『怒涛の鯨のタタキ』
2015年12月の犬バカ愛日記みゃんこ日記


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2015/12/4(金)
反抗期には反抗すべし。

女の子への最高の殺し文句を知ってるかい?

「かわいいね」、「きれいだね」

そういわれたら嬉しいけど。違う。全然違う。

若い子なんてのは、自己嫌悪のかたまりだから、うれしいけど不安になる。
かわいいとかきれいとか、表面だけのことだから。
「かわいくなきゃ、ダメなんだ」、「ブスでデブだとダメなんだ」と。


かわいそうな女の子がいる。
ありのままを認めてもらえない子がいる。

日本一の旧家のお嬢様の修整写真。

こんな写真を撮らせて、修正させたのは、親か? 毒親め!
彼女の本当の写真は、出せないほどひどいのか?
彼女自身を否定することだと思わないのか?
彼女は、ありのままの彼女として大切にしてもらっているのだろうか?


20才の頃、「アンタ、鼻、整形しなさい」と母に言われたことがある。
「だって、アンタ、鼻さえ高ければ美人なのに」、と。

失礼なっ!おかーさん、正気?
鼻は、年寄りになるまでずっと成長するの!
整形ってのは、今この瞬間だけきれいに固定するだけなの!
顔も体も、外見も内面も、人は変化し続けるの!
固定してどーすんのっ!
それに、私の鼻は低いんじゃなくて、短いだけっっっ!

相手を言い負かすべく、説明するのが私の悪い癖。
「黙れ、クソババァ」とでも言い返せばよかったか。

愛子ちゃん、反抗期には反抗しておこうよ。後悔するよ。
「黙れ、クソババァ!デブ!ハゲ!ウスラアル中オヤジ!」って言ってやんな。



「悪い言葉、教えちゃダメだよ、ネーチャン」(by ARU)




   
2015/12/5(土)
庭木の剪定で人生を学ぶ。

シラカシの木、いつも青々としてくれてありがとう。
ここに植わって27年、よくがんばっている。
今日は、お礼にすっきり散髪してあげる。

ザクザク切るのは、ちょっと怖い。
高いところも、ちょっと怖い。
脚立の、3段目までで精一杯。
伸縮式高枝切りバサミも、長すぎると重くてコントロールできない。

したがって、一生懸命上を向いて、地道に切る。4時間近くかかった。

そして、学んだ。

上を向いて生きるのは、疲れる。長持ちしない。
下を向いて、コツコツと生きるのが長持ちする。

勇気も決断力も、特別な能力もない凡人には、それが向いている。

下を向いてコツコツと、でもお日様を背中一杯に浴びている。
あったかくて、小さな生き物にも気づく事ができて。
それで、いいじゃないか。



「そして、続ける事が大事大事〜」(by JERRY)




   
2015/12/9(水)
着物はいいねぇ。

皇室による国際親善は、うまくいけばその効果は計り知れない。

この画像を見て、おおお〜と感動した。

秋篠宮家長女眞子様である。
クールビューティ、である。
真夏の気候のエルサルバドルでの、軽やかな振袖。未婚女性の正装。

隣のエルサルバドルの偉い人も、嬉しそうだ。
各所を訪問し、ホンジュラスへ移動。

日本のマスコミは報道しないが、訪問先は多数、スピーチも各所で行う過密スケジュール。

TPOを抑えた服装、そして、振袖姿。
品の良い色合いの着物と、きれいに結い上げた髪の素敵なこと。

まさに、お姫様や〜〜と思った。

そして、大昔に、振袖を着たことを思い出した。
成人式に振袖を「いらない」と作らなかった私だが、
3年後、妹が振袖を着たのが素敵だった。
そこで、「ネーチャンも着物着る〜。貸して〜。それで写真撮る〜」と。

背の高い妹用に染めてもらった加賀友禅。素敵だ。

妹の着物を着て、最初で最後の振袖姿の私。
5歳くらいの少年に「きれいな(着物の)おねえちゃん、お姫様みたい」と。

若い娘が振袖を着て、桃割れ風に髪を結い上げるとお姫様に見えるんである。(キリッ!)


妹の娘の着物姿。着物は長持ちする。
妹誕生時の祝い着は、後に彼女の七五三の着物となり、
彼女の娘たちが、「お母さんの着物がいい」と、順番に着てくれた。カワイイ。

着物は、日本の民族衣装であり、文化であり、人々の思いがこもっている。
振袖、一度だけだが着ておいてよかったな、と思う。




   
2015/12/11(金)
老いに向き合う。髪。

白髪が出てきたらどうするか。
現在、部分的にハイライトを入れてもらっている。
茶色っぽい地毛に合わせ、明るい茶色とかなり明るい茶色の2色を加える。
「白髪も第三の色として残して」もらっている。

肌のツヤとハリがなくなれば、こうしたハイライトとグラデーションも似合わなくなるだろう。


ちょっと黒も入った白髪(の、カツラ)。

後頭部のふくらみ少な目の、ほぼ白髪(の、カツラ)。

そしてこれはつい最近の、おや、いつもと顔が違って、なんだかはれぼったい?
額が広い?……やっぱりカツラだったのね。
今まで、前髪、サイド、後頭部、それぞれ部分カツラを総動員だったのね。
どうなさったの?気づかないの?誰も何も言ってくれなかったの?

