『怒涛の鯨のタタキ』
2017年2月の犬バカ愛日記


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2017/02/01(水)
こんなに風の冷たい日に


寒くても、日差しがあれば、外で平気な万太郎。
庭先のスズメやハトをながめて、空気の匂いをかいで、昼過ぎまで過ごしている。


朝起きたら熱っぽかったので、祖父の祖父の法事を代理の人に頼んだ。
昼になったら熱が下がったので、予定通り5泊6日の静養に出かけた。

ただそれだけの話なので別に構わん、いつものことだし。
自分とこの別荘でのんびりしていればいいのだし。
気の合う友達と会ったりしてリラックスすればいいし。
(もちろんそんなこと思ってないけど。思うわけないじゃんっ。)



しかし、この画像にはのけぞる。
コートもジャンパーもなく、貧相な手袋とマフラーだけ!

つまり、微熱というのは、平熱35.7度の人が36.2度になっててぇ〜レベルの話だったのか?

それとも、寒さを感じにくくなっておられるのか?
おふたりとも薄着で、おふたりともそうなのか?

認知症は脳の病気です。大脳全体の機能が低下します。
そのため、記憶障害のみならず、判断力が低下したり、見当識障害が現れることが知られていますが、
少なからぬ人が暑さや寒さも分からなくなります。

真夏なのに暖房を入れていたり、真冬なのに冷房を入れていたりして、
家族が驚くことは少なくありません。

要介護2程度の段階でも、感覚系の障害は現れます。

デイサービスに行く時の服装には注意したいものです。


・・・認知症介護あるあるの情報より。


葉山は避寒地だが、ハワイではないので、冬はやはり寒かろう。
この日、気温12度を超えていたとは思えない。
風が吹けば、体感温度はさらに下がる。
寒くないわけがない。

元気をアピールして、月末にはどうしてもベトナムに行きたいのだろう。

こんな状態の後期高齢者を外に出していいのだろうか?
どうしても譲位させたいのだろうか?
・・・誰が?





   
2017/02/02(木)
決意を新たにした節分の前夜


「ネーチャン、これ半年前の画像だよ」
「そうか、ネーチャン、転んだよね、すってんころり〜ん、こんな感じだね」


万太郎、お前のせいだっ!

・・・いや、私のせいだ。


明日は節分だねぇ、と、雨が降り出しそうな夜空を眺めながらの夜散歩。
うちまであと50メートルの、ご近所さんの家の前。
その家のお孫さんが自転車で出てきた。
自転車をよけようと道路の反対側に寄った。
しかし、万太郎は、その自転車の少女に吠え、すいすいっと左右に動いた。
その子は何事もなく通り過ぎて行ったが、短くしていたリードを後ろに引っ張られた私は転んだ。

スローモーションで。
すぐそばのフェンスをつかんだが、つかみきれずに。
左のお尻をしたたかに路面に打ち付けた。
右のお尻のポケットには携帯が入っていた。無事だった。

すぐに立ち上がらずに、私はその場にあぐらをかいた。まいったな。

金網フェンスをつかみきれなかった左手の指先がしびれる。
怪我はしていない。お尻の打撲だけだろう。
万太郎は、その場であっちを向いてじっとしている。

その家のご近所さんが出てきた。「大丈夫ですか?うちの孫の自転車にぶつかった?」

いえいえ、犬に引き倒されただけでして。こら、万太郎。

「雨が降り出しました?」

ええ、つい今しがた、ポツポツと。ひどくならなきゃいいけれど。

それからやおら立ち上がり、前に出ようとする万太郎のリードを強く引き、立ち止まらせ、
数歩歩いては、また立ち止まり、命令したりほめたりして、
残り50メートルを、厳格に正しい歩き方の練習しながら帰宅。

犬と、気分しだいで付き合ってはならぬ。
飼い主に従うのは楽しい、ほめられるとうれしい、
犬にそう思わせるようにしつけなければならない。
犬のそう長くない10年、15年ほどの一生に責任を持たねばならぬ。

