『怒涛の鯨のタタキ』
2021年7月の時々時事ネタ日記


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『怒涛の鯨のタタキ』2021年7月の時事ネタ日記    
2021/07/01(木)
中国と反日


昔、タイムボカンというアニメがあった。
悪役が最後に、どっかーんと爆発する。

現在ネットで見かける「チャイナボカン」の語源?だ。



スイカや工場、倉庫などいろいろ爆発する中国だが、
6月23日午前3時半、四川省成都市で電気自動車2〜300台が炎上した。
電動バッテリーの破裂音が鳴り続け、わずか30分ですべて燃えてしまった。

バッテリーや充電器の老朽化品質低下で火災発生率は高くなる。
屋外駐車場ならまだしも、高層マンション地下駐車場に駐車と充電設備があれば、
一度火災が発生すると、建物も非常に危険となる。




我が国の環境大臣は太陽光発電とか脱CO2とか大好きだが、こういう危険性は知っているのか。

「水と油、混ぜればドレッシング」と言ってるくらいだから、ダメだ。
もっとも、水油ドレッシングを最初に言ったのは横須賀の労働組合幹部だと小泉氏は言う。
それを感慨深げに引用し、語ったのが小泉環境大臣だ。

ドレッシングは、酢と油を混ぜるのだ。
こんなバカを選挙で選ぶな、横須賀市民よ。

・・・チャイナネタに戻る。


中国共産党建党100年を中国がにぎにぎしく祝っている。
たった100年。4000年とか5000年ではない。


「中国に文句言うやつは、頭かち割り血を流すだろう」と下品発言のシュウキンペイ氏個人崇拝に舵を切った中国。

その式典に、河野洋平氏が祝電を送った、「中国共産党万歳」と。
「河野談話」で韓国に塩を送ったあの河野洋平氏である。


小沢一郎議員も。
母親の墓が済州島にあるといううわさの小沢氏だ。


そして自民党も。二階幹事長名で。やっぱり。

ウイグル弾圧への抗議声明も出せなかった日本政府だ。
与党内の過半数が、中国共産党の手下なのだ。

地方議員らが、ウイグル弾圧へ抗議すべく必死の動きをしているが、
メディアは報じないし、政権与党内でも反日派が多いようだ。




政権与党だけではく、大事なところに反日的な人たちがいるようだ。

3週間後に始まる東京オリンピックの「授賞式メダルプレゼンター」の衣装は結局これか?

画像左上が、メダルプレゼンター。
右上は、韓国(ドラマ内)の刑務所、受刑者の服。
下は、アメリカの受刑者の服、ですって。

こんな受刑者チックなユニフォームでおもてなしするつもりか。

スポーツマンやお客様を心底バカにする、無礼な国として人々の記憶に残ろうとしている。




   
2021/07/02(金)
ワクチンのこと


6月19日現在の、EU(ヨーロッパ連合)でのワクチン副作用データ。

たとえばインフルワクチンと比べて、多いとか少ないとか言いたいが、比較データはない。
たくさん接種すれば、それなりに死者は出るんだな、としか言えない。




ネイチャー誌に、メッセンジャーRNAワクチンの免疫の持続性について論文が載った。

最初は2回、あとは一年に一回接種と言われていたが、
追加接種しなくても、新コロに対する終生免疫がつくかも、ということだ。

いろいろな情報が出てくるようになった。
塩野義製薬も来年初めにはワクチン増産できるらしい。
あと1〜3年、情報収集しつつ様子を見たい。

その頃には私も、「高齢者」枠の年齢になるので、体のことを考えるようになっているだろう。

100年前のスペイン風邪は、2年目が猛威を振るい、3年で収束した。(終息、ではない)
そのウイルスは今も生き残っていて、人類と共存している。
変異していくうちに、次第におとなしいものになっていく。

もちろん、人間は年を取ればいろいろな病気になりやすい。

ワクチンを接種したからとて「完全体」になるわけではない。
毎朝、目覚めるのが奇跡、生きているのが不思議、
明日もまた生きていたいと思いつつ、
最期の日に一歩ずつ近づいているのだ。





