,000円未満である。) 野菜は、白菜とマイタケ。 n/dの缶詰は1回60グラム、1日180グラムで。 ジェリー、ごめんね。 ジェリー、食べよう! ジェリー、おいしく楽しく生きようね!



        
2012/1/8(日)
卵を食べると・・・
「それより、夕日をご覧よ」


そこで、今日はボール投げもしたし、午後散歩は30分弱。

今朝、ジェリーに、半熟ゆで卵の黄身の部分を小さじ1杯ほどすくって与えた。 ちょっとドキドキしながら。

ジェリーはウンチゆるゆるワンコである。 そして、以前、卵を食べさせた時、ゆるいのを通り越してウンチビチビチになった。 卵でそうなったのか、その他の材料でどうなったのかは不明だが、 ・・・卵のような気がする。

卵は良質のタンパク源である、と読めば、与えたいではないか。 はたして、午後散歩のウンチはゆるかった。 ほんの小さじ1杯の卵のせいか、 増量したn/dのせいか、 あるいは抗がん剤のせいか・・・。 それとも体調不良? ・・・まさか。

消化酵素を注文した。 それから、夕食後に、エビオス錠も2粒与えた。 栄養を消化吸収できる胃腸になるために。 >



        
2012/1/9(月)
ワンコはツライよ
「ちょっとオトナな感じ?」

オトナって例外なく疲れてるじゃん? アタシももう3歳だし、オトナだし。 ・・・てな分別臭い顔をして、ジェリーが私のベッドにのっている。

今日のジェリーは、父が6時過ぎに玄関ドアを開けて新聞を取りにいった時には起きて、 「ジーチャン、どこへ行くの? アタシはどうなるの?」とピーピーピスピス言っていが、 父が戻ってきたのを確認して、また寝床にもぐりこんだ。 それから二度寝したジェリーは、父が7時に部屋の戸を開けた時には気づかず。 直後に、「あ! お散歩だ!」と出てきたので、部屋の外に出してやった。 ジェリー、二度寝してあやうく寝坊。

朝食、肉野菜煮込みとn/dの缶詰。 「ジェリー、お座り、まて。はい、よし!」のかけ声で、 いつもなら「いただきますっ!」とパクつくところだが、 今朝は、「・・・食べなくてもいいんですけど」の様子。 鶏肉をひと切れ、手にとって、「ほら、食べようよ」と差し出すと、 モソモソと食べ始め、結局はいつものスピードで完食。 ジェリー、やや食欲不振の朝。

昼、これではn/dの60グラムを食べないだろう、と、 鶏ササミ半分とカッテージチーズだけ与えた。 そっと匂いをかいでから、完食。

夕食、やはり「・・・食べるの? また?」という様子。 再び、鶏肉を差し出すと、くわえて床に落とし、またくわえて落としを何度か繰り返してから、 モソモソと飲み込み、「さて、どれから食べるかな」と、匂いをかぐ。 n/dのかたまり、・・・「あとで」、 鶏肉、・・・「・・・あとにしようかな」、 鶏皮、・・・「ん?食べてみるかな」、というわけで、鶏皮から食べ始めた。 牛肉と鶏ムネ肉と野菜の煮込みとn/d30グラム、カッテージチーズ少々を完食。

ジェリー、n/dに飽きたね?

今日は少しおとなしかったジェリー。 抗がん剤の影響だと思われる。 ウンチは朝は相変わらずゆるかった。 昼と夕方はウンチなし。 無理せず、ボチボチいこか、ジェリー。



        
2012/1/11(水)
ジェリーの寝姿
「首ガックン」

頭、ベッドから落ちてるよ。 床に鼻をペッタリ付けて、熟睡中。

ジェリーはすっかり元気で、食欲も迷いなく旺盛。 夕食後に体重をはかったら、10.9キロ。 手作り食の割合を増やしているが、少なくとも減量はしていない。 タンパク量も増えているといいんだけど。