犬に甘えてはならない。




   
2017/02/03(金)
節分=立春の前日=冬の最終日=冬は一年の最後の季節だから、今日は大晦日。


今年、甚目寺観音は、「恵方(えほう)」にあたるらしい。

今までで一番混んでたよ〜、とのこと。

こうして各方向へ豆まきしてから、
「さのさのさ、おしゃしゃのしゃ、よよいのよい」と皆で言うのがおもしろい。



「おかえりなさ〜い」、と思っていそうないい顔の万太郎。
観音さんの節分風景の次には万太郎の画像が続いていた。

「今日はいつもよりいい子だった」とのこと。

きちっと接すれば、万太郎は必ず期待にこたえようとする。

子どもが勉強ができる子になりたいように、万太郎もいい子になってほめられたいのだ。

私もいい飼い主になりたい。





   
2017/02/04(土)
耳がペコポコ。耳菅開放症。


1月下旬頃だったろうか。時折、右耳が、ポッポッポッポッと鳴るのに気づいた。
キーンとか、ザーッとか、ジーッという耳鳴りは絶賛体験中につき、驚かない。

しかし、このポコポコは、耳かきし過ぎた寒い夜のあくびの後にやってくる。気圧の問題か。炎症か。
時には左も鳴るが、たいてい、右耳に症状は起こる。
特に母の声が頭にまで響いて、耳詰まり感とポコポコ拍動がひどい時期もあった。
実に不快で、気持ち悪い感覚だ。

どうやら、耳菅開放症、というものらしい、と気づいた今も、右耳の鼓膜が軽くポコポコ動いている。

普段閉じている耳菅は、耳と鼻と喉をつないでいて、あくびをした時には開いて気圧を一定にするらしい。
それが開きっぱなしになると、いろいろな症状が出てくる


原因は、花粉症、鼻づまり、内耳の炎症、肩こり、ストレス、ダイエットなどいろいろ。

調べていたら、こんな記事画像を見つけた。
近頃は中年男性に増えている、メタボ対策ダイエットが原因の耳菅開放症、だと。

ダイエット、してないし。
ストレス、わかんないし。

自然治癒を目指す方法は、「水分を取る。あたためる。マッサージする。寝るときは横を向く」。

寝る時は、いびきと逆流性食道炎対策として、すでに横を向いている。
耳のマッサージは、目や頭にもいいらしい。

お風呂やお風呂上りにゆったりする時間を少し増やすことにしよう。





   
2017/02/04(土)パートU
今日の午後散歩はいい散歩。


雲ひとつないよく晴れた暖かい午後の散歩。
みんなで出かけた40分のぶらぶら散歩。

線路のそばの草がいっぱいのいつもの場所で、「水、飲む?」と差し出した水。

万太郎がなぜか、気もそぞろ。

その視線の先には、チワワが散歩中。
近寄っていった万太郎、鼻をくっつけて挨拶できた〜!

もう少し、と、しつこい万太郎は、チワワにウウ〜ッと叱られた。



チワワの先にも犬がいた!
暑い夏の早朝散歩で一度会ったことのあるワンコだ!

