『怒涛の鯨のタタキ』
2014年7月の犬バカ愛日記みゃんこ日記


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2014/7/2(水)
どうやら風邪引いたらしい


先週金曜から、喉が少しいがらっぽかった。
時々咳き込むようになった。
でも、鼻炎持ちだから、鼻水が喉を刺激してるんだよ、と思っていた。鼻炎の薬は、半日だけ効いていた。

昨日の火曜日から、声が少し変になってきた。
でも、咳が出ないように用心してるから、抑え目の声なんだよ、と思っていた。葛根湯は効かない様子。

今日の咳は、ゴッホガッホギャッホとライオンかゴリラかてなほどに全身を使うことになっていた。
昼で早退した。

夕食後、首から背中腰お尻まで、耐え難い痛みが襲った。筋肉が急に張って、ぎっくり腰の直前のあの不快感のような、重くだるい痛み。急に不安になって、明日は病院に行こう、と、殊勝な気持ちになり、同僚に明日病欠の連絡を取った。

幸い、すぐに鎮痛剤のリングルアイビーをのんで横になっていたら、その痛みは引いていった。

今年は星回りがあまりよくないらしいし、「漢方では女性は8の倍数の年に・・・」ともいうし、嫌いだけど病院にも行って、焦らずくさらず、諦めずに身体の手入れをしていこう。




      
2014/7/3(木)
熱はないけど・・・なさすぎる


白い朝顔が今日始めて咲いた。行灯仕立て、というのにしようと思っていたが、もっともっと伸びそうなので、コンクリブロックと荷造り紐でそれらしきネットを作ってみたら、伸び続けている。

喉も痛くないし、熱もない。しかし、一応、病院に行った。

近所の病院は、この時期特有の健康診断のお客でにぎわっていた。
そのせいか、待合室の冷房が強い。

あ・・・背中と腰が痛くなってきた。
そうか、昨夜の耐え難い痛みは冷えが原因だったのか?

検温、35.1度。もう一度測っても、35.1度。
平熱が、いつの間にか36度を切っていた。不健康だ。ショックだ。

診察の後、「風邪のお薬」を4日分出してもらった。
熱を下げる薬も出ていたが、「状態に合わせてのんで」と調剤薬局のやさしそうなおにいちゃんが言ったので、もらって(買って)おくことにした。

たまごかけごはんの昼食後、「ちょっとくどすぎる味だよ」と母が言っていた「キャロットとオレンジのアイス」を食べていたら、背中が痛くなり始めた。アイスで冷えた?
昨夜のあの痛さだ。神経痛のようなあの痛さ。
背中から腰、お尻へと、耐え難い痛さが広がる。
リングルアイビーを服用。30分もしたら、痛みは徐々に薄らぎ、また眠ってしまった。

お薬手帳と薬の説明書を読んでいたら、「熱を下げる薬」は痛み止めでもあるらしい。そこで、調剤薬局に電話して聞いてみた。
「熱はないけど、背中と腰が神経痛。痛み止めとして使ってもいい?」
もちろんOK。市販薬の鎮痛剤レベルの効果はあるらしい。5〜6時間の間を置くこと、痛い時だけ使ってもOK、ですって。

病院に行ってよかった。
平熱が低すぎることがわかったから。

熱いものはやわらかい。冷えて固くなり、ついには動きを止めてしまうのだ。冷えについて、真剣に取り組もう。




      
2014/7/5(土)
鍼灸とマッサージ、ダブルで

この握り方なら、爪を切る事ができる。

金曜日は、咳止めと痛み止めだけ服用し、普通に出社。特に問題なし。

帰りに鍼灸に寄る。これで4回目。
体温のことと背中全体の痛みのことなど話すと、頭のてっぺんに鍼、足の裏にはお灸の追加。
足の裏のお灸は、ほんわかと温かくて気持ちよかった。

今日は、金山のリメディアルセラピー。あ〜らゴージャス。身体のメンテナンスにお金がかかること。

「背中がいつもより柔らかい、いつもは表面が硬く張っていて、その下の筋肉にさわれないけれど、今日はいきなり下の筋肉にさわれますよ。」

鍼灸に行ったからねぇ。

「さすが、鍼灸効果、すごいですねぇ」

「足もいつもより小さいですよ。厚ぼったく固くない、というか。」

うんうん、昨日は足の裏にお灸してもらったよ。

鍼灸効果でマッサージ効果を最大限引き出すために、ダブルで続けることにした。



それでどうやって低体温を克服していくか。そして、これからの内臓や骨の老化にも対処するか。10年後の大病を防ぐか。

熱の8割(だったかな)は筋肉が発生させているという。
そして、下半身に、大きな筋肉は集まっている。運動が効果的。有酸素運動とかスクワットとか。

とりあえずは歩くこと。

できるだけ短時間で最大効果を得たい。ついでに減量したい。4月8日から、「食べ過ぎない、糖質を夜だけできるだけカット」する方法で減量を意識していて、3キロ減。やっとお正月前の数字に戻った。これからは運動しないと減らない世界。

