『怒涛の鯨のタタキ』
2015年1月の犬バカ愛日記みゃんこ日記


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2015/01/01(木)
おみくじ売りと筋肉痛と豊田のお酒のお正月


あけましておめでとうございます

町内会会員減少で、数年に一度回ってくる町内会の諸役。
そのうちのひとつが、漆部(ぬりべ)神社の『氏子』。

大晦日の夜11時集合で、初詣客対応の手伝いも氏子の仕事のひとつだ。夜の部の仕事は、母に代わって私が参加。

数年前に続き、今年も社務所での「おみくじ」「お札」「お守り」「破魔矢」を売るお手伝い。社務所前で甘酒サービスする係りもいるし、本殿前でかがり火の番したり破魔矢を売ってる人もいる。

ベテラン氏子のおばさま・おじさま方の、客あしらいのうまいこと、楽しいこと。笑いの絶えない漆部神社社務所。一番の若手(?)である私は、番号のおみくじを取り出して渡す、お釣りを渡すなどの肉体労働、スクワット系動作が多かった。

数年前と比べてめっきりと足腰が弱っているのを実感して、が〜〜〜ん。




甚目寺(じもくじ)観音となりが、漆部神社の社務所だ。

12時前から甚目寺観音の「除夜の鐘」が鳴り始める。1回100円。2時過ぎまで鐘の音が聞こえていた。

12時ジャストに甚目寺観音が本堂を開けるので、12時少し過ぎてから神社に流れてくる人が多くなる。深夜に元気なのはやはり中高生から20代の若者たちだ。

数年前は1時過ぎに客の波がいったん引いたが、今年はさらにもう一度客の波が寄せた。背中にど〜んと陰陽模様の法被を着て、汗かくほどの忙しさ。

その後、氏子全員、元旦のお祓いをしてもらって、ぜんざいであったまって解散。歩いて数分で帰宅したのが2時半。
入浴、ストレッチして就寝。



今年は、この酒、『ほうらいせん』。
豊田の酒だ。

去年うまかった「天狗舞」がなかったから、と、父が選んできたものだが、これもうまかった。

さらにうまかった。

さすが大吟醸。

正月、それも元旦の朝くらいしか酒を飲まない私、その分正月は遠慮しない。

「日本料理は、日本酒と白米に合うようにできているのだ」とか
「酢の物や刺身は、日本酒と抜群に合うねぇ」とか
そのうちに「御節もいいけど、酒だけでいいかも」と危険なことを言い始め、めずらしく顔がほんのりピンクになったのを自覚した。

気分よく酔ったのだろう。多分。
2〜3合、飲んだかもしれない。

「ネーチャンは正月にしか酒を飲まないから、酒に弱くなった」と、父が夕方やってきた妹一家との夕食で言っていた。そうかも。



「正月は『武山』の杯で飲むことにしている」と父。

十数年前に、清水の舞台から飛び降りる気分で買いたいけどやっぱり買えないかもと迷っているところを、「せっかく来てくださったんだから生産地価格で」となんと半額を提示してもらい、少しほっとしてそれを買ってきたのは私だ。が、しかし、仕方ないので、私は30年くらい前からうちにいる清水焼を使用。サイズでは負けてない。

「んじゃ、お雑煮、作るよ。
「だ〜いじょ〜ぶ、酔ってない。
「ほんっとにだいじょーぶっ」と台所に立った。

そして、食後、「寝ます」と昼寝2時間。

起きたらなんとなく筋肉痛が、足腰に。その日のうちに筋肉痛発生なんて、若いじゃん、私。

「どっこいしょ」をできるだけ言わなくていいように、今年も体の鍛錬・手入れする年になりそうだ。


どうぞ、本年もよろしくお願いいたします





   
2015/01/03(土)
良く晴れた三が日、おみくじ


大晦日深夜の慣れない労働による筋肉痛と、元旦朝の飲酒による二日酔い(眠くてたまらない)とで、貴重な休日がダラダラと過ぎていきそうな危機感。

うちに2泊した妹と、午前中、甚目寺散歩に出かけた。

甚目寺観音と、その境内にある漆部神社と、すぐ隣の恵比寿大黒の大徳院に出かけることにした。

漆部神社でおみくじを引く。

「吉」
おみくじにはそれぞれ「上り・並・下り」の運がある。
(おみくじを売る立場として、聞かれるかもしれないことはいろいろ調べておいたのさ、インターネットで。)

