『怒涛の鯨のタタキ』
「コーギー生活」衣食住編


うちのワンコはごく普通の幸せコーギー。

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アルの履歴書
(とってもシンプル)
1994年(戌年)11月8日、岐阜県瑞浪市の轄総ロ犬訓練所生まれ。

8匹兄弟姉妹。全員健康優良児(と、思われる。・・・その根拠は、8匹全員が無事に血統書登録されているから)。

1995年3月11日、縁あって我が家の一員となる。

賞罰なし。
アルの両親・
祖父母・曽祖父母
父:ABOTT OF KOKUSAISOW(1990年10月21日生)
母:ALBILA OF KOKUSAISOW(1993年7月23日生)

父方の祖父:KING BUSTER
父方の祖母:CATHY OF KOKUSAISOW

母方の祖父:CARMAN OF KOKUSAISOW
母方の祖母:APPLE OF KITAKAMI CENTRAL

父方の祖父のパパ:PEGGYSMILL FOOTPAD
父方の祖父のママ:RUDGECOMBE DUSKY JEWEL

父方の祖母のパパ:SPELLBOUND PRINCE ALBERT
父方の祖母のママ:ORMAREON PARTY-PIECE OF SPELLBOUND

母方の祖父のパパ:KENEVEN LORD
母方の祖父のママ:AGNES OF KOKUSAISOW

母方の祖母のパパ:ALBORET OF HARIMA FUJI FCI
母方の祖母のママ:SWEET CAROL ACTRESS

アルの兄弟犬、親犬に会ってみたいです。KOKUSAISOW(国際荘)のコーギーたちは、イギリス系なので、骨太の体格、野性的な顔立ちをしています。

アルのお祖父ちゃんや曾お祖父ちゃんたちは1985〜89年生れのワンコたち。今頃、どうしているのかしら。

アルの必要経費 毎月12,000円をアル用お財布に入れる。
フード、おやつ(砂肝ジャーキー)、サプリメント(ガーリックイースト)の購入費用、および、5月〜11月のフィラリア予防薬、3月の狂犬病注射、4月の感染病予防ワクチンの費用とする。・・・病気したら、これでは足りない。さらに月に5000円ほど(最低額かも?)を予算化しておくのがいい。

2005年9月現在の必要経費
年を取ると、医療費がかかるのは、人間もワンコも同じ。ワンコには医療保険がないので、上記にあるような月に5000円ほどの医療費ではとても足りない。
腰部の血行を良くするという「プロレナール錠」一日分2錠ずつ、その他の処方薬と診察で、毎週4700円。注射や抗生物質の処方が加わったりすると7200円になる時もある。
したがって、フード・おやつ・サプリメント・医療費を加えると、高齢ワンコの場合は、最低でも月に3万円近く必要となる。

2006年3月現在の必要経費
病名がほぼ確定し、治療方針が決まった現在、アルの体調は安定している。・・・ということはつまり、医療費も激減。2週間に一度、「診察代とプレドニン7錠で2200円」。1か月で4400円、というところか。
食費は、ヒルズの療法食〔i/d〕1ケース12缶が4000円ほど。去年の秋からすべてのサプリメントを中止した。食事は朝・昼は療法食の缶詰フード、夕食は手作り食。
アルの食生活

◎食いしんぼの頃

◎老犬になって
《ドッグフードいろいろ》

幼少の頃は、某有名ブランドのドライフード(ユーカヌバ)を食べさせていたが、体臭がきつくなり、ブリーダーに相談して、自然食のフード(肉、少なめ)に切り替えたら、体臭は消えた。

しかし、生後半年から一年頃までは、食欲にムラがあって食べたり食べなかったりで、非常に心配した。

これは若い犬にはよくあることらしいが、フードに飽きたのか、合わなかったのか、ただわがままが出ただけなのかはわからないが、当時は、かわいいアルが死んでしまいそうな気がして(親バカ)、いろいろなフードを試した時期があった。