自然の成り行きに抵抗すると無残、それを、このお方は見せてくれる。




   
2015/12/12(土)
健康診断

ほぼ一年ぶりの健康診断。

体重3キロ減。身長1ミリ増。(姿勢をピッとしたから。)
2年間で6キロ減だ、と、ちょっと感動。

体脂肪量2.1キロ減。筋肉量も600グラム減。
部位別筋肉量、すべての部位で減少。

その他細かいことはまだ不明。

食生活改善効果は出ているが、運動していない影響も出ている。
このままでは、筋肉が減って、寝たきり予備軍だ。

日曜日だけでも運動しなくちゃダメなんだろな〜。


「楽しくなきゃ続かないけどね〜」(by JERRY)




   
2015/12/13(日)
異常気象

先週後半、異常なほどに暖かかった。
金曜日は、20度を越えた。

ようやく紅葉したヒメシャラだが、
今朝見ると、新芽が銀色に光っていた。

木が、春がやってきたと勘違いしたのだろうか。
ようやく眠ったところを、たたき起こされた気分じゃないだろうか。
大丈夫だろうか。

紀伊半島で地震が起きると、ビクッとする。
東南海地震と南海地震の、地震の巣だと思ってるから。
ああ、ついに来たかと、あきらめてうなだれてしまう。

厄除けなまずさん、守ってね、よろしくね。



軽減税率とか、フィギュアスケート羽生選手の異次元得点とか、
世の中ではいろいろ起きているらしいが、
近頃、いろんなことへの関心が急速に薄れた。

どうしたことか。

いろんなことに耳をふさいで、今日の夜は、プリンターと格闘。
『兄と姉と私−竹林はるか遠く続編』全訳を出力。
コクヨの紙ファイルに綴じて、製本。

読みかけの、カズオ・イシグロの『Never Let Me Go』を片付けて、
気分転換に、絵を描いて、ピアノを練習しよう。




   
2015/12/19(土)
年末あるある

年末あるある、我が家の場合。
家電が壊れる。

何年前だったか、洗濯機が壊れた。

家電は寒さに弱いのだろうと思うことにする。

さて、今年、14日月曜日に電子レンジが壊れた。
27年と半年。よくがんばってくれた。

電子レンジなしの生活は、さすがに考えられない。
冷凍ご飯のチン、お酒の燗付けでチン、リンゴをチン、牛乳をチン、野菜をチン。

ビルトインの電子レンジの撤去と廃棄の問題もあるので、
45年の付き合いの電気屋さんに連絡をとった。

二日後、水曜日に帰宅したらパナソニックのエレックさんが鎮座していた。
これからよろしく、エレックさん。

先代電子レンジを撤去した場所は、調味料棚にしよう。

というわけで、今日は台所の模様替えのために、まず車庫の整理整頓をし、
続いて、書斎の配置もちょっと変えて、
最後に台所も片付けた。

片付け、模様替え、掃除、いかにも年末で、楽しい。


「でも、ネームランドが見つからないんだね? 片付け過ぎたの?」




   
2015/12/23(水)天皇誕生日
地味な一日、でも、悪くない。


日曜日のサザンカの画像。
サザンカや椿は、雨の日も負けていない。きれいだ。

さて、年末年始寸前のこの祝日は、天皇誕生日。
私には、年賀状を仕上げる目安の日だ。

午前中、予定通り年賀状作成終了。
今年は、プリンターの調子がよろしい。よかったよかった、ありがとう。

午後、コインランドリーで、肌掛け布団やシーツ、布団カバーを一気に洗濯乾燥。
『まだGHQの洗脳に縛られている日本人』を読み終え、『聖☆おにいさん』で笑いながら待つ。

