『怒涛の鯨のタタキ』
2016年7月の犬バカ愛日記


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2016/7/1(金)
鈴なりのキキョウ、あわてんぼうのアサガオ、いつもと違う万太郎


移植したキキョウ、無事に成長し、たくさん咲いている。
白より紫のキキョウが優勢。


アサガオが、たいして伸びないのにもう花を付けた。
成長して、花が咲いて、実が成るんだから・・・もう背丈はこれでストップ?


散歩中、木の枝を拾ってかじっていた万太郎がふと注目。

ハトだ。

水路(川)に渡してある鉄骨の上を、コツコツ歩く2羽。
万太郎は、飽きずに眺めていた。何を考えているんだろうか。


夕方散歩の万太郎。

尻尾が、巻いてないよ。垂れてるよ。

散歩の前半はこんな尻尾で、後ろばかりを気にしていた。

昨日は、「全然吠えなくて、落ち着いてた」とのこと。
いい子になりつつあるのか、何か怖いのか、それとも何か?




   
2016/7/2(土)
万太郎、「ころ〜ん」を知る。


今日の万太郎はいつもの巻き尾。
とある場所が万太郎のお気に入りで、芝生の上で一休みする。
リラックスしている万太郎を、ちょっと転がしてみた。「ころ〜ん」。
何度も、「ころ〜ん」と転がし、ちょっと抑えつける。
「あお向け固め」の真似事だ。

万太郎も、体から力がいい具合に抜けていて、楽しんでいるようだった。

朝一番に、車で3分の動物病院に行った。
犬用シートベルトをつけて、後ろの座席に乗せる。すぐに、お座りして落ち着いたようだった。

車から降りると、付近をぐるっと一回りしてから病院へ。
狂犬病の注射と、登録手続き、フィラリアの薬、去勢手術の相談。
今度の犬鑑札は、小さくて可愛い形になっていた。

万太郎、5ヶ月半、体重:13.1キロ。(4週間前は、9.95キロ。)アルの最大時よりまだ軽い。

去勢手術の時期を質問したら、「どのくらいになったかな?」とタマタマチェックした先生が、
「もう少しだねぇ、今月終わりから来月初めくらい」、とのこと。

病院で、パグ犬とガウガウあいさつしたり、
高齢のトイプードルと静かにあいさつしたり、
「人間が好きな愛嬌のある目をしてるね」、「おしゃれな靴下(模様の足元)だね」と言ってもらったり。

万太郎をかわいいと言ってもらって、とっても嬉しい親バカ飼い主。


おもちゃを投げると、万太郎が持ってくる。私の手にのせ、「ちょっと引っ張ってよ」。

本気で引っ張ると、万太郎の闘争本能に火がつくので、左右に軽く振ってやる。
万太郎が体を沈めたところで、「ころ〜ん」と軽く体を押すと、
万太郎が、ころんと横になる。

おお、画期的。万太郎が力を抜いて、お腹をなでさせるとは。

投げる。→ 持ってくる。→ 「ころ〜ん」 → お腹も胸もなでなでカキカキ。
これを何度も繰り返した。
万太郎が、ゆったりと力を抜く。お腹も脚もあごもなでさせる。
「リーダーウォーク」と「ころ〜ん」、犬のストレスを解消する方法に違いない。




   
2016/7/3(日)
万太郎、緑陰を探検する。


午後4時の庭。万太郎を庭に放った。。
私は、玄関先に置いたガーデンパラソルの日陰の椅子に座って見守る。

全力疾走していた数日前とは違い、慣れた様子で庭を走る万太郎。
そして、探す、何かを。

昨日、ここに、骨型ガムを埋めようとしていた。埋めなかったけど。
昨日は、キキョウの白い花を食いちぎろうとした。
そして、今日も穴を掘る。何か、見つけた?