明日からの3日分のごはんを、夕食後に作った。 牛肉220グラム、鶏ムネ肉550グラムをごく少量のオリーブオイルで炒めて蒸し煮。

野菜は、通販の「ポチの幸せ」から今日届いた「発酵ベジ・フルーツ&ハーブ」を利用。 全体量の10〜20%を発酵ベジフルーツで、ということだが、 5%から始めることにして40グラムを肉の蒸し煮に混ぜた。 発酵した漬物のような匂いがする。 悪臭ではない。 ジェリーがそばにやってきて、鼻をヒクヒクさせて上をうかがう。 多分、興味深い匂いなのだろう。

アルにはよく食べさせていた「ガーリックイースト」も届いた。 ジェリー、強くなろうね。



        
2012/1/14(土)
抗がん治療9週目
「ジーチャンの気配」

2階の物音に注意集中のジェリー。

さて、抗がん治療9週目は3週間効く抗がん剤。 これで2クールで構成される1プロトコルが終了する。

午後、ジェリーを引き取りに行った時に、先生に言われた。 「最近、水、飲んでます?」

そういえば、ここ3日ほど、ほとんど水を飲んでいる気配がない。 毎食前に、水容器の水を替えるのだが、以前ほどは減っていないのだ。 「少々脱水状態なので気をつけて、水を飲ませるようにしてください」、とのこと。

そしてさらに言われた。 「ごはん、変えた?」

n/dにトッピングというスタイルは変えていないが、 肉の種類を聞かれて、牛肉と鶏肉と言うと、 「それだ! 牛肉はダメです。鶏ササミと豆腐がいいです」とのこと。

牛肉は悪さするんだそうだ。 ・・・そんな。

肝機能をあらわす数値のうち、ALP というものが、 今までは正常値だったのが、飛びぬけて高くなっているとのこと。 食事に一番影響されるらしい。

この数値が高いまま放置すると、肝臓のそばにある臓器、胆のうがゼリー状になり、 ドロドロになってしまい、胆のう膿腫という病気になってしまうらしい。

人間ドックの検査数値解説書に、 「ALPは体内のあらゆる臓器に存在するリン酸酵素で、肝臓のほかにもおもに小腸や骨・骨盤でも生産され、肝臓から胆汁中に排泄されます。そのため肝臓や胆汁の流出経路に異常が起こると、血液中に多量にあふれ出て高い値になります。 異常値の時には、急性肝炎・慢性肝炎・肝硬変・肝がん・肝うっ血・胆石・骨軟化症・骨腫瘍・甲状腺亢進症などの疾患が疑われます。」・・・と。

ごめんね、ジェリー。 たんぱく質の与え過ぎ。 生半可な知識で、・・・というより食いしんぼの自分基準で与えすぎ・・・。

牛肉、やめます。 トッピングはササミと豆腐にします。 ウンチがゆるくなろうとも、n/d中心にします。 ジェリーを振り回すのはいいかげんに反省しなければ。 ジェリー、ごめん、ほんとにごめん。

明日からは、ジェリーがもの欲しそうな顔をしたら、 「ボール? もってこい!」とボール遊びに付き合おう。 遊んだ後は、お水もたっぷり飲むだろうから。 すぐにオヤツを与えたり、「ネンネしなさい」というのではなく、 2回に1回は、オヤツの代わりにボール遊びをしてやってよ、と両親にも頼もう。

そこで、今夜は、n/d100グラム、ササミ50グラム。 それに、絹ごし豆腐を大さじ1杯。 ササミのゆで汁を大さじ5杯かけた。 ジェリー、機嫌よく完食。



        
2012/1/15(日)
メリハリ生活
「ボール投げ、始めるよ!」

・・・右のおひげが一本もないねぇ、ジェリー。

今日はどんより曇り空。 寒いのは家の中も外も同じくらい。 「誰か、何か食べる? 誰か、何かして遊ぶ?」、と、 ジェリーは動く人について回る。

机の下に転がっていたテニスボールを手に取り、ジェリーを呼ぶ。

「ボール遊びだね!」 ジェリーは、一瞬にして察知、玄関に走る。

ジェリーはますますキャッチがうまくなっていた。 20回以上繰り返して、ジェリーはちょっと休憩する。 一瞬で呼吸を整え、またボールを持ってくる。 さらに10回ほど繰り返してから、「おうちに入ろう」と言うと、 ピュッと玄関に向かうジェリー。 ボール遊びや散歩をたっぷりこなして、他の時間はのんびり眠って過ごすジェリー。 これがきっと正しいワンコ生活なんだろうな。

