『怒涛の鯨のタタキ』
2020年3月の犬バカ愛日記


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『怒涛の鯨のタタキ』2020年3月の犬バカ愛日記    
2020/03/06(金)
さらに約10日後の世界:日本ようやく動く?


3月6日金曜日午前の武漢肺炎関連の数字。

バレンタインの頃に、リオのカーニバルのブラジルでも感染者が出て、
イタリアとイランでも感染者激増中。
大韓民国においてはいうまでもない。

かの国は、検査が目的になっており、医療崩壊している。


南国の島国などの小国では、日本からの渡航者をシャットダウンしているが、
医療が充実していない国においては、当然の措置だ。

余裕ぶっこいて、いつまでも中国韓国からの渡航制限をせず、
謎めいた方針を取っていた日本もようやく動き始めた。




3月7日午前零時をもって、3月いっぱい、中国と韓国からの渡航制限開始。
香港、マカオも中国の一部なので、同様の措置。


もちろん、日本に帰国しようとする在外邦人も例外なく、
東京か大阪のいずれかに二週間留め置かれる。

中国と韓国の2国からの入り口は2か所、成田と関空のみ。
船での入国はできない。

蛇口を絞った形になる。


大韓民国への「ビザ免除停止」、これを聞く日がやってくるとは。


なるほど、非常事態なのだ、国難なのだ、と実感。

韓国がさっそく反発しているようだが、気にすることはない。
聞かなくてもいい。
どうせ大したことは言っていない。

かの国や日本のマスコミの言う事については、
近頃は特にデマばかりなので、聞かなくてよろしい。
彼らが文句を言っているのなら、日本のやり方は正しいのだ。


「急いで帰ってこい、これから渡航することはやめとけ、」と、
日本の外務省が、日本人や中国在留日本人に呼び掛けたのが、2月12日。
3週間の猶予ののち、ついに動いたわけだ。

法的な根回しや、落としどころを探ったり、
海外に残っていた「人質」の重要なところを取り戻したのだろうか。

お役人にまかせていたら、いつまでたっても無責任、
国民から不満が噴出し、次回落選危機を感じた一部議員が動き出し、
あるいは 中国に大きく配慮していた議員や団体の力が弱まり、
あるいは、アメリカなどから「日本からの渡航禁止」が出るかもしれない、となり、
ようやくのことで、動くことにしたのだろうか。





国はわずかなヒントしか与えない。


災害には「自助」、忘れてはならない。





   
2020/03/07(土)
本の処分、できたかな?


今日も本を更に抜いてみた。
好きな池波正太郎の本だからといって、全部残す必要はないのだ・・・。




棚板の間隔が30センチ間隔の本棚が2本、
棚板を追加購入しては元の木阿弥。

がまんするのだ. サヨナラを言おう。

・・・・なんてな。





万太郎が、サークルを軽く跳び越えるようになってしまったので、
サークルドアをロックするのをやめた。

台所、廊下、玄関、書斎だけを自由にさせて1週間。
夜は、書斎の引き戸を閉めておく。
朝までなんの問題もない。

我々が食事の時は、台所のドアを閉め、「ハウスで待っててね、」と指示する。
しばらくは未練たらしくドアの前にいるが、
いつの間にか書斎のハウスに入っている模様。

私が留守の間は、外には出さない。


休みの日は、玄関ドアも開けっ放しで好きにさせる。

落ち着いて眠りたい時は、書斎のハウスに入っている。


先日は、「外に出せ、」と母にワンワン要求したらしい。

しかし、母が仁王立ちし、万太郎をにらみ、
万太郎も母を真正面からにらみ、
そうやって我慢比べをしたら、
ややあって、万太郎が目をそらし、
時折、横目でちらちらと母をうかがい、
それでも母は仁王立ちのまま、万太郎をにらみ、
そしてついに万太郎は、足音も立てぬようにしてハウスに入っていった、と。