ドッグフードの材料
体臭や湿疹などが気になり、ドッグフードについていろいろと調べたら、恐ろしいことがわかった。

鳥インフルエンザの件を覚えておいでだろうか。京都でのあの事件の時に、鳥は肉だけでなく、羽もクチバシもトサカも爪も、それぞれの加工先に運ばれていることを知った方もあると思う。

ドッグフードの成分表に示されている「鳥副産物」とは、鶏のクチバシや爪である。人間が食べる鶏肉部分を「鳥正肉」というらしい。

・・・こんなんでいいのか?自分だったら食べたいか? ウンチを踏みつけていた脚の爪を・・・。爪は洗ってから加工に回していると考えられるか・・・? いや、考えられない、私には。

大豆
ドッグフードには大豆も多く用いられているが、自分がマメを食べたらおなかが張ることを考えると、大豆の割合が多すぎるのはワンコのおなかにもよくないのではないかと考える。どこかでそのような文献を読んだ記憶があるが・・・。

うちのワンコの主食のフード
アルには、幼犬の頃から、野菜を食べるという、犬にしては妙な嗜好があった。生後半年頃の最初のおやつは、大根の葉の茎部分、菜の花、であった。

どうやら、うちのアルは、肉は好きだけど苦手らしい。・・・というのは、肉を食べたら翌日胸焼けがするらしく、やたらと野菜を欲しがるのである。(野菜=道端のイネ科のとんがった草。)もともと、犬は肉が好きな「雑食」性である。肉食のネコとは食事の趣味が違う。

そこで、試行錯誤の結果、いつの頃からか、ドライフードは、「ベジタリアン用」に決めている。ベジタリアンフードにもいろいろあるが、ここ数年は、通販の「ポチの幸せ」で、ヤラーのベジタリアンを購入している。大袋のほうが割安だが、鮮度を考え、ひと月で食べきれるように少なめ、あるいは、小袋パックを利用している。このベジタリアン用フードの特徴は、袋を開けた時のムッとする匂いがないこと(ムッとする匂いは腐敗臭)。小麦、大豆、とうもろこし、ヒマワリの種など穀類だけでできていること。
このフードの場合、「いつも快適、ウンチがどっさり状態」である。(食べた分より絶対に多い・・・。)もちろん、体臭もほとんどない。(もっとも、シャンプーを半年近くもしないと、さすがに匂ってくるけど。)

フードが切れた場合の代替食
好物の「ネコマンマ(ご飯にカツオブシ)」「キャベツと煮干とササミとご飯のおじや」など食べさせる。もちろん、珍しがって食べてくれるが、「ベジタリアン用ドライフード」を出すと、「待ってました! やっぱり、いつもの粗食の定食が一番だわ!」という勢いでたいらげてくれる。

手作りご飯の作り方
「おじや」

材料 : カボチャ、ジャガイモ、人参、キャベツ、リンゴ、青菜など。鶏ササミなど脂少な目の肉、煮干3本(多すぎると塩分過多)、ご飯。分量は適当。(それぞれ片手に乗る程度の分量でじゅうぶん)
作り方
野菜や肉は細かく切って、コトコト煮込む。水は適当。出来上がりがジャブジャブではワンコが食べにくい。柔らかくなったらご飯を入れて煮る。自然に冷ます。ワンコのサイズにもよるが、一回に食べさせる分量は、お玉にいっぱい程度。
おじやは水分たっぷりなので、いつもよりオシッコが近くなることがあるので注意。それにワンコの舌はネコの舌と違って、ザラザラしていないので、容器についたご飯粒を舐め取るのが実にヘタである。「残さずきれいに食べなさいっ」と叱らないでやっていただきたい。

実はこんなのも食べている・・・

もちろんドライフードだけですむわけがない。その他、何を食べているか、いや、食べさせているかを白状します。

朝食:カスピ海ヨーグルト。
昼食:ご飯を両親から一口ずつもらっているらしい。
夕食:ご飯一口×3人分。

台所で調理を始めると、どこからか跳んでくる。・・・きゅうり、キャベツの葉の軸の部分、白菜の白いところ、ブロッコリの軸の部分、リンゴなど、調理の最中にもらっては足元で食べている。