   
2021/07/04(日)
防災を考える


大雨の後、神奈川県熱海市で土砂崩れ発生。
何軒もの家が流され、死者行方不明者発生。

ハザードマップによると、過去、何度も土砂崩れ災害があった場所だった。


地すべり発生地点のすぐそばに太陽光パネル敷設されていたので、
当初は、メガソーラー設置由来の人災が疑われた。

画像は、2019年房総半島を襲った台風15号でのメガソーラー発電所の様子。
市原市の国内最大規模の「山倉水上メガソーラー発電所」が被災。

吹き飛ばされ、吹き寄せられ、落下し、炎上する発電設備。

こういう画像を見ると、「こんなモノ作りやがって、」と思うのだが、
作って、発電して売電している側は、「誰が補償してくれるんだ!」と被害者意識が生じるのだ。



愛知県周辺にもメガソーラー設備は多数ある。
民家の屋根、駐車場の屋根、遊休地利用のソーラーパネルは別。

これらも新ハザード要因として、ハザードマップを見ることにしよう。


我が家にあるハザードマップは、平成17年3月発行のもの。
その表紙の写真は、平成12年9月の東海豪雨のもの。

一日当たり250ミリ、あるいは400ミリの降雨で、
庄内川、新川、日光川の3川がどうなるかを予想した地図だ。。
線状降水帯、ゲリラ豪雨の洪水被害頻発の昨今では、ゆるいハザードマップだと思う。
しかし、現在でも、当時の被災地区に新築物件は多い。



ハザードマップの被災予想地区と、実際の予想地区はほぼ一致する。

「うちは大丈夫」と思いたくて、ハザードマップを見てしまうが、
それ以上のことはきっと突然やってくるのだ。



東京荒川区のハザードマップは直球だ。
「ここにいてはダメです」と視覚的に危険を訴える。



今年3月、富士山のハザードマップが改訂された。
1707年の宝永の噴火が最大と思われていたが、
864年の貞観噴火で流れ出した溶岩の量が最大だったとわかったからだ。
この時の溶岩流が青木ヶ原樹海を作った。

この噴火の5年後、三陸沖に貞観地震津波が発生。平安時代前期、清和天皇の頃。
この貞観地震津波は激烈なものだったとされる。
その2年後、鳥海山が噴火、その後相模・武蔵地震と続き、915年には十和田火山大噴火。
946年には、朝鮮半島で白頭山が大噴火した。





マグニチュード7、8クラスの大地震、巨大地震は数十年に一度発生し、たまったエネルギーをはじき出していく。



しかし、全部のエネルギーをその都度発散するのではなく、
ひずみは少しずつ残っていき、数百年に一度超巨大地震でひずみを解消する。


直近の超巨大地震は、1707年宝永地震、2011年東日本大震災。

熊本・日向灘、南海プレート、十勝沖のエネルギーのたまり方は注目されている。



数百年に一度の「スーパーサイクル」が近づいているとの研究がある。

富士山には今溶岩がパンパンにたまっている、と京都大学の火山の教授は言う。
富士山は、山頂からは噴火しない。
新ハザードマップでは、山腹裾野に250もの噴火口がある。
どこから噴火するかによって、被災地域は神奈川東京にまで広がる。
火山岩、火山弾、火山灰、溶岩、そして泥流が襲う。
宝永の大噴火の後、泥流は50年から70年続き、小田原藩は領地を返上した。

平安時代の貞観地震の時は、朝廷は無策で、東北地方に社会変革を引き起こすことになった。


大雨洪水と東海・東南海地震津波の予想地帯に住む身として、
できることは何だろうと、大雨の合間に考えている。






   
2021/07/05(月)
ワクチンによる「死亡者はゼロ」発言。


河野ワクチン担当大臣がユーチューバーと対談した。

ユーチューバーは、ワクチンの副反応が怖いです、と質問している。

副反応の激しいやつ、アナフィラキシーショックはどうなのか、と。

大臣は、「ちゃんと回復されているみたいですよ、」と答えた。

・・・回復されているみたいです、と。・・・みたい、と。あ、そう。



大臣はアメリカの例を出す。
アメリカではワクチンを2億回分打っていて、副反応で亡くなった人はゼロ、と。



もちろん、ワクチンを打った後で亡くなった人はいる。
交通事故とか、病気のある高齢者とか。


・・・コロナ検査陽性の人でも、そういう要因で亡くなった方は多いだろうが、
それらは(交通事故死は別として)すべてコロナ死にカウントされているのだけれど・・・。




ネットのデマについてユーチューバーが質問する。

河野ワクチン担当大臣はアメリカの例を出す。
「ワクチンは危険だというデマの65%は、12の人や団体が始めたらしい、」と。
今は、そのデマひとつひとつに反証しているところだ、と。

・・・らしい、ですか。
・・・65%は「ほとんど」ですか、そうですか。

大臣が言うには、「デマを流す人には4つのパターンがある、」と。

ひとつ、自分の書いた本を売りたい人。
(「許せねー」とユーチューバーが合いの手を打つ。www)

ひとつ、イデオロギーでデマを流す人。
(・・・と政治家が言う?)

ひとつ、言いだしちゃったので後に引けなくなった人。
(・・・と政治家が言う?)

