『怒涛の鯨のタタキ』
2016年11月の犬バカ愛日記


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2016/11/3(木)文化の日
食べ物を埋めておく犬、万太郎。


万太郎のウンチの状態を見つつ、牛皮骨型ガムを与える。
二日か三日に1本だ。1時間か2時間ほど時間をかけてじっくりと味わっている。

父の観察によると、「半分食べて、残りをエゴノキの下に埋めていた。鼻先で土を寄せていたぞ」、と。

そして、午後になって掘り出して食べている、と。

「一度は泥だらけじゃないかとガムを洗ってやったんだが」、
ああ、今日は泥だらけのまま食べてしまっているね。


日向ぼっこしながら、のんびり過ごしている万太郎。

以前に比べ、穏やかな表情を見せるようになった。

これで、散歩中の引っ張りと、時々の跳び付き噛み付きがなくなればいいねぇ。




   
2016/11/4(金)
自分のおもちゃは自分で選ぶ犬、万太郎。


日向ぼっこしながら、玄関先で眠っている万太郎の画像もほのぼのと幸せそうだが、今日の一枚は、これ。

エアコン室外機カバーの上に、父が置いた万太郎のオモチャ。
ボールやロープや噛むオモチャ。

一番奥の、取ってはいけない何かを取ろうとしている様子。

やってはいけないことをやってしまって、しかられる万太郎。

それもまたほのぼのとした光景。





   
2016/11/5(土)
ボール(コング)投げ遊びの万太郎

ボール遊びするよ! コング投げるよ、万太郎!


万太郎の目は獲物をとらえた! 


軽々とジャンプだ!



捕まえた! どんなもんだい!

こうやって、何回か遊んで、思いっきりほめてもらって、万太郎はまたお昼寝をする。
あ〜、ほのぼの。




   
2016/11/10(木)
大騒動@お隣の国

お隣の国では、大統領の支持率がぐんぐん下がって0%近くなったのだとか。
暗殺されたり、任期終了後に逮捕されたりするのが定番になっているのがおとなりの国の大統領だが、今度はどうなるのだろう。

状況があまりにもゲスなので、すっかりワイドショー的。


クネさんったら、40年来のお友達のお父さんと、その昔、ほらそういう関係で、
自分の父親の暗殺の原因のひとつだったとかなんとかで。

そのお友達の元夫と、そういう関係だとかなんとかで。
セウォル号が沈没した時、連絡が取れなかった7時間は、カレシとモニョモニョで。

・・・ってそういうこと報道した記事を訳して報道したら、産経新聞の人、拘留されたんだっけ?


大統領がやめたら、野党が政権を取る?
ミサイル配置は? 在韓米軍は? 北朝鮮は? 平昌冬季五輪は?
全部反対? 約束は、合意はどうなる?

若者たちは、自分の国を「ヘル(地獄)朝鮮」と呼んでいるそうだ。




   
2016/11/11(金)
大騒動@アメリカ大統領選

11月8日、アメリカ大統領選挙投票日最終日。

民主党候補ヒラリー・クリントンを下し、共和党候補のドナルド・トランプが当選。
圧倒的勝利、だったとか。
番狂わせ!とマスコミは騒いでいたが、トランプ勝利を予想する人は多かった。


実は、四柱推命の占いでは、トランプ勝利が確実視されていた。
どこの占いサイトを見ても、これだけは一致していた。
だから、番狂わせでもなんでもなかった。


変な髪形と変な表情の画像ばかりが強調されるだが、若い時は、それなりにイケメン。

実にアメリカらしい顔じゃないか。


白人で、大きくて、金持ちで、傲慢で、強引で、女好きで、元気で、明るくて。
教養があって、しかし常識はなくて。(一般人の常識とかけはなれていて。)
実にアメリカらしいではないか。

