『怒涛の鯨のタタキ』
2014年11月の犬バカ愛日記みゃんこ日記


〔トップページへ〕 〔犬バカ愛日記目次ページへ〕



      
2014/11/01(土)
本と音楽


『THE UMBRELLA MAN and other stories』
(Roald Dahl著)


ロアルド・ダールの短編集、『傘を差した男、その他12の短編集』

全部が映画になりそうな、情況がありありと目に浮かぶような話ばかり。

ちょっとホラーな『南からきた男』や『天国への道』、ワイン通には楽しそうな『執事』や『味』、作家の自伝風『カティーナ』など、全部おもしろい。




意味が少しでもあやふやな単語はしっかり調べて、単語帳を作っているのだが、この短編集は続きが気になって、辞書なんか引いてる場合じゃないって!と、どんどん読み進めてしまう。

軽く読める本だと思う。文体はシンプル、軽快なリズム、さすがロアルド・ダール。

これも、翻訳に挑戦すればきっと力が付くのだろうな〜。




『彼女の名はジュリー』
ジュリー・ロンドンのファーストアルバム。


鍼灸院の奥さんが、休みの日に出かけないのか、と聞くのだが、いつも私の答えは同じ。
「家にいる」

家はシンとして静かで(電話が鳴らなくて)、ごちゃごちゃしてなくて、いいじゃないか。

テレビをつけずに、各自読みたい本を読んでいて、物音ひとつしない時もある。
今日がまさにそんな日。

外は雨で静か過ぎる今日、日記更新でパソコン作業中に、こんな懐かしい人のCDをかけてみた。

大学時代に初めて買ったLPアルバム(!)が、このジュリー・ロンドンのこれ。何の予備知識もなく、ジャズコーナーにあったレコードのうち、彼女があまりに美しかったので買ったのだった。
スモーキーヴォイスと呼ばれたハスキーヴォイスで、スタンダードジャズをしっとりと歌い上げる。彼女の『クライ ミー ア リヴァー』は大ヒットした。




この曲、アルには聞かせたけど、ジェリーには聞かせていなかったね。

ジェリーにジュリー・・・ちょっとくどいか?

ジェリーではなくて、ジュリーと名づけていたら、
74歳まで生きたジュリー・ロンドンみたいに、
ジェリーも長生きできたかもしれないね。

『トムとジェリー』を連想して、短命のネズミから名前を取ってしまって、悪いことしたね。ごめんね、ジェリー。





      
2014/11/03(月)
羽化できなかったサナギ


ずいぶん前に、壁に張り付いていたコイツ。

何かのサナギ?と放置していた。

すっかり忘れていたら下に落ちてた。

「何だろな?と触ったら落ちたんだ」と父。

落ちてから半月は経ってる、と。




ツマグロヒョウモンのサナギのようだ。

白い花の方がメスで、青い花の方がオス、らしい。きれいなチョウチョだ。

毛虫がもぞもぞとサナギになる決意をしてから、あっという間にサナギに変身。
サナギになって1週間ほどで羽化するのだそうだ。

このサナギ、羽化できなかったのかな。

ビオラの花の鉢からもぞもぞと上がったところが白い壁。
ぶら下がるんじゃなくて、張り付いてしまった。
羽化には不適な場所だったのだろうか。

今度生まれる時は、涼しい木陰がある所に出ておいで。




            
2014/11/07(金)
スピーチに込められたもの・・・そして広がる疑惑、腹立ち

先月末のオランダ王と王妃の歓迎晩餐会。

天皇陛下のスピーチを読み、がっかり。
へこんでしまって、数日間ぐったり。
もう終わりかな、と暗澹たる思いがした。

案の定、翌日、朝鮮日報が「ほ〜ら謝罪したぞ」と大喜びだったらしい。

誰が書いたの?
天皇陛下?いやまさか。
宮内庁? 外務省? 官邸?








こんな記事がある。
書いたのは岡崎久彦氏。
元外交官で、駐タイ特別大使だった。
この10月に亡くなられた。


1991年、タイにクーデター、政権交代が起きた。

クーデターといえば軍事政権、ならば経済制裁というのが国際社会の流れ。

駐タイ特別大使だった岡崎氏は、日本が経済制裁しないように尽力した。

その秋の天皇皇后両陛下の東南アジア訪問にかかわる記事である。




晩餐会などでの天皇陛下のスピーチは、外務省が準備するもののようだ。

当時の外務省は(今もだろうが)、どうしても「天皇陛下に謝罪」させたかったようだ。

当時、事務方トップの小和田事務次官が謝罪文、いやスピーチを書き上げたのだ。

日本自虐史観を持つ外務省事務次官、
日本の国益より他国の国益が大事だったか?