もうひとつは何だっけ、科学的でない人がなんたらかんたらと言っていた。


この若いユーチューバーの突撃申し入れに応じたインタビューなのか、
根回しがあっての偶然の出会いインタビューなのか。

偶然を信じるほど私は若くないのだけど。


これは、昨日メル友さんに教えてもらった7月4日の時事通信の「ワクチンにすべてを賭ける、菅首相」記事.
記事内のリンク先の、6月の時事通信記事にあるグラフだ。

経済産業研究所は、ワクチンを接種しないつもりと答えた人に年齢と預貯金額を聞いた。
街頭調査?電話調査?ネットで調査?

なぜワクチン接種者が少ないのか、政府は悩んだのだろうか。
調査の結果、若者と貧乏人が嫌がってる、と判断したのだろうか。
そして、そうだ、若者に人気のユーチューバーを・・・、と思ったのか。
人気ユーチューバーは貧乏人の正反対だけど。
再生回数アップのためなら、炎上歓迎な人もいるのでは? 

こういう想像は下種の勘繰り? ほっほっほ、悪うござんしたね。




河野大臣が何かと引き合いに出す「アメリカ」で、もっとイベルメクチンを使おう、と医師団体が提言した。

安くて病院がもうからないから使わないのかも、と、
特別に高い薬価を請求できるようにしようか、という案もあるらしい。


日本では、医薬品の興和と北里大学が共同で、イベルメクチン臨床実験開始するらしい。

医療現場では、医師の判断で、イベルメクチンも使われているし、
予防薬として、イベルメクチンを個人輸入して服用している人もいる。

イベルメクチンを予防薬、治療薬として認可する流れは消えてもらいたくない。






   
2021/07/08(水)
森林伐採


7月3日の熱海の土砂崩れの件。

上は土砂崩れ前、下は土砂崩れ跡。
画像左側赤丸は、ソーラーパネル。右側赤丸は「盛り土」造成地。

ソーラーパネルは山の尾根部分にあり、つまり水は両側に流れ落ちる。
森林伐採されていれば、山は保水力を失い、地すべり発生危険は増す。



画像は、この地域が「土砂流出防備保安林」だったことを示す。
静岡県森林情報共有システムにあった画像をネット民が発見。

土地開発、森林伐採、造成などとんでもない。
木を一本も切ってはいけない地区だったことがわかる。



2020年1月の毎日新聞の有料記事の一部。

2016年の岩泉の豪雨災害のあとの画像。
無届での森林伐採後、放置され再生していない民有林が土砂災害の原因か、との記事。




ブラジル、アマゾンの密林も森林伐採が進み、その94%は違法。

インドネシアの密林もまた伐採されている。

世界の森林は急速に減少している。



アマゾンやボルネオのジャングルを伐採し、そのあとはパーム油を取るための、
アブラヤシのプランテーションになる。

ポテチやカップ麺や、洗剤や化粧品になるためのパーム油だ。

日本人も深く恩恵を受けている。


伐採した木はどうする?
ボンボン燃やす?
実際、ボルネオは燃え続けている。

使えるものは売るはずだ。
そして、違法リスクが高い木材製品は、日本市場へ流入している。
出所のはっきりした木材を使おうという動きはあるが、
その意識は、 先進国中最低とされている、恥ずかしながら。

中国はどうか?
中国は「先進国」に分類されていないので、推して知るべし。

違法木材は中国へ流れ、加工され、日本へ流入しているはずだ。
建築資材がここ数年値上がりし不足しているのは、こういうことも関係あるはず。



オリンピック開催にあたり、大きな金が動く。
誘致のためのオリンピック貴族への裏金はもちろん、
施設建設、労働者(移民)確保のためにもお金は流れる。

インドネシアの違法伐採合板を、東京五輪の施設建設に使用。
輸入は住友林業、三井住友銀行が一部融資。
・・・という研究記事がある。


2016年10月掲載の記事。
「中国経由の違法伐採木を一掃せよ、」と。
木材を多用する「新国立競技場」は日本林業の救世主になるか、と。

関係者たちは頑張ったのだろうと思う。
しかし、思い通りにはならなかったのではないだろうか。

報道記事を数年後に読むと、答え合わせができて、むなしくさえある。


新国立競技場、「杜のスタジアム」は去年12月にオープンした。
開閉式ドームではないので、雨が降ったら利用者は大変だ。
新コロのため、オリンピック開会式は無観客になるかもしれない。

いろいろな問題が今暴かれてきている。
長年、目をつぶってきた問題が、
権力や利権に深く食い込んだ闇の力が、
良心を忘れ、利益に走った品性の貧しさが、
全世界が注目するスポーツの祭典を前に、見えてきてしまった。

天にツバしたのは、私たちだ。




   
2021/07/09(金)
ワクチンのお話


バイデン氏の言葉通りなのか、大内清ワシントン特派員の文章なのか不明だが、
ワクチン拒む人対象に戸別訪問したいのだそうだ。

これは観測気球を上げてるんだろうか。



日本の厚労省発表によると、新コロワクチン接種が理由の死亡は556人、という意味のデータだと思うが。

女性の方が副反応が多く、重篤な人も多いのは、女性の自己免疫が強いからだという。
やはり、産む性として守られているのも関係あるんじゃないか?