今日の朝ごはん: n/dを180グラム(缶詰半分)、絹ごし豆腐50グラムほど。 消化酵素の粉末、Dフラクション10滴。 昼ごはん:ゆがいたササミ50グラムほど。 夕ごはん:n/d残り180グラム、ササミ30グラムほど。 消化酵素の粉末。 いずれにも、ササミのゆで汁50ccをかける。



        
2012/1/16(月)
飽きたかもしれないけれど

3週間効く抗がん剤、つまりドキソルビシンの二日後である今日のジェリーは、元気。 嘔吐なし、下痢なし、血便なし。食欲旺盛。

今日のジェリーのごはん: 朝:n/d 180グラム、絹ごし豆腐60グラム、発酵ベジ・フルーツ&ハーブ小さじ1、消化酵素、Dフラクション10滴
昼:ササミ50グラム
夜:n/d 180グラム、ササミ30グラム。

朝は、即食べ始めたが、ほんの少し残した。 夜は、「うへぇ・・・これ?」と戸惑いながら、まずササミを選りだして食べ、n/dも結局は全部食べた。

ジェリーは消化吸収力にやや欠けるワンコだから、高タンパクはいいとしても高脂肪のこのフードは負担となるだろう・・・、と、これは飼い主の勘。 ジェリーの胃腸の負担を減らし、おいしく楽しい食生活を維持するには、・・・私の早起きが必要。 ちょっと待ってね、ジェリー。 すぐになんとかするからね。 それまで、n/dで乗り切ろうね。




        
2012/1/17(火)
豆腐も飽きた?
「どんな感じ?」

おお、ジェリー、とってもかわいいコーギーの魅力全開のポーズ。 ジェリーが誇らしげにお尻を向けている。 「ほら、汚れてないよ〜」、と。 ・・・そんなわけないって?

缶詰フードでウンチゆるゆる。 ジェリーはウンチの途中で歩き出すので、残り半分が輝く白い被毛にペトッと・・・。

本日のジェリー、元気。食欲旺盛、嘔吐なし、血便なし。
朝ごはん:n/d180グラム、豆腐60グラム、発酵ベジ・フルーツ&ハーブ小さじ1、Dフラクション10滴、消化酵素、牛乳少々。
昼ごはん:ササミ50グラム。
夕ごはん:n/d180グラム、ササミ30グラム、発酵ベジ・フルーツ&ハーブ小さじ1。

朝ごはん、豆腐と缶詰をさっくり混ぜておいたら、あっちから食べ、こっちから食べて、上手に豆腐を残してしまった。ミルクをかけておいたのに、だまされなかったようだ。残った豆腐に鰹節を混ぜたが、なめていたが残したらしい。豆腐は味がないからねぇ・・・。

夕ごはん、缶詰フードに混ざったササミを見たジェリー、「白い・・・これは朝の豆腐と同じものか?」と警戒したらしく、しばらく食べなかったらしい。結局は、ササミだということに気づいて食べたとのこと。頭良すぎるよ、ジェリー。

「せっかく食欲があるのに、豆腐のせいで拒食症になったらいけないんじゃないの?」と母。 なるほど、それもそうだ。 それでは、豆腐は鰹節としょうゆをかけて人間が食べることにしよう。 ジェリーはササミだね。