7歳のその子はとてもおとなしい子で、嫌だと逃げ出すんだとか。
でも、万太郎とは挨拶できたし、私の手のにおいも嗅いでくれた。

小さい時は黒柴似だったけど、今は毛色が変わって、ややハスキー似、だとか。
どう育つか分からないのが雑種の楽しみなところ。

万太郎のお父さん犬とお母さん犬はどんな顔していたのだろうね。




   
2017/02/10(金)
万太郎がいい子になるには、人間の学習が必要。


メモっておきたいことがあったのだけど、忘れた。
週末にネットサーフィンすれば思い出すかもしれない。

万太郎の成長に関することだけは覚えているので書いておこう。

その壱:万太郎の「要求鳴き」がやわらいできた。

「要求吠え」ほどひどくはないが、子犬の甘え鳴きのように万太郎は鳴く。
きゅんきゅん、ひゅんひゅん、ぴーぴー。

朝と晩の散歩の前。甘え鳴きの時に私の気配を感じると、俄然興奮する。
「散歩だ散歩だ散歩散歩散歩!」

興奮マックスに達する前に、できるだけ小さな声で「お座り」を命じてみた。

落ち着いた静かな声で命令すると、「え?何、何?」と万太郎も声が小さくなるようだ。

その弐:夜の散歩で何度か声をかけてもらったご夫婦をお座りして待って、挨拶した。
「お名前、なあに?」と聞いてもらって、万太郎も嬉しい。


その参:朝の散歩で、時々会う黒白プードル先輩に挨拶できた。
「いい子になったね。お名前、なあに?」と聞いてもらって、万太郎も嬉しい。


その四:夜、寝る前のぐずり時間が短くなった。
ベネボーンをかじり、古シーツを引き裂き、ひゅんひゅん、ぴーぴーと寝る前の儀式。
何分くらい騒ぐのかと時間を計ったら、10分間の就眠儀式のうち、騒ぐのが2分。
今日はひゅんひゅんぴーぴーと騒ぐ時間はさらに短くなっていた。

その伍:夜散歩の後、書斎の中を走り回らず、お座りで待てるようになった。
もちろん油断はできない。一度は必ず机の上のものを手当たり次第にくわえようとする。

しかし、おやつボックスから歯磨きガムと砂肝ジャーキーを取り出すのを待っている。
そして、自分からクレイトに入って行く。


成長したねぇ、万太郎。




   
2017/02/11(土)建国記念の日
メイル イン メイルライン (男系男子)


男系男子のことを「メイル イン メイルライン」と呼ぶ。
(A MALE IN MALE-LINE)

人間は23セットの遺伝子を持つ。
23セット目の染色体は、女子はXとXだが、男子はXとYを持つ。
男子には、XとYの染色体がある。ミトコンドリアDNAとY染色体だ。
母親は常にX染色体を次代に渡すが、父親はXかYを渡す。
母親からX、父親からXを受け取れば、女の子が、
父親がYを渡せば、男の子が生まれる。

遺伝子情報はよく変化し書き換えられるが、Y染色体にはその内容もタイミングも書き残されているのだという。

Y染色体情報を解明できれば、生命の起源にまでゆきつくことができるのではないか?
ロマンだ。

Y染色体は、父親から息子にしか受け継がれない。
男系男子は延々とさかのぼることができる。理論的には。

現在の憲法および皇室典範では、皇位継承順は、次が皇太子、二番目が秋篠宮文仁親王、
3番目が秋篠宮悠仁親王、4番目が常陸宮正仁親王。

たった4人だから、先が心配なので、女性〜とか女系〜〜となぜかマスコミが大騒ぎ。

しかし、実は、男系男子は数多くいる。
この系図では、継承順位120位まで確認できる。(何人かは亡くなられておられるが。)

皇位継承順5位から55位まで続くのが、皇別摂家の子孫の男子だ。
皇別摂家とは、天皇にはならなかったが、摂政などの親王たちのことである。
16世紀織田信長の頃の、正親町(おおぎまち)天皇までさかのぼる。

56位から120位まで続くのが、いわゆる「旧皇族」の子孫である。
14世紀室町時代の、北朝の初代伏見宮までさかのぼる。

テレビタレント・コメンテイターとして有名?な竹田恒泰氏は、108位だ。
旧皇族復帰の話題で必ず出てくる、皇太子の学友の賀陽氏は61位である。

そして、理論的には、皇別摂家も旧皇族も初代天皇の神武天皇までさかのぼる。

ためしに、現在の皇太子の母親のラインをさかのぼってみる。
母親(美智子さん)、その母親(正田富美さん)、その母親(苗字も親もわからない)。
明治以前の戸籍が開示されていないこともあるだろうが。
このように、女系を女系ラインでさかのぼることは不可能である。