ツイッターやフェイスブックなどに、副反応についての発信がたくさんある。

ワクチン接種判断の材料にしてほしいとまとめてくれた人もいる。
その人の友人(元彼女)が、助けて!のメールのあと亡くなったという。
切実な叫びだ。








この皮膚症状の画像には、ぞっとする。絶対ワクチン無理、と思う。
私は、6月から9月の間は、蕁麻疹が出やすい。
母は皮膚科の処方薬、内科の処方薬でこんな症状に何年も苦しんだ。


この原田さんの父上のように、皮膚症状で苦しんだ人の画像は多い。


この人の既往症、ワクチン後の症状は、
私と母をワクチン拒否させるのに十分な情報だ。



30代医療関係者の副反応報告。
有害な症状の現実を見てほしい、と。





「みんな打ってる、」イメージの報道は続くが、
7月4日時点で少なくとも1回打った人が25%、2回打った人は14%に過ぎない。

打てば安心と思う人はいるだろうが、
決して、安全、ではないのだ。



これは4月27日のマイアミの私立高の記事。

新コロワクチン接種を受けた教職員は雇用しない、と。
実験段階の新コロ注射を受けていない教職員には、年度末まで待て、と。


ワクチン接種した人は「来ないで」という意味の医療施設の看板。


これは店舗入り口の看板。


ヒステリーだろ、と反論する人もいるだろうが、
接種した母親の母乳を飲んだ赤ちゃん死亡例はあるし、
家族が接種して、未接種の女性の不正出血報告もある。

ワクチン接種初めのころ、子宮から出血の報道に「そんなの関係ねぇwww」の反応が多かったが。




13歳の健康な少年が、ワクチン接種後3日以内に死亡。


1年後には、いろいろわかってきているはずだ。
それまで情報を集めて待てばいい。
手洗いうがいして、免疫力を落とさないようにして、我慢だ。
あわてるな、焦るな、パニックになるな。
ワクチン接種は「自己判断」、
副反応の症状が出てもたらいまわしのあげく、
自己責任だと突き放されるかもしれないことを忘れるな。






   
2021/07/13(火)
オリンピック無観客と招かれざる客

オリンピックほぼ無観客に決定した模様。
新コロ感染爆発を恐れてのこと、と想像するのが普通だが、
ほかにも理由があるんじゃないかと想像をめぐらす。

憲法改正して、普通に強力に動くことができる国ならば、無観客開催は選択しないだろう。



米軍が来月中にはアフガン撤退を完了させる予定。
タリバンが復活し、テロ拡散すると中国やロシアが警戒している、と。

米軍が中国やロシアを守っていたわけではなかろうが、
アフガンで商売していた外国人は守られていただろう。

だったら、心配するだけじゃなくて、実際にアフガンで中国やロシアが警察官やればいいじゃん?
とお花畑の人ならきっと声を上げてくれる・・・かな。

でも、そんな暇はないので、今、アフガンから中国人が脱出し始めている。

中国によるイスラム教圏のウイグル族弾圧を批判する声が急に強くなってきた。
タリバンは、そんな中国人に暖かい対応をするだろうか。
そんな中国を強く批判できない日本にどう対応するだろうか。
批判できないどころか、擁護しているように見える日本に。


自然災害だけでなく、テロも怖い暑い8月。


7月10日、中国海警局の2隻が尖閣諸島沖の領海侵犯、日本漁船に接近。
海上保安庁巡視船が漁船の安全を確保し、中国海警局に領海外へ出るよう警告した。


接近、安全確保、警告、はこのような緊迫状態だ。

画像は今年4月2日の 日本漁船、中国海警、海上保安庁の画像。

日本漁船「鶴丸」の船主でもある石垣市議員の仲間均氏は、尖閣に14回上陸したこともある。
彼は尖閣の現実を知ってもらいたいと舟を出し、漁をし、日本領土であると意思表示をしている。