ここは東宮御所。
皇太子夫妻がお客様を「御接見」中である。

しかし、皇太子やその他客たちはひとりの白髪の男性を見ている。

皇太子の右にいる男、
小和田恒氏である。雅子サンの父親である。

まるで主人面ではないか。
御接見、しているのは、小和田氏か?
東宮御所の主人は、小和田氏か?

小和田次官といえばこんなエピソードがある。

カンボジア総選挙国際監視団に日本の文民警察を派遣するとき、
装備として拳銃と若干の小銃、それに防弾チョッキを持たせようと提案したら、
外務省の小和田恒が、 「丸腰で行け! 装備をもたせると、帰るときに売っぱらい、武器輸出三原則に違反するから」と言い放った。

日本の警察をバカにしたような発言に驚いた。
佐々氏( 佐々淳行氏)が怒鳴りつけたそうだ。
「皆がお前(小和田)と同じことをやってると思ってんのかっ!!」


小和田氏、売っぱらっていたんですか?
何を?

外務省機密費問題華やかなりし頃の小和田次官。

のちのヤフオク皇室お宝事件・・・、売っぱらったお宝は何?
皇后陛下から譲り受けたティアラはどこへ?




これは、先月末の宮廷晩餐会で皇太子妃がつけていたティアラ。

AP通信の記者が、次のような記事を書き、世界に発信している。

The princess, in a silky white formal dress and a silver tiara, smiled as she talked with Dutch Foreign Minister Bert Koenders, seated next to her, over French food at the banquet, part of which was shown on television news.
(私訳)雅子妃は、絹のような白(クリーム色)の正装で、銀のティアラを身につけ、微笑みながら隣席のオランダ外相と会話し、この様子の一部はテレビのニュースで流された。

Earlier Wednesday, Masako attended a welcoming ceremony for the king hosted by Emperor Akihito and Empress Michiko. Masako greeted Queen Maxima, with both women wearing hues of orange, the Dutch national color.

(私訳)先だって水曜日には、雅子さんは天皇皇后両陛下主催による国王歓迎式典に参加した。雅子さんはマキシマ王妃を出迎えたが、二人ともオランダを代表する色であるオレンジ色の服を着ていた。



シルキーホワイトの? 絹のような白? 絹のようにつややかな白? 
銀のティアラ? 銀色のティアラ? 
二人とも同じ色の服。

確かに、ドレスはかっこ悪かった。体に負担はなさそうな軽そうな色合いだが、ごついデザインの妙に白っぽくて安っぽいティアラだった。

だからって、銀のティアラ、とまで言われるとは。おもちゃだよ、と言われたも同然。

世界に発信されて、皇室のイメージをぶっ壊してくれたティアラ。

こんなのを放置しておくなんて、宮内庁?外務省? 何してるの? どうしてくれるの?
国益を考えてよっ。




      
2014/11/08(土)
秋の木の実と本

父が秋の木の実を拾ってきた。カシの実。
「いっぱい落ちてるんだ。今の人たちは、活用方法を知らないんだなぁ」と父、ため息。


『前へ!』(麻生幾著)
東日本大震災と闘った無名戦士たちの記録


本の裏表紙の文章を書き写そう。

大震災の夜、漆黒の闇を走り回り、救命部隊のルートを切り啓(ひら)いた国交省チームと民間建設業者たち。

曇ったマスクを投げ捨て、原発への放水に挑んだ自衛隊員。

爆発した原発の傍らで住民の避難誘導を続けた警察官。

医療器具を抱えて自主的に被災地へ飛び込んだDMAT(災害派遣医療チーム)・・・地震発生直後から「前へ!」と突き進んだ、名もなき人々の壮絶にして感動あふれるドラマ。