        
2012/1/18(水)
ジェリー、根性ワンコ
「平気だもん、眠れるもん」

1月18日のジェリー、元気、血便なし、嘔吐なし、下痢なし。
朝ごはん:ササミ30グラム、n/d180グラム、発酵ベジ・フルーツ&ハーブ、消化酵素、Dフラクション。
昼ごはん:ササミ50グラム。
夕ごはん:ササミ50グラム、n/d130グラム、発酵ベジ・フルーツ&ハーブ、消化酵素、Dフラクション。

ジェリー、朝ごはんは用心しながら、まずササミだけ食べた。あとで聞いたところによると、残した缶詰フードは、1時間ぐらいしてから「仕方ないや・・・」とモソモソと完食したらしい。 夕ごはんは、多分全部は食べないだろうから、との両親の判断で、減らして与えたとのこと。それでも私が帰宅したときには、大きい梅干くらいのサイズの缶詰フードのかたまりを残していた。

「うまいもの、あるでしょ」と夕食をとる私をじっと見ていたが、待ちくたびれたかあきらめたか、気づいたときにはラウンドベッドで丸くなって寝ていた。 かわいい。

ジェリーは完全寛解しているのだから、なにもn/dにこだわることはあるまい。 ・・・と、ウンチの調子もいろいろな数値も良かったころの「華」を復活させることにした。 「華」では、たんぱく質の量が不足するので、量が多い「フィッシュスパミール」を併用予定。 値段は高いが、n/dとたいして変わらないし、何より材料を寄せて作る時間と手間が省ける。 ジェリーの胃腸の負担を減らして、栄養を消化吸収できる体になれば、 リンパ腫再燃の確率もきっと減らせる、きっと。きっと。絶対に。 それまでの数日間は、ササミとカッテージチーズといろいろ工夫してみよう。



        
20112/1/19(木)
根競べ?
「それより、お仕事しないの?」

ジェリーがラウンドベッドで落ち着いている。

ジェリーのお仕事、それは検温。

昨日の朝、いつものどたばたの中で、私は水銀体温計を床に落としてしまった。 落としただけで、壊れるのだ。 水銀が粒になって転がる。 朝から掃除機でジェリーは興奮するが、「ジェリー、危ないから離れて!」と指示すると、 掃除機から離れて待機。 おお、ジェリー、賢い。賢すぎる!

今日のジェリー、元気。食欲旺盛。嘔吐なし、血便なし。
朝ごはん:n/d90グラム、鶏肉牛肉発酵ベジフルーツ50グラム、消化酵素、Dフラクション。
昼ごはん:ササミ1本。
夕ごはん:n/d90グラム、鶏肉牛肉発酵ベジフルーツ50グラム、消化酵素、カッテージチーズ。

しかし、朝ごはんはn/dをきれいによけてしまった。n/dはついに食べず。 昼は問題なし。 夜は、しばらく考えていたらしいが、「これしかないのか、なんだか腹ペコだし」という様子で、それでも時間をかけて、n/dをできるだけ後回しにしつつも完食。

今日、体温計を買ってきたので、明日からまたジェリーのお仕事が始まる。



        
2012/1/20(金)
ジェリーの好み
「マイルド系が好き」

ジェリーが何やら訴えている。

「あのね、今日、ユミチャンが来たんだけどね、近寄れなかったの。 「ユミチャン、いつものユミチャンの匂いじゃなかったんだよ」、と。

妹に近寄ろうとして、後ずさり。 顔を寄せようとして、ビクッと離れる。

ジャスミンとアップルの香りのボディクリームを手足に使ってみた、とのことで、 多分その香料が、ジェリーにとっては怪しげなにおいがするのだろう。 ジェリーが嫌がるものは、体にいいわけがない。フフフ・・・。

本日のジェリー、元気。食欲旺盛。血便もなし。
朝ごはん:n/d 90グラム、鶏ムネ肉と発酵ベジフルーツのトッピングを大さじ3杯、消化酵素、Dフラクション。
昼ごはん:ササミ50グラム。
夕ごはん:n/d 90グラム、鶏ムネ肉と発酵ベジフルーツのトッピング大さじ3杯、消化酵素。ササミ少々。