以前にもやったことがあるスローステップ運動。自宅の普通の踏み台を使っていたが、時折踏み外して危険だったので、今回、コナミのステップ台を購入。ブランド物さ〜。

一日に20分、CDを流しながら運動しよう。

人が持つ私のイメージ、「元気そうな、アクティブな」人間、に近づけたらいいな。元気なトシヨリになろう。




      
2014/7/12(土)
朝顔、元気

朝顔がぐんぐん伸び続けている。

行灯仕立ての予定が、妙なことになっている。

葉っぱ何枚目かで、潔くカットして、脇の芽を伸ばすらしいが、
その決断ができなかった結果がこれだ。

こんなに伸びるのなら、最初から堂々とグリーンカーテンを目指すのだった。
深いプランターに植えて・・・、
2階のベランダにネットを結びつけて・・・、
ぐんぐん育ってもらえばよかった。

ちょっと弱気・・・、私らしい一面だが、たいてい悪い目が出る。
結果を恐れて、最善を尽くさないから、こうなるんだな。
よくない、よくない。

よーし、来年は、見事な朝顔屋敷だ!

・・・こんどは無駄に無謀か。
ぶれてる。ぶれてるぞ、生き方が。



ぐんぐん伸びる白い朝顔


私の腕の筋肉は、まだ眠っているらしい。

一筋となりの筋肉に鍼を刺し、電気を流すと、
「ほら、弱い電流でもこんな風に動くんだよ」という弾みっぷり。
問題の筋肉は、「伸ばす筋肉」らしく、それがまだピクリともしない。

「・・・いや、少〜し鍼の頭が動いているような・・・」状態にはなっていて、
「さわると、筋肉のたての筋が触れるようにはなっている」とのこと。

安い鶏ササミ肉を想像する。
ベチョ〜っとしていて、繊維がつぶれたような、水分が出たような、消費期限間近なような・・・。


あまり伸びないけど、早く花が咲き始めたのが赤い朝顔。


右腕が使いづらくて、日常生活が不便な超右利き人間。

こうなる前に、不用品を処分して、片づけをほぼ済ませておいてよかった。
掃除が楽な部屋にしておいて、ほんとに良かった。

今はまだ、上のものを下に下ろすこともできないが、
腕が治ったら、もっと楽な生活ができるように、もっとスッキリさせよう。





      
2014/7/13(日)
こんな本を読んだ


『アナスターシャ・クルプニック』(ロイス・ローリー著)

アナスターシャは10歳の女の子。
ちょっと変わった女の子。

キライなものがいっぱいだった彼女が、
好きなものいっぱいの女の子に変わってゆく。

弟に変てこな名前をつけてやる、えっへっへ、と思っていた子が、
愛すべき赤ちゃんにふさわしい素敵な名前をつけるまでの、少女の日々。

実にかわいい児童書。この本はシリーズ化されているが、さすがに全巻読破しようという気にはなれない。私はオトナになりすぎた・・・。



『シャーロッツ ウエッブ(シャーロットの蜘蛛の巣)(邦題:シャーロットの贈り物)』
(E・B・ホワイト著)

表紙は、女の子と豚と羊とガチョウと蜘蛛。
子豚は不安な目をして蜘蛛を見上げているし、ガチョウと羊の表情も明るいとは言えない。女の子は、蜘蛛を見ているような、何も見てないようなポヨヨンとした顔をしている。