これ、見つけた〜☆、と、キノコ型置物を持ってきては、私に取り上げられ、
今度はやっぱり、ウサギの置物を持ってきた。
キノコより気に入ったらしいが、取り上げた。
万太郎の歯が欠けては困る。


午後5時過ぎ、急に黒雲が分厚く垂れ込め、不穏な風が吹き始めた。
雨雲ズームレーダーによると、激しい雨が降り始める予想。

雨の前に、少しだけ気分転換できて、よかったね、万太郎。




   
2016/7/7(木)
我が家のトイレに起きた出来事


今朝の万太郎。
体育館の近くの公園でボールを見つけた。

どうしても白線の上が好きらしい。
白い首輪、白いボール、白線上の細長く黒い犬。

ちなみに新しい白い首輪は幅広で、万太郎が「ぐぇっ」、「げほっ」とならない。

トイレ水漏れのいただきもの画像。うちの状況と似ていた。

7月3日(日):トイレ掃除の際、便器と床の設置面に水発見。・・・おかしい。
トイレと配水管の継ぎ目が壊れた?と感じたが, 様子をみることになった。

7月5日(火)午後2時:父がトイレの床に水発見。連絡を受けた私は、検索して「水の救急車」に連絡。


1時間ほどで駆けつけてくれた「水の救急車」さん。
想像通り、トイレの下のゴムパッキンとボルトが劣化と腐食でボロボロ。

便座は一度取り替えたものの、便器そのものは平成元年設置。経年劣化。

「水の救急車」には新品トイレも積み込まれており、仕事が速い。安心。
即、交換してもらったとのことで、4時過ぎに作業終了。
帰宅したら新しいトイレがお出迎え。今度はLIXIL。コンパクトで頑丈。あら使いやすい。

家も年を取れば、あちこちガタが出てくる。手間とお金がかかること。
若いっていいねぇ、万太郎。




   
2016/7/8(金)
参議院選挙2016で、2010年を思い出す。


画像は、男前な女子プロレスラー、神取忍。

前回の選挙は、2010年。民進党諸君は忘れているらしいが、民主党政権の時だ。
民主党が政権与党だった時があったのだよ、悪夢の3年間。

沖縄基地移転問題をぐちゃぐちゃにした鳩山首相の後が菅直人首相。
政権取ってわずか1年で、国民に愛想を付かされ、2010年参院選は民主党惨敗。

思うに、この時の自民党候補者は、国を思い逆風の中、必死だったろう。
マスメディアは昔も今も、完全に民主党よりだ。
報道されないだけで、中国との一触即発状況はますます厳しくなっている。
9条だ、ODAだ、謝罪だ、その結果が、中国の軍事強大化という現実をマスコミは報道しない。

2010年、惨敗の責任とってやめろといわれた菅直人首相は居直り、
翌年の東日本大震災で、日本の傷をさらに広げることになる。

次点繰上げで参議院議員だった神取忍氏、参院選2010に自民比例で出馬、落選。

沖縄出身元歌手のようなタレント候補を安易に出馬させる自民党はバカだが、
神取忍は、本当に男前でかっこいい、・・・投票日が迫るのに、そんなことをのんびり思う。




   
2016/7/9(土)
朝から雨、万太郎は?


朝からけっこうな雨。お散歩、無理。
万太郎を、車庫内スペースに移動させる。
途中、スリッパを奪われた!

万太郎、夏用スリッパの破壊に成功。

このあと、画像に写る人工芝マットの下に敷いたトイレシートを引きずり出しバラバラに。
別の人工芝マットでたっぷりのオシッコ。

数分間のトレーニングの後、かみついて叱られ放置され、
その後、骨型ガムをもらって、今はとてつもなく静かにしている模様。


午後3時から長い散歩に出かけた。
「水辺の散歩道」とか「平成プロムナード」とか、名前はおしゃれだが、
時々、サルが飲み食いしたらしいゴミが散乱している。
(注:サル=サル族=人間。)

アルミ缶やペットボトルは、すかさず万太郎がつぶす。
今度からゴミ袋を持って散歩しよう。
万太郎が見つける、つぶす、私が取り上げてゴミ袋に入れる。
「持って帰ろうね」と言えば、万太郎は納得するから。