まだ何も終わっていない。
それなのに、何も知らないまま、忘れようとしている。




この画像は、大震災前の福島第一原発である。

上から1号機・2号機・3号機・4号機。

2011年3月11日午後2時46分:東日本大震災発生。大津波による被害甚大。原発の全電源喪失。

3月12日午後3時36分:1号機建屋(たてや)水素爆発。

3月13日:2号機原子炉内圧力上昇、メルトダウン危機。海水注入開始。

3月14日午前11時1分:3号機建屋水素爆発。

3月15日未明:4号機水素爆発。火災発生。
2号機内部冷却装置破裂。
3号機、白煙を上げる。
1号機、原子炉内圧力上昇。




ほぼ同じ角度からの画像。3月24日のもの。

この本は、3月14日の午前11時直前の福島第一原発3号機の危機的状況から書き始めている。

タービン建屋の海側に給水ポンプがあり、そこにホースをつないで放水する。

陸上自衛隊の放水冷却部隊の水タンク車の隊員たちが降りようとし、ドアを開けた音がカチッとした。その直後、3号機の建屋が突然、爆発し、吹っ飛んだ。

猛烈な爆圧と爆風はタービン建屋を乗り越え、給水冷却作戦部隊を襲った。
隊長車のジープは吹っ飛び、側溝に叩きつけられた。窓ガラスが粉砕され、車輪がつぶれ、破裂した3号機のコンクリートとガレキが後部座席のホロに突き刺さった。
2台の水タンク車も爆風で跳ね飛んだ。・・・


彼らは無事生還したので、こうした取材ができた。





「前へ!」彼らはその言葉だけで突き進んだ。

本書「取材ノート」より:
危機管理の最大のリソース(資源)となるのはひとりひとりの人間である。
(中略)
その人間が、自然の力の前に、余りにも弱く、苦悩し、恐怖に震え、涙した。
しかし、それでも人知れず、力強く、前へ進み続けた者たちがいた。
その姿があったことを知ってもらいたい。


災害は必ず起きる。
救命、復旧、復興には燃料の確保、補給が重要だ。
こんな時ばかり頼られる自衛隊、警察、海上保安庁、民間の医療支援組織、その他多くの組織が活動するにも燃料が必要である。

しかし、当時、燃料元売り企業が「官邸の意向で」燃料の供給を止めていた。
官邸は、東北での燃料不足を見込み、燃料元売り企業に事実上の統制をかけた。

官邸は、被災者救援に影響が出るとは想像もできなかったのだ。
危機管理の発想ができなかった官邸。

報道されなかった事実がある。
恣意的に捻じ曲げられた事実がある。

この本を読んで、またもや、事実を知ることを恐れてはいけない、と思った。





      
2014/11/15(土)
15年前〜の記憶。服とコーギーとバスター母さん。


朝は5度台まで冷え込んだが、ここ亜熱帯愛知では日中の外出には、コートは不要。ダウンコートが必要なのは、一年のうちでわずか。

ダウンコートや新素材の衣料品は暖かくて軽くてありがたいが、困ったことに、年を取ってきたせいか、乾燥肌のせいか、冬は静電気におびえてしまい、今年からは脱化繊生活を目指している。

年に数回しか着ないであろう薄手のダウンコートは買ったが、静電気が怖くて、エレガードをコートのポケットに常時セット。

ウールのコートを買おうかと、今日デパートへ行った。デパート、何年ぶり?

「素敵なジャケットですね〜」とDAKSの店員さん。
「15年位前のDAKSですよ(笑)」と私。
「今年、お客様の要望でリバイバル生産販売されたのと似ていますよ!」

似ていた。リバイバル商品は、紫系の色が入り優しいイメージになっていた。

「15年よりもう少し前、20年か30年前のじゃありませんか?」
そう言われて、必死で記憶をたぐりよせる。

これを着た一番古い記憶は、名古屋の平和公園でコーギー展があった年。バスター母さんの家に行った時に着ていた。1999年だったか・・・?






走る肉弾のようなコーギーたちが、実に従順にハンドラーの指示に従っていた。おりこうさん過ぎて、かわいそうだった。

ハスキーとコーギーの飼い主さんで、当時、インターネット上で有名だった「ハスバカチャンリンさん」と愛犬のルーク君とうちのアルとの4ショット。

当時、ブログではなくホームページの時代、
コーギーのホームページでは草分けの「バスターのホームページ」、
バスター君は、岐阜の国際荘出身で、アルの先輩だった。
1998年の2月に、「ページを見ました」のメールを出した。
その後、バスター母さんとは怒涛のようにメールをやり取りするようになった。

このコーギー展で初めて顔を合わせ、その後、11月に御宅に伺った時、私は、このジャケットとモスグリーンのセーターを合わせて着ていて、それを「よく合ってるわ!」とほめてくれた。