もちろん、ネギや玉ネギや、甲殻類など、食べさせてはいけないものは食べさせない。それだけは、いくらズボラな私でも守っている。しかし、今となっては、たいていのものは食べさせてしまっている。・・・あぁ。

リンゴ、イチゴ、トマト、バナナ、スイカなど果物はもちろん、野菜も肉も魚も大好き。あぶったスルメも好き。お菓子はもちろん、ご飯もパンも、うどんもラーメンも豆腐も納豆もチーズも・・・。おお、そうだった。酢の物だって平気で食べる・・・。青汁もしっかり舐めていた・・・。

嫌いなものは、酒やビール、お茶やコーヒー、紅茶。においを嗅ごうともしない。


(注)2004年9月現在、食事は一日3回に改めた。ダイエットには、一日2食のお相撲さんスタイルよりも、一日4〜5食の糖尿病食スタイルのほうが効果的なのは人間界では常識。つまり、ワンコ界にも通用する。

朝:ドライフード洗剤スプーン1.5杯
昼:ドライフード洗剤スプーン1杯
夜:ドライフード洗剤スプーン1.5杯

サプリメント
ノミがつきにくくなり、皮膚と毛のツヤを良くするという「ガーリックイースト」。
関節によいといわれるグルコサミンを含む「プラスアップ」。
同じ効果の老化防止のおやつにもなるタブレット「バイタペットプラスタブス」。

いずれも通販の「ポチの幸せ」で購入。

食事の回数を増やして以来、アルがますます元気になってきた。たまに、生肉など与えると、走り回る姿も力強く、疾風怒濤のごとく・・・である。

2005年11月(アル11歳)現在の食事・・・老犬の食事
・・・数年前とは激変した・・・。

後ろ足を引きずるようになった頃から、アルはめっきりおなかが弱くなった。まず、通販で購入した缶詰を受け付けなくなった。ドライフードは、ベジタリアンフードだったが、これも食べたがらなくなった。下痢をしたり、食欲不振になったり、まったくもって以前のアルとは大違いである。したがって、胃腸の悪いワンコ用の、動物病院処方の「ヒルズの療法食〔i/d〕」を食べさせている。一日に1缶与えていたが、それでは食べ過ぎのようだったので、アルの様子を見ながら量を調整し、今は、一日に1缶の半分から4分の3缶ほどを、朝と夕の2回に分けて与える。

以前は、一日に3食与えていたのだが、昼は食べるよりも昼寝を好むようになってしまったのだ。また、サプリメント類も、おなかの調子を崩すようになってからは、どうあっても嫌がるようになってしまった。好きなパンに仕込んでも嫌がって食べなくなってしまったので、全てのサプリメントの投与を中止した。
アルの美容 アルは洋服を着ない。雨の日用のレインコートは2着持っている。

アルは美容院にも行かない。
二度、犬用の美容室に行ったことがあるが、最初は、そこでたくさんのノミを拾ってきたし、おまけに、頼まなかったトリミングまでされてしまった。2度目は別の美容室に行ったが、ヘアカットはしないでと念押ししたのに、なぜかお腹をしっかり毛刈りされてハゲにされたあげく、(おびえて吠えまくっただろうから)したたかひっぱたかれたらしく、美容室から帰宅後は食事もせず、ハウスに引きこもっておびえていた・・・。

しっかり抗議したが、「メス犬は、分娩のためにおなかを毛刈りするのが普通です」などとしゃあしゃあと言い訳する。申し込み時に、申込用紙に「不妊手術済み」に○をつけ、「年齢9歳」と明記しているから、うちのワンコが「分娩」するわけがないでしょっ! ・・・と指摘したら、さすがに自分のところのミスだと気づいたらしく、やや低姿勢になった。動物病院付属のワンワン美容室だからといって安心してはいけませんぞ。言っちゃぁ悪いが、この程度のお店は・・・少ないとは言えないのだから。