明るい話なのか、どうなのか。不安になる不思議な表紙だ。

子豚のウィルバーのかわいいこと。蜘蛛のシャーロットの賢いこと。どきどきハラハラの部分もあって、楽しい。

農場の動物の生態や自然の移り変わりが描かれて美しい。自然の恵みを享受する生き物は、すべて詩的なのかもしれない、と思わせる。

そして、蜘蛛だっ!と踏み潰すわけにはいかなくなる。もう一度読みたくなる児童書だった。




      
2014/7/14(月)
ひと月前に欲しかったもの


ひと月前、私はとても疲れていた。
腕も痛かった。

『大改造ビフォーアフター』で、マッサージチェアを据え付けた家を見た。
親父さん、幸せそうだった。

あ〜いいな〜、マッサージチェア、腕もみできるのもあるんだな・・・

フジ医療機のマッサージチェア、ソムリエコース30分間、
いいな、いいな、いいな〜〜〜ぁ。

いくら? 40万? 30万?
500円玉貯金が、10万弱ありそうだから、え〜と、え〜と。
マッサージチェアを置くのはどこ?
書斎のここに置くか、どう置くか、片付けるか。

考えているうちに、書類フォルダを持てなくなって、鍼灸院に行くことにした。
もう自力じゃどうにもならない。

ひと月後の今、マッサージチェアはまだ欲しい?

週に2回も鍼灸院通いしていると、何かが欲しい、なんて物欲は沸かない。実際、他に余裕はないし。

今日も竹鍼灸院を出ると、そこここに涼んでいるネコたちがいて、「おや、ネコちゃんたち、また会ったねぇ」なんてあいさつして、軽くなった首と肩と、ほぐれた気分を楽しみつつ帰宅した。




      
2014/7/18(金)
こんな本を読んだ


『So Far From the Bamboo Grove』(竹林はるか遠く)
(川嶋擁子ワトキンズ著)

1986年に、在米在住の川嶋擁子ワトキンズさんが書いた自伝小説。

時代は1945年。
主人公は11歳の少女、擁子(ようこ)。
終戦直前、満州から引き上げる母と娘ふたりの物語。

全国英語教授教会推薦文学賞など受賞し、1987年から、アメリカの多くの中学校で、社会科の教科書として採用されている。

2006年から、この本は、突如として、在米韓国人の間で問題視され始めたという。

日本ではようやく去年、日本語訳が出版されているが、 中学高校で英語を学習した人ならば、ぜひオリジナルで読んでほしい。いやむしろ、日本の高校英語教育レベルなら、副教材として充分に読める難度の本だ。

全183ページで、私がチェックした単語は70個に過ぎない。そのほとんども類推できる単語で、つまり、難しい単語はひとつもない、と言ってよい。 また、読むのにかかった時間は、4時間ほどだ。

簡単な英語で、ここまで表現できる、という意味でも感動的だ。

今までに読んだ児童書の中でも一番読みやすかった。

シンプルな文体で、淡々と、率直に書かれていて読みやすい。
読み手の気持ちを逆なでするような、煽り立てるような、オーバーな感情的な表現はない。
ドキドキハラハラのシーンはいくつも出てきて、心配で目を離せない。

実に淡々と描かれていて、時代背景、文化の違いなども読み取れて、興味深い。
それに、何度も、「努力、大事だな」、「勉強、大事だな」、「そう、語学は武器だな、勉強しなくちゃ・・・」と身の引き締まる思いがした。

この本に書かれている、満州からの引揚者の地獄のような体験談は、 父が私に語って聞かせた、父の親類の体験談を思い起こさせる。

ちょうど3連休がやってくる。 私はこの本を私なりにざっくりと翻訳して、父に読んでもらおうと思う。




      
2014/7/19(土)
三連休初日


『So Far From the Bamboo Grove』をさっそく翻訳中。
洗濯しつつ、3時間くらいやってみた。

途中、おにぎりせんべいに手を出す。やめられなくなる前に、2袋で我慢。
おにぎりせんべいの認知度は、関東以北に行くほど低いらしい。
こんなにうまいものを知らない人がいるなんて。

さて、書式は、原稿用紙のような縦書き設定。20行×24文字。
原文16ページを訳して、原稿用紙20枚。・・・

手書きだったら、さっそく右腕が痛くなるところだ。
そうそう、まだ右腕は完治せず。かなりこじらせているらしい。

昨日、竹鍼灸治療院の先生に聞いてみた。
「ちょっと鍛えたいんだけど、素振りなんかしていいかな?」
「う〜〜〜ん、バットが手から離れて飛んでいくんじゃないの?」
「(バットじゃなくて、木刀なんだけど・・・)じゃ、やめとく」
「そう、ストレッチくらいにしといて」

