『怒涛の鯨のタタキ』
2014年9月の犬バカ愛日記みゃんこ日記


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2014/9/5(金)
ちょっと嬉しかったこと

先日翻訳した『竹林はるか遠く』、
長年の付き合いのメル友さんが、
「読みたい」と言ってくれたので、
PDFファイルにして送った。(私の文書作成ソフトは「Word」ではないので。)

「スマホでもきれいに読める、もちろんパソコンでも」とのことで、ホッ。

で、とてもおもしろかったと言ってくれた。

本人の承諾は得ていないが、信書ではなく読書感想文という認識で、メールの一部を抜粋しよう。

途中からは、すぐそこに擁子と好が居るように感情移入してしまって、はまってしまいました。

満州引き上げを戦争のほんの一片として、知らなかった部分が多すぎた自分を反省しました。
2人の女の子の逞しさと戦争状態の人間の本性の危うさを実感。
訳本だと忘れて、手に汗握る臨場感も味わいました。



でへへへへ。
さぁさ、もっと読書しよう。
きっと面白い本にまた出会える。
そこから私の世界も広がる。きっと。
それが私に一番ふさわしい方法なのだろう。





      
2014/9/12(金)
20回目。ついに動いた!・・・&最高の食パン


竹鍼灸治療院、本日20回目。

腕の筋肉が、ついに動いた!

鍼を刺して、電気を流す。
トントントン!
筋肉が反応して弾む。
中指の先まで反応する。

おお、ついに筋肉が目覚めた。

あとはもう回復へ一直線☆


さて、画像は、名古屋大須(近く)の『七人姉妹』の食パン。
予約だけで売り切れてしまう。
しっとりもっちりなめらかで、おいしくておいしくて、おいしくて。

3本予約、同僚が自分の分の5本と合わせて8本を昼休みに買いに行ってくれた。職場から自転車で5分。

竹鍼灸治療院の先生に、1本おすそ分け。たくさん食べて、太ってね。




      
2014/9/13(土)
ゴーヤの赤い種の味


ゴーヤを切ったら、種が赤かった。
「甘いよ、食べられるよ」と聞いていた。

おおおお!甘い。ほんとうに甘かった。

ゴーヤのワタは天ぷらにするとうまいらしい。
いつかそれも挑戦してみよう。

この半月ほど、毎日が「ぎっくり腰一歩手前」。
鍼灸でなんとかしのいで、朝晩ストレッチしてほぐしても、直後にキューンと縮こまる感じ。
仕事中も立ち上がって、しばしば腿上げ足踏みしたり。
腿上げ足踏みは効果的。脚が強くなるのか、歩きやすくなる。



年を取るのはいいのだが、こういう老化はちょっと困る。
白髪にメッシュを入れたり、老眼鏡を選んだり、年を取るのをおもしろがっているのだが、体に不都合が出てくると、10年後に面倒な病気になってるんじゃないかとか、ひとりでどうやって死ぬのだろうとか、今まで考えたこともなかったことが浮かんでくる。

痛みが脳にストレスを与えて、そのあげくにウツになる人もいるんだろうな。

脳はバカだ。起きてもいない未来まで心配させようとする。先のことなど心配するな。ゴーヤも熟れれば真っ赤になって甘くなるんだ。(意味不明?)なんだって有りだよ。おもしろがればいいんだ。




      
2014/9/15(月)
服を管理する

明日から気温が下がるらしい。
秋のお彼岸ももうすぐ。
暦の上ではとっくに秋。

午前中、衣類を整理した。

メガネをかけてよく見ると、
限界を超えた服が続々と。
いろいろ17枚とコートも3着。
ありがとう、さようなら。さようなら〜。



このタンスを撤去すれば、部屋に余裕が生まれるけれど。

ここにあるのは喪服や(ほとんど着ない)スーツ類。
タンス3分の1に減らした。

着られないのに残してある服も入ってる。
色とか手触りが好きなワンピースとか、
スパンコールいっぱいのカットソーとか。

好きなのよねぇ。

でも、未練よねぇ。




着られないけど捨てられない服は、ここにも。
FITSの衣装ケース1つに、パンツ6本、ジャケット2着など、しっかり入っている。

素材が独特で、色柄が楽しくて。

好きだけど、未練よねぇ。

重い服は、体に負担でもう着られない。
暗い色も、着ていて疲れるようになった。

楽チンが一番。
身軽で、手入れの楽なのがいい。




      
2014/9/16(火)
いつもと違う火曜日の過ごし方

「疲れたら眠ること!」
10年前のアル。

いつもの火曜日なら、
仕事帰りに、英会話クラブ。
帰宅は9時半。

しかし、今日は朝から少し違った。

明け方、疲れる夢を見ていた。

テレビで見たことのある有名人に文句を言っていた。
英語で、ケンカを売っている模様。
文法的に間違ってはいない、
とチェックしつつ夢を見ていた。

当然、起きたらぐったり疲れていた。

英会話クラブの宿題の新聞記事を読んでいたら、なんだか腹が立ってきた。
なんでこんな偏向した記事ばかり読まねばならんのだ!
おかしいよ、ジャパンタイムズってば!