11歳年上の彼女とは、老後一緒に温泉に行ったりするはずだった。

今、私は、彼女より年上になっていて、このジャケットを見るたびに、彼女を思い出している。




      
2014/11/22(土)
腕橈骨筋(わんとうこつきん)

昨日、竹鍼灸治療院30回目。

画像は8月29日の鍼治療の様子。

電気を流しても筋肉が反応しない状態は続いている。普通だったら動くはずの状況で動かない。なかなかしぶとい。さすが私の筋肉だ。

筋肉を触った感じは、最初の頃の「ぐんにゃりした『へたった低反発マットレス』の感じではなくなった」とのこと。最初の頃は、「リューマチの人の筋肉のような、ぐんにゃり感」だったそうだ。

ズキンッと響く痛みはないし、ファイルキャビネットの引き出しも、中指で引っ掛けてスライドさせる事ができる。
きゅうりも人参も休まずに千切りできるし、たいして不便は感じない。

しかし、先生としては納得できないらしい。「なぜ動かないんだ、いったいなぜ!」、と。

「その筋肉がないんじゃないの? あるいは位置がずれてる、とか? 」と聞くと、「筋肉、あります! 位置も確認して鍼を打ってます」と先生。

そういうわけで、今週末つまり今日の夜、文字通り奥さんの腕を借りて「私の腕橈骨筋が動かない訳」を解明するのだそうだ。






この筋肉、ビールジョッキを持ち上げる筋肉(Beerraising muscle)の別名を持つ。

居酒屋なんかでワイシャツの袖をちょいと捲り上げてジョッキを傾ける。
ジョッキを持ち上げるとその存在を示す筋肉。
「おや?鍛えてるんだね」
「うん、ちょっとね。〇〇ジムで」

そんな会話もあるかもしれない、男同士ならば。

ジョッキは持ち上げないが、書類フォルダは持ち上げたいので、先生ご夫妻の実習に期待する。






   
2014/11/23(日)勤労感謝の日
勤労感謝の日は、新嘗祭(にいなめさい)

国民の祝日。勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあうとする日。もと新嘗祭。11月23日。

新嘗祭:天皇が新穀を天神地祇(てんじんちぎ)にすすめ、また、親しくこれを食する祭儀。

たまたま時期を同じくするのが、感謝祭。
感謝祭:1年間の神の恵みに感謝するために定められた祝日。アメリカでは「11月の第4木曜日。カナダでは10月の第2月曜日。



ケケ田さん、じゃなくて、竹田氏が言うように、とても大事な神事。

収穫を感謝するのは、全世界共通の感覚。

感謝祭のごちそう、七面鳥のローストを前にお祈りしている家族の画像。

勤労感謝の日は、新嘗祭からきているので、「第4日曜日」という設定にはならない。必ず11月23日である。それだけ大事な祝日ということである。



天皇家は、農耕をつかさどる一族である。

日本書紀で、天皇家は万世一系が定められてるが、これは天照大神が孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に対して次のように命令したことによる。

《豊葦原(とよあしはら)の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂国(みずほのくに)は、是れ吾が子孫(うみのこ)の王(きみ)たるべき地(くに)なり。宜しく爾(いまし)皇孫、就(ゆ)きて治(しら)せ。行矣(さきくませ)。宝祚(あまつひつぎ)のさかえまさんこと、まさに天壌(あめつち)と窮(きわま)りなかるべし》(『日本書紀』巻二)

(瑞穂の国(日本)はうちの子孫が、国が栄えて民が窮乏しないようにずっとしっかり治めるからね・・・という意味だと思うが。)



 これが「天壌無窮の神勅」といわれるもので、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は稲の種をもらって日本に降臨、以後、稲作の神様になった。降臨するとき、瓊瓊杵尊は真床追衾 (まどこおうふすま)にくるまれていたという(天孫降臨)。

天皇即位後最初の新嘗祭が大嘗祭(だいじょうさい)と呼ばれる。
新嘗祭は毎年の神事、大嘗祭は一度きり。最新の大嘗祭は平成2年に行われたもの。大嘗祭では、神殿の奥で何が行われているかは非公開だ。昭和天皇の大嘗祭の記録の一部によると、「羽衣を受け取る」とか「羽衣をまとって床に伏す」というのがあるようだ。降臨した時の真床追衾 (まどこおうふすま)にくるまれた様子の再現かしら。