1時間後に帰宅したが、万太郎はエネルギーがありあまっていて庭を駆け回る。
ついでに私が雑草を引き抜いていると、そばに来て穴掘りして手伝って(邪魔して)いる。

走り回って、ローズマリーの陰でたっぷりウンチしていた。

泥んこに汚れた万太郎を、絞ったタオルで何度も拭く。
おお、万太郎が脚やお腹を拭かせてくれるとは。
万太郎、少しずついい子になっていくね。

そして、今日の万太郎は、ローズマリーのいいにおいがしている。




   
2016/7/10(日)
夏の庭、走る万太郎。


庭の西側、今は、カンナとオミナエシ。
そして夏の青い空。
ああ、暑くなる。そして、蚊が出てくる。

夏はいつまでたっても日が出ていて、暑い。

老犬ならば、涼しいところでぐだ〜っと寝て過ごすのだろうが、
生後半年未満の幼犬万太郎は、気分転換も必要だ。

3時過ぎ、庭に放つ。まず、エゴノキ付近でオシッコたっぷり。
脚を上げないオシッコスタイル。性成熟以前は、オス犬でも脚を上げないのだそうだ。

テニスボールを投げてやると、くわえてくる。
万太郎も、ジェリーのように、ボール遊びが好きなようだ。
教えていないのに、「ボール持って来い」ができる。

ジェリーの分まで、たっぷり遊べ、万太郎。

とはいえ、熱中症が怖いので、10分ほどで、気分転換の庭遊びは終了。
今は、車庫内スペースで、フェッチ(かじり棒)やタオルをかじってくつろいでいるようだ。




   
2016/7/15(金)
まとめメモ


7月10日(日)参議院選挙投票日。今年から18・19歳にも投票権が与えられた。

選挙結果、自民党・公明党の与党で過半数を超え、三分の二の議席を確定。

自民党、勝つには勝ったが、沖縄と福島の議席を落とす。
さらに、なんでこんなのが?売国奴的議員が当選。
自民党は、「勝ったけど、ちょっとまずいんじゃないの?」と自覚しているはず。

母が投票を夕方まで忘れていたので、促して、万太郎と一緒について行った。
投票所の役場の前で待っている間に、高齢のご婦人が話しかけてきた。
「くろちゃん、くろちゃ〜ん」、と。

昔、隣町の役場から保護犬を引き取り里親になったのだそうだ。
その子が黒犬で、「くろちゃん」。18年生きたのだそうだ。

幸せワンコの「くろちゃん」に似ていて、よかったね、万太郎。


7月13日(水)南沙諸島の中国領有主張に関する国際裁判所判決出る。

中国の敗訴。「国際法違反」


中国が主張するにはあまりに無理な位置にある南沙諸島。


位置的に無理があるだけではない。
早いもの勝ち、強いもの勝ち、埋め立てて滑走路を作り軍事基地化した。


「島ではない、岩礁だ」と言われれば、日本の沖ノ鳥島はどうなんだ!と文句を付けたい人もいるはず。
でも、はるか昔の1920年に、国際連盟により日本の委任統治領となっている。


海面上昇などの気象観測に持ってこいの存在なのだそうだ。
それに軍事基地ではないし〜〜。文句ある?

7月14日(木)東京都都知事選告示。候補者が出揃う。

民進党共産党などの野党の統一候補の「大物俳優」が誰かと思ったら、鳥越俊太郎?(冗談)
鳥越俊太郎は、自称ジャーナリストだが、単なる芸能タレントである。
ジャーナリストなら、特定商品のコマーシャルになんか出るはずがない。