シーツ類をそれぞれのベッドにセッティング後、近所のスーパーへ。
風呂掃除ブラシなど新調。
先日、網戸洗いに使ったら、泥汚れが染み付いたんだな。

夕食の支度の前に、台所の調味料棚と引き出しの整理整頓。
ちょっとだけすっきり。ずっと変えたかったんだ。

地味ながらも、段取りよく進んでささやかな充実感。
明日もきっと嫌な事が起きるだろうが、気にしない気にしない。
目の前のことをコツコツ切り崩して行こう。




   
2015/12/29(火)
衝動と冷静と。

26日土曜日、美容院に行った。
そろそろ今の髪型、髪の色に飽きてきたが、とりあえず現状維持。
つまらん。

移転した丸善に寄った。

イギリスの雑誌、『The Economist』の『2016年、世界はどうなる』が欲しかったのだ。
和雑貨売り場に、コーギーが。パスケースだが。

買った。

今のパスケース、もう8年も使って古びてるしさ。
手袋した手で取り落としそうになったしさ。
とかなんとか、必死で新しいものを買う理由を見つけて。


手帳は、薄く、シンプルなものを愛用。
先月に購入していた「柴犬の子犬@菜の花畑」手帳と同じ柄の卓上カレンダー発見。

買った。

コーギー物はずいぶん少なくなった。
イギリスケンネルクラブの、「断尾禁止」の影響でブリーダー減か?
などと思いをはせる。


日曜日には、デスク回りの整理。
アマゾンの伝票や医療費の領収書をまとめた。
クレジット支払いのレシートも束になった。

「どうやったらお金、たまる?」と二十歳前後の女性が話していたのは土曜日だった。
ほんとにねぇ、遣わなきゃいいんだけどねぇ、と思いながら聞いていた私。
物欲にまみれております。


有名な鐘つきコーギー、マッシュ君。
無心の乱れ打ちで、煩悩をはらってくれる?

先週末からNHKが「いわゆる慰安婦交渉、外相韓国訪問、合意か」と、
トップニュースにしていて腹立つったら。

しかし、合意、だとか。交渉1時間で。
つまり、突然のことではなく、決まっていたこと。
面倒なことはさっさと片付けようぜ、と。

だが、文書作成はなく、発表されたものを読む限りでは、
大人の事情がよくわかる。腹立てなくてもよさそうな。

つまり「これが最終決着だよ」、
そして「蒸し返さないと約束しろ」、
さらに「慰安婦像を撤去しろよ」、
とどめに「賠償金じゃないから」。

全部、日本側の主張が通っているではないか。一応。

安倍首相が電話でお詫びの言葉を述べた、という。
それは腹立つが、お詫びや謝罪は、歴代首相がず〜っと言ってきた。
今さらそれがどうした、ってなほどに使い古されたフレーズ。
今までの日本の立場からすれば、今回のこれは、むしろ快挙か。
日本人が腹立てているとしたら、それは目覚めたからだ。
今までの嘘や歴史の捏造に気づいたからだ。

あの国が納得し、これらを受け入れるとは思えないが、
金欲しさなのか、そういう立場に立たされている。
アメリカが、「蒸し返すなよ。3月にアメリカで合意文書に調印しろよ」と言っている。
・・・合意すれば、だ。

ロシア、北朝鮮、そして中国の情勢が、韓国を引きずり出そうとしている。

いつ戦争が起きてもおかしくないのだ、多分。




   
2015/12/30(水)
思いがけない贈り物

例年は、柳橋の市場に出かけて、お刺身と干し柿を買うが、
今年からは、いつもの近所のスーパーで買出しを済ませる。
市場の尋常ではない人ごみに、疲れるようになったからだ。

さて、もろもろを済ませて帰宅したら、思いがけない人から郵便が来ていた。
おお、元気だったのか、ケーコちゃん。
よかったよかった、安心した。

コーギーがいないよぉ、と(心で)泣いていた私に、コーギーを贈ってくれた。
コーギーのサインボード。ありがとう。

さっそく木に下げてみた。

ここあそこ、試したが、やっぱりここだ。
アルとジェリーが好きだったカシの木にかけることにした。

「うりゃうりゃ、勝手に入るなって。アタシたちが24時間守ってんだからねっ!」
アルとジェリーが庭にいるよ。
楽しいね、安心だね。君たちが恋しいよ。

そして、お正月休みに読む予定の本も届いた。
読みたい本もマンガもDVDもたっぷり、整理したい資料も山。

テレビがつまらなくて、よかった。見なくて済む。
さあ、どんよくに過ごそう。




   
2015/12/31(木)
今年最後のDIY。

ツーバイワンの端材、143円の角材、コーススクリュー3本、ブロックと土。
3分で完成、野鳥用フルーツ餌場。

ソヨゴのそばに置いたが、まだお客はこない。
止まり木もつけたほうがいいかしら。



犬を迎える事を諦めようとした今年、不愉快な事が相次いだ。
一年最後の今日もまた、胸にグサリと傷口が開いてうんざり。

その傷口から出てきた思いは、「もう一度犬を!」。

嫌いな人を好きになれずうんざりするより、犬をなでていたい。
いつかきっともう一度。


こんなブログを今年も見守ってくださった皆さま、お礼申し上げます。
ありがとうございました。
良いお年をお迎えくださいね。




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