本日使った鶏ムネ肉は90グラムほど。ササミが大きくて80グラムはあっただろうか。 朝は、例によって缶詰フードは残した。 昼は当然問題なく食べる。 そして、夕食。あっという間に完食。ササミのゆで汁を食後にジェリーの食器に入れたら、全部飲んでしまった。 これでわずかな脱水状態も改善されたかな。



        
2012/1/21(土)
脱毛してるの?
「普段の観察が大事だよ」

「3回くらいブラシを当てたら、すごく抜けた」、と、父が言っていた。 そういえば、この1週間、まったくブラッシングしていない、と、今朝、ジェリーをブラッシングしてみた。

うわ、うわうわうわわ・・・。 何の抵抗もなくフワフワのアンダーコートが抜ける抜ける、どんどんと。 ファーミネーターを使わないのに、普通のブラシとコームなのに。 特に背中、ブラシのピンにごっそり引っかかって抜ける。 これは、普通のブラッシングの時とは違う。

証拠写真を撮った。 左側に離れて写っているひとかたまりの毛、これが2〜3回背中をなでてブラシに引っかかった分。

先代犬アルが病的に抜けた時は、数回のブラッシングで、外側の堅い毛が勢いよく抜けて、 見る見る背中の毛が少なくなり、それでもどんどん抜けて、 明らかに変だったのですぐに病院に行ったものだった。

今回は、抗がん治療の影響で、ひげが抜けた。 その後の、この脱毛だ。 抗がん剤の副作用は、人間と違って犬の場合は、脱毛は少ないのだという。 しかし、犬の抗がん治療に用いられる薬は人間用に開発された薬。 程度の差はあれ、同じような副作用も起きるのだろう。

抗がん剤は、ガン細胞を攻撃するようにできているのだそうだ。 がん細胞は、すばやく成長・分裂する細胞。 だから、ガン細胞のようにすばやく成長・分裂する細胞は、ガン細胞同様ダメージを受ける。 それが、胃腸・被毛・骨髄の細胞だ。 ジェリーは被毛に関する細胞がダメージを受けたのだろう。 他の病気を発症して脱毛しているわけではあるまい、と思うのだけど。

***** さっそくネットで調べていたら、どこかの腫瘍認定医のサイトだったと思うが、 ガンの犬に与えてはいけない食べ物、が、のっていた。 炭水化物。・・・それは先刻承知。 大豆、肉。・・・えええーーー! 話が違うじゃんっ! お勧めする食べ物として、「魚」とあった。 確かに、魚の油にはオメガ3脂肪酸が豊富である。魚油に豊富に含まれるEPAとDHAはがん細胞の増殖と転移を抑制する働きがあると聞く。

まったく、情報ってやつは・・・。私を振り回してくれるぜ。



        
2012/1/22(日)
スマイル!
「見逃さない」

ジェリーが私の真意を確かめようとしている。 ネーチャンはボール遊びするつもりかどうか。 ネーチャンは楽しいのかどうか。 ネーチャンはアタシをアイしてるのかどうか。 なんちゃって。

しかし、ジェリーは確かに私の表情を読み取る。 食事の時も、単に「ジェリー、よし」と無表情に言うと、 食べようとしてもう一度私の顔を見る。 「ホントにいいの?」 スマイル付きの「ジェリー、よし!」を待っているのだ。

ジェリーはみんなの笑顔が好き。 それは、遊びの合図だから。 おいしいご飯の合図だから。 「みんな一緒」の合図だから。

今日のジェリー、元気。食欲旺盛。血便、嘔吐、もちろんなし。 ウンチも、「長〜いの」をした。
朝ごはん:n/d90グラム、鶏肉と発酵ベジフルーツのトッピング50グラム、Dフラクション、消化酵素、ササミのゆで汁。
昼ごはん:ササミ50グラム、ササミのゆで汁。
夕ごはん:n/d80グラム、鶏肉と発酵ベジフルーツのトッピング50グラム、ササミ30グラム、タイのアラ汁。