「バーチャンが勝った!」、母は心でガッツポーズしたそうだ。


万太郎は、日々、学び、急速にいい子になっている。





   
2020/03/08(日)
コロナウイルス検査の方法


武漢コロナウィルス検出のための検査は、とても慎重な作業が必要。

インフルエンザ検査のような、綿棒で鼻の穴クリッ、ではない。
そんなこと最初から分かっていたことだけど。

そして、減圧室のある病院はわずかである。
愛知県ではあそことあそことあそこくらいだ。
ベッド数も限られているし、すべてを武漢肺炎用には当てられない。


これは、韓国が誇るドライブスルー検査。
熱をピッと測り、問診票に記入して、鼻の穴綿棒クリッ、である。

なぜ日本もやらないのだ!とマスコミが大騒ぎしていたあの素晴らしい(?)検査方式だ。


厳密にやっても精度は50%。
半分は見逃す。
感染がわかっても発症するとは限らない。
発症しても特効薬はない。
風邪や肺炎に対処する治療が行われるだけ。

画像のように、人を大勢集めて、
防護服や手袋を着替えることなく次々と人に接触していけば、
感染拡大を促しているのと同じ。


検査至上主義は間違いだった、とわかったらしく、
今は、全員検査を見直しているという話だ。

とにかく、手を洗え!




   
2020/03/09(月)
流れが止まる:転換点


中国からの人の流れがしばらく止まる。
すでに経済的に打撃を受けている向きも多いが、
これからますます多くなる。



1987年、昭和の終わり、ブラックマンデーという株価大暴落があった。

この頃、日本でも庶民にも株取引が流行り始めていた。

日経平均がどんどん上昇し、
「日経平均が4万円になる!」と勢いづいていた人もいた。
「4万円はないわ〜、」と当時20代の私は笑っていたが、3万円超えはありそうだった。

そして、大暴落した。

画像は、ダウ平均株価のもの。

武漢コロナショックで一日100ドルの下げでビビッている人もあろうが、
この時は一晩で500ドル超暴落した。
売りが売りを呼び、パニック、阿鼻叫喚。
マスコミが煽る煽る。大喜び。


この時、けっこうな人々が命を絶たれた。
破産した人は数知れず。



この画像は、リーマンブラザーズ破綻の時の、円ドル為替相場。


2008年、いろいろな証券会社が怪しい動きを始め、
ついに、リーマンブラザーズが破綻し、経済危機。

この時、対ドル円は、105円前後から87円へ急上昇。

このあと、日本は民主党政権下、円高を放置した。
1ドル80円を切り、70円台になったのを覚えている。


この間、1997年にはアジア通貨危機もあった。
タイ・インドネシア・韓国は通貨危機に陥り、IMFのお世話になった。

そんな屍を超えてきた、したたかな経済、世界、人類。


今回、武漢ウィルスショックともいうべき世界大不況の予感。

日本ではオリンピック延期か中止による大不況も重なったら?

ダブル、トリプルショックな令和、密度が濃くて半端ない。






   
2020/03/15(日)
情報戦:大声の嘘八百×事実


3月15日現在の、武漢肺炎ウイルス関連の数字。

中国の数字は、ほぼ止まっている。
というか、止めている。

韓国と欧州勢の増加が激しい。

ヨーロッパからの帰国者、その接触者の感染が出始めた。



そして、中国は信じられない発言を始めている。

「俺たちはよくやった、もう押さえ込んだ、」
「日本やイランでは新型肺炎がはやっているらしい、」
「感染拡大を許した欧州各国は反省しろ、」
「アメリカ軍が中国にウイルスを持ち込んだ、」

こうやって歴史は捏造されていくのであろう。

かの南京事件のように。


口は災いの元、中国にはそんなことわざはないのかな。



世界各国で、非常事態宣言とか、首脳が武漢肺炎ウィルスに感染とか、
そんなニュースが駆け巡り、とても喜んだ人がいたようだ。

朝日新聞社の編集長のひとりが、意気揚々とツィートした。

「ウィルスは痛快、」と。

彼の関係者は誰一人感染していないのだろうし、
マスクもふんだんにあるのだろうし、
今が倒閣のチャンスとばかりに浮かれたのだろう。

一応、飼い主の朝日新聞社が謝罪のコメント記事を出し、
当該編集長の編集長の身分を剥奪した。
懲戒免職、でもないし、
謝罪記者会見させる、でもないし、
社として一面で謝罪広告を出す、でもないし、
もちろん本人は謝罪せずに逃げた。