クリントンの嘘に耐え切れなかったアメリカ人の本音と弱気と不安と怒りが選んだ結果だ。

今更、デモで抗議だなんて、アメリカも弱くなったものだ。




   
2016/11/12(土)
万太郎のおうちができた。

急に振り出した雨でも、万太郎が濡れない屋外住環境を整えること。

ネットで見つけた[犬小屋製作工房K]に犬小屋を注文した。

犬小屋とサークルの一体型屋根付きだ。


注文して50日後、大きな荷物が7個、届いた。
梱包をほどくのがひと仕事。


順番通りにパネルを組んでいく。
途中、何度か、[犬小屋製作工房K]さんに電話して指導を受けた。
「遠慮なくお電話ください」とマニュアルにあったので。でへへへ。



組み立てたのは父。
あまりにも大雑把でいい加減で適当な私には任せておけん!と。

普段は釘一本打たない父であるが、・・・やればできるじゃん。


しっかりとしていて、安心で美しい。



警戒していた万太郎だったが、ジャーキー小粒と砂肝ジャーキーと牛皮骨型ガムに釣られて入室。

数分間はピーピー鳴いていたが、奥の寝床部分で、すっかり落ち着いてガムを噛んでいた。
大丈夫、慣れてくれそうだ。




   
2016/11/14(月)〜11/18(金)
万太郎の成長と、犬小屋の手直し



11月14日(月)
朝の散歩、家のすぐそばまで帰ってきた時に、久しぶりで会った人に、「ずいぶんお利口になったね」と。

お利口になったんだってよ、よかったね、万太郎。うれしいね。

昼間、ずっと犬小屋で納得できなかったらしく、断続的にヒュンヒュン、キュンキュン、ワンワン。
父の「寒かろうから断熱材を工夫するように」と言われて敷いてみたダイソーのアルミシートと滑り止めマットだが、
万太郎は、すべてをこなごなに破壊していた模様。さぞ楽しかっただろうね。




11月18日(金)

父と二人で組み立てた犬小屋、実はあっちずれこっちずれの代物で、本来の美しさと安定感が見られない。

手直し方法はわかっているが、われわれにはできない。その根気と体力がない。もうやだ。どうせまた失敗するし。

そこで、便利屋さんを頼んだ。「ベンリー本店」が近くにあるのだった。便利屋さん初体験。
「清潔で、しっかりしていて、仕事ぶりにも安心できた」、と、立ち会った父。

遠くから見てもはっきりわかった。美しい!安定感がある!
せっかくの犬小屋、ぐだぐだの組み立てではもったいない。





   
2016/11/20(日)
万太郎、生後10ヶ月になる。

大きくなった。ずいぶんいい子になった。お散歩もだいぶ上手になった。
家の中ではとても静かでいい子だ。


洗わないシャンプー(重曹とハーブのスプレー)とゴムのラバーでブラッシング。
牛皮骨型ガムをかませつつ、ブラッシング。



万太郎にとっては単なる遊びなので、じっとしてはいない。私をかまない程度に暴れる。
しかし、さほど嫌がる様子もない。


せっかくの犬小屋なのに、「ひとりは嫌だよ」とピーピー鳴く。
寝床のマットも食い破ったりしている。

マットだけならまだしも、犬小屋内部の中壁の柱をかじっていた。
・・・国産杉材は、堅すぎず柔らかすぎず、かじりやすいのか?





   
2016/11/23(水)勤労感謝の日
万太郎は室内犬なのか?

昨日、「それはひどくかじっていた、ひどかった」と父。
その証拠を、こうしてそのまま残しておいてくれた。

フラストレーションか?

「あまりにもひどいから、早めに散歩して、家の中に入れた」とのこと。

犬小屋製作工房Kさんに相談した。
中壁パネルの入り口側をかじっては、犬小屋が危ないので対策しましょう、とのこと。
L型金属板を送ってくださることになった。

アングル材で補強するまでは、これ以上、破壊させるわけにはいかない。


今朝は、車庫前に打ち込んだ係留ポストにつないで、旧犬小屋などを置いた。

静かだったが、私を見ると、なんだかんだうるさい。
「天罰方式」で投げた水入りペットボトルが、万太郎につかまり、おもちゃになった。
・・・しまった。失敗だった。

10時過ぎて、風が吹き出した。万太郎が、「風だよ!」と吠える。
わかったよっ。うるさいよっ。

祝日で体を休めている世間様の迷惑になるだろうが。


リードをつけると、「おうちへGO!」と玄関へ向かう万太郎。

みんながいる家の中が安心するらしい。

家の中では、自由にはさせず、クレイト暮らしだよ、それでもいいのか?
かむオモチャをかじって、おやつ食べて、昼寝して、落ち着いている。
それでいいのか? 

万太郎は、室内犬を目指しているのか?
犬は群れの動物だから、みんなと一緒が当然だから無理もないか。

せっかくの大きな犬小屋が無駄になるのか?
犬小屋のドアを開放し、庭にある程度は自由に出られるようにすべきか?
そのためには、犬小屋周辺の木々や花壇を保護しなければならない。


室内クレイトではいい子、お散歩も上手になってきた。
時に、人間の思い通りにならないことがあるとしても、十分いい子じゃないか。

10ヶ月の子犬に対して、要求しすぎなのだろう。

庭の隅の犬小屋は庭になじんでいるように見える。
そのうち、万太郎もこの犬小屋の良さに気づいて、大好きな場所になってくれるといい。




   
2016/11/25(金)
犬小屋の意外な利用法

かじり防止兼補強用アングル材は、とっくに到着。
犬小屋製作工房Kさん、ビスまで付けてくださって、本当にありがとうございます!!