缶詰フードを食べなかったり残したりの頃に比べて、食事の量は半減。それでも数日前までは「缶詰はイヤ」という様子だったが、今や「仕方ないです、食べます、いただきます」とあっという間に完食。 ようやくなれた頃に、ジェリーには申し訳ないのだが、n/dの缶詰がそろそろ切れるので、11月末まで食べさせていたビッグウッドの「華」と「スパミール」と肉野菜トッピングの食生活に切り替えていく予定。うまくいきますように。

タイのアラ汁(もちろん調味前)、気に入ったようで、そっと匂いをかいでから食べる、ということもなく、勢いよく食べてくれた。 肉も野菜も魚も、ジェリーの味方になってくれますように。



        
2012/1/23(月)
ドライフード復活

「フード、変えた?」と、また言われるかもしれない・・・。 ま、確かに変えるつもりだけど。

今日のジェリー、元気。食欲旺盛、異常なし。
朝ごはん:n/d 60グラム、鶏肉と発酵ベジフルーツのトッピング50グラム、消化酵素、Dフラクション、「華」10グラム。
昼ごはん:ササミ50グラム。
夕ごはん:n/d 60グラム、鶏肉と発酵ベジフルーツのトッピング50グラム、「華」10グラム。
オヤツ:「華」20グラム。

私の帰宅は、ちょうどジェリーの夕食時。 「ただいま」と玄関に入ると、ジェリーがワンッと出てきてすぐさま台所に戻る。 「ネーチャンよりごはん!」である。 近頃は何の迷いもなくご飯に突入のジェリーだ。




        
2012/1/24(火)
また太った?
「え?アタシが太ったの?」

・・・と、ジェリーが不思議がる(?)のも無理もない。 私も不思議だ。

いや、実は何も不思議はない。 食べさせすぎただけだ。 ひと月ぶりにジェリーを見た叔父が、「あれ?大きくなったか?」と言った。 今日、体重をはかってみたら、11.1キロ。 おお、11キロ越え。

いいのか、ジェリー? 責任は私にある。

今日のジェリー、元気。異常なし。
朝ごはん:n/d 60グラム、スパミール50グラム、ドライフード「華」10グラム、消化酵素、Dフラクション。
昼ごはん:ササミ50グラム。
夕ごはん:n/d 60グラム、スパミール50グラム、「華」10グラム。
オヤツ:「華」20グラム。 ジェリー、勢いよく食べてしまった。

スパミールはウェットフードで、体重10キロのワンコには、1日に300グラム。 「華」はドライフードで、体重10キロのワンコには、1日130グラム。 n/dは、体重10キロのワンコには、1日1.2缶、つまり432グラム。 n/dが切れたら、スパミールと華を与える予定。



        
2012/1/25(水)
今日のごはん

今日のジェリー、元気。異常なし。
朝ごはん:n/d 60グラム、スパミール100グラム、消化酵素、Dフラクション。
昼ごはん:ササミ70グラム。
夕ごはん:n/d 60グラム、スパミール100グラム。
オヤツ:「華」20グラム。

スパミールは炊き込みご飯風。ドライフードの華よりもたんぱく質が多い。ジェリーも勢いよく食べてくれるのがなによりである。

太平洋岸以外の日本各地は豪雪である。 雪とはほぼ無縁の当地、名古屋市近郊では明日も冬晴れだ。 ジェリーの冬毛が抜けるわけだ。 雪の中で2.3日散歩すれば、またもや冬毛ムクムクなワンコになるだろうけれど。




        
2012/1/26(木)
ササミのない日
「何の音だろう?」

ボール遊びの合間に、ジェリーは空を見上げる。 音の正体を見極めようとしてか、あるいは、視界をよぎった何かの影を気にしたか。 そんなジェリーの姿に、いつも知性を感じる。 なんちゃって。

今日のジェリー、元気。異常なし。
朝ごはん:スパミール100グラム、消化酵素、Dフラクション。
昼ごはん:スパミール100グラム。
夕ごはん:スパミール100グラム、消化酵素。
オヤツ:ドライフード「華」20グラム。

まったく嫌がらず元気よく食べてくれる。 ササミはなかったが、文句も言わず、「何か足りない」という様子でもない。

日本の半分は大雪で難儀しているのに、ジェリーときたら換毛期。 フンワリ綿毛がスポッと抜けて、家の中のあちこちに。 太平洋側の犬たちは、みんなジェリーみたいな様子かしら?