漁船と漁師以外が尖閣に近づくことを日本は禁じているので、
仲間氏が映像を撮影し、マスコミに無償で提供している。





これは今年1月14日「ニュースエブリィ」放送の一部。

日本漁船を追尾する中国海警は2隻、それを海上保安庁の巡視船が、挟み込んでいる。
洋上の神経戦。




こちらの画像は、金城和司さん提供。

手前の漁船から金城さんが撮影し、正面が中国海警、左が間に割って入る海上保安庁巡視船。



「これまで入ってこなかった海域にも常にいる状態、」というのは、
魚釣島付近の海域だけでなく、大正島付近の領海内のことだ。

石垣島では、尖閣諸島が占拠されれば、次は石垣に来る、と危機感を持っている。

だから、尖閣諸島付近に漁に出る。
日本漁船がいなければ、「日本のものじゃないから中国のもの」と占拠される。

尖閣諸島付近には、中国海警の公船が常時いる。
島のすぐそばにいる。

フィリピン南沙諸島の、中国が埋め立て武力占拠しているフィリピン海域には、200隻からなる中国公船が出てきた。
島根県竹島には韓国軍が建造物を建て兵を常駐させ、昭和27年以降、日本人は近づけない。
近づけば銃撃されてきた。

こうなるのは時間の問題、気づいてくれ、と前線で対峙する日本人たち。
ほとんどのメディアは無視している。


海上保安庁の、尖閣諸島周辺領海に侵入する中国船の数のデータ。
平成24年9月から突如として激増している。

日本の外務省のホームページによると以下の通り。
中国公船が初めて尖閣諸島周辺に侵入したのは、2008年12月8日、麻生政権の時。
翌2009年9月に、悪夢の民主党政権が始まる。鳩山ポッポ内閣だ。

2010年9月7日には、尖閣諸島周辺領海内で、中国漁船衝突事件。
福島瑞穂が「コツンと当たった感じ」とふざけたやつだ。

以降、中国公船は1隻から2隻、4隻と侵入するようになる。

平成24年(2012年)9月11日、尖閣諸島のうち3島(魚釣島・北小島・南小島)の所有権を民間から国に移した。

それを口実として、中国公船がほぼ毎日接続水域に入域するようになった。
(ちなみに民主党政権は、2012年12月26日で終了。)

2018年には、中国海警局は、人民武装警察部隊に編入されている。

侵入は、中国漁船単独のものではなく、中国共産党の意志だ。

現在は、150日間連続で侵入している。
そのたびに、我が国は、「遺憾の意」を外交ルートを通じて示している。


災いは海からやってくる。

自然災害の夏から秋に災いが重ならないように、
日本は必死の攻防を繰り広げているのかもしれない。(希望的観測・・・)





   
2021/07/18(日)
悪夢


東京、渋谷は代々木の上空に巨大な人顔風船が浮かんだ。
ドヨ〜ン・・・。



都などが主催し、現代アートチームが企画したプロジェクト。

アート、これが?
都の主催、税金入ってんの?こんなのに?

チームのメンバーが中学生の頃に見た夢をヒントにしているという・・・。

それは悪夢だこと。


今年5月の記事、中国の「海航集団」参加13社で1兆円損失の衝撃、という記事。

1兆円損失ってすごーい、と思ってた。
破産したら、債務は1兆円かな、超えるのかな、と気楽に考えていた。
企業買収に次ぐ買収で大きくなってきた企業の行く末はこんなもんか。



海航集団、6月には、債権者が1870億ドルを請求する訴えを起こした。
債権者が、この会社は再建不能とみなしたのだ。
1870億ドルは、約20兆円だ。

会社側は、20兆円のうち3分の一は「請求も仕方ないね、」と認め、
3分の一は、「そんなのしらん、」と拒否し、残りは審査中とまだ審査していないのがあるとのこと。


今度は精華紫光集団の経営破綻だ。
総資産が3000億元あるのに、破綻?
3000億元は、5兆円くらい?

安徽省の徽商銀行が債権人だ。
つまり、銀行が金返せ、と主張している。

紫光集団は世界に4万人以上の従業員を抱え、
世界のSIMカード市場の20%のシェアを占める(2018年末時点)。
また中国の先進的なクラウドサービス企業のひとつでもある。
総資産は3000億元で、300社近い子会社を傘下に収め、
間接的に出資している企業は1000社を超える。
紫光ホールディングス、紫光国微などの上場企業も間接的に株式を保有している。

(太字は記事中の文章そのまま)

紫光集団は多数の企業を買収し、台湾の半導体メーカーの筆頭株主になり、
さらに大手の半導体設計企業と合弁しようとしたが、
台湾の半導体関係有識者が国家存亡の危機と見て、
危機を意識していなかった民進党政府に働きかけ、
2015年、その危機は脱した。
そのままだったら、そのころから顕著になってきた米中経済戦争下、
アメリカの経済制裁を受けることになっていただろう。