しかし、この新嘗祭の一部が取りやめになるそうだ。

毎日新聞 2014年11月21日 19時54分

天皇陛下:11月23日新嘗祭 負担軽減で深夜は取りやめ

 宮内庁は21日、天皇陛下が皇居で毎年11月23日に営まれる宮中祭祀の新嘗祭のうち、深夜に始まる「暁の儀」の拝礼を今年から取りやめられると発表した。80歳という年齢を考慮した負担軽減策の一環。宮内庁幹部は「大事な儀式だが、陛下の健康に代えることはできない」と話している。

 新嘗祭は、その年に収穫した穀物を神嘉殿に供えて天皇が神に感謝する儀式で、一年を通じて最も重要な宮中祭祀とされる。午後6時からの「夕の儀」と午後11時からの「暁の儀」があり、それぞれ2時間ほどかかる。




昨夜10時8分、長野県北部で大きな地震があった。怪我人も出ている。

もしかしてだけど、もしかしてだけど、神様、怒っちゃったんじゃないの?

・・・
天皇陛下は、「大事な神事だからやる!」とがんばったけど、
宮内庁が「もし何かあったら困るから!」と必死で押しとどめて説得したんだろうな、と想像する。

でも、大事な仕事なのだから、そこは代理を立てるべきでしょ。

「大事な法事だから、俺が代わりに」と息子が立つでしょ。普通の家庭なら。
息子がいなけりゃ・・・っているでしょ、二人も。

妻と娘が一番大事な長男と、
家族全員で公務に励む次男と。

もしかしてだけど、長男を代理に立てられないので、この際取りやめってことにしましょう、なのか?

もしかしてだけど、もしかしてだけど、ご負担とか体調とかをサボリやドタキャンの言い訳にする前例を作りましょう、なのか?

どっちだ?




この夏の過ごし方
左:長男、ご静養。

右:次男、一家で対馬丸を語り継ぐ会に出席。





赤じゅうたんのない閲兵式もあるのねぇ・・・。
雅子妃のドタ出はニュースに取り上げるのに、秋篠宮の公的海外訪問は取り上げないのね、マスコミは。


天皇家の一番大事な仕事は、神事だと思う。
しかし、各地からの依頼があれば、世界全国各地にお出ましになる。ご老体にむち打ってでも。

宮内庁のスケジュール管理はこんなもんでいいのか?
皇太子一家の私的静養関連費用を、皇族費(私的予算)からではなく宮廷費(皇室の公的予算)から支払ったり、経理関係もいいかげんではないのか?

お役所の事なかれ主義で、大事な新嘗祭を適当に済ませてしまうのだろうか。

こうしたことが、大事な何かを崩していってしまうのではないだろうか。




      
2014/11/24(月)振替休日
近頃、犬番組が多い気がする。


「ポメなんかどうです?」
ユーコちゃんが言う。

いいねぇ、かわいいねぇ、
ここにいたらポケットに入れて連れて帰りたいねぇ。

ポメはシュッとしてて好みのタイプ。

目は黒くて丸いし。




ペットは飼い主にとっては家族であり、
誰よりもかわいい存在だが、
一般的には、「器物」であり「商品」であり、「たかが犬」だったりする。

栃木で70数匹の犬が遺棄された。佐賀でも30匹ほどの犬が遺棄された。

栃木では2匹ほど生き残ってさまよっていた子たちがいた。
そのうちの1匹が、このコーギー。

愛知の繁殖業者が、百万円で処分を依頼し、引き取った元ペットショップ店員は面倒を見るつもりだったが死んだので捨てた、と。

ついでに、生きている子も捨てたって?

もう繁殖犬としては終わったから、と、海に捨てられたコーギーもいる。その5〜6歳と思われるコーギーは、命に縁があったらしく、泳いでいる(溺れかけていた?)ところを助けられた。

そんなひどい業者もいる。
そんなひどい業者と結託するペットショップもある。



時々、ジェリーの実家のホームページを見に行く。
(スマイルアンジョー)

名犬を世に出した母犬、父犬たちが、そのまま実家で余生を送り、最後まで家庭の温もりの中で過ごしている。中には、大人の犬が欲しいと望まれてどこかの家庭に引き取られる子もいるだろう。