メッセージを読んでみる。
このみくじにあう人は、苦難の道散じて喜びに向かう。過ることなく事に処すれば、神仏のご加護、その身に垂れ給う

これはつまり、「上り」の「吉」だな、と解釈。

いつもは2ヶ所でおみくじを引くことはないのだが、今回はついでに、大徳院でもおみくじを引いてみた。

「大吉」

照りつずく 日かげ なやみし 小山田に うれしくそそぐ 夕立の雨


これは、「並」の「大吉」であろう。

どちらも正直に慎重に努力せよというニュアンスがある。似ている。


「ネーチャン、目、閉じたかも〜」と、時間をかけてカメラを構えた割にはバッドタイミングでシャッターを切った妹。

「なんのなんの、まぶたが垂れてるだけさ〜」

そんなこと言ったりしながら、「こっちを行くと、ほら、すぐ竹鍼灸治療院があるんだよ」と、ジェリーやアルとの散歩コースを歩いた。





          
2015/01/10(土)
オガタマノキ:三連休初日


なぜこんなところに水が?

おとーさん、夜中にこんなに水を飲むの?

食事中に水飲むの? 
今日は晩酌しないの?

「それは水ではない。焼酎だ」

焼酎?!(うわ、水だと思って捨てるところだったのは内緒だ。)

鹿児島は薩摩川内市のオガタマ酒造の焼酎、「蛮酒の杯」。

江戸後期の儒学者「頼山陽」がこの焼酎を振舞われ、歌を詠んだという。

宿仙代河
蝉声夾路乱松長
偏愛征杉晩涼
野店迎人勧蛮酒
報吾今日是重陽

(意味)川内に宿を取った。高城の峠のあたりは松がうっそうと茂り、秋蝉の声で路も狭い思いがした。ずっと着つづけた旅衣では、さすがに寒かったのだが、茶店の老爺が勧めてくれた焼酎(蛮酒)はありがたかった。しかも今日は重陽の日ですよと教えてくれた。





これは瀬戸の植木屋さんのHPからいただいてきた「カラタネオガタマノキ」画像。

オガタマノキは日本に自生するモクレン科の中では唯一の常緑樹。

中国から渡ってきたものを「カラタネ(唐種)」と区別して表現している。

常緑樹で、成長が遅く、つまり剪定の必要が少なく、一般家庭の庭におすすめの木。
モクレンは落葉樹だが、これは常緑樹。しっとりした花びらの数センチの小さな白い花が咲く。ピンクの花が咲くのもあるらしい。

オガタマの木は神聖な樹木で、神事に使用されるためお寺や庭園などによく植えられているのだとか。神霊を招きよせるという意味がある。

「置く魂」が「オギタマ」→「オガタマ」と変化したともいう。

1円玉の模様が、このオガタマの葉と言われている。




「花が咲くと、バナナのような甘い匂いがするんですよ」

愛知農園さんに見学に行った時に、
そう言われて、これ!と決めた。

バナナに釣られたのか、私?

でも、バナナのような匂いって、どんな匂い?

