『怒涛の鯨のタタキ』
2017年4月の犬バカ愛日記


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2017/04/05(水)
春の庭、ユキヤナギとチューリップ



3月最後の土曜日、雪柳の白い花が小さくひとつ咲いていた。
去年のチューリップの球根から、小さな葉っぱが出ていたが、小さな黄色の蕾も顔をのぞかせた。

それから10日ほどの間に、雪柳はびっしりと白い花をつけ、
小さなチューリップたちもさらにつぼみをふくらませている。

庭の西側のヤマボウシの下には、ムスカリや水仙に似た黄色い花も出てきた。
東側のヒメシャラの下には、3月下旬から、スミレの青い花がひっそりと咲いている。
アセビのピンクの花房も、小ぶりながらも垂れているし、
ブルーベリーも、先をピンクに染めたつぼみをつけている。

思い切って剪定して、実は少し心配していたアジサイも、青々とした葉がでてきた。

エゴノキの新緑、カツラノキの赤い新芽、ヒメシャラの銀色の新芽、イロハモミジの赤い新芽、
うちの庭に植えて3度目の春、無事に出てきた。
オガタマノキには、今年もいい匂いの花が咲きそうだ。

万太郎が食いちぎらなけりゃ、雪柳はもっと見事だったろうけれど。
万太郎が穴掘りしなければ、もっとチューリップも多かったかもしれないけれど。

今度のお休みには、次のひと月分のフードと歯磨きガムを持って、訓練所に行こう。
万太郎に会えるかな。
庭のお花が咲いたことなんかを、万太郎に報告したいな。




   
2017/04/07(金)
報道しない自由


うわ、やめなさいっっ! 病気かっ!



スペイン王と王妃がいらしたそうだ。
え?何しに? 集金? うわさの真相を確かめに?

ユーチューブにはたっぷりあがっているけれど、日本のメディアは報道しない色々な画像。

マサコ妃が、挨拶と称して、スペイン国王の顔に唇とほっぺをガツッとぶつける下品なシーンとか、
王妃の唇を奪っている(挨拶を超えた発情)シーンとか、
ミチコ妃が、肘をつかんで引っ張りまわす相変わらずの無礼なシーンとか。

「無礼者、触るでない!」

・・・と口には出さないが、明らかに迷惑そうな様子のこの動画は、スペイン側発信のものだ。

こうして、日本は、日本のやんごとなきお方によっておとしめられているのだ。





   
2017/04/08(土)
万太郎の授業参観


3月14日(火)以来、はじめて総合ペットサービスセンターに行った。
25日ぶりだ。

翌月分のフードとペットキス(歯磨きガム)、狂犬病予防注射の案内はがき持参。

「ちょっと見ていただきましょうか」、と訓練風景を廊下から見せてもらう。

・・・気づかれましたかね?  ええ、気づいたみたいですね。

訓練は一匹ずつ行うのだそうだ。
感心なことに、万太郎はトレーナーさんにきりっと注目。

一段落したところで、中に入れてもらった。
おお、万太郎、覚えていてくれたか! 喜んでくれるか!いい子いい子!
よーしよしよしよし、いい子いい子いい子、いい子いい子いい子いい子いい子

うわ、やめろ、足を噛むな、腕を噛むな!

でへへへへ


万太郎は、表情が変わっていた。伸びやかな表情になっていた。
小さく、三角っぽい目が、丸く大きく、かわいくなっていた。

まっすぐに人を見る、可愛がられている「飼い犬」の顔になっていた。

あら、万太郎、アンタってこんなに可愛い顔してた? とカメラを向ける私。

シャンプーも問題なかったとのことで、万太郎は輝く被毛のイケメンになっていた。


ここに預けることには何の心配もしていなかったが、
万太郎の顔を見て、間違いなかったことを確信した。

万太郎は幸せワンコになれるよ。
私も幸せな飼い主になれるね。





   
2017/04/13(木)
春の片付け祭り


万太郎が帰ってくるまであと2ヶ月。
書斎を、万太郎がいたずらしたくてもできないようにしておこう。
・・・というわけで、春の片付け祭り開催中である。

押入れや納戸やクローゼットの中身を見直して、ダウンサイジング。
中身を見直すと、家具そのものも不要となる。

そして、この電子ピアノだ。

40の手習いで始めて、何年かはずいぶん面白がって熱中した。
しかし、弾かなくなって何年?
写真コーナーになって何年?