迷わず、クラブに欠席連絡を入れた。

そうだ、仕事帰りに映画でも見ようっと。
ちょうどいい時間帯に、伏見でマット・ディモンの『プロミストランド』やってる。
これにしよっと。

わくわくしてたが、ふと気づいた。
暗いところで明るい画面は頭痛の元・・・、
それに映画視聴に適したメガネを持ってきていないではないか。

映画を諦め、本屋でゆったり本を選んだ。
金山駅に近頃リニューアルオープンした小さなショッピング街。
本屋には、本と文具と雑貨がかわいく並んでいた。
本を4冊と、絵葉書を2枚購入。

久しぶりにゆったりして、7時半に帰宅。

今夜はうまく眠れますように。
明日の朝は疲れていませんように。




      
2014/9/18(木)
こんな本を読んだ。『火曜日にモリーと』


『tuesdays with Morrie』(Mitch Albom 著)

この夏、アイスドロップチャリティー(or アイスバケットチャレンジ?)なるものが流行したそうだ。
バケツ一杯の氷水を頭からかぶり、寄付金を出して、 難病ALSの支援に回そうというものだ。
芸能人などが氷水をかぶり、次の人を指名して楽しんでいた。
一時はマスメディアも取り上げていたようだが、大物芸能人などがお祭り騒ぎに対して否定的発言をしたり、この運動の創始者が水死したあたりから、急速にしぼんでいったように思う。

しかし、派手なバカ騒ぎでこの病名の認知度は高まったかもしれない。

ALS、筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう、英語:amyotrophic lateral sclerosis)。

アルが動けなくなった時、ルー・ゲーリック病(ALS)を知り、似ているなと思った。ホーキンス博士の印象があったせいか、じわじわと進行し、長引くのだろうかと思っていた時期もある。

ALSの進行は早く、気づいて数カ月で車いすですって?と聞くと、
「とんでもない、もっと早いです」と鍼灸院の先生。
1週間で車いす、1カ月で寝たきりへと進行した例があったとか。
友人の父上はこのALSで、「気づいてからわずか半年、55で逝った。今のオレと同じ年だった」と。

たまたま手に取った次の洋書が、このALSを患った教授と元教え子の交流を描いたもの。
交流というか、最後の数か月の授業。火曜日ごとの会話だ。
先生と生徒ではなく、コーチとプレイヤー。

日本人なら生活の中でなんとなく感じていること、
身近な年寄りや、坊さんなどから聞いているような、
ごく普通の当たり前のこと、
つまり「受け入れる」「変化し続ける」ということが、
火曜日ごとにテーマを決めて語られていく。

とても偉大な知恵のように語られることは、我々には特に珍しくもない観念なのだ。日々の生活の中でなんとなく体感していて、誰でもわかる感覚だ。誰にでもわかるが、それを実践できるかどうかは別で、実践できればとても心穏やかで豊かな人生になるのだろう。

確実に死が近づく時、人は何を考えるのか。
アルやジェリーは、どう感じていたのだろう。
私はどうやって死ぬのだろう。
私にとっての最高の1日はどんな過ごし方だろう。そんな過ごし方に近づこうとしているだろうか。

そんなことの答えを求めながら、読んだ気がする。
単語も文章もシンプルだった。大学生の英語の副読本にちょうどよさそうだった。




              
2014/9/20(土)
大好きなアビーに頼みたい

アビーって、この人。
海外ドラマ『NCIS』の科学捜査官。

この人の声はハスキーで、少し早口。
聞き取れるようになりたくて、DVDを視聴中。

アビーはとても素敵でかわいい。
アビーは努力する。
アビーは何でも解明しちゃう。
アビーは諦めない。

アビーをだますことはできない。


みんなも知ってるヤフオク皇室お宝売却事件の関係画像。

え?知らない?去年『新潮』でも扱っていた2008年の問題。これで目が覚めないってどんだけ〜〜?

