『怒涛の鯨のタタキ』
2012年8月の犬バカ愛日記
| 2012/8/4(土) | |
| シャンプーと病院 | |
 「ジェリーがかゆがってる」、と両親。 ノミ？ ダニ？ どっち？ 両方？ いやがるジェリーをつかまえて全身チェック。 ノミとノミの糞らしき黒点々は見つからない。 ブラッシングのあとシャンプーすることにした。 シャンプーし始めたら、 右後ろ足の付け根にブツブツ発見！ しこりではなく、見た目もかゆそうなブツブツ。 これか？と思いつつも、 なぜか焦って、さっさとシャンプーを済ませて病院へ。 シャンプー前に来て欲しかった、と言われてムッとした。 シャンプーしたから気づいたんだっつーの。 湿疹、とのことで、 プレドニン（１粒×７日）とシンクル（２粒×７日分）。 ウンチがゆるくなるかもしれないけれど、 抗がん剤の影響で下痢になるのではないから、とのこと。 午後、ジェリーはいつも通り玄関で昼寝。 元気に散歩して、ごはんを食べて、 チーズに仕込んだ薬を飲んで、もう玄関で熟睡中。 |
| 2012/8/5(日) | |
| ステロイド、効いた？ | |
 「あらジェリー、やせた？」と妹。 やせてはいない。 ブラッシングとシャンプーで、 抜けるべき毛が抜けたから。 おまけに半乾きで病院に行ったせいで、 ふんわりしていない。 毛皮が貧相に見える。 かゆみ対策に処方されたステロイド１日１粒。 右後ろ足付け根のブツブツは少し枯れてきた。 抗がん剤以外にもいろいろと薬漬け。 仕方ないのかな？・・・薬漬け。 いいのかな？・・・ステロイド。 |
| 2012/8/11(土) | |
| 目玉クリップの理由 | |
 午前中はじっとりと湿気。 午後から雨が降り出して、 やけにジェリーが付きまとうと思ったら、 遠くで雷が鳴っていた。 大丈夫だよ、ジェリー。 こっちには雷はこないよ、きっと。 ジェリーを何度も踏みそうになり、 ジェリーも踏まれる危険性に気づいたようで、 片付けで動き回る私から離れ、 ソファでくつろぐ母の足元にくっついた。 雷が鳴る時、ジェリーは父のそばには行かない。 私がいる時は私に、 私がいない時は母にくっつく。 怖い時には優しくして欲しいのだ。 怖いときには、しっかりしろ、と励まされたくはないのだろう。 雷が遠ざかったのでお散歩。 カッパが大きすぎたので、 目玉クリップでつまんでみた。 ・・・恥ずかしい。 歩いているうちに、前足がコートの中に入って歩行不能。 これ幸いと、その場で脱がせてやった。 ジェリーはカッパが嫌い。 エプロンも嫌い。 雨の日のお散歩も好きじゃないみたい。 |
| 2012/8/13(月) | |
| 夏休みは断捨離ざんまい | |
 遠くで雷が鳴りそうな気がする。 ・・・そんな匂いがするらしい。 ジェリーが朝から私に付きまとう。 「ネーチャン、雷がなるかもしれないよ」、 ジェリーの行動はそういう意味。 元自室の天袋の雑多なものの整理。 それに今日は本の片付け。 本棚から本を全部取り出すと、 部屋中に絶望が広がる。 ・・・じゃなくて、本や雑誌やCDが広がる。 マスターできなかった英語の本は処分しよう。 片付けの本も処分しよう。 旬を過ぎた本も、あれもこれも、 ごめんなさい、ありがとう、とつぶやきながら処分する。 ダンボール3箱の本は引取りを依頼。 燃えるゴミと不燃ゴミ、あわせて45リットル袋4袋分。 それでも物が多すぎる印象。 欲がひどいのか、未練か、バカなのか。 そこに叔父宅から帰宅した両親の報告。 「片付いていたよ〜、引っ越すの？てなくらいに」、と。 断捨離はただ捨てることにあらず。 過去にとらわれ、 未来を恐れる、 そんな自分に気づくこと。 付き合うジェリーは完全に寝不足。 ごめんね、ジェリー。 |
| 2012/8/14(火) | |
| 終わらない！ | |
 画像は、午後11時のジェリー。 とても迷惑そうで、眠そう。 今日も断捨離、片付け。 昨日、本は片付けた。 夕食後に、台所の不用品も処分した。 吊り戸棚最上段はオール不用品。 5年前に賞味期限切れの調味料、 あれこれ処分したら、あらスッキリ。 今日は書斎兼寝室兼ジェリーの部屋だ。 きっと簡単に終わるさ、と思ったが、 難航を極めた。 車の音がすると書斎の窓から外を見る習慣のジェリー。 いつも通り、部屋に駆け込もうとしたジェリーが、 「ウワッ、何これ？！」、と、 ギョッとして立ち止まり、後ずさりする様子がかわいい。 夜9時過ぎには、「眠いんだけど・・・」とやってきたが、 書斎の様子を見て、「ダメだこりゃ」と玄関に引き返した。 ごめんね、ジェリー。 11時までかかって、ようやくジェリーと私が眠るスペースを確保。 明日こそは、本当に終わらせるから。 |
| 2012/8/15(水) | |
| そしてまた断捨離 | |