シャンプーは年に3度ほど、自宅の風呂場でするだけ。
それでも、うちのアルは、じゅうぶんに美しいっっ。

グルーミングは散歩のあと、朝晩行う。基本的には、「オレンジエックス」というオレンジの皮から作った洗剤を薄めた液に浸してしぼったタオルで拭いて(顔も耳の穴もお尻もぐいぐいと拭く)、ブラシをかけるだけ。時々、足の裏の毛をカットする。爪は常に磨り減った状態なのでカットする必要なし。
アルの住環境 狭いながらも一戸建て。室内飼い。最初から、外で飼うことは考えていなかった。家の中で留守番してこその番犬である。外で飼っていて、毒入りのチーズでも与えられたら・・・死んでしまうではないか。外につなぎっぱなしは虐待だ。

幼犬の頃は、ブリーダーに勧められた「日中は外で、夜は室内で」の原則を守った。戸外の1畳くらいのスペースを柵で囲い、中に昼寝用にダンボールの箱を置く。トイレスペースには新聞紙をしく。日中はその中で過ごさせる。もちろん、常に人の気配を感じることのできる場所に設置し、放置しない。夜は、室内にクレート(檻)を置き、中にハウス(段ボール箱)を置く。家族が全員外出する時は、室内に入れる。こうすることで、強く元気な犬になるということだった。

ひとりで4時間以上の留守番をさせないように家族の協力を得るようにした。両親が旅行などで家を空ける時は、私は車で20分の会社から昼休みに帰宅し、アルの顔を見て、また会社へ戻る、ということをした。連続10時間近くの留守番よりも、4時間の留守番を二度のほうが、犬へのプレッシャーやストレスが少ないのではと思ったからである。

トイレの躾が完璧になるまでの生後半年までは、室内ではクレートやサークル内で過ごさせ、飼い主と遊ぶ30分間ほどだけリビング内で遊ばせた。決して犬の自由にはさせないこと。ほんの数ヶ月の躾をするだけで、あとの長い月日、犬にも人間にも快適な共同生活ができるのである。

「ハウス(house)」の習慣は、この頃までに身に付いたと思われる。今では、ケージは片付けてしまっているが、「ハウス」と指示すれば、自分用のベッドに行くし、しっかり眠りたい時は、ひとりで「ハウス」して熟睡している。
アルの教育
トイレ、ガウガウ、他
最初に徹底したのは、もちろん「トイレ」。ブリーダーのところでトイレトレーニングは完成していたのだが、うちに暮らすことになって環境が変わって落ち着かなかったのだろう。最初の頃は時々失敗していた。犬がオシッコをしたくなるのは、起きた時、ご飯を食べた後、様子を観察していれば気配を察することができるので、ペットシーツの上にのせてやればいい。そして、ペットシーツの上でオシッコをしたらほめてやること。

最初の1週間から10日ほど徹底的に躾すれば、トイレの躾けはむずかしくない。だから、犬を迎え入れる時期を考慮することが大切だ。仕事で忙しい真っ最中に犬を迎えては、犬にも人間にも不幸である。人間にも出産休暇があるではないか。犬も家族だ。最初が肝心。時間と愛情をたっぷりそそぐのがいい。

しかし、コーギーは賢いので、人間は振り回される。決まった時間以外は室内のクレート(檻)に入れていたので、オシッコしたらアルは、「ワンッ」と呼ぶ。飼い主は、行って、オシッコをペットシーツにしているのを見て、「よしよし、お利口ね! いい子ね!」とほめて、シーツを換える。しばらくするとまた、「ワンッ」。行って見ると、ペットシーツにオシッコがちょっぴり。「よしよし、お利口ね、いい子ね!」。また、「ワンッ」。ペットシーツにオシッコがちょっぴり・・・。・・・飼い主にほめてもらいたくて、遊んでもらいたくて、オシッコを絞り出しているのだろう・・・。このようにコーギーは賢い。飼い主を躾けようとするのだ。負けてはいけない。

コーギーの飼い主が、トイレトレーニングの際、忘れてはいけないことがある。それは、コーギーの体型。胴長なので、ワンコはペットシーツにオシッコしているつもりだけれど、オシッコは見事にペットシーツをはずしていることが多い。それもすべてコーギーの胴長体型ゆえの悲劇。叱らないでやっていただきたい。ペットシーツを盛大に消費していただきたい。