この左下の小物、ピカピカしていて、
撮影した人が写り込んでいた。

なんというか、天網恢恢疎にして漏らさず、だねぇ。


ヤフーオークションに出品された画像は、
拡大して確認する事ができる。

拡大、反転、コントラストなど技術を駆使して、アビーたちは(NCISのアビーではないけど)解明していったのね。

撮影場所は特定された。





撮影者も、多分・・・。
ドアの近くに、青い上着の人物もいる。

これは捏造でしょうか?
いいえ、写真にあるように。

これは報道されたでしょうか?
いいえ、そんなには。

声が大きいほうが勝つのでしょうか?

私たちは声をあげてはいけないのでしょうか?

おとなしく列に並び続けて、どこかへ流されて行けとでも?


これは別の出品物に映り込んでいる撮影者。特徴のある髪の分け目。
撮影場所は、上に同じで、東宮仮御所。(出品当時、東宮御所はリフォーム中。)









         
2014/9/20(土)そのA
右手について覚書

昨日、鍼灸院でフルコース。
鍼とお灸と、電気でトントン、パッドでブルブル。

筋肉に刺激を与えて運動させたわけだから、
起きたら、右腕が「運動した〜」とこわばっていた。

このこわばりは動かすことで取れる。

痛いところを触っていて、アレレ?と違和感。


なんか変?

右人差し指、痛い?

付け根、細い?

こんな指だったっけ?


右人差し指の拡大画像。

おお、芋虫のよう。
・・・じゃなくて。

おお、太い。
・・・いや拡大してるし。

右の付け根が細く、くびれてる。
これが右利きの指?

箸より重いものは持ってないし、こんなもんかな。治療は気長に続けよう。




         
2014/9/21(日)
最後の朝顔、初めての自画像


今朝は朝顔が3個。
白1、赤2。

種があちこちふくらんだり、
こぼれた種から、芽が出たり。

朝顔たち、毎朝ありがとう。

おかげでとても楽しかったよ。



文春文庫の『その女アレックス』。

「慟哭と戦慄の大逆転サスペンス」と。
犯人を追う警部カミーユは、画家の息子。

この本を読んだら、毎日自画像を描かなくてはならないような気がしてきた。で、さっそく水彩色鉛筆を取り出した。

鏡を見ながら、『たかじんのそこまで言って委員会』をチラチラ見聞きしながら、鉛筆を走らせる。

時折、父に見せてアドバイスを受ける。
何度も諦めずに微調整を重ねていく。
おお、似てきた。
おお、特にメガネがそっくりだ。
ほっぺの垂れ具合、鼻の上向き加減、なんだかがっしりした感じも。

まん丸顔だと思っていたが、そこまでまん丸じゃないんだな。
あごと頬の骨格が肉に埋もれていて、描きづらい。
ニカッと笑うと、骨格が分かりやすい。

自画像はおもしろい。
陰影をつけるには、紫と緑色が便利なのもおもしろい。
しばらくは飽きずに遊べそうだ。





         
2014/9/23(火)秋分の日
秋植えの計画、休みの日はお絵描きの日


←いただきもの画像。

「次の土日には、花の苗や球根を植えたい!そのために、植木鉢を整理しといたから」
・・・と母が宣言して、今日も日舞の指導に出かけて行った。

つまり、何を植えるか考えておけ、ということだ。
ガーデニング初心者の私、ネット情報を参考に秋植え計画を立てた。

アネモネ、チューリップ(赤・白・黄色・ピンク)、クロッカス、フリージア。
これらを、鉢やプランターに混ぜないように植えよう。

パンジー(ビオラ?)は我が家の定番。
寄せ植えは苦手なので、一鉢1種類ずつでそろえてみようかな。




本日、自画像第2弾。

おとといとは反対方向から。
前回とは別人みたいだ。

顔の右半分は突っ張っていて、
左半分はたるんでいる。
右側ばかりで噛む癖があるせいだろう。

今回も思ったのは、
「うわっ、お父さんが出てきた」、と。

輪郭をあたって、目と眉あたりを決めていると、父そっくりの顔が現れる。

「うわ、大変だ。私、出て来い」と描き続け、髪を描くと私になる。

たるんだ頬、疲れた目元・・・、おお、目が私そのもの。メガネがやっぱり決め手だね。
どこかしらポヨヨンとしていて、年齢が正直に出ている。

竹鍼灸院の先生が、舌を診て、脈を取って、お腹に触れて、「・・・弱いね。力強くはないね」と言うが、それがほらここにいる。

次の自画像では、何が出てくるのかな。




         
2014/9/25(木)
珍客あり


←いただきもの画像。

本日、未明の大雨で、市営地下鉄名古屋駅、冠水。

私は何の影響も受けなかったが、
同僚はがっちりとばっちり。
「朝から90分のエクササイズ状態」と。


さて、本日我が家に珍客有り。

門を開けて入った瞬間、何かが違う。
夕闇の庭の西の隅、リビングの窓の前のモッコクとシラカシの間に、シルエット。

猫だ!