人権とか男女平等などとは違う次元にあるのが、天皇という日本の伝統・文化だ。
女系とか女性天皇を論じる必要はない。
皇室が終わる時は、日本が日本でなくなっている時だ。

日本の文化と伝統は必ず守られると信じる。






   
2017/02/11(土)建国記念の日、パートU
養蚕について

スサノオノミコトか誰かが、大事な機織場に乱入し、乱暴狼藉の限りを尽くし、
それで罰として下界に落とされた。
そんな古い時代からなじみの繊維、養蚕。
お蚕さんのウンチからは、火薬の原料も取れるという、殖産興業に絶対不可欠だった繊維、養蚕。

マサコに養蚕ができるか?、皇后になれるか?と週刊誌が騒いでいるような、いないような。
彼女に虫が触れるか?多分、大丈夫だ。グワッシとつかめそうだ。
鳥の解剖を嬉々としてやった子だから。
しかし、繊細な作業を継続することはおそらくできないだろう。
ご体調以前の問題だ。


昭和の皇后の本気の養蚕、平成の皇后の養蚕ごっこ、といわれる比較画像。



しかし、こうして桑の枝を力強く折り取って集めている映像もある。


葉っぱをチマチマパラパラと与えるのではなく、枝をのせている映像もある。


交尾後の蛾を一匹ずつつまんで容器に入れている美智子さん。迷わず触れていて、慣れた様子だった。


こうして夫婦で作業している映像に、ヤラセ感はない。


養蚕農家のおかあちゃんが、桑の葉を置いている様子。


おとうちゃんも、失われ行く養蚕技術を残そうと頑張る。


娘さんも、お嫁さんも、みんなでがんばっている。

養蚕農家では、一連の作業は年に一回ではなく、4回繰り返すという。
養蚕農家に比べたら、確かに皇后の養蚕はおままごと。
しかし、養蚕は、皇后としての誠意、それを表す儀式であろう。

ただ残念なのは、彼女が、つむぎだされた高価なシルク地を、ひどい色とデザインの衣装に仕立ててお召しになることだ。


美智子さんの喜寿を記念した特別展「紅葉山御養蚕所と正倉院裂(ぎれ)復元のその後」に
学習院初等科の眞子様へ宛てた手紙が展示された。
(こういうのをわざわざ人目に触れさせるから、「あざとい」と言われるのだろうが。)

一部引用する。

眞子ちゃん
 眞子ちゃんは、ばあばがお蚕(かいこ)さんの仕事をする時、
よくいっしょに紅葉山(もみじやま)のご養蚕所(ようさんじょ)にいきましたね。

今はばあばが養蚕(ようさん)のお仕事をしていますが、
このお仕事は、 眞子ちゃんのおじじ様のひいおばば様の昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)様、
おばば様の貞明皇后(ていめいこうごう)様、
そしてお母様でいらっしゃる香淳皇后(こうじゅんこうごう)様と、
明治(めいじ)、大正(たいしょう)、昭和(しょうわ)という三つの時代をとおって
ばあばにつたえられたお仕事です。

さくねんは、ひいおばば様のお喪中(もちゅう)で、
蚕(かいこ)さんのお仕事がいっしょに出来ませんでしたが、
おととし眞子ちゃんは、このまゆかきの仕事をずいぶん長い時間てつだって下さり、
ばあばは眞子ちゃんはたいそうはたらき者だと思いました。