軽やかな常緑樹を探していたので、オガタマノキの細めの葉っぱが好ましく見えて、注文することにした。





これは長崎の小長井というところにある、天然記念物のオガタマノキ。


成長が遅いと言っても、いつかはこんな大木になるのだろうか。
人も家も絶え果てても、木だけはこうして残るといい。

ゆっくり育って、木陰を作り、鳥が羽を休めるようになるといい。

しっかりと根付いた頃に、
木の根元にアルとジェリーの遺灰を埋葬するのはどうだろうか。

オガタマノキなら引き受けてくれるだろう。





   
2015/01/11(日)
メジロとスズメとオートミールクッキー:三連休二日目



午前中、シラカシの木にメジロが2羽やってきた。
リビングからの撮影失敗。

鳥たちのために、シラカシの枝に、ミカンを刺した。父は、お正月の飾りの稲穂をモッコクの木に結びつけた。「スズメが食べてくれるかも」と。

おとなりの屋根からスズメが2羽、様子をうかがっていた。

「あれ、ミカンだぜ」
「ワナかな? あっちからも観察しよう」
「よし。この雨樋の中を伝って、少しずつだ」
「おい!頭、出しすぎだぞ。見つかるぞ」

・・・スズメ君たち、少しずつ移動。
「・・・残念だが、用心に越したことはないな」
「そうだな、今日のところはこれまでだ」

彼らは飛び去って行った。

リビングのソファの陰から、観察していた母と私。
「年取って、こういう楽しみができるとは」と母。

餌台や水飲み場を作りたい。ヒマワリの種なんか置いちゃう。画像は、超高級餌台。こういうの作りたいんだけど。




玄米フレークスやオートミールを消費するべく、クッキーを作った。

クックパッドのレシピによると、材料は「オートミール、フルーツグラノーラ、小麦粉、蜂蜜、バター、豆乳」。

小麦粉が全然足りなかったが、「天ぷら粉があるじゃん!」。バターの代わりにオリーブオイル、豆乳の代わりに牛乳。あるものを使う。分量は、ざっくり適当に。何も問題ない。

オーブントースターで様子を見ながら適当に焼いた。

不思議なことに、うまかった。
「〇□△おばさんのクッキー」よりうまかったんじゃないの〜?

大雑把な作り方でクッキーを焼く私が、精密な切妻造餌台を作れるかどうか・・・それは大きな問題だ。





   
2015/01/12(月)成人の日
ヒヨドリ:三連休三日目


昨日のミカン、きれいに皮だけ残っていた。

ヒヨドリが食べた模様。

「あ、ミカンだ!いただきまーす」
「こらっ、それはオイラのものだっ!」
「ちっくしょーっ」


・・・そんな感じの争いが何度か見られた。

食料とか資源とか、金とか物とか女とか、
それで争いが起きるんだな。

主義主張で殺し合いが起きるって、いったいどーゆーこと?
人間って。
主義主張とか理念とか信念とか神の教え、とか言いながら、ほんとのところはどうなの? 人間よ。



昨日、こんなメジロがやってきたので、
ミカンを置いたのだが、
メジロやスズメが食べた気配はない。

スズメは一生懸命に様子をうかがい、しつこいヒヨドリを集団で撃退していたのだけれど。


画像は、「tanikei's world」というHPで見つけたもの。
80代のご夫婦のサイトだ。




寒くエサの少ない冬場に、小鳥たちが飢えないように餌台を置きたい。

画像は、北海道の人のサイト『峠を越えて』(北海道の旅と野生動物のページ)より。

スズメが激減しているという。
えさ不足というよりは、住みか不足らしい。
スキマが多い木造家屋や納屋、大きな木。里の鳥であるスズメの住みかになる場所が激減している。

まだ子どもっぽい体格のスズメが、
路上で何かをついばんでいるのを見ると、
かわいそうで、でも、たくましくて、感心する。




網戸越しに写した本日の画像。
夕方、誰にも邪魔されずに、時間をかけてじっくりと食べていた。

「大きな鳥が食べ物を独占するのはずるい!」
「うちがヒヨドリの縄張りになるのはいやだ!」
「大きい鳥はたくさん食べるからヤダ!」
「たくさん食べるから大きくなるんだわ」