「口は災いの元」、「ネットの世界の発言は消したら増える」、
朝日の編集長ともあろうものが、知らなかったらしい。



一方、言ってほしいことも言わないのが、日本の自衛隊だったりするが、
今度の防衛大臣は個人アカウントで、知りたい情報をつぶやいてくれる。

彼のなりすましが、外国でなにやらツイートしているという情報もあるが。


河野大臣によると、自衛隊病院は122名の患者を受け入れ、
そのうち114名が退院、2名転院、6名入院中、と。
自衛隊病院の医療関係者に二次感染はひとりもいない。

プロフェッショナルの自衛隊。

もくもくと過酷なミッションを遂行中。

自衛隊が活躍する時は、日本が大変な目に合っている時だ。
まさに国難の時、彼らは率先して先頭に立つ。

彼らの身分を不安定なままにして平気でいてはいけない。


「安全」とは「危険」を考えること。

そもそも安全は存在しない。
本来存在するのは「危険」である。

安全な状態とは、危険を除去または制御し、
その対策機能が維持されている特殊な状態である。


いつだったかどこかで見つけたこの言葉、
どこかに掲示されていたものの画像だが、
この言葉はとても印象的で、私の座右の銘、と言っても過言ではない。






   
2020/03/19(木)
ウイルスは変異する。





2月10日の日記のイラストは、中国だけが病人で、日本が決死の看病、他国は見物。

今、肥え太った中国が、入院中の他国を応援しているというイラスト。
でも、中国は事実を隠蔽してるんだろ、という皮肉。
中国国旗の黄色い星が、ウイルスの形になってしまって・・・。
そこではもう日本は助けてくれないの?


この図を見ると、武漢ウィルスは変異している。
変異がわかりやすいように、色分けされている。

初期の、中国で感染拡大したものは青色系。
現在、欧州で大流行中のものはオレンジ色系。

日本ではやっているものは初期のタイプで、
中国から持ち込まれたものが多いということになる。
いずれ、イタリアタイプのものも増えるだろうが。

検査!検査!という声は日本では小さくなったような気がするが、
それでも、検査キットを売りたい、という向きもあるだろうから、
もっと検査を!という圧力は残っている。

日本の感染者数が1000人の大台を超え、
死亡者数が100人を超えるまでは、
「検査しろ!」圧力はかかり続けるような気がする。
「ほら、日本もダメだろ、やっぱり、」と引きずりおろしたい人もいるだろうし。

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000608893.pdf
上記URLの厚労省のファイルを見ると、毎日検査数やその結果がまとめられている。
見てわかるのは、検査を受けた人の3割ほどは外国籍だ。
「自宅待機14日間要請」という人権に配慮した方針の中、
いったいどれだけの人が、海外からウイルスを持ち込んできたのだろう。




なぜ検査を受けたがる?
検査して「陰性」のお墨付きをもらったとしても、それはその検査当日の状態にすぎない。
検査の帰りに感染して「陽性」になるかもしれない。
だから、症状が出ていない限り、検査は無意味だ。

マイコプラズマ肺炎とか間質性肺炎とか、
武漢肺炎以外にも肺炎はいろいろある。

子どもがかかるイメージの、マイコプラズマ肺炎は細菌感染。
原因不明なイメージの難病指定の間質性肺炎。
それぞれ症状も治療法も異なる。

怪しい症状なら、医者は必ず検査を依頼するはずだ。
自分自身も感染するかもしれず危険だから。




そもそも、検体を採取するのは医者や看護師かもしれないが、
検査するのは、臨床検査技師ではないのか?

臨床検査技師といえば、海外ドラマ『E・R』でも見たように、
コツコツと検査する縁の下の力持ちで、いつだって報われない役回り。
彼らは通常業務に加えて、武漢ウイルスの検査もして、オーバーワークのはずだ。





検査とは、「陽性」・「陰性」の二種に区別するだけでなく、
どんなタイプかを詳しく分析する大変な作業だ。

野党やマスコミが言うような、簡単なものではなさそうだ。



画像のように、日本バイオデータ社のデータでもわかるように、
日本国内でも、武漢ウイルスの遺伝子の型は少しずつ違っている。
各地域のクラスターごとに、タイプが異なる。


ウイルスは変異して生き残りを図っている。






   
2020/03/24(火)
スカボローフェアの呪文


中学時代に、『卒業』というアメリカ映画がヒットして、
その映画は見たことがなかったが、
サイモンとガーファンクルが歌ったのが、
主題歌の『サウンドオブサイレンス』で大ヒットした。