中国の大企業、国営企業は倒産しないというイメージがあった。

「剛性兌付」(ごうせいだふ)というらしい。

「剛性兌付」とは、「国家・党が後ろ盾の企業に債務不履行はない。
デフォルトしても、政府が資金を補填して債権人の元本は保証してくれる」という“神話”だ。


「上海の上の方の人とつながりがある会社だから大丈夫、」という話を、
前の会社にいる時に何度聞いたことか。
これも神話ゆえの話だ。

中国では、地下銀行的な金融機関が何千社もあった。
2016年、そのうち6000社をつぶし、今は1000から1500社しか残っていない。


中国は家計債務が700兆円ある。住宅ローンとか?
企業債務と合わせると、GDPの2.5倍だ。

剛性兌付の神話ゆえに、融資やローンはふくれ続ける。

風船ははじけるかしぼむ。
悪夢ならさめたらおわりだが、破綻の悪夢は現実だ。






   
2021/07/21(水)
ウイルスとデルタ株とワクチン


イスラエルの保健省が、デルタ株にはワクチン効果が低下と発表した。7月9日。

イスラエルはワクチン接種がどんどん進んでいて、感染者急減したとされていた。
しかし、デルタ株には効果が64%まで下がった。3割減。
ただ、デルタ株は感染力が強いが、ほとんどが軽症だという。

そして今、「3回目接種」へとイスラエルは動いている。

ワクチン効かないみたいと言いつつ、もう一回打ってみようか、って?

ウイルスは変異すると感染力を増す、そして弱いものになっていく。
ウイルスってそういうもの、と木村もりよさんが言っていた。



イングランド公衆衛生局が7月9日に発表したところによると、
ワクチン接種済みの方が、未接種の人よりもコロナ死亡者数が多い、と。

今年2月1日から6月21日までの、陽性後28日以内にデルタ株で死亡した257人を調査した。


257人の内訳は、50歳未満の死者26人。50歳以上、231人。

50歳未満26人のうち、ワクチン未接種が21人、接種済みが5人。
50歳以上231人のうち、ワクチン未接種は71人、2回接種済みが116人、1回接種は42人、不明が1人。


50歳未満の若い世代は、そもそも死亡者が少ない。
50歳以上の高齢者になると、ワクチン接種しているほうが死亡者が多い。2倍。

なんとわかりやすいデータか。

イギリスの場合だ、イスラエルの場合だ、外国の場合だ、と目をつむりますか。
ならば、日本人を調査したデータはありますか。
・・・なさそう。


イギリスのツイート。

コロナ入院患者の60%がワクチン2回接種済みの人だ。
毎日1000人超の入院患者が増える見込み、感染増大中なので。
でも、それでも、ワクチンは効いているんだっ!


わかります、効いていないよ、と言いたいのね。




4月に、フレミング博士がアメリカのテレビでインタビューを受けた時のもの。

コロナウイルスは自然発生ウイルスではなく、
感染を広げ血栓や炎症を増やすように設計されたもの。

ワクチンに組み込まれているスパイクたんぱく質には、このウイルスに人工的に挿入された遺伝子配列を含んでいる。
そして、ワクチンは予想された通り、感染を広げ炎症と血栓を増やしている。

血栓ができやすかったり、炎症を起こしやすい傾向にある人たち、
つまり高齢者、心疾患、糖尿病患者たちに死の兆候が表れやすい。

表面化しているリスクはすべて、炎症と血栓で、通常ならば健康な人にも影響を与える。

スパイクたんぱく質は「血液脳関門」を通過する。
動物実験によると、モデル動物のヒト化したマウスは海綿状脳症(狂牛病)を発症した。
最新のマカクザルを使った実験で、ワクチン接種から約2週間後、
脳内にレビー小体が生成され、炎症が起きた。
レビー小体は、アルツハイマー病やその他多くの神経障害を引き起こす物質。
これをヒトに換算すると、人間に同様の結果が引き起こされるのには約1年半かかる。

世界的時限爆弾だ、と博士は表現した。


私にできること、手洗い、うがい、マスク、今まで通りの地味な生活。





   
2021/07/25(日)
食品値上げの8月が迫る


東京オリンピック2020が開催され、競技が続々実施されている。

せめて選手ご家族は直接会場で応援したかっただろう。
今まで頑張ってきた関係者もその場にいたかっただろう。

とはいえ、良くても悪くてもマスコミには叩かれる運命の東京五輪。
どうぞ無事に進行し、選手たちは力を発揮してくれと祈るばかりだ。



中国では、すでに5月から大雨被害が出ているが、
7月19日、北京でも大雨洪水、河南省の鄭州では地下鉄水没の大雨被害。
ほとんど滝のような雨が、貧弱なインフラの都市に降り注ぎ、高速道路も冠水。