 「誰かきたーー！」とジェリーが玄関に突進。 宅配便のオニイサンだよ。 「異常事態発生ーー！」と玄関に突進。 ほえ方と走りっぷりがただごとじゃない。 日差し対策のヨシヅが風にあおられ倒れていた。 ジェリー、ごくろうさん。 ジェリーが防犯関係を手伝ってくれるので、 安心して片付けに専念できる。 「安東英子さん方式」でガンガン片付け。 夏休みの5日間、片付けに費やした。 スッキリ、が見えてきた。 すっかり終わったら、掃除しやすい家になる。 ジェリーにとっても過ごしやすい家になる。 楽しみ、楽しみ。 |
| 2012/8/18(土) | |
| またＡＬＰ上昇 | |
 動物病院、飲む抗がん剤を処方してもらう。 体重１０．４５キロ。 タンパクの値、前回５．４。今回８．７。 「とてもいいです」！」 ＡＬＰ、前回５０未満、今回１５００超！ 「何食べさせました？！」 何なのだ、この数値の上下動は。 食べ物原因？ ササミと豆腐、ヨーグルトひとなめで？ ササミが悪いはずないんだけど・・・ と先生も考え込む。 結局、ササミもやめましょう、ヨーグルトもやめましょう、と。 今度も食べ物のせい？ 納得できない。 |
| 2012/8/19(日) | |
| ドライブ好き | |
 ジェリーはドライブが好き。 ヴィッツの後部座席を倒して、 発泡スチロールの板を置いて段差解消し、 ジェリー用のマットを敷き、 通販で買ったベッドを置いて、 そこにタオルをしいて、ジェリーの専用席。 昨日、動物病院に到着して、 後部のハッチバックドアを開けたら、 ジェリーの姿がなかった。 ベッドもなかった。 ベッドごと、前の座席との隙間に落ちていた。 いつもよりほんの少し荒っぽい運転だった気がする。 一瞬にして落ちたのか？ 少しずつ落ちたのか？ ジェリーったら、ワンともキャンとも言わないんだから。 声が出ないほど、怖かったのかな？ それとも新しい場所でワクワクした？ 大きなクッションで、全部座席との隙間を埋めよう。 ジェリーが座席の隙間に落ちないように。 ジェリーが安心してドライブを楽しめるように。 |
| 2012/8/23(木) | |
| ジェリーの期待 | |
 ジーパンを履いたとたん、 ジェリーがそわそわ。 弾む足取りで、 私を見上げながら、 目の前の植木鉢に気づかないほどに。 ジーパン姿の私は、車に乗るときの私。 ドライブを期待したのだろう。 ジーパンOKの職場なので、 通勤服は超普段着のジーパンとカットソーの時もある。 ジェリーの実家のおかあさん（スマイルアンジョーの村瀬さん）の話を思い出した。 「私がこのバッグを持つと、出かけるとわかって、 犬たちがそわそわするんですよ」と。 ジェリーも、私たちの服装や持ち物を観察しているのだ。 なんて賢いかわいい子。 ジェリーともっとお話しよう。 賢いジェリーは言葉を理解して、もっともっと賢くなるんだ。 |
| 2012/8/26(日) | |
| また本の山 | |
 またもや断捨離。 土日はずっと断捨離。 それと、『Glee シーズン１と２』、 DVD三昧。 日曜日は本の分類。 古い本の向こうからジェリーが見つめる。 ジェリー、気をつけて。 ホコリだらけで危険だよ。 ジェリー、豆腐嫌いだったはずだが、 近頃は、「もっとくれ！」と要求する。 枝豆豆腐・・・うまい！ 男前豆腐・・・うまい！ スプーンですくって少しずつ与える。 ジェリー、幸せ。 片付けの最中、1995年の『DOG』を発見。 この雑誌では、ドッグフードの検証記事が多かった。 当時と現在のドッグフード業界の意識はどうだろうか。 獣医は増えたが、犬の病気は減っただろうか。 愛犬家も増えたしペットも増えたが、 犬たちは幸せになっただろうか。 動物のガン罹患率はむしろ高くなってはいないだろうか。 |
| 2012/8/28(火) | |
| 早朝に吐いたジェリー | |
 ジェリーのこのポーズ、かわいい。 朝４時５０分、ジェリー嘔吐。 黄色の液体、食べ物のかけらはなし。 空腹による嘔吐？ エアコンを２時半に止めたから 蒸し暑かったのか？ 吐いたあとを片付けている間に、 ジェリーは廊下に出てそのまま眠った。 外気を入れたが湿気がある。 なんとなく眠れないまま、 ラジオをつけたり消したりしながら、 ジェリーの体のことなど考えていた。 ジェリーは６時過ぎに部屋に戻って、 私のベッドに飛び乗った。 それからのジェリーはとても元気。 散歩の前後に、ひとりでボール遊び。 食欲旺盛、ウンチＯＫ。 蒸し暑くて、寝不足で、嘔吐・・・かしら？ ま、いいか。 |
| 2012/8/29(水) | |
| 舐めて舐めて舐めたおす | |
 ソファの陰で何してる？ 「ジェリー？」と呼ぶと、 無垢なあどけない顔してみせるジェリー。 「アタシ、何もしてないよ。」 昨日から右後ろ足の裏、舐めてばかりのジェリー。 痛がる様子はない。 チェックしても嫌がる風もない。 舐めすぎて、舐め壊してはいけないので、 「ダメだよ」と邪魔すると、わかった様子。 「そうか、舐めてはイケナイのか・・・」 「それじゃ、バレないようにこっそりと」 ・・・なめることにしたらしい。 賢いね、ジェリー。 どうしようかねぇ・・・。 ステロイドは、いやだねぇ。 |
他の月分も読んでね☆〔日記目次へ〕