メロディがドラマチックでかっこよかった。

ネオンが目を射る、夜を切り裂き、静寂に触れる、とか、
歌詞もドラマチックでかっこよかった。

人間はひとりだ、孤独だ、
でもそれでしかたないんだ、と感じた。


この曲を歌った、サイモンとガーファンクルの声が大好きだった。

彼らが透明感あふれる高音で輪唱のように歌った、
『スカボローフェア』という曲では、
「パセリセージローズマリーアンドタイム」と何度も流れ、
ローズマリーとは女の子の名前ではなく、
いずれもハーブの名前だと知った。

うちの庭には、ローズマリーとタイムがある。
服にこすれるだけでいい匂いがして、
いつも「♪パセリセージローズマリーアンドタイム♪」と口ずさむ。

歌詞には、「彼女は私の真の恋人だった、」
と、過去形で語る部分と、
「そうすれば彼女は私の真の恋人になる、」
と未来形で語る部分がある。

針と糸を使わずにシャツを作れとか、
涸れた井戸でシャツを洗えとか、
いばらの上でシャツを乾かせとか、
無理難題を要求する歌詞で、意味わからんけどきれいな曲。



ローズマリーとタイムはとてもいい匂いがする。
ぼんやりした頭をはっきりさせてくれて、
いつまでもうっとりするいい匂い。

まどろみの中の正気。
現実の中の甘い夢。


♪パセリセージローズマリーアンドタイム♪
これはきっと呪文だ。

なむあみだ〜、とか、なんみょうほ〜れんげ〜きょ〜、とか、
きっとそんな感じの魔よけの呪文なのだ。





   
2020/03/25(水)
パニックは狭く密集したところで


武漢ウイルスのパンデミックで各地パニック状態。

スーパーで買い占めが起きたロンドン。

なぜトイレットペーパーなのか?
彼女は寮母さんなのか?

他にもいろいろな画像がある。
切ないのは、商品が消えてしまった棚の前でうなだれる老女の画像。
いつものように普通に買い物に来ただけだろうに。

イタリアのおじいちゃんが、「パスタがないんだ、戦争中でもこんなことはなかった、なんてこった、」
と、嘆いている動画もイタリアのパンデミック寸前にはあった。
あのおじいちゃん、ご無事だろうか・・・。


年を取ると機敏には動けない。
けが人、病人と同じで、高齢というだけでハンデを背負う。
買い物にもゴミ出しにも苦労する。
高齢者は災害弱者だ。

誰も助けない時代の、過密したストレス社会では誰もが弱者になりうる。

レミングというネズミは、激増と激減を繰り返し、
集団移動の後、激減することがあるらしい。
移動中に崖から海に落ちたりして、激減するのだろう。
そのシーンを切り取って、「ネズミの集団自殺」と言われていた。


過密なる余裕なきストレス社会で、
走り出した者が死ぬのか、取り残された者が死ぬのか。

日本で地域封鎖が行われた場合、
回りでパニックが起きた場合、
私はどう動くのだろう。



これはアメリカ、シカゴのある地域の様子。

家の前に、「自由にお持ち帰りください」と本箱を設置した地域がある。
かわいい巣箱のようなその箱に、今、食品や日用品が入っている。

不足して困っている人々に、「自由にお持ち帰りください」と。

有り余るところから、足りないところへ、善意は流れる。

広々とした郊外、理想主義の残るアメリカ。

自分の持ち物や生き方を見直そう、
不安に駆られてモノにしがみつくな、
むしろ手放して、身軽になってこそ浮かぶ瀬もあれ、
このフリーパントリー(無料食品庫)の画像でそう感じた。



「ロックダウン(封鎖)!」となったら、
ニュージーランドの警察のこのツイートのように、
引きこもっていればいいのだ。

史上初めて、
テレビの前でゴロゴロして、
何もしないでいるだけで、
人類を救うことができるんだ。

みんな、ヘマするんじゃないぜ。





   
2020/03/26(木)
感染爆発、人工心肺装置


ああなんてこったい、イタリアの死者が中国を抜いた。

これで、中国の数字はウソだろ、と確信できる。

ウソじゃない!桁を二つほどごまかしているだけだ!・・・てか?