・・・母はずいぶんなことを言う。
あんまりな言われように、かわいそうになった。

「大きい子は、食べるから大きくなるんじゃないよ」
「大きい体を維持するのに食べなきゃいけないんだよ」
「おとーさん、おかーさんも大きかったから大きいんだよ」

がんばれ、ヒヨドリ。
たくさん食べて、たくさんウンチして、ピーッと鳴け。


おまけ画像:すっぽりはまってお昼寝中の文鳥。




   
2015/01/17(土)
阪神淡路大震災から20年目


20年前のこの日、早朝5時46分、揺れで目が覚めた。
すぐに枕もとのラジオをつけた。いつもNHK第一にチューニングしてある。

アナウンサーは最初、この地方の震度を発表していたが、すぐに、大きな被害が近畿地方に発生しているとわかったようで、緊張した口調に変わった。





「あ、中部地方じゃなさそうだ」と思った私は、また少し眠ったのだった。

「震源から離れた名古屋でこの揺れなら、震源地はどんなにひどいことか」
当時の私は、その瞬間、その想像力がなかった。

想像力欠如は、当時の首相、社会党村山富一氏だけじゃなかった。



この画像は、東日本大震災後のもの。

「祈り」だ。

人は自分にできることしかできない。
というか、できないことばかりなのを知るだけなのかもしれないが。

僧侶の彼は、現地に飛んで、祈りを捧げた。

死者の魂がまだ苦しんでいる場所を歩き、祈った。

この画像を見た人たちは、はっと気が付き、彼に手を合わせ、自分たちもまた祈った。




平成の時代は自然災害とともにある。

2011年3月11日、東日本大震災。

同年11月、ブータン国王夫妻が来日。

自国から僧侶たちを連れてきて、手を合わせて祈ってくださった。



ブータン国王の「竜の話」がある。

「君たちは竜を見た事があるかい?」





ブータン国旗には玉をつかんだ竜が描かれている。

ブータンは竜の国だ。

・・・日本の国土も竜の形をしているなぁ・・・





「私は見た事があるよ




「竜は私たちひとりひとりの中にいるんだよ。




「自分の経験を食べて大きくなるんだ」






「年を重ねれば強くなる。




「自分の竜を大事にしないといけないよ。




「震災の経験を乗り越え大きくなってほしい」






ここに来る事ができてとてもよかった、これからも犠牲者たちに祈りをささげ続けます。






当時、国賓のブータン国王夫妻に無礼を働いた民主党政権閣僚たちや、あいさつにも出なかった皇太子妃のことは・・・もうただただ恥ずかしいだけで。




そして、祈りを忘れていた自分が恥ずかしくて申し訳なくて。


姿を見れば分かる、話を聞けば分かる。


一目瞭然。


捏造するな。バイアスも角度もつけずに、報道せよ。

祈る心を取り戻そう。
祈る心を育てよう。






   
2015/01/18(日)
お日様って偉大だ


大晦日の玄関の花。

近所のスーパーで私が買ってきておいた花、母が花瓶に活けていた。

「貧相だけど・・・
「分相応ってことで・・・
「ま、仕方ないか・・・
「収入に応じて地味に・・・」

活けつつ、なんかブツブツと母。

日本人は清貧を美徳とするのだよ。
そこにあるものを尊ぶものなのだよ。

一輪の花にもありがたさを感じるものなのだよ。


頼む、咲いてくれ!



間違い探し。

大晦日に咲いていた黄色い菊はしおれた。

しかし、つぼみだったゆりは咲き、
カーネーションは咲き続け、つぼみも開いた。

すでに20日経過。
花の命は長い!


昨年末、12月20日頃に南側隣家が撤去され更地になり、その時から、我が家にはまぶしいほどの日光が当たるようになった。

特に、玄関。日差しが入る事がほとんどなかったのが、いまや一日中明るい。

以前を知る来客が「明るいね、気持ちいいね」と喜んでくれる。

玄関の切花も長持ちしている。太陽の光がこんなにも植物を強くしてくれるものとは。

外の匂いを少し感じられる玄関で、犬たちはよく昼寝していた。今の玄関だったら、アルもジェリーも、特にジェリーはもっと元気でいられたのかもしれないな。




   
2015/01/21(水)
簡単お弁当作り


私の苦手なお弁当作り。

毎日、パンでも平気な私。

しかし今年になって、ほぼ毎日お弁当持参。

理由その1:パンに飽きた。
理由その2:節約しようと思った。
理由その3:発芽玄米を消費しなくては。
理由その4:胃が弱っている感じ。

スープジャーでお弁当だ!

おかゆだ!