        
2012/1/27(金)
今日のごはん

今日のジェリー、元気。異常なし。
朝ごはん:スパミール100グラム、消化酵素、Dフラクション。
昼ごはん:ドライフード「華」20グラム。
夕ごはん:スパミール100グラム、消化酵素。
オヤツ:ドライフード「華」25グラム。

朝の薬は納豆と一緒に、夜の薬はチーズと一緒に与えた。

昨夜、というか、今朝は3時前から5時近くまで眠れず。 原因はネズミの動き回る音。 ついには、母の部屋に顔を出した、とか! 「アンタ、何しに来たの!」って怒ってやった、・・・と母は言っていたが、 母の言葉がネズミに通じたことを祈る。 「大きかったよ、ネコぐらいだったかも。白かったよ」、と。 そんなネズミ、いるだろうか?

だいたい、照明を消した中で、白いネズミってわかるんだろうか? カーテンレールに前足でつかまって、落ちないように後ろ足をバタバタさせてた!と言ってたが、「トムとジェリー」のマンガじゃあるまいし・・・。天井裏を走る音からは、手のひらくらいの大きさはありそうだが、 猫サイズってことはあるまい・・・。




        
2012/1/28(土)
100%アクティブ
「常にアクティブ」

ネズミ騒動で寝不足だった反動で、今朝は9時半まで寝ていた。 かわいそうにジェリーは、朝の散歩の後、2時間以上も私の部屋の前で待っていた。

今日のジェリー、元気。異常なし。
朝ごはん:スパミール100グラム、鶏ムネ肉少々(1センチ角くらいのを3個)、消化酵素、Dフラクション。
昼ごはん:「華」20グラム。
夕ごはん:スパミール100グラム、鶏ムネ肉(1センチ角3個)、消化酵素。

午後、ネズミよけのハッカ油やわさびパウダーや猫の匂い入りのもろもろを購入し、1階の天井裏や2階の天井裏、外のあちこちに仕掛けた。 午前中、ジェリーとボール遊びしている最中、ジェリーが突然、気にした様子で匂いをかいだ場所も「怪しい」と思っていた場所だったので、そこにも「2ヶ月間有効」という忌避剤をセット。

ボールを20回投げたら、ジェリーがちょっと休憩する様子だったので、ブラッシングに切り替えた。 フワフワ綿毛が抜けること、抜けること。

一通りブラシを当てたところで、ボール遊びを再開。 ジェリー、ブラッシングのストレスを解消するかのように、ますます元気にボールを追いかける。 昼前の散歩でも走る、夕方の散歩でも走る、走る。 起きている間は、常にアクティブ、キラキラのジェリーだ。



        
2012/1/29(日)
空には気になる匂いがあるよ
「ごほうびをもらうの」

夕方4時過ぎの散歩、ウンチをしたからごほうびをもらうジェリー。 「うふ★」という表情ではないか?