「私は昭和15年生まれで、終戦時は20歳でした」・・・どの終戦時だ?
日本の都道府県数は47です。うちの母でも即答できる常識問題だ。

大腸ガン以降、ここ数年、認知症を疑われているこのタレントを持ち上げるマスコミ。
大丈夫か?東京都。都民じゃなくて、ああよかった、私。


7月15日(金)天皇陛下生前退位をご希望か、との衝撃ニュースが飛び交う。

選挙で野党敗退 & 中国の南沙諸島問題敗訴 & 東京都知事選挙、そしてこれ。
首相はモンゴルでの国際会議で留守、天皇皇后両陛下は静養で留守、そんな時にこれ。

自分の目の黒いうちに、長男に、天皇の地位を譲りたい、のだそうだ。
公務が大変だから、ゆっくりしたい、のだそうだ。

そして、マスメディアと彼らが拾う市井の声は、「おかわいそう、ぜひそうなさって〜」ばかり。

息子の即位を見届けた天皇など、過去にはいない。
「天皇」は職業ではない。「存在」だ。人権などとは別の次元だ。

ナルヒト氏を天皇にし、法律を変え、愛子内親王を天皇にしたいのだろう。

共産党に絶賛される天皇皇后両陛下、キリスト教と「9条」関係者と深い交流を持つ皇后陛下。
特定の利益団体、圧力団体と、日本ではない特定の国に利用されようとする東宮(皇太子)一家。

2000年続けてきたことを、「人権」とか「平等」という軽い言葉で壊そうとする連中がいるのだ。
気持ち悪い。

ご公務とやらのお出かけお手振り仕事や、毎日毎晩の皇后の趣味のお出かけに付き合わず、
宮殿奥深くで、静かに、穏やかに、国民の平和と安寧を祈ってほしい。

昭和の天皇の最後の数年間がそうだった。そして、摂政の宮をおかれた。
なぜ今上天皇は、昭和の天皇と同じことができない?
 国民よりも自分自身か?


皇居の森を、災害にあった国民が避難できる場所になるようにと大事にした昭和天皇。

その森の木々は、平成の皇居新宮殿を造るために切り倒された。
50億円以上かけて造られた新宮殿に、両陛下は落ち着くことなく、
毎日毎晩のようにコンサートや展覧会にお出かけになっている。
居心地が悪いのだろうか。悪いのだろうな。そりゃそうだろうな。





   
2016/7/16(土)
セミと蝶と万太郎


昨日と今日は、風が気持ちよく、気温は高いが過ごしやすい。
今朝は5時から散歩して、6時過ぎに朝ごはんの万太郎。

妹が「アイフォンでは文字化けしていてネーチャンの日記が読めない」と言うので、
ブログとやらいうのを作るか、と、パソコンに向かう私に、万太郎の声は聞こえない。
聞こえるけど、無視して作業。

9時頃、車庫内スペースのトイレトレーに、ジョーーーッとオシッコの音。
勢いがいいねぇ・・・、ちょっと庭に出してやろうか。
鳥ササミをちぎって、クリッカートレーニングの準備をして万太郎を庭に出した。
「付け」、「お座り」、「待て」を中心にトレーニング。
やればできる子、万太郎。


11時にまた万太郎を庭に出した。ボール遊びを少し。
セミと蝶と蜂が飛んでいる庭で走ろう。

またもオシッコジョーーッ。勢い、いいねぇ。

ナチュラルバランスの細い牛皮ガムチーズ味を与えると、
どこで食べようか、と、くわえてうろうろして、ガーデンパラソルの私の足元にやってきた。

「ここで食べていい? おいしいね。楽しいね」

食べ終わった万太郎、嬉しくて楽しくてハイテンション、私の脚をガブリ。
首輪をつかまれぶら下げられながら、車庫に戻された万太郎。
キュンキュンと反省した様子でもあるが、痛いんだぞ!

