『怒涛の鯨のタタキ』
2019年9月の犬バカ愛日記


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『怒涛の鯨のタタキ』2019年9月の犬バカ愛日記    
2019/09/04(水)
モノづくり、精進と勇気、国防


名古屋市北区のメガネ工房平安通さんでメガネを作った。
7月末の「遠近両用」に続き、「中近両用」。

注文の多いメガネユーザーを、ここのSSS級認定眼鏡士さんは救ってくれる。


中近両用メガネに選んだフレームが、このREALの温故知新シリーズのうち、「若狭(07色)」。
メタルフレームへの七宝カラーリング、ネジ、フレームのスジが特徴的。
メガネフレームのヨロイ側とテンプル側の二つのネジ、
フレームのアンダーリムに刻まれた2本の線。




REALのフレームは美しいが、好きでも似合うとは限らず、今まで縁がなかった。

2014年5月に、REALのメガネに出会って情熱の形と色に感動しているが、
試着して、ああ・・・やっぱり、と撃沈。

今回、店内のフレームをじっくり見て回り、3本に候補を絞った。
その中にREALのフレームがあった。

このメガネフレーム製作には、とてつもない物語が込められていた。

まさに出会いだった。



ここで話は一気に戦国時代へと飛ぶ。

1943年、種子島に鉄砲伝来。

種子島に漂着した明船にポルトガルの商人が乗っていた。

助けてくれてありがとう、と火縄銃を差し出したところ、
第14代種子島時堯(ときたか)、当時16歳(数え年16歳は、満14歳!)、2000両で買うという。

そんなにいりませんがな、助けてもらったお礼に差し上げますがな、というところを
いやいや払うし2000両(現在の貨幣価値で2億円)でどうか、
いやいやいやいやそんならもう1丁つけますよ、
ということで1丁当たり1000両(1億円)で2丁の火縄銃が日本に入ってきた。


思うに、当時、室町時代は、対明交易で九州地方の大名は儲けていたのだろう。
北方の国と近い東北地方も交易で潤っていたはずだ。


この火縄銃2丁のうち1丁は、当主種子島時堯が研究開発量産に回し、
あと1丁は、後に、島津氏を介して室町幕府12代将軍に献上された。

これは全国に爆発的に普及する予感・・・。


研究開発量産を命じられたのが、美濃の国出身の刀鍛冶、八板金兵衛清定、当時41歳。
働き盛りのベテランエリート刀鍛冶。

一年たたずに、この複雑構造をコピーして試し打ち、実戦に使用。
しかし、一か所だけコピーできなかった部分があり、暴発する欠陥銃であった。




銃身の底を「尾栓」でふさぐが、この栓とそれを受ける「雌ネジ」が簡単にはコピーできなかった。
当時の日本にはまだネジがなく、その概念もなかったという。




ここで「若狭姫伝説」である。

ポルトガル人が「ねじの仕組み」を教えるから、娘を嫁にくれ、と。
八板金兵衛の美しい娘「若狭」16歳、ポルトガル人の嫁になりマラッカへ渡った・・・。

この若狭姫への思いが、メガネフレームに込められている。

「それ以前は、カシメが主流でネジの知識もなかった我が国が、
ものづくり大国としてMADE IN JAPANが世界に繰り出す力を得たスタートラインに、
若狭という名の一人の女性の姿があり、
若狭こそ、近代日本に向かうものづくりの扉を開いたと感じるのです。」

(REALデザイナー井上文秀氏、温故知新「若狭」命名由来より)


ネジの秘密を得るために、泣く泣く親元と国を離れ、国際結婚・・・
そんな悲劇ではなく、ロマンスだったと想像したい。

16歳の美しい娘に、怖いものなんてない、と。
新しい世界への旅立ちに胸ときめかせただろう、と。
そして、ポルトガル人の夫が「かわいい妻のために、ネジ職人を連れて行くぜ、」と張り切った、と。



悲劇ではなく、ビジネス。
大きなお金が動いたと考えるのが普通だろう。
ポルトガル商人が「ネジ技術」が高く売れるのに気付いたのだ。

天文12年(1943年)8月に種子島に鉄砲伝来。
天文13年、ポルトガル船再来、鉄匠を乗せてきて、八板金兵衛は興味津々でその技術を見ている。
天文14年、ポルトガル人は若狭姫を伴ってマラッカへ。
天文15年、ポルトガル船来航、鉄砲鍛冶を連れてきてらせん状のネジ技術を伝える。