しかし、こうしたトイレトレーニングが完成しても、外でオシッコすることを覚えると、なかなか室内でオシッコしたがらなくなる。室内はワンコにとっては汚したくない「巣」なのである。



「お座り」、「お手」、「お代わり」、「伏せ」、「待て」・・・これらは、徹底しておくと、いろいろと便利だ。
しつけ方は簡単である。ご褒美のドライフードを準備して、イヌの習性を利用すればいい。言葉だけでなく、手のサインも同時に用いて指示すると覚えが早い。教え方はいろいろな本に載っている。いろいろ試してみるといい。注意点はただひとつ、一回の勉強時間は10分間以内。それから、うまくできたら思い切り褒めちぎること。

どんなにプッツン状態で遊び狂っている時でも、「お座り」を指示するとおとなしく従う。(もちろん、ご褒美の「ドライフードひと粒」は必要だけど。)おとなしくさせたい時に便利だ。

また、「お手」、「お代わり」は、散歩の時のハーネス型リードを装着する時に使える技である。さらに、散歩の後で足の裏を拭く時にも応用できる。
「あらまーーっ、アルちゃんったらお利口ねぇぇっ」と、近所の人にほめてもらって、アルも嬉しい。

また、この胴輪をつけさせ慣れておくということは、ワンコが介護を必要とするようになった時、役立つことらしい。胴輪は、首輪とリードの組み合わせよりも、足腰が弱った時に便利な道具である。

しかし、飼い主がアホなせいで、いまだ覚えてくれないこともある。
それは、「室内でのトイレ」である。悪天候の日、飼い主の体調不良の時は、外でトイレをさせたくないのである、・・・飼い主の都合ではあるが。
しかし、アルは、室内のペットシートの上では用を足してくれない。室内は、アルの「巣」だから、巣を汚したくないのかもしれない、と思って、車庫の隅に新聞紙やペットシートを敷いて、「ここでオシッコしなさいね、トイレ、だよ、わかった?」と何度繰り返しても、わかったかわからぬのか、その新聞紙の上で「伏せ」をする始末・・・。
ある時は、いつもオシッコする場所の草を刈ってきて、車庫に敷いた新聞紙の上に置いてみた。「アル、いつものトイレの草だよ、ここでオシッコしてね」、と。・・・アルはムッとしていた。「嫌な感じだよぉ、まったくもー」とでも思っているような表情だった。

そういうわけでもちろん、雨の日も風の日も、そして風邪の日も・・・外に出かけるのである。

もうひとつ、うまくいかなかったことがある。「やめなさい」で、吠えるのをやめさせること、である。「ワンワン、しなさい」の合図で、吠えることは覚えてくれたのだが・・・。「お宅のワンちゃんはちっとも吠えないわねぇ」と言われていたのは昔のこと。1歳2ヶ月になったとたん、犬としての使命に目覚めたのか、来客にガウガウ吠えるようになった。門に近づく人にはすごい勢いで吠える。すごい勢いで部屋から飛び出し、門を倒す勢いで立ちかかり、吠えかかる。(その流れで、ケガしたこともある・・・
来客が、門から敷地内に入ってきたとたんに、ピタリと吠えるのをやめるのだが。
「郵便屋さん」、「新聞配達の人」、「宅急便の人」にはすごい勢いでガウガウ。ついでに、スクーターやステーションワゴンのエンジンの音にもガウガウ。(同じ車種に反応。)
バウリンガルでチェックしてみたら、郵便屋さんが向かってくる時のガウガウは「怖いよぉ、来ないでよぉ」であり、郵便物を入れて帰っていく時のガウガウは「ワタシ、強いのよっ」なのである。・・・自分が追い返したと思っているのである。

こうしたガウガウの癖を矯正する方法も試した。空き缶に小石やコインなど入れてふたをしたものを用意しておき、来客にガウガウし始めたら、犬に見えないところからそのガラガラ缶を投げつける、という方法だ。犬にしてみたら、「吠えたとたんに、天から恐ろしい物音が降ってきた」と感じるのだろうか。
残念ながら、我が家の場合、「なんだコノヤロ、覚えてろよ」という顔をしていただけだった。

