『怒涛の鯨のタタキ』
2021年5月の犬バカ愛日記


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『怒涛の鯨のタタキ』2021年5月の犬バカ愛日記    
2021/05/01(土)曇り
曇りがちの連休に思う


玄関先の万太郎を、ラベンダー越しに写した。
ラベンダー、オガタマノキ、セッコクラン、ヤマボウシ、エゴノキ、
庭のあちこちで花が咲き始めたが、今年は花よりも葉っぱが優勢。

2004年4月終わりから続けているこの日記。
文字の色は「黒」は避けて、なんとなく柔らかな色合いを選んでいた。
しかし、17年前の私は、今の私とはもう別人。
あの頃の視力はもう取り戻せない。
見えないったらありゃしない。
18年目に入ったことだし、
紺色に少し緑を足したような、黒ではない濃い文字色に変更してみた。


それにしても、大型連休に天候不順とは、
「人込みに出かけるな、」という天の声かもしれないが、
天候不順は世界的で、サウジの砂漠に雹が降ったりする。

この数百年、たまたま天候が安定していただけで、
地球の歴史的には、天候不順が当たり前だったらしい。






   
2021/05/02(日)
万太郎の右目がおかしい。


呼ぶと、テーブルの下から顔を出す万太郎。

昨日、目は普通にしていたのに、今朝になったら、右目をかゆがる。
午後、よく観察してみると、目がおかしい。

角膜炎?

今年4月から 通っている病院は日曜祝日は休み。
日曜祝日も開院している病院はあったのに、
それも車で10分以内のところにあったのに、
私が午前中に気づかなかったばっかりに・・・。
明日、朝一で連れて行こう。

万太郎は、ハウスにこもって眠っている。

ごめんね、万太郎。
なんとか間に合いますように。






   
2021/05/03(月)憲法記念日、晴れ
万太郎通院、結膜炎。低眼圧緑内障否定。


昨日午後、右目がしょぼしょぼして、変だった。
痛がって目を開けたがらず、強風の中では、前足で目をこすろうとする。

私が気づいたタイミングが悪く、
日曜も開院している病院があったのに、間に合わなかった。
4月30日に動物病院で、「ブドウ膜炎の症状もないし、」と言われて油断していた。
角膜炎などを疑い、眼圧を下げる目薬は私の判断で使わなかった。

それでも今朝の万太郎の右目は、昨日よりは落ち着いているようだった。
朝一で、日曜・祝日も開院している動物病院に行った。
うちから車で5分程度でとても近いのにずっと避けていた。
20年ほど前、併設のトリミングルームでアルがおなかの毛を剃られたのを根に持っていたのだ。(笑)
クリニックとは何の関係もないというのに。

丁寧かつ慎重な検査の結果、万太郎の右目は、結膜炎。
眼圧は、左右とも14。

眼圧の変化の状況や、眼底の観察の結果、緑内障ではない可能性もある、とのこと。
そのもう一つの可能性について、治療法があるということはなくて・・・云々。

緑内障か網膜萎縮かと思っていたが、網膜萎縮だったのか?
進行性網膜萎縮症だとしたら、やはり視力は戻らないし、と思いつつ、
「視力回復は考えていないけど、眼球を失うのは避けたい、
緑内障でない可能性もあるなら、眼圧の目薬はお休みできる?」と聞いた。
眼圧が下がりすぎて、眼球自体が萎縮するのも嫌だし。

眼圧を下げる目薬、トルソプトはお休みすることになった。
眼圧の目薬はだいたいがしみるから、万太郎も嫌だと思う。

一日に3〜4回点眼する結膜炎対策の目薬2種を処方された。

ここは、日曜祝日も開院していて、夜間も電話相談を受けてくれる。

アル、ジェリー、万太郎がお世話になっていた先生の一周忌が四月末、
この1年間の動物病院ジプシーは、3軒目にして終わるかな。





   
2021/05/04(火)
暑い日の万太郎


ハッハッハッハッ・・・・・。

家の中ひんやり、外は灼熱の季節が近い。

ハッハッハッハッ・・・・・。

日光はもう十分に吸収したでしょ、もうおうちに入ろう。

万太郎、熱中症になっちゃうよ。頭バカになっちゃうよ。

目薬の時間だよ、おやつもあげよう。

抗炎症と傷の修復の目薬、2本点眼。
おやつ与えて、いい子いい子とほめて、なでなでする幸せな目薬タイム。
万太郎は目薬がもう怖くない。







   
2021/05/06(木)
虫を見えているかのように追う。


昨日の雨で、エゴノキの花はずいぶん散った。
去年は満開だったか、今年はあまり咲かなかった。
それでもまだ花は残っていて、まん丸の蜂やハエがぶんぶん飛び交っている。