それから昼寝。とっても静かな万太郎。




   
2016/7/17(日)
万太郎、庭仕事を手伝う。


今朝は風もなく、昨日の朝より気温が高い感じ。
8時ごろから、なんとなく庭に水撒きを始めた。

「水撒き、手伝おうか?」、万太郎がうろちょろしている。


「近づきすぎると、水がピューッっと上からくるんだ・・・」

アルやジェリーなら、「きゃーっ!もっともっとーー!」と大喜びだろうが、
万太郎は水シャワーが嫌いらしい。今のところは。


アサガオは、毎日コンスタントに咲いている。ピンクのと、ブルーのと。
プランターに、ゴーヤ・アサガオ・ゴーヤ・アサガオ、と、交互に植えてみた。
グリーンカーテンにはまだ程遠い。


水遣りを終えてから、気になっていたアジサイの剪定を始めた。
万太郎が、手伝うよとばかりに大はしゃぎで走り回る。
「そこはぼくの隠れ場所!」というわけでもないだろうが、邪魔してくる。


穴を掘り広げて、木切れやタオルを運び込み、
泥だらけの足で、「遊ぼ!」とタッチしてくるので、私も泥だらけ。

走り回って、興奮して、「何がなんだかわかんないっ」状態の万太郎を、
さっさと車庫スペースに放り込み、残りの作業を済ませた。
11時頃に終了、泥だらけの服を洗濯機に放り込み、シャワーを浴びて、休憩。

万太郎は、とっても静かにお昼寝中。
よく遊び、よく学べよ、万太郎。




   
2016/7/18(月)海の日
万太郎、飛び込む!


人間でいうなら、中学生ぐらいの、生意気盛りの万太郎。
人間なら反抗期、犬にも反抗期があるらしく、それは生後半年から1年の間。
ホルモンがぐんぐん変化し、体は成長し、頭と心はまだ子ども。
でも、そんな時期は長くはない。

午後、庭に出したら、走り回って庭をチェック。
昨日と様子が違う、とばかりに、剪定したり、鉢植えの位置を変えたところを入念にチェックする。

そして、花壇にダイブ! お気に入りの場所が変わってる!ってか?
そうだよ、剪定してスッキリさせたよ。


万太郎、やらかしたんだよね?

「は? 何だっけ? 忘れちゃったよ、ぼく」

何にも気にしてない万太郎。




   
2016/7/19(火)
さらに5分早起きしてみる。


携帯の目覚ましアラームより5分早く目覚める私。
アラームをさらに5分早め、それより5分早く目覚めた今朝。

田んぼで朝ごはん中のシラサギ(20羽以上)、滑空するアオサギ。
万太郎も、散歩道の草を食べるのも忘れ、野鳥に注目する。

あっという間に日が高くなり、今日は雲がほとんどなく日差しがきつい。
さあ、おうちに帰ろう、万太郎。
おうちでご飯にしよう。

私道の10メートルほどを、家へ疾走する今朝の万太郎。




   
2016/7/20(水)
万太郎、キュウリ初体験

厳密に言えば、キュウリは果物の仲間である。
ほとんど(90%)が水だが、栄養成分も豊富で、各種ビタミンだけでなく、
カリウムとマグネシウムも含むので心臓に良いし、
頭痛の治療にも使われてきたらしい。
当然、熱中症の予防にもいい。