お友達ワンコの「ケビン君」の飼い主さんから聞いた技は、「酢を薄めたスプレーを用意しておいて、ガウガウし始めたら、シュッとする」というもの。・・・効果なかったらしい。・・・コーギーは賢いのだ。図太い神経を持っている上に、とってもとっても賢いのだ。

アルの本棚
参考にしている本
初めての犬であるアルを迎え入れる前から、犬関係の本や雑誌を何十冊も読んだ。アルを迎え入れてからは、インターネットの普及もあり、本を買うことは少なくなり、愛犬雑誌も読まなくなった。実践第一、試行錯誤の日々である。今は、信頼する数冊を残している。

『フォーグル先生の犬と楽しく暮らす本』
ペットライフ社
ブルース・フォーグル著
武部正美・監訳

『イラストでみる犬の病気』
講談社

『幸せわんこの長生きBOOK』
辰巳出版

『生涯の友を得る愛犬選び』
日経サイエンス社

『犬が訴える幸せな生活』
光文社
林良博著

『Kitchen Dog! Perfect 50 Recipes』
PARCO出版

『愛犬をかしこく、丈夫に育てる健康ごはん入門』
主婦と生活社
Deco著

『愛犬を病気肥満から守る健康ごはん』
株式会社ペガサス
本村伸子著

『「胃腸が弱い」ではすまされない〜LGSの危険信号〜』
『ホルモンの異常に気付いていますか〜ペットの健康、常識の裏の顔〜』

有限会社コロ
本村伸子著

ジェリーについて
2009年1月3日生まれ。女の子。
登録名:FOR YOUR EYES ONLY OF SMILE ANJO JP
(機密事項に付き、見るだけ、メモも録音もダメよ)

2013年3月19日没。4歳2ヶ月。

ジェリーは、浜松のクランバーアップケネルで修行していた。
「DD(ダンディの娘)」と呼ばれていたジェリーは
まりのように弾み、元気いっぱいの子だったとか。

生後2〜3ヶ月の赤ちゃん犬を育てる自信がなかった私は、
生後半年くらいのしっかり育った子犬を探していた。
ちょうどその頃、ジェリーは、修行先から実家のスマイルアンジョーに戻ってきていて、
母親犬や先輩犬たちと一緒に暮らし始めていた。



ジェリー : 明朗で活発。頭脳明晰で運動能力は高く、とても美人。

好きなもの : ボール。ボール遊びが大好き。最後のボール遊びは2013年2月7日の夜だった。

ジェリー特有の癖 : 消防車のサイレンにあわせて遠吠えができる。(女の子なのに!)

ジェリー最大の特徴 : 空を見ることが好き。飛行機の音、サイレンの音、鐘の音、鳥の羽音などを確かめようと空を見上げていた。


ジェリーの両親・
祖父母・曽祖父母
父:CANTEBRIAR HE'S A DANDY(2004年7月26日生)
ダンディはアメリカからやってきたドッグショー界では有名な名犬。容姿端麗、頭脳明晰、文武両道・・・な感じ。

母:BUGGY OF SMILE ANJO JP(2008年1月12日生)
名犬一家に育ったおっとりお嬢さん。

父方の祖父:CANTERBURY'S JEAN LUC
父方の祖母:CANTEBRIAR SHE'S A BREEZE

母方の祖父:AMSBURG'S FOOLISH PLEASURE
母方の祖母:M.C LIZU OF SMILE ANJO JP

父方の祖父のパパ:LARCHMONTS JAFAR
父方の祖父のママ:CEZANNES KATELYN ROSE

父方の祖母のパパ:BRNAYR PRIVATE RESERVE
父方の祖母のママ:CEZANNES KATELYN ROSE

母方の祖父のパパ:AMSBURG'S OWN INVADER
母方の祖父のママ:SKIAK'S B'ELANNA STV AMSBURG

母方の祖母のパパ:M CALL OF YUMI ANJO JP
母方の祖母のママ:NEBRIOWA ASK ME NICELY