雨上がりなのに、今日は風もなく暑い。

万太郎は庭に踏み出して、花と土のにおいのなかに寝転ぶ。
時々、虫の羽音や私の足音に頭を持ち上げる。





   
2021/05/07(金)
肝心なことは何もわからない。


強風や強い日差しから目を守ろう、とゴーグルを買った。

サイズもちょうど良くて、似合っているけど万太郎は嫌がる。
当然だけど。

目の見えない犬用リングは一日使っただけ、
長いツバ付きキャップはかわいいけど使えない、
結局不要となった。やっぱり。


見える時のように、いつまでも外にいたがることはなくなり、
しばらく庭先にいるが、すぐに部屋に戻っている。

こんな風に庭の奥まで歩き回ることは珍しい。

外に興味を失いかけているのか、
たまたま、気分がすぐれず安心な場所に戻りたいのか。

落ち着いているのか、訳ありなのか、どっちだろう。

それでも、今朝の散歩では、大好きなビーグルの小鉄君を見つけてかけよった。
見えないのに「見つけて」、というのは変だけど確かに見つけたのだ、

数分後、とっても怖がってる甲斐犬のカイ君も通り過ぎた。
においが漂ってきたのか、万太郎は瞬時に反応し吠えたてた。

しばらく小鉄君と一緒に歩いていって、ふと立ち止まった。
朝の散歩終わって帰る途中だったんだ、と思い出したかのように。
万太郎の元気な姿が見られてとてもうれしかった。


ボールを見つけても、遊びたい様子でもなく、
なんとなく静かにしている。

静かなのには訳があるというのは経験上わかっている。
日曜日に気づいた右目のしょぼしょぼ、月曜に診察を受け、
その日から抗炎症目薬などの点眼を始め、昨日にはずいぶんすっきりしてきた。
今朝になってみると、すっきりしているものの、何か変だ。
どう変なのかはうまく表現できない。

眼球の機能が失われる場合、いずれ眼球は萎縮するのだろうか。
その過程としての結膜炎ということもある。
萎縮すれば、眼窩の空洞に病変が起きやすくなるのだろうか。
それを防ぐために、摘出や義眼など考える時がくるのだろうか。
万太郎は痛みを感じているのか、だから静かなのか。
今日は天気が下り坂だから、万太郎は静かなのか。
痛みがあるとしたら、ひどくなるのか。

獣医に質問すればいいことだが、質問するにも情報が必要だ。
検索の仕方が悪いのか、情報が見つからない。
情報が少なすぎる。

情報を見つけることができないのか、現実を突きつけられたくないのか.

いつだって最悪を考えながら、何の覚悟もできていない。





   
2021/05/11(火)
万太郎覚書、右目の傷と鼻づまり。


6日の木曜日ごろから、右目の調子が少し良くなってきた。
目薬さして、よく眠った後は、目がぱっちり開く。
散歩から帰ったら、目が乾燥しているのか、やっぱりまたショボッとしている。



結膜炎の症状が出たころから、「逆くしゃみ」をするようになった。
これは、アルもよくやっていたので、そんなものと思っていた。

8日土曜日、ビェックショィッッとオヤジみたいな大きなくしゃみをした。
「あらやだ、オッサンみたい、」と思っただけだった。
空気が変わるとくしゃみをするのは自分でもよくあることなので。

自分と比較するのではなく、
以前の万太郎自身と比べるべきだった。

10日の月曜日、朝の散歩は速足で、私は小走りでついて行った。
最近のお決まりのご近所1ブロックコース2周のあと、駅へ。
踏切わたって、ぐるっと散歩して50分間の散歩。
大きい踏切、、小さい踏切、両方を渡ったのは、見えなくなって以来ほぼひと月ぶり。