この後は、技術は急速に広がり、高まり、実用化していった。

堺商人を通じて、全国へ広まった。

鉄砲伝来から10年後の1553年ごろまでに、
坊津・平戸・豊後・堺などに伝わり、
各地に鉄砲鍛冶が興り、堺・薩摩・国友鉄砲鍛冶は特に有名。

織田信長は国友鉄砲鍛冶に大々的に支援を行った。
1575年の長篠の戦では、信長は鉄砲3000丁で当時最強の武田騎馬軍を壊滅させた。

戦国時代末期には、全国に火縄銃50万丁以上。
当時、世界最大の銃保有国だった。

戦国大名は鉄砲隊を編成、戦術や築城法も大変革が起きた。


鉄砲当たり前、足軽が鉄砲をバンバン撃つ。




同時期にイエズス会のザビエルが日本に来ているが、
「こんなに銃をバンバン使って戦闘している国の植民地化は難しい、」
と、ザビエルの報告を受けたスペイン本国は思ったことだろう。


「武力制圧して植民地化はむりだから、布教ついでにグダグダにしてやろう、」
と、この司祭にして宣教師の、イエズス会準管区長のコエリョは、
日本人を奴隷として海外に売っぱらったり、
あっちの大名に軍艦を見せて買わせようとしたり、
こっちの大名に、「秀吉なんかやっつけちゃえば、」とそそのかしたり、
自分たちの意のままになる日本にしようとしたのだろう。

な?こいつ、スパイだろ? 工作員だろ?


そこで豊臣秀吉、「植民地化する気だな、」と疑い、バテレン追放令。

植民地化されるより、攻めて追っ払う!と明国をめざし、朝鮮半島へ。
スケール、でかかった。


(現在の種子島。種子島といえば、宇宙ロケット打ち上げの基地!)


16歳の当主が鉄砲の価値を知り、2億円で鉄砲を買い、
41歳の刀鍛冶が国産鉄砲第一号を造り、
16歳の娘もきっと大きな役割を果たし、
モノづくり精神旺盛な日本人が量産し改良した鉄砲が全国に広まり、
世界的に言えば大航海時代の波に飲み込まれることなく、
つまり植民地化を防いだ。

約500年前の時代の変革期を日本が乗り越えたのは、
鉄砲による国防に成功したからとも思う。

現代日本人は戦争という言葉にさえも過敏に反応するが、その祖先のたくましかったこと。

ミサイル爆撃などの武力衝突だけが戦争ではない。

ミサイルが飛んできた時点で、すでに戦争には負けている。
武力衝突が起きないように、世界の国々は、日々、戦っている。

アメリカと中国にみるような経済戦争、
北朝鮮や中国から受けているハッキングや、
反日マスコミに見られるような情報戦争、
ロシアや特定アジア諸国がよく仕掛ける外交戦争。

日本は戦いのまっただなかにいる。
軍備による国防は当然のことなのに、
ハードならずソフト面での国防さえ不十分な国。

我々に、戦国時代の人々のような気概はあるか?



そこを考えさせ、奮い立たせてくれたメガネに出会えて幸せだ。




   
2019/09/16(月)敬老の日
万太郎かゆくて薄毛の覚書



万太郎がかゆがる。
病院には2度、診せた。
暑くて、雨で濡れたりして蒸れて、湿疹。

尻尾や腰にかみついてカキカキしている。
腰と尻尾には触られるのを嫌がる。

そして酷暑の暑さもあって、毛が抜ける。

ざ〜ん・・・と地肌が見える内腿。
そこが薄毛なのは前からだけど・・・。

尻尾の付け根のお尻の回り、・・・薄い。
そして口元もカキカキしている。

食物アレルギー?
アトピー的な?