中略


サクッ、サクッと一回ごとによい音がして、 だんだんと仕事がリズムにのってきて
また、今年もできましたらお母様と佳子ちゃんとおてつだいにいらして下さい。


後略、引用終わり


養蚕の仕事が、正しく継続できる人に引き継がれ、
その美しい絹織物で、美しく繊細なデザインと色の衣装や工芸品が作り続けられますように。

そうして、日本の文化と伝統と心が引き継がれていきますように。




   
2017/02/11(土)建国記念の日、パートV
去年との違い。万太郎。


去年の今日は、晴れていた。今年は時々雪が降る。

去年の今日は、チューリップの芽が出ていた。今年はまだ全然。

去年は野鳥観察が楽しみだった。今年は万太郎がいる。

こんなに大きくて、力の強い、甘えっこの、明るい犬がいる。

うちに、こんな顔の犬がいるなんて。

こんなに楽しい気分になるとは、想定外。




   
2017/02/12(日)
庭改造、再び始まるか?


少年向けキャラクター絵柄入りひざかけ、お気に入りオモチャとなる。

かじり棒のフェッチ、ベネボーン、ひざ掛け。

小さな犬小屋(兼オモチャ箱)から、お気に入りを引っ張り出し遊んでから、朝のお昼寝タイム。

庭のあちこちを採寸している間、万太郎は吠えずに見守っていた。

成長したね、万太郎。

いい子の万太郎に、穴掘ってよしのスペースとしてミニドッグランを作りたい。

それに、父が犬散歩をストレスに感じ、いよいよ、散歩ができなくなる日に備え、
人間も犬もストレスフリーな、万太郎の自由運動のスペースだ。


ドッグフェンスを立てて草木を守り、ガーデン部分とドッグラン部分を分けよう。
回遊式にして、庭の中央部の立ち上げ花壇は撤去して、犬用の草でも植えようか。
扉を開放した大きな犬小屋にも入りたくなるような工夫をしたい。





   
2017/02/15(水)
万太郎がなでさせるとは!


庭改造よりも犬小屋改造がいいのでは?
案外早めに万太郎がいい子になるのでは?

などと、父と相談して意見が一致したのは今朝のこと。

夜散歩に出ようと、万太郎をクレイトから出した。
万太郎は、ベネボーンをくわえて書斎に出てきた。

「さ、行こうか」と引っ張るのに、しばらくベネボーンをかじりたい様子。
さらに、ネーチャンも付き合え、なでてもいいよ、と、私にくっつく様子。

どーした、万太郎、うれしいじゃないか!

何度か噛まれたが、ダメ!でやめる万太郎。

気分よく、30分間、しっかりなでた。
ぺったりくっつく万太郎の体温を感じて温かい。

もうすぐ1歳1ヶ月。万太郎の成長が楽しみだ。





   
2017/02/17(金)
成長する万太郎。


風呂上りに、父が、わき腹と肩の付け根と首の付け根にシップを貼っていた。

Mantaro-related disease か?