夜も散歩した。
午後8時半ごろ、玄関方向を見ていたので、
「チッチ行く? お外に行く?」と聞いたら、
そうだよ、行くよ!という表情で私を見て、耳が元気よく動いた。
リードを付けたら、速足で1ブロック散歩。
外でオシッコして帰宅。
夜に外を歩いたのは4月4日以来だった。


お昼にその日2回目の目薬の時万太郎の鼻づまりに気づいた。
右の鼻の穴がほぼふさがっていた。
固まっていて取れない。
画像をチェックしてみると、9日の日曜日の午後からこうなっていたようだった。

午後、動物病院に連れて行った。

鼻水が固まったハナクソである。
少しは取ってもらったが、万太郎の抵抗にあい全部は無理。
点鼻薬で対処することになった。

体重:19.5キロ、右目の傷はほぼ修復されている。
眼圧:右18、左14。

右眼圧が上がっているようにみえるが、鼻をいじられ興奮状態での眼圧だ。
人間もそうだが、犬も病院で計測する血圧は高くなる。
病院で計測した眼圧が20未満なら正常、とみなすらしい。
眼球は大きくなっていないし、眼球内の血管の萎縮具合から見ると、
低眼圧の緑内障というより、進行性の網膜萎縮と思われる。

ドライアイの原因になる眼圧を下げる目薬は再開しない。
目薬でドライアイになり目に細かい傷がついていた自分の経験上、それがいいと思う。



固まったハナクソをふやかそうと、蒸しタオルや綿棒を使って万太郎に嫌われる。
そして、目薬2種と点鼻薬、おやつより効果的な方法が他にあろうか。
しかし、太らせてもいけない。

おやつの楽しみくらいなくては、万太郎もやってられないだろうから、
せめてグルテンフリーのおやつを作ってみた。

ササミと米粉とヨーグルトを練り混ぜてオーブントースターで焼いたクッキーだ。
生地が軟らかくて、絞り出しクッキーになった。
クッキーと言うより硬いせんべいの食感だ。




   
2021/05/12(水)
鼻スッキリのツボ押し


鼻づまり、苦しかろうと、万太郎の鼻のツボをマッサージしてみる。
ついでに隙を狙って、ハナクソを取ってやろうと試みる。
もちろん失敗するし、嫌がられる。

昨日のササミ米粉クッキーは、腸にもよさそう。
ウンチの状態は非常によろしい。





   
2021/05/13(木)
ようやく万太郎専用テーブル。


万太郎が食器を探す、食器の位置も低すぎる。

頭を10センチほど下げた位置に食器があるといいと聞く。ちょうどよさそうな高さの踏み台があったので、
食器が滑らないようにバスタオルを敷き、
食べにくい「ゆっくりゆっくり食器」をやめて普通の器にし、
水がこぼれても大丈夫な防水シートを敷いた。



軒下においていたこの踏み台は、万太郎がうちに来たばかりのころの画像にも写っている。

万太郎、大きくなったね。





   
2021/05/14(金)
庭をゆっくり長く散歩した。


段差に気づく万太郎。



以前は走り抜けていたソヨゴ、イロハモミジとカツラの小道、
ゆっくり慎重に探るように歩く万太郎。



ガーデンチェアに鼻先ぶつけて、ビクッとする。

楽しんでいるのかな。





   
2021/05/15(土)
万太郎と一緒にゴロゴロ。


30度越えの昨日は、午後8時半に夜の寝る前散歩から帰ったら暑くて、
万太郎が、「暑い!」と文句を言ったようだったので、エアコンを入れた。

しばらくしたら落ち着いたようだった。

暑かったり雨だったり、万太郎のリズムも狂うし、私も疲れた。
今日、リビングのソファに寝転んでいたら、
万太郎がやってきて、私の頭のあたりにゴロンと寝転ぶ。

スマホのカメラを起動して、寝たまま撮影してみた。

万太郎と一緒でうれしい。


ずっと一緒にゴロゴロしていて、夕方になって頭痛も消えたので台所へ。

万太郎にササミジャーキーを作ってみる。
ササミを薄くスライスして、電子レンジで1分ずつ何度かチンする。

私が台所に立つと、万太郎もだいたいやってきてそばにいる。
何かくれ、と要求することはないが、そばにいる。

目が見えている頃の万太郎も、なんかくれと欲しがることはしなかったが、
卵を割る時は必ず立ちかかって、においを嗅ごうとした。
お母さん犬と一緒に野良で過ごしている頃、
ニワトリの卵でも食べたことがあるのだろうか、と想像して楽しくなる。