コーギーはやっぱりかわいい。
明るくて、元気で、賢くて、愛嬌があって、万能だ。

若くして死んだジェリーのことも記事にしてくださっていて、読むたびに涙がこぼれ落ちる。




『天才志村の動物園』で、コーギーの子犬たちが飛び出してきた。

うわぁ〜かわいい☆

まだ心の傷が癒えない父でさえも、「かわいいなぁ」と画面を見つめていた。

でも、この番組は、「かわいい」だけを強調していて、
だから犬遺棄事件がなくならないんだ!と吠えたくなった。

その翌日の『坂上忍の成長マン、犬のしつけ方』では、
しつけの大切さを訴えていた。

「悪いのは犬じゃない、飼い主だ」





      
2014/11/28(金)
あの時の怒りを忘れるな→忘れっぽい自分


せわしない年末に衆議院選挙。めんどくさがって、考えなしで投票しないように、少しまとめてみる。

2009年9月16日:鳩山由紀夫内閣発足。民主・社民・国民新党の3党連立内閣。

子ども手当のため、過去最悪の44兆3030億円の新規国債発行。ちなみに国債発行高は以下の通り。

2007年27.5兆円(自民党安倍政権)
2008年25.4兆円(自民党福田政権)
2009年33.2兆円(自民党麻生政権)
2010年44.3兆円(民主党鳩山政権)
2011年44.3兆円(民主党菅政権)
2012年44.6兆円(民主党野田政権)



普天間問題ぐちゃぐちゃ。
「最低でも県外」「私には腹案があります」


事業仕分けで科学技術振興費用が削減。
科学技術振興を無駄だと決め付けて削減した。
災害対策予備費、学校耐震化予算、地震再保険特別会計など次々と削減、廃止。

「世界一になる理由は何があるんでしょうか?2位じゃダメなんでしょうか?」



2010年3月:口蹄疫の流行。
赤松農水相は外遊を切り上げもせず、初動が非常に遅く、宮崎県知事や自民党からの再三の働きかけも無視。
自民党の谷垣氏が対応する始末。赤松、責任も取らず。
28万頭以上が殺処分になった。
畜産関連の損失は2350億円。
感染源、経路、原因も未解明のまま。



皇室の政治利用(習近平氏と無理に会わせる)

マニフェスト詐欺

温室ガス削減25%の妥当性のない独断設定。

小林千代美議員の、北教組からの不正献金疑惑。
輿石東の農地転用問題。
 郵政改革法案などの重要法案をわずか6時間の審議で強行採決。
上海万博:中国からの要望により「日本館への日本国旗の不掲揚」日本館だけ。



2010年6月:菅直人内閣発足。

菅談話。韓国のみに対しお詫びし、朝鮮半島由来の文化財返還を明言。

2010年9月7日:尖閣諸島中国漁船衝突事件。
那覇地検は、逮捕した船長をあっさり釈放。仙石由人官房長官はその決定を容認。



2011年3月11日:東日本大震災発生。
翌日、福島原発視察強行の政治的パフォーマンス。
海江田経産相、東京消防庁レスキュー隊に恫喝発言。「処分する!」

2011年8月:朝鮮学校の高校授業料の無償化適用するように文科相に指示。

仙谷、自衛隊を「暴力装置」。「北朝鮮の砲撃は民主党にとって神風だ」



前原氏に外国人からの違法献金が発覚。 菅にも在日韓国人からの献金が発覚。

土肥議員、与党の立場であるにも関わらず、「日本は竹島の領有権を主張すべきではない」発言。

米専門家らは本国に 「菅政権は情報を隠蔽している」「まったく狂っている」と通報。

菅首相側、北の拉致容疑者親族の周辺団体に6250万円献金発覚。鳩山も1000万円。拉致被害者家族激怒。

小沢系16人が造反。松木も辞任。予算案提出に欠席。しかし除名もせず。松本「これはオフレコ、書いた社は終わり」と恫喝。



2011年9月:野田佳彦内閣発足。

2011年10月30日:1ドル=75円32銭。戦後最高値更新。「円高になれば景気回復する」と主張。
日銀金融緩和、為替介入によっても円高を阻止できず。輸出企業は赤字決算。

民主党政権下で株価は11.7%下落。時価総額46兆円減少。



生活保護の受給者数は過去最大に。
2006年度:107万世帯。
2007年度:110万世帯。(前年度プラス3万世帯)
2008年度:114万世帯。(前年度プラス4万世帯)
2009年度:127万世帯。(前年度プラス13万世帯)
2010年度:141万世帯。(前年度プラス14万世帯)