鄭州市の長さ4キロのトンネルは5分で水没し、死者多数。
6000人ともいわれ、その遺体はトレーラーで深夜搬出されている。

こういう時に、避難用ホテルがぼったくり価格になり、
空き家には泥棒が入り、危険この上ない。



アイフォンの世界最大の工場もあるらしく、経済損失は1兆円超か、と。

いまだ雨は降り続いている。
さらに、少し南部の長江河口の上海、天津は、台風6号の直撃を受けようとしている。
港湾は物流の拠点だ。



5月19日の記事、小麦や食料油が値上がりへ。

政府調達の輸入小麦の価格上昇、物流費の上昇で、小売価格も上昇する。


食用油、小麦、大豆の主原料系が値上がりすれば、すべての食品価格が上がる。

8月1日から値上げされるものが多く、
それを受けて、そろそろスーパーでは品薄気味となろう。

異常気象、コロナによる生産と物流の混乱は、すぐに収まるものではなく、
値上がりしたものは下がることはなく、
供給量そのものが不足する品目も出てくるだろう。

さらに、日本では自然災害の季節。

できる備えはしておこう。
少ないもので暮らせるように、生き方も変えるのがいいような気がしている。





   
2021/07/29(木)
オリンピック開会式のいろいろなこと


東京五輪の開会式は、入場行進をテレビで細切れに見ただけで、結局全部は見ていない。

ドローンやピクトグラムなど、あとからネットで見たいと思いつつまだ見てない。

入場行進の音楽は、知らない曲ばかりだが感じよかった。
ゲーム音楽だそうで、ネットでは盛り上がっていた。

あいうえお順の入場行進で、「た」(たいかんみんこく)のあとに、
「チャイニーズタイペイ」入場、「台湾です」を聞いて、うっひょーと思った。
「チャイナ」では怒り沸騰中だろうかと思っていたら、
中国のテレビでは、画面がブラックアウトしたんだそうだ。


聖火台点火のあと、歌舞伎の海老蔵が「暫(しばらく)」の衣装で登場したとのこと。

「暫」の演目の意味は、邪気払いだとイギリスのBBCニュースが教えてくれた。

「暫」は海老蔵の成田屋の持ちネタで、
罪のない善男善女が悪人にとらえられ、まさに皆殺しにされようとする危機一髪の時に、
「し〜ば〜ら〜く〜」と鎌倉権五郎景政が現れ、救う。

まさに時代が必要としている演目だ。

政治家がお友達の海老蔵を開会式にねじ込んだとデマが飛び始めた時、
BBCニュースジャパンがすかさず、「し〜ば〜ら〜く〜」と割って入った形だ。



柔道61キロ級高藤選手の金メダルに始まり、
連日の金メダルラッシュの日本。

産経新聞を購読しているので、一面トップでの大きなカラー写真がうれしい。
朝日や毎日では、一面が暗いんだそうだ。

卓球のミックスダブルスで、水谷・伊藤組が中国を破って優勝。




この決勝では、無観客のはずが中国関係者が大声で応援していた。
「うるさい、」とにらむかのような伊藤選手の気の強さがいい。

水谷選手は、ロンドン五輪後、国際大会への出場をボイコットしていた。
卓球帝国中国を中心とした「ラケットの不正ラバー使用」が原因だった。

水谷選手は、選手生命をかけて、卓球界に横行する不正行為と戦ってきた。
不正行為を許せば、卓球というスポーツの未来がないと考えたからだ。

彼は2012年に雑誌『Number』で、不正行為を告発した。

中国を中心とした外国人選手はグルーに代えて
ラケットの反発力を強くする「補助剤」を現在も公然と使用しているという。

「外国人選手たちは違反だと分かっていながら補助剤を使い続けているのです。
僕は 2009年からずっと補助剤の使用禁止を訴え続けてきました。
しかし、結局ロンドン五輪でも放置されたままでした。」