万太郎と付き合うと起きがちな体の困った諸症状で、
主訴は、筋肉痛である。
効果的な対処法は、ストレッチ・適度な運動と休息。

さて、画像は、夜散歩の前に「なでていいよ〜」とくっつく万太郎。

こうしてベネボーンをかじること20分間。
飽きてくると、私を噛もうとするので、切り上げて散歩に出かけた。

なによりも、引っ張り癖をなくして、ゆったり散歩ができる犬に育てること。
父か私かが、犬に引っ張られて転んで骨折でもしたら・・・ぞっとする。

だから、万太郎との毎日の散歩は、しつけの真剣勝負だ。




   
2017/02/18(土)
「民を治めるのもとは、必ず、礼にあり。」

日本書紀の一節で、「上、礼せざれば、下、ととのわず」と続く。
《江戸時代の思想家、山鹿素行の「中朝事実」の現代語訳本(荒井桂著)。》



安倍首相の訪米で、メディアはトランプ大統領とのからみをおもしろがっていた。
そして、彼らメディアにとってどうでもいいようなこんな記事がかえって気になる。

日経新聞は、日本のことが嫌いなようだ。

「日米首脳会談に先立ち、ワシントン郊外のアーリントン墓地の無名墓地の墓で献花した」

アーリントン墓地無名墓地で献花した・・・って、

どんだけ日本語が不自由なのか、やる気なさ丸出し、けなしてやる気まんまん、なのか。


実際は、「四軍儀仗」という、海兵隊・陸・海・空軍の儀仗を受ける最上級の扱いだった。

これは、日本の国歌「君が代」の演奏の場面。
そのあと、アメリカ国歌も演奏された。

軍人さんの銃だけでなく、遠くの旗の位置も「礼」を示している。

それから、長い階段を上って、献花台に向かう。
日本の国旗を従えている。


それから、安倍首相の献花。
ラッパで哀悼あふれるあのメロディが流れる間、この姿勢だ。

その後、一行は献花台の先の建物へと向かう。
儀仗兵たちのセレモニーはその後も続くようだ。


「四軍儀仗」にコーストガード(沿岸警備隊)も加え、五軍による儀仗を受ける天皇陛下、昭和50年。
賓客の格付けは国際慣行に基づいており、天皇は最上位の「エンペラー」。
各国でそれぞれ呼び方などを定めている。

天皇の場合は、「ユア ディグニファイド マジェスティ」、国王や女王は「ユア マジェスティ」、など。



日本で、アーリントン墓地のような国営の墓地というと、千鳥ヶ淵戦没者墓苑だろうか。

画像は、去年の5月の厚労省主催の「拝礼式」。

紆余曲折の末、誕生した墓苑だが、正確には墓地扱いではないらしい。
管理する千代田区の規定では、保管所・倉庫、だとか。だから、埋葬できない。
せいぜい公園としての存在でしかない。

では、靖国神社はどうか。
神社は墓地ではない。それに、外国人、民間人も祀られている神社だ。
特定の国の歴史戦に利用され、傷ついた存在だ。

国旗を焼かれ踏みにじられ、国歌を大事にせず、
自虐史観によって日本民族と伝統を異常なまでに貶められ、
したがって、国際社会での日本の立ち位置、役割を考えることも許されず、
エコノミックアニマルと自虐し、さげすまれて、むしられたかられてきた。


天皇陛下がこの惨状だ。

あら、ミチコさん大きくなった? というか、ひどい普段着だわ、失礼だわ、というか。

「国旗国歌は強制でないほうが望ましい」との陛下発言もあったが、
君が代の「君」は、あなた個人のことではありませんから。

古今和歌集から取った歌詞に、明治初期に宮廷音楽家がドイツ人音楽家の助けを得て作曲したもの。

「ネーチャン、天皇の悪口を言うんだよ」と妹が言う。

私が罵倒しているとしたら、それは天皇陛下ではなく、その奥さんのことだが。

多分、妹の感想は、大多数の人の感想だろう。
一瞬、変?と思っても、それ以上は踏み込まない、考えない。
おめでたいことだ。



そして、うちの天皇陛下さんと奥方さんは、この孫娘のことを忘れておられるのか?

左手はだらんとして、胸まで上げた右手に巾着袋、ぼんやりした表情。

ミチコさんは、週刊誌や新聞は必ずチェックするらしいから気づくはず。
意外に、「あらまた捏造記事?」って笑っておられるのかもしれない。


比較のため、右の画像は左右反転されたもの。

やせほそった首、こけた頬、棒のような膝と足。ひどい。
美しさや気品はもちろん、若さも、命も感じられない。
髪までやせて、幽霊のようではないか。
身長155センチ程度? 体重は?


親なら、知ってるよね? 気づいているはず。

娘の写真ののった週刊誌が出た日、その親は「春日大社展」に出かけた。

意地悪なことに、時刻が画面に表示されている。午後6時ごろ、と。
ああ、お食事にお出かけになるついでの「公務もどき」の撮影ね、と。

そしてこの後、「誕生日のお祝い」にお食事に出かけられたとのこと。

2月23日の自分の誕生日の前祝?
それとも、長男を殺された、2月17日のあの人の生誕75年のお祝い?