そうだ! 万太郎にも食べさせてみよう! アルも大好きだったし。
今日は推定年齢ちょうど6ヶ月だし。

きっと、むさぼり食うぞ〜。わくわく。


「む? 初めての匂い」

意外なことに、非常に用心して匂いを嗅ぎ、断面をなめて確認する万太郎。
一気に食いつくと思っていたが、用心深いのに感心。


キュウリの皮を少しかじる、転がす、かじる、転がす、を、何度か繰り返し様子を見る万太郎。
そして、パリポリ、カリコリと音を立て、少しずつよく噛んで食べ続ける。

「ほんのり甘味と、マイルドでさわやかな風味が最高っすね〜」

最後の一口は、私のそばに持ってきて見せてから、完食。

万太郎を見習って、よく噛んで食べよう・・・。




   
2016/7/21(木)
万太郎、砂肝を食す。


ゴーヤの花で、ミツバチがモゾモゾ。花粉を集めているのかな。


涼しいうちに散歩、朝ごはん、クリッカートレーニング。

今日のご褒美はなんだろう、と、わくわく顔の万太郎。

今日は砂肝。ゆでて、ドッグフードの粒サイズに切った。

私の左腿をポンポン叩いて、「付け」の練習中心で。
おやつは20個、20回練習できた。

そのあとは、キュウリ半分食べさせながら、ラバーブラシでグルーミング。

短毛犬でもそれなりに毛は絡まるし、抜けるんだね。
昨日よりキュウリの食べ方が大胆になった万太郎。


『THE FIRM』(JOHN GRISHAM著)
辞書不要で、ぐいぐい読める、とのウワサを信じて読み始めたら、その通りだった。
映画の『法律事務所』は観ていなかったが、確か、トム・クルーズだったっけ?とイメージして読んだ。

法廷シーンや法律用語はなく、読みやすい文章で、ドキドキハラハラ。
通勤電車で、出先の待ち時間で、楽しむことができた。

映画『法律事務所』もおもしろいのだろうな。
今度、その10年後を描いた映画ができたらしいが、原作があったら読みたい。




   
2016/7/22(金)
重曹はとっても有能。


万太郎の朝は規則正しい。

たとえば今朝はこんな感じ。
4時50分、庭に出る。3周走って、2度、たっぷりオシッコする。5時前にお散歩スタート。

6時に帰宅、すぐにごはん。ドライフード130グラム。ちょっと多いかしら?

7時前、万太郎がキュウリ半本をかじる間に、重曹水でごしごし拭いて、ラバーブラシでお手入れ。

そのあと、『ゴン太の歯磨き専用ガムブレスクリア』を与える。
おいしくかんできれいな歯に!アパタイトカルシウム入り、だそうだ。

重曹水は、重曹小さじ1と水500ccの水溶液で、歯磨き前後にブクブクうがいに使用。
つい昨日知ったので、さっそく家族でブクブクして、歯周病・口臭・虫歯対策中。

万太郎専用の『洗わないスプレーシャンプー』が天然ハーブ配合の重曹水だ。
毛がさらさらになるのでお気に入り。でも、スプレー自体は嫌がる。
今度からは、手作りの重曹水にタオルを浸して絞って使える。
安くて安全。よかった〜。





   
2016/7/24(日)
足つぼマッサージ


万太郎がうちに来て3ヶ月。
一日3,600歩(ほとんど歩かない日々)から、突然、毎日12,000歩超えの3ヶ月。

半月ほど前から、足首、足の裏ががちがちに固まり、ふくらはぎ、ひざ回りに危ない感じがしていた。
風呂上りのマッサージ、ストレッチ、いろいろ試み、なんとかしのいでいた。

しかし、もうギリギリだ! マッサージに行かねば。
私が歩けなくなったら、万太郎はどうなるんだ!

今朝、少し前から気になっていた「ラクダ足つぼ整体院」を、ホットペーパーで急きょ予約。
11時から、足つぼ+マッサージ=合計100分のコース。
ちょっとつまづくと捻挫一歩手前な状態まで固まっていた。

いや実は、木曜の朝、足指をひっかけて、その日一日痛かった。

やさしげな施術師さんが、ぐいぐいやってくれて、ああ痛かった、気持ちよかった。
足つぼと全身マッサージで100分コースだったが、今日は「足と肩だけ」。とにかく、足優先で。

帰宅後、万太郎を庭でオシッコさせてから、車庫で、「ころ〜ん」とあおむけ固めレッスン。
画像は、途中で干してある軍手をサッと奪った万太郎。

あおむけさせて、下あごを軽くおさえつつ、全身をなでる。
万太郎も疲れるだろうから、マッサージだ。
前脚をなでられるのはとても喜ぶ。
何度も繰り返すうちに、顔も耳も、胸とお腹、後ろ足内腿もなでさせるようになった。
合計10分間はしっかりマッサージ。その間、はからずもお腹を見せた万太郎。