9月になって突然、万太郎のウンチがとてもいい状態になった。
ようやくおなかの調子が整ってきたのだろうか。

食事には問題はなさそうだが、かゆがる原因はおやつだろうか。
「犬用のパン」、万太郎には合わない何かがあるのだろうか。

とりあえず、9月5日頃から、おやつやごほうびの「パン」はやめた。
ドッグフード何粒かで代用。

オヤツを変えたら口元カキカキは激減した。

カナガンのフードには特に問題はないが、
これでなくてはならない理由は特にないし、
イギリス製で品質には太鼓判のカナガンだが、
さて、イギリスはどうなるかというのが不安要素。
ブレグジットがどうなるんだ、と・・・。



そうだ、日本の犬には、日本のごはん!

皮膚トラブルをサポートする「犬心(いぬごころ)」を試すことにした。

サンプルをもらって、私がまず一粒試食した。
カナガンのあの野性的においではなく、出汁のような匂いがして、
魚やキノコが入っているからか、イリコのような味もして、うまい。

万太郎は日本の雑種犬だから、こういうのがきっといいと直感。

万太郎も大好きな味らしい。

まず、一日、カナガン200グラム、犬心40グラムでひと月続ける。
次のひと月は、カナガン120グラム、犬心120グラム。

9月4日から「犬心」をくわえたが、ウンチに問題はない。
いい状態を保っている。





   
2019/09/27(金)
カツラとヤマボウシの間に・・・。



万太郎と宿根サルビア。
万太郎、こんなに小さかったか?

いやいや、宿根サルビアが巨大化したのか。


高さ1メートル30センチを超えた宿根サルビア。
元は寄せ植えの鉢の中の、ほんの1本の小さな苗だったのだが。
(2015年10月17日の画像)


カツラの様子がおかしい。
葉の色が薄くなり、枯れて散る。
・・・今年は水切れのはずはないのに。


今朝、水遣りの時にイラガの幼虫発見!!!

「万太郎! カツラノキの下は危険!」

さっそく軍手をはめ、葉っぱごとイラガの毛虫を捕殺、袋に入れ踏み潰す。

このカツラとヤマボウシの間を通ると、妙に痛痒かったのはコイツらのせいだったのか?
地際の空っぽの鞘の正体はコイツらだったか・・・。
エゴノキの地際にも鞘があった・・・。

見える限りの毛虫を捕殺し、あとは殺虫剤をかけた。
ここで時間切れだ。

明日午前中、長袖シャツ・帽子・軍手&ゴム手袋・マスク・帽子で武装して、庭仕事をしよう。

カツラの落ち葉を徹底的に片づけて、殺虫剤をスプレーして、オルトランを根元に撒こう。
地面のオルトランが溶けて根っこから吸収されると、虫が食べたくない根っこになるんだそうだ。

カツラの近くのヤマボウシとカエデとエゴノキもチェックだ。
秋の紅葉が楽しみなのだから、虫にやられるわけにはいかない。


画像は、2015年9月22日のものだが、今年もクチナシの葉が虫に食われている。
こいつだ。オオスカシバの幼虫だ。
こいつはかわいいのだけど、一晩でクチナシを丸坊主にする。
そしてぐんぐん大きくなる。
そして糞とは思えない何かの実のような形状のでかい糞を落とす。

葉っぱの裏を丁寧にチェックしなければ。




時折、カツラの下で日に一度はこうしてくつろいでいた万太郎。

カツラの下に落ちたイラガは死んでも毒があるから、
万太郎がここ数日、腹側を強烈にかゆがるのは
地面に落ちているはずのイラガのせいかもしれない。

かゆくて、かみついて、ひっかいて、すっかり薄毛の部分もある万太郎。
近いうちに、トリミングの施設併設の動物病院につれていこう。
そして、マイクロナノバブルシャワーとやらできれいにしてもらって、薄毛を治そうかね。


料金表によると、20キロ超の大型犬のシャンプートリミングは8000円超える・・・。
すごいな、万太郎。

「犬」は私の趣味であり、道楽である。まったく。




   
2019/09/30(月)
いろいろばれてきたこと



一部オバサマ方とマスメディアに人気だった小泉しんじろう氏、
何も考えず発言する頭空っぽだとバレた。

バレるの早すぎ、9月に大臣に就任したばかり。



SNSなどに北朝鮮が入り込み、情報操作・攪乱をしている。

・・・ということが、イギリスの大学の研究で明らかになったとアメリカのメディアが伝えた。

そんなの、ネットを見ている人はみんな気づいていた。

パヨパヨな人々とか、アベガ―とか言ってる人たち、バカ質問繰り返す記者とか。




朝日新聞の見解としては、(朝日新聞に限らず、マスコミ全体の見解なのだろうが、)
「日本人へのヘイト(憎悪)表現は問題ない、」と。

「ヘイト」と表現するから内容があいまいになる。
「ヘイト」とはなんだ?