東京2020オリンピックは、1年程度の延期が確定した。
と同時に、東京都知事は発表した。
「オーバーシュート(爆発的感染)の瀬戸際にある、ロックダウン(都市封鎖)もあり得る、」と。
「今週末は外出を控えて、自粛して、」と。

これは封鎖間近だな。
早めに準備してね、パニック買いしないでね、ということだろうな。

もっとも、ここは地震国日本、常に準備していなければならないはずだ。

スーパーの棚がいったん空になると、
なかなか元には戻らない。
補充されたときは、値段が上がっているか、品質が変わっているのだ。




今日現在の感染者数は、2週間前に感染した人の数だ。
感染爆発寸前の本日の感染者数は、半月後に判明するのだ。

コメディアンの志村けんが武漢ウイルスに感染し、入院中だ。
3月17日に症状が出て、
3月20日に医者に往診してもらって、入院。
3月25日に、人工心肺装置のある病院に転院。
志村けん70歳、・・・厳しい。
3月17日以前の2週間、彼はどう過ごしていたのだろうか。
濃厚接触者は特定されたらしいが、それって正確?


気が緩んで花見や格闘技大会などに繰り出す我らへの警告のようだ。


画像が人工心肺装置。

人工心肺で生きている間に、
本体の心臓と肺は休ませて、
対症療法と本人の免疫力で回復させる、と。

すごい装置だ。日本に何台あるのだろう。

5000万円くらいするのだろうか?(適当)

これを操作管理する臨床工学技士は何人いるのだろうか。

国はすでに緊急アンケートを取り把握している。



一方、こちらはおなじみの人工呼吸器。

旭化成が、需要激増のアメリカで月産1万台を目指しているらしい。

日本には何台あるのだろうか。
500万円くらいだろうか?(適当)


イギリスのチャールズ皇太子(71歳)が陽性とのこと。

フランスの文化相はどうなった?
カナダの首相は?


唯一信頼できるデータを公開している自衛隊によると、
ダイヤモンドプリンセス号の船客で、
無症状の感染者でも半数は肺にダメージがあった、
その後、そのうちの3分の一は悪化した、と。
まったく、とんでもないウイルスだ。


ガラスのかけらを吸い込んでいるかのような激痛、
間質性肺炎のようなすりガラス状の肺がCTに映るという。

だから、武漢ウイルスの検査方法は、
日本で行われているように、CT検査→遺伝子検査が合理的だ。





   
2020/03/28(土)
万太郎の変化


日中、サークル内に閉じ込められずに自由行動になって約ひと月。

万太郎の破壊行為は見られない。
初代のアルよりは、ずいぶんおとなしいワンコだ。
二代目ジェリーよりは、オシッコに関してはストイックだ。

この三週間で室内でオシッコしたのは三回だけ。
おかげで、万太郎がトイレに認定したい場所がだいたいわかってきた。
万太郎の室内トイレをそこにするか、他に決めるか、悩ましい。


我々の食事中は、「待っててね、」と台所のドアを閉める。
やいこら開けろよ、とガシガシやったり吠えて要求することもなく、
しばらくピーピーピスピスと鳴いているが、あきらめてハウスに戻っている。

日中は、母の洗濯を見守り、お話を聞き、足元で眠ったりしているらしい。
なでてもらいたがるワンコになったのがとても嬉しい。


イロハモミジは赤い芽がふくらみ、開き、青モミジになりつつある。

三月最終週は雨が振ったりやんだりしながら暖かくなり、
というより暑くなりはじめ、
庭は緑を増していく。

密生しすぎたタマリュウを抜いたり、時間があれば草むしり。



雨でやわらかくなった土は万太郎の穴掘りターゲット。
油断すると、庭木の根がむき出しになっている。

小さな鎌や鍬やテミを持って庭を見回る私を、万太郎は見守り、
隙を見てなにかやっていたり、ねそべっていたり、通りを眺めたり。

ずいぶん落ち着いたワンコになったものだ。

時々は、やっぱり筋肉バカな万太郎なのだけど。






   
2020/03/29(日)
中国 湖北省の今


3月25日、湖北省(武漢のあるところ)の移動制限が緩和され、
健康証明があれば、湖北省の人はとなりの江西省に行けることになった。

3月27日、湖北人は、長江大橋を渡ろうとする。

動画で見ると、「一万人以上いるぞ、後ろにもいる、」と言いながら渡るほどの大きさ。

湖北人が渡ろうとするところで、
湖北警察と江西警察が口論を始め、
江西省の特殊警察が加勢し、
湖北人が、「湖北加油(がんばれ!)」と叫びながら、警察と衝突。
パトカーや特殊車両をひっくり返していた。

マスクをつけた共産党書記や役所の人が、
「大勢集まると感染するから、家に帰って、」
「橋の上に大勢集まると危険だから、」
などとハンドマイクで声をからしていた。

あれ?感染を押さえ込んだのではなかったの?