材料:発芽玄米大さじ2.梅干、永谷園のお茶漬けの素。

作り方:お湯を沸かしている間に、玄米をジャーに入れてカシャカシャ洗う。沸騰したお湯と洗った玄米をジャーに注いでフタをして3分間待つ。またお湯を沸かす。3分経ったら湯を捨て、梅干とお茶漬けの素を入れて、再び沸いたお湯を注いできっちりフタをする。

お昼時、ちょうどいい感じの玄米がゆになっている。

胃にやさしいお弁当のできあがり。(・・・ちょっと足りないけど)





      
2015/01/29(木)
待ちきれなくて、夜・・・


袋地、というのか、旗ざお地、というのか。
実は不利なことがある、らしい。
建築制限、とか、いつのまにか法律が変わってるとか。

そんないろいろな巡り会わせで隣地を購入。
しかしそこには離れも物置も建てられない。
というのも、隣地に建てると、我が家の増改築、減築も不可能となるからだ。

では、どうする。

庭にする。
雑木林にしよう。



私道側は植え桝花壇に。
ここは東側、日当たり最高。
かわいくしたい。

職人さんがコツコツと製作。

先日やってきた妹、
「簡単に入れるよ〜」

ふっふっふ、
まぁ見てろって。



土を入れてから一ヶ月、地面がしっかりしてきて植え込み可能な時期がきた。
今日、愛知農園さんが植え込みに来てくれた。

帰宅時はすでに6時過ぎ。暗い。見えない。

カメラには何も画像がない。しっかり立ち会ったのに、全然写真を撮っていない父。
クレーンで吊り上げて運び込む様子など見たかったのに残念。

朝を待ちきれずに、暗いところでフラッシュ焚いて撮影。再生して庭を確認。

おお〜、植えます花壇にも土がぎっしり。
この枝は、アジサイ?



手前がオガタマノキ。立派だ。

向こうに、シマトネリコ。
サザンカには花も付いているではないか。うわ〜、好き。

職人さんに任せて位置など決めてもらったが、
「このあたりにも〇●や▲△などある方がいい」と親方が言っていたとか。
確かに、庭の真ん中あたりスッカスカ。

今夜また冷えて、ミゾレか雪になるらしい。

しっかり根付いて、りっぱな雑木林になってくれ。





   
2015/01/31(土)
頭スッキリ、庭スッカスカ

「この広さなら、庭木7本ですかね」と言われて選んだ7本+1本。

常緑樹:シマトネリコ2本、オガタマノキ、ソヨゴ。
落葉樹:ヒメシャラ、ヤマボウシ、イロハモミジ、と、ロウバイ。
他に、アジサイ、クチナシ、サザンカ。下草いろいろ。

庭いっぱいになるはずだったが、まんなかあたりが・・・「畑でも作るの?」な状態。
夏の日当たりを想像すると・・・愛知農園さんに相談しなくては。



父の絵描き部屋がひどい。

2階6畳和室が父のアトリエ。

「頭くちゃくちゃするでしょ?」
「勝手に片付けるよ」
「何も捨てないから大丈夫」

before
壁一面に積み上げたキャンバス。

本棚2本に本や絵の道具やガラクタ。

出窓に絵筆やパレット。

足元には何だかいろいろ。


after
@キャンバスと本棚1本を階下の書斎に下ろした。
A出窓には物を置かない。
B絵の具・油・布・筆、必要な物は座ったまま、ワンアクションで取れるように。



書斎にキャンバス用棚を置くために、
額用の棚2本を合体させた。

こういう時、分解組立て可能の棚は便利。


大型の額は棚の後ろに立てかけた。

こういう時、キャスター付きの棚は便利。


書斎は以前、雑然として倉庫っぽかった。

書斎は再び、一見、やや倉庫化しているが、
趣味のための予備室、だ。




「うわ〜、これはいい。使いやすそうだ。頭もスッキリする」と父。

今回は何も捨てていない。
アトリエで使わないものを別の部屋に移動させ、
アトリエで使うものだけを使いやすく置いただけだ。

片付けと模様替えはほとんど趣味。

片付かないのは、使う人の事情に適合しないから。
趣味があれば道具も増える。
我が家なら、父は油絵、母は日舞、私は・・・何だろう。

人と物の事情を考慮して、部屋スッキリを目指す。





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