金メダリストとなったことで改めて水谷選手の発信力が強まり、
注目を集めれば、不正問題のあり方が変わる可能性もある。



スポーツのルールも守らない国が、来年は冬季オリンピックを開催する。





   
2021/07/30(金)
チベット開発と未知のウイルス


チベットの氷河から、1万5000年前の未知のウイルス28種発見。

2015年に、米オハイオ州立大の気候学者や微生物学者を含むチームは、
海抜約6700メートルにあるグリヤ氷冠の頂上から、「氷コア」と呼ばれる試料を2つ採取した。

この氷コアは深さ約310メートルの地点にあったもの。
氷を分析したところ、33種のウイルスが見つかり、28種類は未知のウイルスだった。

これらのウイルスは人間や動物ではなく土壌か植物に由来し、
極限的な環境に適応した可能性が高い。
人間への害はないとみられるという。

科学者の純粋なロマンに資金は必要で、
それが悪用されなければいいと願う。

チベット、つまり中国、そしてウイルス、いやな連想をしてしまう。


鄭州や上海に1000年に一度の大雨と洪水被害が起きている頃、
中国国家主席シーチンピン氏は、できたばかりの鉄道に乗って、チベットを訪問した。

中国によるチベット統治は完璧とのアピールらしい。


今年3月の記事。チベット開発に5兆円投資。

ダムを建設し、世界最大の三峡ダム3基分に相当する水力発電開発に乗り出す。

チベットの豊富な資源は中国のもの。

以下、中国のチベットダム開発関連記事から。


ダムはいくつも建設予定で、ヤルツァンポ川とその支流にはすでに多数のダムがある。

すでに2018年10月に、気候変動に伴う氷河の融解と集中豪雨で地すべり発生し、
ダム建設予定地の上流に巨大なせき止め湖ができている。

現在も、東京ドーム480個分の水がたまっており、いつ決壊してもおかしくない。

チベット高原の氷河は過去50年間ですでに4分の一が消失、
残りも今世紀中に、最大で3分の2が消滅する。

同様の地滑りはこれからも繰り返される恐れがあり、
実際、氷河崩壊に伴う地滑りで近隣国では大惨事が起きている。
今年2月、インド北部でヒマラヤ氷河が一部崩れ大洪水発生、下流で190人が急流に飲み込まれた。


今回のダム建設も、河川下流にある周辺国との事前協議はほとんどおこなわれず、
いきなりの新規ダム建設計画発表だ。
いつもの中国のやり方だ。


中国がメコン川に建設した一連のダムで、下流域諸国では干ばつが悪化した。
もちろん、そんな調査結果を中国は認めず、異議を唱える。

中国が上流に建設したダムを適切に管理し、
洪水が減少し、干ばつ状態が改善される証拠はまったくない。

三峡ダムをはじめ、内モンゴル自治区や中国各地のダムの状況や、
現在の気候変動、異常気象を見れば、大惨事の予感しかない。

人間ごときの知恵で、自然をコントロールできるとは思えない。




   
2021/07/31(土)
新コロとワクチン、陽性と感染


感染症研究の犬房博士の7月29日の動画。

まず、報道では、「感染者」と「陽性」の使い方が混在していて、定義があやふやだ。



今回の動画のポイントは、アメリカCDC(厚労省みたいな存在)が年内でPCR検査中止というもの。

今まで緊急使用として許可されていたPCR検査では、新コロとインフルの区別がつかない。



ワクチン接種の割合を、イギリス(白人割合の多い国、接種60%超)、
日本 (40%)、ベラルーシ(白人多い国、ワクチン全然進んでいない)で比較。



ワクチン接種後の感染と死者の3か国での比較。

イギリス:感染激増、死亡激減。
日本:もともと感染も死亡も少ない、
ベラルーシ:貧しくて何も対策してないのに感染も死亡も少ない。



ちなみに、イスラエルは集団免疫獲得されるはずの6割超ワクチン接種完了、デルタ株感染急増中。

ワクチンは半年しか効果がない説の実例だ。



このイスラエルのデータを見て、シンガポールではコロナを「はやり風邪」の扱いに方針転換。

イスラエルのデータによると、イスラエルの去年の新コロ致死率は2〜3%だったが、
ワクチン完了後は、0,3%まで低下しており、
季節性インフルの致死率0.1%と大きな差はない。

イギリスアメリカでもコロナを普通の風邪あつかいにする方向に切り替えたようだ。


アメリカの去年2月から今年2月までの保険請求の内容分析によると、
陽性者の25%にあたる人が後遺症で医薬のお世話になった。

痛み、呼吸困難、高血圧、疲労、などである。

その割合をそのまま日本に当てはめると、現在まで累計88万人のPCR陽性者のうち22万人が、
同様の症状で医薬のお世話になっている計算になるのか?


・・・という動画だった。
犬房先生は、喫煙肥満を避けて、よく眠ってストレス減らそうと提言する。


現在、新コロは「2類感染症」に分類されている。

ちなみに、1類感染症には、エボラ出血熱、ペスト、などがあり、
2類感染症には、ジフテリア、SARS(重症急性呼吸器症候群)、鳥インフルHSN1、など、
3類感染症には、コレラ、腸チフス、など、
4類感染症には、狂犬病、エキノコックス症、日本脳炎、発しんチフス、などたくさん、
5類感染症には、インフルエンザ、ウイルス性肝炎、百日咳、風疹、おたふくかぜ、など、たくさん。



新コロを2類感染症指定から5類に引き下げようという動きはすでに去年の8月にはあり、報道もされていた。
いまだに2類扱いされているのはなぜか。
新コロのいったいどこが2類感染症相当なのか。
あおられ続けて恐怖に流される人がいるのが信じられないが、現実だ。

マスコミは大きな嘘をつき、壮大なデマを流し続ける。

2類に分類することで、得をする業界なり人物たちがいるのだ。
それは、マスコミも加担していて、彼らと同じ穴のムジナである。





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