素直に、腕のストレッチ。それと、スローステップ運動10分間。

三連休初日は、突然の豪雨の中、こんな風に過ぎて行った。




      
2014/7/26(土)
猛烈に暑い土曜日


うちの朝顔はどんどん伸びるが花はもう咲かない感じ。

さて経絡の有名なツボに「足の三里」があるが、
腕にも「三里」があるらしい。

昨日の竹鍼灸医院で初体験。多分。
「いつもより細い鍼で深いところに」筋肉の中の筋と筋の隙間に刺した、と。
電気がズズズゥ〜ンと響いた。

中指まで重く響く感覚は不快感に近い。

自覚していたが、右腕の筋力が「想像以上に落ちている」らしく、筋トレしつつ治療していかないと腕だけしっかり高齢化。・・・腕だけってことないかも、かなり恐ろしい話だ。痛みがあると腕をかばい筋力低下。筋肉ひょろひょろなのに贅肉たぷたぷのオバちゃんの腕を想像せよ。

しかしこの「腕の三里」への重い痛みが効いたのか、今朝はほとんど痛みがなかった。

痛くなければ使って鍛えるぜ、この腕を。
「使う前後にストレッチして」はい先生☆

どうせ使うなら趣味に使うぜ、この腕を。
私の趣味、それは片付け☆

というわけで朝食後、2階を少し模様替え。9時に終了、予定通りだ。汗ボタボタだがシャワーを浴びる時間がないので、絞ったタオルでぬぐって着替えて9時24分の電車でGO。金山のマッサージ。

ところが着いてから手帳を見て勘違いに気づいた。「あ、来週だった」そうだった来週に予約したのだった。まいった。

しかたないので、来週月曜日にする予定だった買い物を済ませることができたので、プラスマイナスゼロだ。ラッキーだ。




      
2014/7/27(日)
一転、涼しい日曜日

朝顔が白と赤紫ひとつずつ咲いていた。
朝から気分いい。

今日は昼前に少し雨が降ったかと思うと、
気持ちのよい北西の風が吹きはじめ、
昨日とは打って変わった過ごしやすさだ。

今夜は22度で気持ちよく眠れるらしい。

しかし右腕が・・・。
しまった、昨夜「ほぐれッチ」しすぎたかも。腕の「三里」を刺激しすぎたかも。



テニスボール四個と固いウレタンブロックで体をほぐすのが「ほぐれッチ」
ストレッチする前に凝り固まった筋肉をほぐすのが目的。
ストレッチポールとテニスボールを併用してストレッチのための体ほぐしをする、というわけ。

「ホットヨガやってみて!」と若い友人に言われたが、都合のよい教室は当然のように見つからない。いや実は腰が重くて、夜どこかに出かける気には全然ならない。

だからテニスボールとストレッチポールとブロックで、できるだけ何とかする。やり過ぎない程度にやらなくちゃ。


「ネーチャン、犬に吠えられたって?」

腰のサイドが突っ張って歩きにくい。ついトボトボと歩いてしまうが、それじゃいけない!と突然思いついた。

買い忘れた味醂を買いに、ガンガン歩き始めた。
歩幅を広げて、地面を蹴って、腿を引き上げ、腕を振って歩く。

散歩中のチワワが3匹、私の進行方向にいた。
私は歩き方をゆるめない、ドスドスドス!(?)
チワワたちのうち1匹が吠え始めた。
明らかに私にむかって。
飼い主さんが、「ワンワンじゃないでしょ、ダメでしょ」と言うが、おびえた顔で犬は吠える。

恐ろしい何かに見えたかな。
それともデカイ何か?
デブのおばさん?

犬に嫌われるのが何よりこたえるねぇ。
せめてジェリーに出会ったころの私に戻りたいね。




      
2014/7/28(月)
その時は突然に

10年まえの7月下旬、甘えっこアル。
「ジーチャン、ひざまくら★」


朝顔の季節はこれから、なのだそうだ。

ちっとも咲かないから、もうおしまい?・・・なんて無知で放任な私。
ところどころツルを切って、もっと元気に育ってもらうことにした。手入れは大事だ。



そして、その時は突然にやってきた。
つまり今朝、右腕の痛みがほぼ消滅していた。

重いものを持ったり力を入れると痛みは走るが、
引き出しを開ける事ができるし、握りこぶしを作っても痛みが走らない。
時折走る痛みもほとんど気にならない程度のものが短時間。

筋力はかなり落ちているが、日常生活できっと回復するだろう。

もっと柔らかく、怪我しにくい体になりたいものだ。

理想は、180度開脚☆☆

180度開脚は股関節を柔らかくすればできる!…のではなく、背中と腰が柔らかくないとできないらしい。太腿が突っ張り背中が伸びないと上体が前に倒れないのだ。だから全身のストレッチが必要。コツコツやるのが一番の近道ですって。




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