しかし、明るい時に、時間のある時に、と、二日過ぎた木曜・・・。
犬小屋が温室化していた。

「とりあえず、寒さに弱そうな鉢植えを入れといた」とのこと。

ま、いいけど。


木曜日は、北海道と東日本が寒気に襲われ、北海道は吹雪大雪、東京でも積雪。

ようやくの寒さの訪れで、我が家のイロハモミジも冴え冴えと紅葉した。

寒いから、うちにも温室くらいあってもいい・・・かな? いや、まさか。


万太郎は、7時頃に、朝の30〜40分間散歩から帰ったら、家の中のクレイトに戻り、朝ごはん。
9時頃に、車庫前に出て、しばらく外で過ごす。

サザンカのつぼみを食いちぎらないようにとの父の工夫もなんのその。

それから2時からのんびり散歩して、3時に帰宅、室内のクレイトへ戻る。
5時の夕ごはん、8時ごろの夜散歩20分間。

今のところ、こんな生活ぶり。外の犬小屋に入る暇がないねぇ・・・。困ったねぇ。




   
2016/11/26(土)
万太郎がとても成長した一日


成長その壱:しつこいグルーミングに耐えた。

「ペティオのかんでるCORN・チキン風味」を与えてみた。
ガムを噛ませながらも、脚をブラッシングすることは、今まで不可能だった。
しかし、今朝は、30分ほどのしつこいブラッシングとウエットタオルごしごしに耐えた。

成長その弐:チョークチェーンでの訓練を受け入れた。

総合ペットサービスの出張しつけ訓練第2クールの3回目、チョークチェーンを試した。
最初の2分ほど、初めての刺激に万太郎は悲鳴を何度か上げた。
しかし、それを受け入れた。「鳴いても、状況は変わらない。ならば受け入れるしかない」、と。
その瞬間から、チョークチェーンを引く必要もないほどに、万太郎はビシバシとできるワンコとなった。
チョークカラーの効果、恐るべし。

私の体調不良の時や父が弱った時でも、万太郎をコントロールできなければならない。
そんな緊急時のために、チョークチェーンを経験させておくことは、中大型犬には必要なことだと思う。

成長その参:小さな子供のなでなでを受け入れた。

午後の散歩で、小学校低学年の少女たち3人が、「触ってもいいですか?」と寄ってきた。
万太郎をお座りさせると、「かしこい!警察犬みたい、かっこいい」、うれしいことを言ってくれる。
犬の扱いを知っている子達で、手を下から差し伸べた。
万太郎は、彼女たちの手のにおいを嗅ぎ、そっとなめた。

おおおお!!! 感動だ。

少女たちは万太郎を怖がらずに、かわいいかわいい、となでてくれた。

かわいいなんていわれて、飼い主は嬉しい。万太郎もきっと嬉しいね。

成長その四:万太郎がなめた。

その午後の散歩には、母もついてきての、約1時間。
休みの日の午後は、遠くの柔らかい草の生えているところへ行く。
万太郎は、そこで草をかじって食べ、ぐんにゃりと寝転ぶ。
そこで万太郎をガシガシとなでる、というのがお決まりのコース。

散歩の終盤、ころあいを見計らって、「水、飲む?」とペットボトルを見せる。
私の手のひらをカップにして水を注ぎ、万太郎が水をなめる。
いつもなら、水を飲んで、それで終わり。

しかし、今日は違った。

水を飲み終わった万太郎、私の口元をそっとなめた。

おおおおお! 初めてではないか! いい子いい子いい子とほめまくった。

万太郎が、普通のワンコみたいなことをするなんて。
万太郎に、ようやく、飼い主と認めてもらった気がした。


万太郎が成長した日、というか、私が喜ばせてもらった日。




   
2016/11/27(日)
雨の日曜日

万太郎が食い破ったこの柱を、送ってもらったアングル材でカバーした。

しかし、他にも万太郎の噛み跡がいくつもある。
それらを補強するまでは、温室のままなのだろうか、この犬小屋は・・・。


今日は一日雨の予報。困ったね、万太郎。

朝は雨がほとんど止んでいた6時15分に散歩スタート。

アニマルプラネットチャンネルで、犬特集を見ているうちにまた雨が止んだので、
10時に万太郎を外に出し、牛皮骨型ガムを与えた。

犬は1兆種類のにおいを嗅ぎ分けるんだって・・・
犬は一日に何十キロも移動できるんだって・・・
イエイヌの85%は野犬・野良犬。生後1年をサバイバルできる子犬は、100匹中わずか4匹・・・
万太郎、4匹兄弟で保護されてよかったね。

などと思いながら、犬小屋にアングル材を取り付けてから、万太郎の散歩に出た。

15分ほどの散歩から帰宅したら、また雨。次第に雨が強くなった。
万太郎は、書斎のクレイトに逆戻り。

万太郎はピーピー鳴いたり、眠ったり。

外は雨だよ、お散歩はなし、夜には止むだろうから、それまで待て。





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