この画像の右側の白黒猫のように、きっちり座っていた。

近頃、時々見かける若い猫だ。

リビングの窓が開き、父が「シッ!」と猫を威嚇。
猫ちゃん、すぐそばの180cm高のフェンスを飛び越えようとするが、失敗。
猫、焦る。
猫、私に気づく。
猫、一瞬迷う様子。
猫、決意して、私のそばを走り抜けた。

細長い庭の東の端の3段ブロックを飛び越え、逃走。

ちょっとお話したかったんだけどな。逃げられてしまったよ。





         
2014/9/27(土)
御嶽山噴火・・・『死都日本』、デトックスと自画像第3弾


9月24日(水)
同僚のユーコちゃんが話しかけた。
「メガディザスターって番組で、
「マグマ溜まりがすごいことになってて、
「イエローストーン公園の・・・・」

ナチュラル・ディザスター関係、興味あるよ、
と、翌25日(木)彼女に貸した本がこれ、
『死都日本』(石黒耀 著)
九州宮崎の新燃岳が舞台の小説、かなり気に入って三度読んだ。
火山国日本の国民としては、火山について無知無関心であるわけにはいかない。火山灰の影響は、現代のテクノロジー社会に深刻なダメージを与える。

なんと本日昼前、御嶽山噴火。
噴火の危険レベルは、5段階中1の「平常」だったのが、いきなり噴火だ。危険な火山はもっと他にあると思っていた。

火山灰は、ガラスの粉のようなもの。雨が降るとアスファルトのように固まる。
火山ガスは、空気ではない。
火砕流、サージの温度は、温風や熱風どころではない。

息はできるだろうか。彼らのスマホや携帯に、細かい火山灰が入り込まなければいいのだが。




昨日、竹鍼灸院。22回目。
「腰が心配、下半身がとても心配」と先生。

・・・え?そんなにヤバイ?

腰痛と胃腸は関係ある気がする。
そういえば、近頃、またお腹が空かない。
お腹が空かなくても、時間がくれば食べている。
目の前にあるもの全部・・・。

そうだ、今日はプチ断食して、デトックスしよう。

朝の白湯、レモンジュースから始まって、日中は白湯やトマトジュースで過ごす。

でも、お腹がすかない。お腹が鳴らない。

夕食は圧力鍋で野菜スープを作ろう。

さて、休みの日は自画像の日。
今日は、正面からの自画像。

「もう少し、優しい感じじゃない?
「もう少し、細いんじゃない?
「もう少し、疲れてるんじゃない?
「あらやだ〜、お父さんそっくりじゃない?」

・・・さすが、母だ。遠慮なく言ってくれる。

もう少し影をつけたら、疲れてる今の私になるのだろう。





         
2014/9/28(日)
今日もプチ断食、色鉛筆遊び第4弾


「お腹空くまで、食うな」

お腹が空かないまま、昨夜は家族と一緒に夕食をとった。
野菜スープ、刺身、コンビニのサンドイッチ。
キャベツ、人参、エノキダケ、カボチャ、トマト、オクラを圧力鍋で4分間、トロトロのスープ。

満腹感はないけど、空腹感もないのに気づいていたので、自制が効く。いつもなら、食後に甘いものまで食べてしまう。

今朝、やっぱりお腹がすいていない。お腹がぐうぐう鳴っていない。今日も、プチ断食しよう。

白湯とレモンジュース、トマトジュースで日中を過ごす。







午前中、2メートル向こうの父を描く。

80分ほどのCD情報誌を聞いている父の姿。

父の目は大きい、
父の口元はぐいっとへの字、
・・・そんな思い込みが覆される。

父の目は大きいが、にらみつけていないし、見開いて目玉むいてもいない。
父の唇は、厚くなく、大きくなく、私と同じような形の同じようなうっすらピンクの色だった。

「あら〜、お父さんそっくりだ、
「アンタより優しそうな顔だね、
「アンタ、うまく描くね」

母のコメントは強すぎて、いつも私の心の表面で跳ね返ってしまう。母は強い人なのだ。母の顔を描くとどうなるのだろう・・・怖い。





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