   
2021/05/20(木)
万太郎覚書


5月18日火曜日、万太郎を動物病院へ。

体重:19.8キロ。
眼圧:右13、左14。
眼圧の数値の推移を見ても、緑内障の線は消えたと思う。
右目の結膜炎:最初のはっきりした傷は修復され、充血も解消されたが、こすり傷がついている。

先週土曜日頃から、前足で目をこするしぐさをしていた、
目薬で目の回りが濡れると不快だが、そんな違和感のせいかもしれない。
左目もこすっているが、左には傷はない。

念のため、目薬1は両眼に、目薬2と3は右目に、一日4回点眼継続のこと。

右鼻のハナクソは、なかなか改善しない。取らせてくれない。




万太郎の目の底は、エメラルドグリーン。
青と緑の光だけを通す、不純物のない湖のようだ。
透き通って、何もない。

学生時代に訪れた、北海道足寄のオンネトー湖の湖のよう。

光も闇も何もない、万太郎が見ている世界。





   
2021/05/20(日)
アメフラシを食べる夢



昨夜10時半に就寝し、熟睡して目が覚めたらまだ12時前。
いつもならすぐに眠りに落ちるが、昨夜はしばらく目がさえていた。

万太郎のハナクソを取る方法や、7月に予定を入れた健診対策の食事など、
考えるつもりがなくても脳裏をよぎり眠りを邪魔する。

それでも3時前には再び爆睡に落ちた模様で、
5時過ぎに目覚めた時には、変な夢を見ていた。

・・・アメフラシを食べる夢・・・

アメフラシ、食べることができるのかな。
スライスすればいいのかな。刺身で食べていいのかな。

・・・と疑いながらも力を入れずにすんなりスライスして、アワビのようだと思いつつ盛り付けた。

ほんとに食べられるものなのかな。

「うまいよ、」と、カウンターで微笑んで食べるのは父だ。

あら、お父さん! 私も食べてみようかな。
一切れ、箸ですくいあげ、噛んでみた。
甘いような、味がないような、これがうまいのかな。

・・・という夢を見た。


アメフラシの画像を探してみたら、夢に出てきたアメフラシと似ていた。
いつかどこかでアメフラシを見たことがあったのだろう。

なぜアメフラシを食べる夢を見たのだろう。
アメフラシについて知識はないし、食べたことももちろんない。
これを機会に、日々の食卓にもう少し海産物も取り入れてみようか。

魚介類、お刺身、鮨屋のカウンターといえば、父。
不思議な夢で、久しぶりに父の笑顔を見ることができて楽しかった。






   
2021/05/21(月)
万太郎のボディランゲージ


「お散歩、行く?」と聞いて、万太郎がぐう〜〜んとストレッチすれば、
それは、行きたいよ、準備できたよ、の合図。

昨日の午後は呼びかけに反応せず、夜にはストレッチで合図してきた。

今朝は雨で、呼びかけを無視し、お昼前に聞いたらストレッチで合図。
午後もぐ〜〜んとストレッチで合図してきた。


万太郎とストレスなく意思疎通できたみたいで、うれしい。




   
2021/05/22(火)
万太郎が元気。


朝散歩、30分コースを速足で回った。

午後散歩は速足50分コース。
ひと月半ぶりに、それまで毎朝回っていたコースを行った。

夕食前には、ウォウォ〜と「ごはんうれしい!」の声をあげた。
こんな元気な「ごはん、いただきます!」の声はひと月版ぶりに聞いた。

万太郎、元気になってきた。



去年暮れに株分け植え替えしたハナショウブが咲き始めた。
白の伊勢ハナショウブと紫の江戸ハナショウブ、
今年も伊勢が先に咲き始めた。

思ったより葉っぱの成長がよくない気がする。
雨が降るからと油断して、水やり不足したのだろうか。





   
2021/05/23(日)
万太郎、目薬が嫌いになった?