2012年5月:お笑いタレントの母親の不正受給、不適切需給がクローズアップされる。
2012年7月:212万4669人で過去最多の受給者数。



韓国へのスワップ協定を5倍へ。韓国ウォン安を全面支援。直後に慰安婦像を建設される。

消費税10%を国際公約に。

皇室の破壊行為に着手。女系天皇の足掛かりの女性宮家の審議を始める。

八ツ場ダム建設再開、工事費50数億円が無駄。

民主党議連、外国人参政権の推進に動き出す。
復興庁の末松義規副大臣「東北地方の復興交付金として1兆8000億円を計上。減税優遇される特区を中心に復興特需が期待される。韓国企業もぜひ参加を」。



韓国産キムチの日本向け輸出。「衛生検査が3年間免除に」

野田、オスプレイ配備を森本防衛大臣に丸投げ。
野田、いきなり「尖閣諸島は国有化」発言。
玄葉、楊外相に対して「日本政府による尖閣の購入が、石原都知事による購入を阻む唯一の方法だと理解して欲しい」

民主党は経済産業省に韓国室を設置。

総合ネットワーク構築をソフトバンクに落札させる。日本の技術情報を丸裸に。



韓国ハンファグループは震災後、鳩山由紀夫元首相の支援要請に応じて太陽光発電システムなど10億ウォン相当の支援を実施。韓国太陽光パネル業者、ぼろ儲け。

菅、原発反対市民グループを野田に会せる仲介役に。議会制民主主義への冒涜。

尖閣購入後、支那の反日デモ(9/18)のドサクサに、9/19に人権侵害救済法案を閣議決定。

復興予算が、復興とかけ離れた事業に転用されていた。

【国連】西田大使「玄葉大臣から『韓国に投票するように』と…」日本は韓国に投票…国連安保理非常任理事国選挙で。
国会内でのダライ・ラマ14世の講演に、民主党議員誰一人出席せず。



結論:民主党政権下の3年間は、「失われた3年」だった。

@「為替市場の失われた3年」、
A「日米関係の失われた3年」、
B「政官財の絆の失われた3年」。



(ブログ『ねずさんのひとりごと』『みずほ銀行レポート』その他まとめサイトを多数参照した。)



路チューなんてのもあったっけ。

細野モナ夫と中井ハマグリ。

ひどい3年間だった。
でもマスコミが偏向しているのはよくわかった。
日本が手遅れなほどに内部から食い荒らされてるのもわかった。

いいかげん、目が醒めたかい?




   
2014/11/29(土)
うっそ〜!忘れたの?→忘れっぽいお母さんへ


「最近、フクシマミズホがテレビに出ないね」と母。

「慰安婦問題の説明責任ってのがあるから出れないでしょ」

「なんで?慰安婦と関係あるの?」

「やだ〜。忘れたの? 慰安婦ってミズポたんプロデュースみたいなもんよ」




(ASAGEI plus より)
弁護士として慰安婦問題を流布し続けてきた福島瑞穂参議院議員(58)。

朝日新聞が「誤報」を認めてもなお、自身の30年間にわたる“反日履歴”については口をつぐんだままだ。


今年、終戦記念日の8月15日、高円寺で「憲法バー」の1日ママとなりカウンターに立った福島瑞穂氏。

“お仲間”に囲まれて和気あいあいとした中、1人の客が突然、彼女に質問をぶつけた。

「慰安婦の問題についてお聞きしたいのですが」

 その瞬間、福島氏は般若のごとき形相で、質問した人物をにらみつける。その後も店内で行われたネット放送のインタビュアーから朝日新聞の誤報記事について質問されると、逆ギレ気味にこう答えたのだ。

「語る立場にありませんから」



本当に「立場ではない」のだろうか? 福島氏は、最初に日本軍の慰安婦だったと名乗った金学順さんの担当弁護士の一人で「慰安婦問題の仕掛け人」だった
と国際政治学者の藤井厳喜氏は解説する。

「影響力が強大な朝日新聞が問題を広げたのは事実ですが、その陰で動いていたシナリオライターが福島さんでした」



 これを象徴するのが、金さんが日本のテレビに最初に登場した時のことだ。今年2月、ネット放送「言論アリーナ」で元NHKの池田信夫氏がスタジオでの模様を明かしている。

「金さんを連れてきて、“こう答えるように”と指南していたのが福島さんです。その時に、この人は何をしているのかなと思っていましたが、要するに福島さんが金さんの話す内容を考えていたわけです」