「リーダーウォーク」は疲れるけれど、「あおむけ固め」は疲れない。
万太郎にとっても、「服従訓練」と「マッサージ」の一石二鳥だ。




   
2016/7/25(月)
万太郎のスイッチ


朝の散歩でのリーダーウォーク練習。うまくいくようになってきた。

万太郎が先に出て引っ張る。→ 私が立ち止まり、あっちの方を向く。あるいは、反対方向へ歩く。

うまく歩ける区間もあるが、「引っ張る・立ち止まる・逆方向」の繰り返しで、1メートルも進めない時もある。
私が立ち止まり、空を見上げていると、万太郎はお座りしている。

目の隅で観察していると、私を見上げながら足元に戻ってきている。
「あ〜、しかたないな〜」とヒュンヒュン言いながら戻ってくる。

♪一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩下がる♪

万太郎の進歩はこんな具合。
つまり、三日で一歩の進歩。

おりこうさんのあと必ず、「ぼくは強いんだぞ! 遊んでくれ! 遊べ!」のスイッチが入る。

本当にネーチャンがリーダーで、ぼくが下なのか、それを受け入れるのか?
ぼくは、服従するのか? ぼくは、このリーダーにすべてをゆだねるのか?
このリーダーを信じていのか? 大丈夫なのか?

万太郎の葛藤を、勝手に想像してみる。

そうやって葛藤し、受け入れているから、万太郎は三日で一歩の進歩を続けているのさ、きっと。
万太郎、偉いねぇ。

「はいそうです。それで、寝る前の歯磨きガムはまだですか?」




   
2016/7/26(火)
万太郎が反抗期か。


昨日の夕食後、万太郎がいつもより多めに吠えた。
いつも、夕食後、書斎のサークルに入れてもらうのを静かに待つのに。

どうしたんだろうね?と人間の夕食のしたくを済ませてから、万太郎を室内に入れた。
その後はいつも通り、吠えずに朝まで静かに過ごしていた。

そして、今朝。雨が降る前にと5時から散歩。
リーダーウォークをする私に対して、万太郎が反抗する。

「急に止まったり、あっち向いたり、それやめてよ、マジむかつく!」、てな感じ?

いや、やめない。続ける。お前がそういう態度でいる限り。

まだまだだね、万太郎。

画像は今朝の万太郎。散歩と朝ごはんのあと、庭で木切れをかじっている様子。

「この程度で『反抗期』なんて言われちゃ、ほかの犬はどんだけ〜、だよなっ。」




   
2016/7/27(水)
庭先の万太郎


朝の散歩に出たとたん、「あ〜、腹ペコ」な私。
万太郎は、いつだってこんな腹ペコ気分なんだろうな。
万太郎、・・・大変だね。

今日は、車庫に人の出入りがあるので、万太郎を庭につないだ。
半径3メートルの自由。

旺盛なセミの鳴き声、スズメたちの訪問、蝶や蜂やトンボ。
いつもと違って、刺激がいっぱい、きっと楽しいよ。

今日は一日中曇りの予報。
外でたくさん学んで賢くなあれ。

「いつもと違うよぉ。ぴーぴーぴすぴすぴす・・・」




   
2016/7/28(木)
万太郎ハウス


万太郎の室内住環境。

豊橋のトムキャットから通販で購入した、ロッキークレート(60×90センチ)は扉が2ヶ所。
クレート床面は大理石プレート敷き、夏はひんやり。バスタオル敷きの部分もあり、温度を選べます。
サークル(70×140センチ)に面した扉からは、トイレトレーと水容器に直行でき、少々なら暴れることも可能。

もうひとつの扉はキャリーケースと接続、オトナの隠れ家。
ちょっと肌寒い時、安心したい時用にどうぞ。




   
2016/7/29(金)
ろうがい、とは

広辞苑で調べても、「ろうがい」は、「労咳」であり、肺結核のこと。

よく聞く「老害」は、現代用語の基礎知識には掲載されているかもしれない。


今週の「老害」といえば、この人だった。

曲がりなりにも小説家で世に出たのなら、大年増の意味くらい知っとけ。
(石原慎太郎氏は、一橋大学在学中、『太陽の季節』で華々しく新人作家でピュー。
その中のある描写が、すっけべ〜!で、世の中を沸かせ、マスコミの寵児となる。
どこがどう「すっけべ〜」かは、読めばわかる。男の子なら実践したがる、かな。)