たんに「悪口」なのか。
外国人が日本人の「悪口」をいうのは問題ないのか?
日本人が日本人の「悪口」を言うのも問題ないのか?

「名誉棄損」とはまた別問題なのか?

日本人相手になら、ありもしない嘘で日本人を貶めていい、という解釈か?

本当のことでも、相手の外国人(主に朝鮮民族の方々)が不快と感じれば、
それは「ヘイト」とみなされ、表現者は罰せられるということか?


あいちトリエンナーレに関して、愛知県庁に電話した人たちの音声が、
「こんなご意見がありました、」と、無断で公開された。

公開されたのは「ご意見」全体ではなく、、
都合よく切り取られた部分だけだった。
(つまり、あいちトリエンナーレにとって不都合な部分はふせられた。)





人々は「昭和天皇の写真をガスバーナーで焼いて踏みにじる」作品や、
「特攻隊や米軍兵士や国旗を侮辱した」作品を問題視し、
そのことについて、電話をして質問なり抗議したのであり、
そこをまったくといっていいほど、マスコミは報道しない。

あいちトリエンナーレ、大村愛知県知事、マスコミ、
この三者にとって、そこが不都合な事実だ。





無断で個人情報(音声・声紋)をさらけ出したことに対して抗議すると、
「電凸攻撃だ!」と大村知事は逆ギレした。

・・・が、その後、音声情報のページは削除された。

この間の状況を想像してみる・・・。

大村知事が、「こんなやつら、さらしてしまえ!」とわめき、
職員が、「めんどくせーな、はいはい、」と個人情報をさらし、
大村知事が、「まずい!ページごと削除しろ!」とわめき、
職員が、「めんどくせーな、はいはい、」と削除して・・・。

彼のヒステリックな対応、ツィートを見ると、
被害者ぶったり、訴える!とわめいたり、脅したりしていて、日本人離れしている。

いったい、どんな弱みを握られているのだろうか。
オンナ? カネ? 

そんな大村愛知県知事だが、もう少しがんばれ。
韓国の文大統領を応援するのと同じ理由で、彼を応援する。

せめて桜の花の咲くころまでは、がんばって馬鹿をさらし、悪をあぶりだしてもらいたい。
もっと暴れて、パヨクやマスコミを道連れに自爆テロしてくれ。





台風のあとの、千葉県のダム湖のソーラーパネル。

佐賀県白石町の水面のソーラーパネル。


環境にやさしいエコなエネルギーとか、
太陽は電気代の請求書を送ってこないんです!(by 菅直人)、とかで、
ソーラーパネルは、東日本大震災のあと日本中に設置された。

台風などで斜面から崩れ落ち、
水面に浮かんでいたものはがちゃがちゃに吹き寄せられ、
あるいは火災炎上し、
感電するから消火もできず、なかなか片づけもできず、
ただ環境を破壊している。



「モリカケ!」、「モリトモ!」、毎日うるさかった2年前。

NHKが重用していた”ジャーナリスト”菅野完。

こんなことを言ってた菅野氏。
今、何しているのだろう。息しているのだろうか?


野党は「モリカケ」で安倍政権をこわしたかった。
しかし、騒いでも何の証拠も出なかった。
籠池氏が嘘ついてたとわかっただけだった。

籠池氏の長男が、著書や講演会、ツィートなどでいろいろ暴露している。
「モリカケ」騒動の絵を描いたのは、テレビ局。
”ジャーナリスト”の菅野完が100万や領収書を準備し、
カゴイケ氏の娘を脅し、話を作り上げた。
恥とも思わずそれに乗ったのが野党の連中。
だって、テレビに出たかったから。
・・・って、アホか?





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