 そもそもこの時、金さんが問題にしていたのは「強制連行」ではなかった。

慰安所では支払いが「軍票」で行われた。

敗戦によって無効になった「軍票」分を支払ってくれ、という話だったのだ。

とするならば、福島氏は初めから金さんが強制連行されていなかったことを知っていたのではと疑いたくなるが‥‥。

「福島さんはマスコミに対する慰安婦の売り込みを一生懸命にやりました。軍票の件についてはもっともなところもあったと思います。ところが、

途中で、朝日新聞の“強制連行”に乗っかって、政治的に利用して大きくしたというのが福島瑞穂さんの悪しき業績と言えます」(藤井氏)



 実は、金さんは自分が「キーセン」に売られたことを暴露している。

1回目は池田氏の番組、もう1回は記者会見に登場した時だ。

それを聞いた歴史研究家が福島氏ら弁護団に、

「強制連行されたって触れ込みだったけど、全然そうじゃないじゃないか」

 と問いかけると、弁護団の一人はこう答えたという。

「次は、もっとまともな“もの”を探してきますね」



 すでにこの時点で、ウソが露呈しているのに、93年放送の「ワールドウォッチング」(NHK教育)に出演した福島氏は臆面もなくこう語っているのだ。

「(慰安婦たちへの)聞き取りをやっておりますけど、例えばだまされたり、誘拐をされたり、強制連行で連れていかれるなどの例が本当に出てきましたので、何度聞いても心が痛むと思いました」

 この時、主語を「日本軍」としないところは巧妙であると言えよう。



こうした印象操作をメディアで繰り返し行い続けた理由を「新しい歴史教科書をつくる会」の元事務局長で札幌国際大学教授の大月隆寛氏はこう分析する。

「弁護士としての職業意識で、依頼人の利益になるように理論構築してゆく発想が半ば自動的に発動された面はあるでしょう。

『まあ、ヤバいかもしれないけど、あたしらがうまくやれば国内は説得できて、ごまかせるんでないの』

というタカのくくり方、ナメ方も確実にあったでしょう」



 福島氏は、全国模試で1位になったこともある才女だ。その後、東京大学法学部に入学、87年に弁護士登録をしている。エリート弁護士がなぜこうまでして日本人をおとしめるのかは理解しがたいところだろう。

「当時、東大法学部というところは左翼運動の中心地で、反日左翼運動の震源地です。

出身エリートの1つのパターンが役人になって出世する。

もう1つのパターンは反日左翼活動をすることだった。

反日左翼にとって、日本という国家は悪の帝国なんですよ。だから、日本を破壊することが彼らの『正義』なんです」(藤井氏)

福島氏は「ワールドウォッチング」でこうも語っている。

「性暴力という言葉がありますけど、奪ったのは彼女たちの人生そのもの」

 こうして彼女は結果的に、元日本兵に「性犯罪者」のレッテルを貼ったのだ。そんな福島氏は「人権派」を自称しているが、大月氏は嘲笑する。

「東大法学部という、左翼思想のエリート官僚養成所で真面目に正しいことをやってきた『だけ』という意識でしょう。何の後ろめたさも罪悪感も、今もなお持っていないでしょうね」



 藤井氏もこう憤る。

初めから検証もせずに、強制連行をやったと決めつけたんです。要するに、日本人をおとしめさえすればいいと考えたんでしょう。

日本人が相手になると、人権もまったく考えないんですよ。『人権派』なんて名乗ることこそ笑止千万です」

 一連の「慰安婦問題」のおかげで、福島氏は弁護士としての地位を確固たるものとした。

98年には社民党から出馬し当選。03年には党首となる。鳩山由紀夫内閣では、内閣特命担当大臣も務めている。

「彼女には慰安婦問題でメディアに出たメリットがあったと思いますよ。売名行為としてのウマミはあったでしょう」(藤井氏)

冒頭のネット放送以外で、福島氏は朝日新聞の問題に対する説明をしていない。

(以上、引用終わり)



政治家になる前の彼女は、「離婚弁護士」だった。
テレビで離婚を勧めていた。
夫婦別姓を薦めていた。自分自身、何度も同じ人と離婚再婚を繰り返しているといっていた。

「お得」を追求するとそうなるらしい。

 東大卒で、(別姓だけど)夫婦とも弁護士、実はお金持ち。コツコツと貯めたらしい。彼女のスーツは『銀座マギー』のものが多いらしい。

アンタ、何やってるの?

こういう大事なことを忘れるなんて、なんてお人よしなのかしら、大丈夫かしら、・・・オカーサン。





他の月分も読んでね☆〔日記目次へ〕