4年以内の製造ならば値段がついて買い取ってもらえるらしいが、なんと1998年製。
しかし、音に問題なし、故障なし、目立つキズなしだったので、
今日、富士楽器さんに、費用ゼロ円で引き取ってもらえた。
椅子と、取扱説明書も持っていってもらった。

きっとどこかの誰かが弾いてくれるだろう。

そして、この部屋は、再び、犬のための部屋となった。




   
2017/04/16(日)
万太郎の犬小屋改造


万太郎の小屋には、冬用風防建具がついている。

装着は簡単。

パイプを一部取り外し出入り口にした東面に合わせてパネルを改造する必要がある。

アクリル板を切ればいいのである。・・・と、昨夜思いついた。

妹のダンナの出番である。

他の用事の手伝いで来てくれたところを、すかさず捕まえ依頼する。

辛抱強くやってくれて、イメージ通りに完成した。

感謝、感謝。

万太郎が気に入ってくれるといいのだけれど。




   
2017/04/23(日)
穀雨のあとの庭


この数日で、庭のあちこちから花や芽が出ている。

道端によく見かけるアジュガ、うちのアジュガも花が大きくなってきた。
万太郎は、よく、この葉っぱの上あたりに寝そべっていた。



万太郎不在の4月の間に、植木鉢には、いつのまにかミヤコワスレが咲いているし、
ここには写っていないが、移植したハナショウブも伸び始めた。

どこに移植したか忘れていたキキョウも、元ヤマボウシ地区で芽を出した。
移植したのか、放置していたのかも忘れたが、ダッチアイリスも伸びてきた。
多分、ダッチアイリスだろう。いや、スイセンかもしれない。

植木鉢にとりあえず埋めておいた2年前のカサブランカも芽が出ているし、
あきらめていたクンシランも太い芽が出ているし、
万太郎に食いちぎられて根っこしかなかったギボウシも芽を出した。

オステオスペルマムもいつの間にか咲き始めたし、
チョウジソウは、今年も青い花を咲かせてくれそうだ。


万太郎が帰ってくる6月半ばまでに、立ち上げ花壇を整備する。
穴掘り自由、ヒメイワダレソウびっしり、
さらにエン麦(=万太郎のサラダ)のプランターで囲った万太郎専用スペースになる予定。





   
2017/04/30(日)
万太郎用フリースペースを作る。

昨日の土曜日から庭を整備し始めた。
ところが昨日の空模様は怪しく、西から見る見る暗くなると雷と強風。
きゃーきゃー言いながら庭道具を片付け、窓のシャッターを閉め、天候の急変に備えた。


そして、昨日の続きを終えて、万太郎の穴掘り自由スペースができた。
立ち上げ花壇を崩して平らにし、係留ポストを打ち込んだ。

係留ポストの場所は、ガーデンファニチャーの足元、水受け皿の位置。
ここなら、係留ワイヤーコードを1.2mに調節すれば、万太郎から植物を守れるはず。
立ち上げ花壇の跡地は、ヒメイワダレソウが覆いつくして、万太郎の好きなスペースになるだろう。
犬猫の好きな草(えん麦)用のプランターもふたつ、準備した。
種を撒いたら2週間で食べられる長さに成長するらしい。


万太郎の外用ハウスは、風雨を防ぐ頑丈な優れもの。
しかし、広すぎ、明るすぎが難点なのか、万太郎の利用率はかなり低い。

そして、万太郎ハウスの屋根に反射して、光がリビングに入りまぶしい、という難点もある。



そこで、万太郎ハウスの屋根に、人工グリーンのすだれをのせてみた。
普通のすだれもあったので、長さの足りない方に垂らしてみた。
ちょっとかっこ悪い・・・。

カモフラージュハウスだ。悪くない。

小屋の中はほんのりうすぐらくなっている。
これなら、万太郎も気に入るかもしれない。




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