私が、万太郎の鼻をチェックしようとするせいか、
万tな老が目薬を警戒するようになった。

目薬3種類を点眼するのだが、最初の1本は点眼させるが、
残り2本の時は、あごを持ち上げようとすると、ぐぐっと力を込めて嫌がる。

このままエスカレートして、私のことを警戒するようになっても困る。

鼻をチェックしないようにして、油断させよう。







   
2021/05/24(木)
玄関で眠る万太郎


万太郎は風の音が嫌いなようで、庭にいてもいつのまにか家の中に戻っている。

今日も、何度も庭に出たり、玄関で寝ていたりしたが、
ふと見ると、玄関内側のタイルの上で眠っていた。

アルトジェリーが当たり前のように過ごしていた場所。
万太郎はおなか側の毛が薄いから冷えるのか、
ここの快適さを知らないのか、ここで眠る姿は見たことがなかった。




2005年8月22日、10歳のアル。


2009年7月3日のジェリー。
うちに来て10日目、ちょうど生後6か月。


なつかしい。

ここが、万太郎にとっても快適な場所になりますように。







   
2021/05/26(土)
ハナクソ取れた、スッキリした?


午後散歩中、万太郎の隙をねらって、
ウンチの片づけをしながら、万太郎の鼻をスイっと。
ハナクソ、取れた。

帰宅後、庭でハナショウブなど見て回る母に付き合う万太郎。
その姿は、気分よさそうだ。





   
2021/05/30(日)
万太郎、大好きなヒヅメに興味なし。


新しいヒヅメを与えたら、ちょっとにおいをかぎ、
ちょっとなめて、しばらく前足の間にかかえていたが、それっきり。
あんなに大好きだったヒヅメ、見えていたからおいしかったのだろうか。

私のスリッパにちょっかい出したのは、いつが最後だったか。

数日前に、トイレ前に脱いだ母のスリッパにちょっと飛びかかったが、
急速に興味を失ったか、「ちょっとやってみただけ、」とでもいうように、
そのまま立ち去ってしまった。

見えていたから面白い遊びだったのだろうか。





   
2021/05/31(月)
万太郎覚書


昨日の昼までの万太郎は、とても調子が悪そうだった。
しかし、夜には辛そうな息遣いではなくなっていて、
鼻詰まりも快方に向かっているように感じた。

早朝、室内の「万太郎トイレ」で外し気味に用を足したようだ。
動物病院への車中では、防水座席カバーをかけた後部座席に用足し・・・。

動物病院で、体重20.05キロ。
右目の様子はずいぶんよくなった。
もう少し目薬を続け、鼻の回復を待つ。

目を前足でこすろうとするので、前足の爪を切ってもらう。
散歩が少なくなり、前氏の爪がやや伸び気味になっていた。
後ろ足の爪は伸びていないので切る必要なし。

爪切りが大嫌いな万太郎は、2本目の指の時に爪切りに気づき飛び上がった。
その瞬間、万太郎の口元を抑えていた私の左手に口があたり、
手首に軽く穴が開き、エリザベスカラーを万太郎に装着。
残りの爪を無事に切ってもらい、終了。


投薬で無理に治療を急がない。
体調が万全ではないので、ワクチンは次回に延ばす。

今日の診察は万太郎のストレスになったようで、
帰りの車の中でオシッコ。
後部座席にセットした防水座席カバーとタオルケット、
万太郎のハーネスとリードにオシッコがしみ込んだ。
なんの問題もない、こういう時のための防水座席カバーだ。

梅雨の合間のよく晴れた日で、洗濯した干したらあっという間に乾いた。



万太郎の失明からあっという間に2か月近く経つ。
庭にはハナショウブが咲き始め、ツツジも満開、
クチナシのつぼみも付き、アガパンサスのつぼみも一夜にして伸びてきた。

日々はあっという間に過去になる。
過去は消えないけど、毎日コツコツ生きればいいんだ。




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