今日のジェリー、元気。食欲旺盛。異常なし。
朝ごはん:スパミール100グラム、消化酵素、Dフラクション。
昼ごはん:華20グラム、カッテージチーズ少々。
夕ごはん:スパミール100グラム、消化酵素。カッテージチーズ。
オヤツ:華25グラム。

スパミールは香ばしくておいしそうなにおいがする。真っ黒だが。 ジェリーはあっという間に食べてしまい、食器の回りのシートを前足で引っかく。 以前落とした缶詰フードのにおいが残っているのか、シートをなめる。 前歯でこそげとろうとするようなしぐさをみせる。

「ジェリー、そこに何か埋めたの?」

午前中のボール遊びのとちゅう、ジェリーはボールを放り出して、 玄関近くで空を見上げながら匂いをかいだ。 塀に前足をかけてまでして、できるだけ高い位置の匂いをかぐのだ。

「ジェリー、何の匂い? 何があるの?」

ジェリーは何を見つけたのだろう。



        
2012/1/30(月)
継続の1クール
「おうちが好きなの」

散歩の最後に、家の前の私道に入ったら、 父はジェリーのリードをはずす。 自由にさせてやりたいらしい。 ジェリーは、振り返る。 「来ないの? おうちに帰ろうよ」と。
今日のジェリー、元気。食欲旺盛。抗がん剤投与。
朝ごはん:スパミール100グラム、華10グラム、消化酵素、Dフラクション。
昼ごはん:なし。(病院にいたから)
夕ごはん:スパミール100グラム、消化酵素。
オヤツ:華10グラム。

ジェリーの抗がん治療プログラムは、9週間。 内訳は、抗がん剤・飲み薬の抗がん剤・抗がん剤・3週間効く抗がん剤、 この4週間を1クールとし、検査だけの週をはさんで、再び4週間の1クール。 合計で9週間である。

前回でこの9週間は終了したが、終了したとたん再燃では私が後悔するので、 期間をあけつつ、まず1クール続けることにした。

今日がその継続の1クール目である。 午前中、ジェリーを動物病院に連れて行って預けて、 午後5時に引き取りに行く。 ・・・というわけで、私は仕事を早退。 いろいろと数値も順調だったようで、 「フード、変えました?」とは聞かれなかった。 うひひ。

脱毛のことを質問した。 「換毛でしょうか、脱毛でしょうか?」

「両方、でしょうね。薬の影響は当然あります。おひげは抜けちゃったんだし」、とのこと。

体重のことも質問した。 「ここに来た時(11月3日)、10.1キロ。今日は11.05キロ。 体形的に、11キロ超えてもいいのでしょうか?」

「できれば、10キロ台で。 抗がん剤って、使える量が限られているんですよ。 体表面積で割り出すのだけれど、11キロ超えると使用量が増えることになるので」、と。

なるほど、やはり10.5キロ超は、ジェリーには負担になるようだ。 ウエストもちょっとだぶつき気味だし。 先週、家ではかった時は、11.1キロあったが、 スパミールと華だけにしてから、少し減ったようだ。 土日の散歩は、私が付き合うので多くなるのも、消費カロリー増に役立つ。 もうすぐ節分、節分が過ぎれば春だ。 少しずつ暖かくなってくるから、散歩の量を増やしていこう。



        
2012/1/31(火)
びっこを引く理由

今日のジェリー、元気。食欲旺盛。
朝ごはん:スパミール100グラム、消化酵素、Dフラクション。
昼ごはん:華20グラム。
夕ごはん:スパミール100グラム、消化酵素。
オヤツ:華25グラム、ガーリックイースト錠2粒。

ジェリー、昨日の朝から時々びっこを引く。

昨日の朝、「ジェリー、後ろ足どうした?」とつかまえて触ってみるが、 ジェリーは痛がらないので、骨をどうかしたわけでもなさそうだ、と放置。

昨日の夕方、やっぱり時々変なので、つかまえてよ〜く見ると、 左後ろ足の一番大きな肉球の内側がうっすらすりむけたような様子。 とりあえず、カシー化粧品のマニュアンハンドクリームを塗ってみた。 嫌がらない。 しばらくしてから、メンソレータムも塗ってみた。 これまた嫌がらない。

今朝、「ジェリー、前足どうした?」という様子。 昨日と同じ。 時々、「暇つぶしになめてるの?」と質問したくなるような、 うっとりした様子で自分の足の裏をなめているが、 それと関係あるだろうか。




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