ニタニタと笑い、ギラギラと目を光らせて、異常な風体の彼らには、嫌悪以外の何も感じない。

彼らには、「礼」を感じない。

皇室は、セレブリティではない。
日本人なら、わかる感覚のはずだ。

日本人ならではの、道徳というか思想というか、感覚が、「ありえない」と彼らを拒否するのだ。





   
2017/02/19(日)
万太郎が成長するために。試行錯誤。


昨日の午後散歩より、さらに2000歩分(20分)追加。

途中、ハトの大群が頭上を舞い、「ヒッチコックや〜」と私が怖がったり、
焼き畑農業風に焼けた田んぼの匂いを万太郎が怖がったり、
いつもの線路沿いでは、万太郎が立ち止まった場所で、撮影。

看板のワンコの首輪は緑、リードは青。
万太郎と同じ〜〜!


少し万太郎が調子にのって、我が出てきたと感じていたので、
主従関係を築くべく、強い気持ちで万太郎と接することにした。

噛み付き飛びつきしようとしたら、首輪に思い切りショックを与える。
それから必ずしっかりなでてやる。何度も、何度も。

訓練士さんのようにはなかなかできないが、両手でガッとリードを引く。
あるいは、飛びつかないように、足でリードを短く踏みつける。

それでも万太郎は私に食いつこうとする。
つまり、ショックの与え方が弱い。

支配性の強い犬にありがちな行動だ。

午前中に2度、この訓練を行った。
そして、たっぷり噛まれた。流血はないけれど、アザだらけ。


昼になって、「風が強いよ」と万太郎が吠えるので、書斎に入れた。

午後散歩に出かけるまでの1時間弱で、万太郎は頭を冷やしたらしい。

午前中のあの「リードがっつーんショック」と「よしよしいい子いい子なでなで」はなんだったのか・・・。
万太郎なりに、何かを感じ、消化しようとしたのかもしれない。
なんちゃって。

万太郎はいい子だ。




   
2017/02/26(日)
新しい生活リズムに備えて


犬小屋の、この赤枠部分のパイプをはずそう。
全部ではなく、4本もはずせばいいだろう。

昨日、いろいろ試みたがお手上げで、妹のダンナさんにSOS。

姪っ子二人も一緒に、工具持参で来てくれた。


ジグソーでカットして、鉄パイプを引き抜き、下に残った部分も引き抜く。
あっという間にできあがり。

ありがとうございます!


係留ポストの位置を変え、係留用ワイヤーロープ3.8メートルをつなぎ、
(長すぎるのでくるっと丸めて3メートル強にして)
小屋の奥の寝床から、カシノキの日陰、リビング掃き出し窓のまで移動可能。

寝床部分には、ホームセンターで購入した藁を4束、敷いた。

万太郎、さっそく中を点検、藁を味見。



「オジーチャン、そっちなの? ぼくはこっちなの?」

万太郎のスペースが広がった。開放的だ。

これから、散歩は朝晩だけで、日中は万太郎は外。
木陰やパラソルもあるし、雨が振り出した時は小屋に避難もできるはず。

食事は朝7時ごろに100グラム、夜散歩の後8時頃に100グラム。
途中12時から午後4時の間に、40グラムを与える。

今日の午後散歩は、なし。
2時過ぎから、少し鳴いていたが、3時に40グラムを与えた。
犬小屋の南の扉からデッキ部分に置くといいね、と母に教えた。

ごはんを食べたら、「食べたということはお散歩終わったんだっけ?」と思ったか、
なんとなく静かになった万太郎。
いい子いい子、その調子だ。


新しい生活リズムに慣れてもらわなければ。

昼間は外飼いの、強いワンコになってくれ。




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