江戸時代には、20歳以上の娘を、「年増」、
23、4から28、9歳頃の女を、「中年増(ちゅうどしま)」、
その上を「大年増」と呼んだのだ。

すっきりと年増やせしたいい女、などの表現多数あり。池波正太郎の小説くらい読んどけ。

世の中の半分を敵に回したな、勘違い男。



慎太郎氏が都知事になったのは1999年。
彼は、尖閣諸島を買うと言って寄付金を集めた。
でも、国が尖閣諸島を埼玉在住の個人の所有者から買って国有化したので、
その資金はどうなったのかな、と思っていたら、プールされていたのだ。
慎太郎氏、そのお金をほったらかしたのね。年取って疲れたんだろうけれど。

息子(タレントではないほうの、長男のぶてる氏)が都知事になれないからって、
のぶてる氏と仲のいい、悪〜いウワサの都議連の人たちが、大いにプッシュする候補を応援するジジイ。

君は老いた、慎太郎さん。
黙っていればいいものを、息子かわいさで、余計なことを言って、
晩節を汚すとは、哀れ、慎太郎。

両親と同世代なだけに、彼の老いを痛切に感じる。

引っ込め、ジジイ。・・・息子なら、そう言って、引導を渡すべきだ。
情けないぞ、のぶてるも、へらへら笑ってる増田候補も。




   
2016/7/30(土)
万太郎、体重測定、手術日決定


朝の万太郎、庭駆け回り、野鳥の水場で水を飲む。「やめなさいっ、ばっちいよ!」

さて、朝一番に動物病院、病院となりの家のビションフリーゼたちが吠える。
「あいさつしたいよ、遊びたいよ!」、がんがん引っ張る万太郎。

病院には先客あり。大きく立派なゴールデンレトリーバー。

「あいさつしたいよ、遊びたいよ!」、引っ張る万太郎。
鼻と鼻であいさつさせてもらった。

さて、万太郎、体重15.9キロ。4週間前が13.1キロだったので、約2キロの増加。
そろそろ体が出来上がって、万太郎なりの成犬サイズ。
これ以上の増加はよろしくない、と思われる。
フィラリアの薬も、そのつもりで残り4か月分をもらった。
17キロを超えないように、ウンチの様子を見ながら食事を調整したい。


タマタマもチンチンもじゅうぶんに育ったので、手術はいつでも可能。
来週の木曜日を予約した。




   
2016/7/31(日)
万太郎、セミをいたぶる。


万太郎がボールを追って庭を走る。
すると、地面からセミが何匹も飛び立った。
セミが地面にいるなんて、産卵中だったのかな。

そのうちの一匹が、万太郎にぶつかった。万太郎、当然、セミを捕まえる。

ジェリーは、イナゴを捕まえバリバリ食ったし、アルはゴキブリをいたぶって遊んでいた。
万太郎は、ジェリー派かアル派か。

アルと同じで、遊びたい派だった。



セミがジリジリバタバタ動くのを押さえつけ、足の裏の感触を楽しみ(?)、
放すと、バタバタと逃げるのを追いかけ、また捕まえ押さえつけ、
動かないと、「どうしたの? ほら、飛んでよ!」と、くわえて放り上げる。

夕方の散歩で、遠くから雨がどんどん近づいてきた。
家まであと2分のところで、わずかに突き出た庇の陰で雨宿り。
雨がしのげるはずもなく、すっかり濡れて、「濡れて行こうか」と帰宅した。
遠くの雷を気にする様子だったが、アルやジェリーのようにちょっとした音で全力疾走することもなかった。




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