移動制限がかかって丸2ヶ月が過ぎた武漢。
よくぞ耐えているものだと感心していたが、
不満は爆発寸前で、こうしてあちこちで衝突が起きている模様。

武漢肺炎をアメリカのせいにして、責任逃れをしたくても、
足元から不満は噴出し、きっと無事ではいられるまい。

どんなに隠したくても、こうして動画が流れてくる。
共産党独裁政権とか、すべて○○のせい、とか、
そうしたあとから生まれてきた不自然で脆弱な価値観は、
あとどのくらい生き延びるのだろう。

本当に大事なことはなにか。
きっと不変で普遍な何かがあるはずだ。





   
2020/03/30(月)
有名人、武漢肺炎に・・・。


3月30日昼頃の数字。

一日で数万人ずつ増える感染者数。
感染爆発状態。
在韓米軍でも300人の感染者がいるのだとか。
在日米軍でも感染者が出たという。



東京都の3月26日の発表の動画。

大曲貴夫氏は、国立国際感染症センター長。

感染者のうち、何もないか軽症の人が8割。
残り2割が、急激に悪化し、わずか一日で人工心肺が必要になる人を目の当たりにしている、と。

日本医師会が、緊急事態宣言出してくれ、と懇願するのもうなずける。



3月29日午後11時過ぎ、有名コメディアンの志村けん、武漢ウイルス肺炎で死去。
画像は、2月下旬の70歳誕生日パーティ。


この土日、「もし志村けんが亡くなったら、どういう影響があるだろう、」と考えていた。

危機感が足りない日本に、志村けんはどんな影響を及ぼすだろうか、と。

若者や馬鹿者の気を引き締めてくれるのか、
もう手遅れとばかりに自暴自棄になるのか。


志村園長の番組での、保護犬との散歩が好きだった。

彼自身の飼い犬たち、かわいそうに。

万太郎をそんな目に遭わせてはならぬ。
なんとしてもウイルスから逃げなくては。



日本の厚労省が、毎日の感染者数をまとめている。
「人数でなくて件数でまとめちゃった日があって・・・」
つまり、間違えちゃった、という日もあって、
完全に正確な数字ではなかろうが、それでも毎日まとめている。

これは累計の感染者数をグラフにしたもの。
青は日本人、赤は外国籍(在日外国人、外国人旅行者など)。

3月28日の時点では、ざっくり1000人が日本人、500人が外国籍。

日本の人口の三分の一が外国籍、ではない。
平成17年の国勢調査では、155万6千人、人口の1.22%が外国人だった。
2018年6月の時点では、在留外国人は263万人。
日本の総人口は1億2659万人なので、人口比で2%程度。

(春節や花見目当ての一時的な観光客がさらに100万人としても・・・人口比ではしれたもの。)

外国籍が占める割合は、総人口が分母なら2%、感染者数が分母なら30%。
人口比にするとかなりな割合で外国籍が感染者だ。


マスク着用、手洗い習慣などの衛生習慣の問題なのか。
世界を気軽に移動する旅人のデメリット(危険に遭遇しやすい)なのか。



やはり、旅人は災害においては弱者である。
そして、武漢ウイルス蔓延の世界は、移動制限・都市封鎖・医療崩壊、
通貨価値下落、株価下落、倒産続出、ほぼ有事の状態だ。
有事とはつまり戦争ということだ。

(ソフトバンクの孫さん、破産の危機らしいではないか。)


こんな時、こんな時に限らずいつでもそうだけど、
あきらめず慌てずくさらず、コツコツ歩くしかないんだな。


ありさん、ありさん、どこ行くの?
いろいろあっても、ぐるっと回って、おうちに帰れるといいな。





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